晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

今年は厳しいか

2017-09-27 06:16:53 | じねんじょ
秋と言えば実りの秋です。
稲作や果樹の多くが収穫されます。

ジネンジョも秋の収穫物ですが、
サツマイモなどのイモ類の中では遅く、
掘り上げは11月下旬ですからまだ2ヶ月近くあります。

さて今年の出来はどうだろうか。
これはムカゴから育てて来年の種イモ用です。
掘ってみないと分からないが今のところ順調です。


今年使う薯はどうだろう。
正直厳しいです。
その一つは、
春の種イモの植え付け時に、芽出しを失敗して多くを腐らせてしまったこと。
二つ目は、
今月の台風で一部が倒れて蔓が切れて生育が止まってしまったこと。
三つ目に、
まだ二ヶ月近くあるのに蔓葉が枯れはじめたこと。
炭疽病が蔓延し始めており、
防除薬を散布しているが好転の兆しが見られません。
10年以上栽培しているが今年は最悪の年となるか。

このままいけば贈答用の提供は無理で、
ファミリー用のカット自然薯もかなり厳しい状況です。
冷凍すりおろしのみの提供になるかもしれません。

試し掘りを11月中旬に行いますが、
例年事前予約していただいている方には、
10月にもお断りのお知らせをすることになりそうです。

山中のジネンジョ畑はイノシシの巣窟ですが、
電気柵に守られて今のところ、獣害だけ無いのはせめてもの幸いか。
柵の外はイノシシに荒らされ放題です。


今日は部会のみんなとで、
自然薯づくりの発祥の地である三河の山奥へ、
見学と研修に行ってきます。

< ジネンジョ何年やってもど素人 >
コメント (2)
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