晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

地縁社会のこれから

2013-02-22 08:00:04 | 地域の文化や出来事
農村における地縁社会は、貧しいがゆえ生活のために
近くに住む人々との協同作業から生まれたコミュニティであり
そこに住む限りは参加が不可欠なものであった
従って、冠婚葬祭においても共同の絆で結ばれ
助け合って生きてきた

反面、都市部ではそうした隣人関係が面倒でうとましいものとされ
その絆が希薄なだけ
かえって地域社会における自分の居場所が無くなっているのも事実だ

両者を対立させるつもりはないが
どちらも見習う点や改善する点があることも事実

田舎に住む身としては
かってのような協同作業でしか生活できないという時代でなくなっている
ことに冠婚葬祭や地域環境の維持管理などの相互扶助のあり方は
重荷になっていることも多く見直しが叫ばれてきた

何よりも過疎化と少子高齢化の深化がすすむ地域としては
担い手不足が決定的となっている

先日行われた近所の葬式の折り
これからの葬式組の位置づけとか役割を話し合い
できることは簡素化していこうと決めた

何ごとも無関心でいては前に進まない
まずは一声あげることでしょう
コメント
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