北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.3.13 『鳩ノ巣山』(622m) Kaoruのステップアップ登山
先週の金曜日は、
先月スノーシューを購入したkaoruの、
二回目の山行とした。
kaoruは自営の仕事を続け、
何かと忙しいので、
なかなか予定が合わない。
今回も当初はkaoruに、
仕事の予定が入っていたのだが、
突然キャンセルになったものだ。
私としてもスノーシュー購入の際、
迷っていたkaoruに、
ちょっとだけ背中を押した責任がある。
二回目のスノーシュー山行は、
夕張市の『鳩ノ巣山』とした。
この日の朝夕張市で合流し、
鹿の谷山手町の旧夕張北高裏に移動した。
除雪車で開けられたスペースに、
車二台がスッポリと入った。
9時30分、駐車地をスタート。
この日も素晴らしい晴天だ。
これで三日連続で、
好天の中を歩くことになる。
歩き始めてすぐに、
東の『鳩ノ巣山』に続く尾根にのった。
尾根はアップダウンを繰り返して、
徐々に高度を上げて行くが、
特に急登の部分で、
登りやすい箇所をうまく選んで歩く訓練として、
kaoruに先を歩かせた。
もうかなり雪が締まり、
ラッセルの必要がない。
kaoruはスポーツインストラクターであるだけではなく、
マラソンランナーでもあるので、
体力には何ら問題がない。
時折急登でスノーシューを滑らせ、
雪面に手をつく場面があるものの、
概ねスイスイ登っていく。
そしてCo.450で正面に純白の大斜面が現れ、
最後の急登となった。
登るほどに背後に雄大な風景が広がる。
このルート中の最大核心部だ。
南の「マウントレースイスキー場」が美しい。
その斜面にスキーやスノーボードで滑り降りた跡は、
全く見受けられない。
「立ち入り禁止」処置が守られているようだ。
しかしそれを開放していたなら、
夕張市にいくらかでも金が落ちたものを、
などと考えずにはいられない。
とにかくもったいない風景だ。
純白の大斜面を登りきると、
『鳩ノ巣山』の三角点ピークまで、
広い広い頂稜を歩いていく。
その広さと長さには、
kaoruも驚いたようだ。
11時15分、四等三角点「鳩の巣山」。
点名の「の」は平仮名だ。
一応記念撮影をして、
大斜面の上まで戻って昼食とした。
そして下山だが、
これがまた面白い。
kaoruがスノーシューで滑ろうとするのだが、
膝が入っていないので、
すぐに突っ立った状態で尻もちをつく。
いったい何度尻もちを重ねて下っただろうか?
それでも駐車地が近付くと、
「あれぇ、もうおわっちゃう~」と、
とても残念そうだ。
まだまだ下りでの、
滑る訓練を続けたかったようだ。
またそれは次の機会に、
と言うことで、
12時40分、駐車地。
結果kaoruは楽しく満足したようだ。
歩きながら常に鼻唄混じりだったのが印象的だ。
また山歩きを楽しみましょう!
夕張を離れたあとは、
この日の午前中仕事だったHiromiを迎えに行き、
芦別方面へと車を走らせた。