晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

京都の進歩と伝統

2014-04-04 06:45:31 | 地域の文化や出来事
菩提寺の本山がある妙心寺に参拝しました
平日の京都は割と静かな雰囲気で、行く先々で満開の桜がお出迎えしてくれる
何年ぶりかの妙心寺行きであったが、たまにはこうして神聖な気持ちを作ってくれる参拝もいいのかな



広い境内を歩くと、650年前に開祖したという宗教文化の重みが感じられる光景があちこちに見れる
権力と宗教の歴史が垣間見れるのも、京都ならではのことなのでしょう



寺の玄関で、まず目に入るのが一つの宣言文です
それは、福島の原発事故を受けて、原発に頼るのはやめようという内容です
寺の総本山が、ここまでの発言をするには高い決断が必要だったのでしょう
どこかの公共放送の会長が、政権よりの発言で物議をかましているのと対比して、
清々しい気持ちで参拝できたような気がします
古きものを残す努力と、明日への新たな提言をする、京都の進歩と伝統を見ることが出来ました



その横で、天然資源である太陽光発電のモニターが表示されていて、
物を言うなら、こうしましょうという理屈が通っていていい



後で寄った六角堂と枝垂れ桜は絵になると思い、思わずシャッターを押す

三歩いけば、寺にあたるぐらい様々な神社仏閣が連なる京都ですが、
本当なら、じっくりと時間をとって巡りたいものです
コメント
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