goo

2020.2.29 『587m峰』(点名:金尾別沢)  シューパロ湖を越えて

 27日にKasaneと『796m峰』に登り、  

シューパロ湖を見下ろした時、

その東側に一筋の尾根が見てとれ、

目で負う先端にピークを確認した。

帰宅して調べてみると、

三角点を有するピークだった。

それを今回狙ってみることにした。

 土曜の朝Hiromi を迎えに行き、

夕張からシューパロ湖に向かった。

27日同様この日も素晴らしい晴天だ。

シューパロ湖越しに見る純白の『夕張岳』が美しい。

 8時15分、シューパロトンネル三笠側出口そばの駐車地をスタート。

即シューパロ湖に降り立った。

そして全面結氷したシューパロ湖を渡る。

足元は分厚い氷で覆われているのだが、

湖の上を歩いているので、

何とも気持ちは落ち着かない。

日頃から水が苦手なHiromi はビクビクしている。

「もしAmigoさんが割れた氷から落ちても、助けられないから!」

ほんの10分ほどで湖を渡りきった。

するとダム湖の水が覆ったために枯れたカラマツの林が現れた。

何とも幻想的な光景だ。

そして元気なカラマツの林へと続く。

しばらくカラマツの林を進むと、

目の前に林道が現れた。

この林道は進むべき方向に伸びていたので、

可能な限りそれを利用することにして進む。

そして間もなく大きく蛇行を始める地点で尾根に取り付いた。

ところが尾根を登ると、

一段上でまた林道が現れ、

広い土場が目の前に広がった。

その後林道は進むべき尾根筋を離れようとしたので、

再び尾根に取り付いた。

この細尾根はブッシュが少々うるさかったものの、

長くは続かず尾根の頭に上がった。

そして尾根筋を進むが、

いくらも歩かないうちに、

古い作業道が現れた。

これが役に立った。

作業道はどこまでも尾根筋に沿って伸びている。

もうここまでかな?

と思ってそれを離れてみても、

その先でまたつながっている。

助かった!

Hiromi とラッセルを交代しながら、

ブッシュのない快適な作業道を進む。

尾根筋は小さなアップダウンを繰り返して行く。

進行方向左手には美しい『夕張岳』が見えている。

そして11時30分、三等三角点「金尾別沢」

ピークは樹木に覆われて、

視界が利かないと思っていたが、

南側の樹木が切れて、

これまでに登ってきた夕張の、

「真谷地」(754m)や「上真谷地」(751m)が見えている。

また27日に登った「本遠」を、

東側から眺めたのは初めてで新鮮だ。

日射しいっぱいのピークで昼食を摂り、

下山は登路の尾根とは違う、

一本南側の尾根を下ろうと思っていたのだが、

ピークから尾根筋を目で追うと、

かなりアップダウンが激しそうなので、

登路で付けたトレースを下ることにした。

片道5kmの尾根筋は意外に長く感じた。

湖まで下り、また少々緊張しながら湖を渡って、

13時55分、駐車地。

この位置から入浴に向かう温浴施設は、

三笠の「湯元」が一番近いので、

そちらで汗を流し、

再び大夕張にもどって車中泊とした。

そして今日夕張の新たな三角点に立つ予定だったが、

今朝目覚めるとひどい雪模様!

おまけにガスが低く下りて何も見えないので、

その場を離れて馬追丘陵まで戻った。

今日は『長官山』でのトレーニングということでおしまい。

最後はやっぱり「サイゼリヤ」!

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )