晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

救命率50%以上を

2017-09-12 06:28:48 | 地域の文化や出来事
9月に入って一雨ごとに秋の気配が漂います。
雨晴の間隔が短くなり今日は朝から雨模様です。

昨日は消防本部の職員らと立ち会って、
町内の集会所である地区センターに、
AEDを設置するための調査を行いました。


心臓や呼吸が停止すると10分で、
ほぼ100%の人が助からないと言われています。
しかしかっては陸の孤島と呼ばれた我が地区は、
救急車を呼んでも15分以上かかります。

こんな救急空白を無くそうと、
市は公共施設やコンビニへのAEDの配備を進めてきました。
今回は夜間でも使えるようにと、
主に小中学校の屋外に取り付けることになり、
我が町内もその対象となりました。



AEDは-5℃以下になると機能しません。
簡易空調機能を有した収納箱のため電源が必要です。
唯一屋外にコンセントがあるこの位置に決定です。
出幅があるがここなら通路でないので大丈夫でしょう。


設置の決め手となったのは遠距離であることが第一ですが、
ここ数年区民ぐるみの防災訓練を頻繁に行うなど、
地区民の防災意識が高いことと、
市長と語る会でも要望を出していたことです。

実現のポイントはきちんと要望を出すことと、
たとえ面倒なことであっても、
自分たちがやるべきことは汗を掻くってことでしょうか。

運用開始は来年の8月からですが、
来年は全区民対象の訓練を行い、
AEDを5分以内に使って救命率50%を目指します。
勿論2分で使えば80%となります。

< 山奥でも命助けるAEDなり >
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする