晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

原発から1kmの街へ

2012-04-24 06:54:33 | 仲間たち
フグ刺しとタイ釣りを求め福井県の美浜に向かうが
すさまじい嵐とも言える雨と風が日本海から吹いていました

午後から予定していた釣りどころか立っていることもままならない
敦賀の温泉施設で身体を休め、夕方宿に入るが
3階の窓を打つ雨と風、なんとそれは風にあおられた波しぶきだったのです

とんでもない時に来たもんだと思うが料理はフグ三昧
普通だと透き通るような厚みなので数枚一緒に食べるが
ここのは違いました
3倍はあるかとの厚みは1枚で十分な噛み心地です



前日の嵐の名残りも無くなった近くの海の釣り堀に行くと
眼前には美浜原発とその奥にはもんじゅがある

1年前までは何の抵抗感もなかったが
糸をたらす景色の向こうに原発とは
いかにも不釣合いな光景に見えてしまいます

旅人は1日で去るが、住み生活する人たちは
毎日がこの現実と向き合って生きていかねばならない

いくら原発を受け入れた地元とは言え小さな港町が
こんな大きな問題を決めれるすべもない

国と電力会社の責任がいかに大きいか
現実との落差を感じた二日間の旅でした


コメント
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