晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

桜に負けじと咲く

2014-04-07 06:25:11 | 山野草鳥獣花
防寒着を取り出すぐらいの、冷たい風が吹き抜けた日曜日、
満開の桜は桜吹雪となって散っていました。
懸命に散るまいと、枝にしがみつく花たちとのせめぎ合いです。

春の花といえば、桜が定番ですが、
畑に目をやれば負けじと咲く花も鑑賞に値します。



ピンク色に輝くのは桃の花で、
みどりが少ない果樹畑を華やかに飾っているかの光景です。



もう一つ、桃の仲間でプラムの花は、
一転、清楚な白を基調とした姿ですが、
こちらも青空に映えています。

「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」は、
林芙美子の歌にも詠まれた人生訓ですが、
咲く花は、季節の中では貴重な一瞬です。
人生には花を見る心の余裕が欲しいものです。
コメント
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