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石の宝殿と楯築遺跡・その7 吉備路・楯築遺跡

2017-06-17 23:27:18 | 旅行記・山陽 山陰
6月4日 日曜日

そろそろ昼近い。地図によると「惣爪党跡」を通り越したら、吉備路史跡巡りコースから外れて、矢部橋を渡って楯築遺跡に向かおうと思ってたんだが・・・。


↑足守川

あれっ? 惣爪党跡が見つからず、新黒住橋を渡ってちゃったよ。もう、Googleマップだけが頼りだ。
あっ、多分あの山が楯築遺跡の古墳だ。


古墳の麓は、昔からの農家でそこら辺までは自転車で行けたんだが、そっから上の新興住宅街の坂道は、おばさんの私は自転車に乗って漕ぐことはできず、自転車を押して歩く。しかも、なんの看板もないぞい。適当に上に続く道を選ぶ。と、「王墓の丘史跡公園利用者以外は駐車ご遠慮ください」という注意書きがある駐車場が見えてきた。

やったあ!着いたあ!ネットで下調べした、入り口があった!

ちなみに、左端の自転車が私のこの日のお供。

④楯築遺跡



看板の古さからも分かるように、住宅街を作ったりして、古墳を壊して、ヤバいと思ったのか慌てて公園にしたものの、後はほったらかしという・・・。

 
無駄に立派な道を歩くと、悪名高い給水塔が見え、その右にご神体となったしまった亀石を保存している倉庫。

ここの向こうが、日本のストーンサークルと言われている楯築遺跡だ。





真ん中の一番大きい石の裏側↓


この石の向こう側には、最上稲荷の、27.5mある大鳥居が見える。


一番大きい石の右側の高い石は、祠がくっついてる。
 






明らかに、建築物の一部だよなあ。

入口側の石を裏側から見た時と、横から見た時。
 



社というか、倉庫の縦長の小さな窓から、本物の亀石を見ようと覗くと・・・。
 
ないじゃん。出張中かな?

でも、大丈夫。この亀石のレプリカは、上野の国立博物館と、千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館で見たもん。
 


上の写真は、国立歴史民俗博物館で撮影。吉備路の古墳や楯築遺跡についてもきちんと展示してるんだけど、今HP見たら2019年春まで閉館中なんだ。
去年行っておいて良かったわい。

公園入口付近にあった、古墳散策路にも行ってみたんだが・・・。

路なんて、ここだけで。あとは荒れた山だ。根っこだらけで、上り下りが大変。

 
ここが多分、一番古墳として分かり易かったが、あとはさっぱり分からん。


ただの山だった。








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