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旅行やら映画やらの独り言

「イエスタデイ」

2019-10-26 21:00:04 | 映画
わーい、わーい! ダニー・ボイルだ! YAHOO!のレビューも、4.1越えだあ!

と、期待して観たら・・・。

いやあ、ほんわかした、良い映画だったよ。ビートルズの曲も、私レベルでも全曲知ってたよ。



主人公が交通事故で飛ばされて着地したパラレルワールドには、ビートルズだけでなく、コーラもなくて。
ビートルズもいないから、オアシスもいなくて、オアシスの兄弟は喧嘩もなく仲良く暮らしたのかな?
なんて、想像しながら観たし。



12分間の全世界停電だったから、主人公以外にもこの世界に飛ばされた人がいて。
その人達とのハッピーな出会いで。
別の人生を歩んでた、ジョン・レノンも出てくる。
最後ももちろん、ビートルズの曲に乗ってのハッピーエンド。



でもさあ、まず、主人公に魅力がない。もう、事故の後の歯がない顔なんて・・・。
この男に、なんで、魅力的なリリー・ジェームズ演じるエリーがずっと尽くし続けているのかが分からん。
おまけにこの男女、27歳にもなって、恋愛に関して何をしてるんだ?
中学生せいか?
映画のメインテーマは、二人が無事にベッドインするかどうかだ。
エリーが振ったキャビンの方が絶対、いい奴だと思うんだが。



ビートルズも、個々の曲の魅力は良く描かれていたけど、
音楽史におけるバンドの存在に関しては触れられていない。
主人公が飛ばされた世界では、ローリング・ストーンズは存在してたけどさあ。
レディー・ガガもいた。って事は、クィーンもいたんだ。
モンキーズとか、ベイシティローラーズとかはいたのかな?
吉田拓郎は「ビートルズが教えてくれた」を歌えないじゃないか。



ビートルズがいなくても、現在の音楽シーンはそのままなのか?
それは、ビートルズに対して、むしろ失礼過ぎるだろう。

結局、ダニー・ボイルはビートルズを愛しているのか、そうではないのか。
疑問。



エド・シーランはいい奴だ。彼の音楽は、58歳の私にはちょっとムリだけど。

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