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2019.4.12 「馬追丘陵」  早朝トレーニング登山開始!

 4月に入って夜明けが早くなった。

そこで先週から早朝のトレーニングを開始した。

夜明けが遅いと、どうにもおっくうで控えていたものだ。

毎年4月から晩秋の11月までの間、

週に1~2度程度の早朝トレーニング登山を実施している。

以前は札幌市内の山でこれを実施していたが、

馬追丘陵を知るようになってからは、この辺りに通い詰めとなった。

馬追丘陵だと終業後に一旦帰宅してシャワーを浴び、

自宅から30分で着ける。

長沼スキー場の麓で車中泊して翌早朝に登って帰宅し、

朝食を摂って出勤するパターンだ。

朝食は納豆、バナナ、ヨーグルト。

 先週スキー場の麓で車中泊準備をし、

酒を飲んでいると、窓をコンコンと小さく叩く音!

「誰だ?」とスライドドアを開けると警察官だ。

「ここで何をしているんですか?」

「山に登るんだよ、明日の朝」

「ああ、山登りなんですかあ・・・」

この二日前に今年始めてここで車中泊をした。

そのときにリフト乗り場のすぐ近くにある農家の灯りがついていた。

この農家は一昨年まで人が住んでいたものの、

昨年は栗山町にでも居を構えたのか、

昼間農作業をしたあと車で立ち去り、

家に灯りが灯ることはなかった。

だからこちらもそこで落ち着けたものだ。

そして今回はその灯りをつけた農家が、

一晩中駐車している私の車を見て不審に思い、

栗山警察署に通報したのだ。

警察官によると、住人がかわったよう。

ああ、めんどくせ~

 私の年齢になると、いくらトレーニングを積んでも、

体力が向上することはない。

現状を維持しようと思っても、それすらすることができないしまつだ。

そんな状況の中、トレーニング登山を重ねるのは、

身体が記憶している“山登りモード”を忘れさせることなく、

いつでも週末の山登りに、スムーズに対応できるよう備えるためだ。

定年後今の会社に勤めて、

何もしないでいることのマイナス面を嫌というほど体験した。

 早起きは辛い。

起床は4時45分。

すぐ外に出て簡単にストレッチをする。

そして5時ちょっとにスタート。

今はまだ積雪が残っているので車道を回避し、

雪面をショートカットして電波塔のそばの車道に上がる。

それから砂利道を歩いて「文学台」まで行き、

石狩平野の広大な風景を眺める。

その後一旦駐車地に戻り、スキー場下部まで下る。

そして広いスキー場を登る。

短いスキー場ではあるが、斜度があってなかなか良い負荷が得られる。

しかしそれよりも何よりも、広い景色大好き人間の私には、

このスキー場とそこから見る下の風景がたまらなく好きだ。

だから毎週毎週通える。

馬追丘陵は誠にありがたい存在だ。

 

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