北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2016.11.6 『長官山』(254m)
『坊主山』から下山後、帰路で長沼の馬追丘陵に寄った。
今朝ここを通った時より積雪量は増している。
ずうっと降り続けていたようだ。
先日Hiromiとこの馬追丘陵に初めて足を踏み入れた。
それは国道の南側に位置する「静台」だった。
そのときに麓の案内板を見て、国道の北側に位置する『長官山』なる里山が存在することを知った。
この山の名は「ちょうかんざん」と読むという。
山中の案内板にはそう書かれていた。
しかし、無意味かもしれない反論!
「ちょうかんやま」でいいじゃないの~
何故「ちょうかんざん」などと重みをもたせるのかねえ?
大げさだねえ・・・
13時10分、駐車地をスタート。
車は「静台」への登り口に止めた。
そして後で『長官山』の登山口に広い駐車スペースがあることを知った。
馬追温泉の横を抜けて入山するのだが、その馬追温泉で飼われている犬が吠え立ててうるさい。
入山して少し平坦な道を歩くと、突然尾根筋に付けられた急な道を登ることになる。
ただ長くはないし、周囲の雰囲気がよく、快適に登れる。
針葉樹林の中を行くのだが、この風景が美しい。
同じ針葉樹林帯でも、先日の「静台」方面では感じられなかった美しさがここにはあった。
隣同士のこの山で、いったい何が違うのか?
降り積もった雪のせいだろうか?
従って退屈をする間もなく1.6kmの山道を歩き、
13時45分、展望やぐらの建つ頂上。
あいにく低いガスの影響で、周囲を見渡すことはできなかったが、
晴れていれば良い風景が望めることを確信。
頂上での記念撮影に、敏が「長官」の名にふさわしいポーズを敬礼と提案。
了解して実行したものの、Hiromiはトンチンカンだし、
Toshiも敬礼はしたものの、左手を腰に当てて偉そうだ。
ちゃんと決めなきゃダメだっちゅーの!
下山はやはり雪と落ち葉のクッションを味わいながら快適に。
14時10分、駐車地。
こんな素晴らしい里山に歩道が付けられているとは知らなかった。
いいなあ、里山・・・
下山後、最寄りの長沼温泉で温まり、
久々の3人登山に心を満たされ、幸せ気分で帰途に着いた。
、
2016.11.6 『坊主山』
昨夜の宴会を受けて、今朝はゆっくり出発でToshi、Hiromiと
札幌の山に登ることにしていた。
ところが今朝起きて外を見ると、ワッサワッサと雪が降っている。
そしていかにも積もる勢いだ。
これでは札幌の山どころか周辺の山々も、かなりの積雪状態になったものと推測される。
そんな積雪が、これまた中途半端でひどく歩きにくく、山の選定に難儀する。
しかしそんなときは穂別の『坊主山』だ。
『坊主山』は西から東に流れる雪雲の南限からわずかに外れており、
雪が少なく、他所では天候が優れないのに、ここだけ晴れということが多々生じる。
困ったときの『坊主山』。
今朝早速ToshiとHiromiに変更を連絡し、申し訳ないが我が家に集合してもらった。
8時過ぎに私の車で出発。
江別から長沼を抜けて由仁町へ。
激しく降っていた雪も、由仁辺りまで走ると小降りとなり、辺りの積雪もぐっと減った。
そして夕張から穂別方面に向かうと積雪はほとんど無し。
天候も札幌よりはかなり良い状態だ。
土壇場での変更が当たった。
10時ちょうど、『坊主山』登山口をスタートした。
積雪は5cmほど。
登山靴が汚れなくていい。
スタートしてすぐのカラ松林が今日も美しい。
樹齢は不明だが、見るからに大木と化しており、
伐採して木材にされる日が近いことを連想させる。
そんな伐採された後の坊主状態も見てみたい私である。
歩を進めるほどに積雪量は徐々に増して行くが、予想通りそれほど深くはならず、
上部の深いところでも20cmほど。
淡々と登って、
10時45分、頂上。
曇り空から幾分雪が舞い降りるも、出発してきた時点での降雪模様を考えると、
ラッキーッ!!
晴れると素晴らしい眺めが広がる頂上。
この山も何度登っても素晴らしく、大好きな一座だ。
頂上には長居せず下山を開始。
適度な積雪は下降時にかかる膝や足首への負担を軽減してくれる。
ふかふかとしたクッションになるのだ。
そんな心地よい下降を終えて、
11時20分、登山口。
まだ時間が早いので、移動してもう一座に登って帰ることにした。
2016.11.5 「忘年会」
昨夜は『ミニ山の会』の「忘年会」とした。
これからの季節はいつ集まろうとしても、
特にToshiとAotaが忙しく、必ずどちらかが欠けることが予想される。
久しぶりに全員が集まり、飲んで食べて笑って!
皆冬に向かって、何かと道具を揃えだしている。
そんな話しでも盛り上がった。
最後は所要で先に帰ったAotaが皆にくれたファイターズの
海苔を持って記念撮影。
楽しかったねえ。
今回もたらふく飲んで食べて、一人2000円。
信じられる? この安さ!
「サイゼリヤ」は素晴らしい!
2016.11.5 『神居尻山』(947m)
天気予報が良くない週末。
今日の昼までに帰らなければならなかったので、
昨夜Hiromiを拾って『神居尻山』へ。
麓で車中泊し、今朝『神居尻山』に登った。
着いた時からダラダラと地味に降り続く雪。
積雪量が若干気になったが、問題となるほどは降らなかった。
道民の森最奥の駐車場からBコース登山口へ。
6時40分、Bコース登山口をスタート。
まだ雪が少ないので、夏道に沿って登る。
積雪は麓で10cm。
それがB、Cコースの上部合流点から北に伸びる尾根上では30cmに達した。
そして登るにつれて積雪量は増え、吹き溜まりも現れる。
この積雪状態を確認するのが今回の大きな目的だったが、
今年は積雪状態になるのが早い。
この『神居尻山』で最も積雪状態の遅い時期は、私が知る限り、
12月の10日くらい。
その年12月の初旬に登っても、全く雪がなかった。
もう10年以上前のことだが。
登るにつれて深さを増す積雪は、
B、Cコースの上部合流点から先に進むと、吹きだまりの連続となり、
腰まで雪に埋まる場面がしばしば。
毎年のことではあるが、
あっという間に気持ちを積雪期モードに切り替えさせてくれる場面だ。
しかし、雪との格闘は飽きる。
それに吹雪状態で、頂上に立っても展望が望めないことから、
8時40分、撤退開始。
頂上まで約150mの地点だった。
下りは登りでつけたトレースを利用し、同コースを下山。
9時30分、駐車場。
予想よりも積雪が多く、吹雪でもあったので、
冬山に向けてのよい訓練となった。
2016.11.3 乃々と遊ぶ「文化の日」
今日の祝日は乃々と過ごす日。
いつものように朝乃々を迎えに行き、弟「虎」の顔を見て我が家に戻った。
と、その前に買い物もした。
スーパーでの買い出しだが、我が家はババと二人だけの生活になっても、
相変わらず貧乏暇なしで共稼ぎのため、買い出しとなると量が多い。
その買い出しに、これまでは乃々を連れて行くと遊び中心で走り回り、
とてもとてもゆっくり買い物なぞしていられなかった。
それが今日はフツーに歩を進めながらの買い出し。
成長したんだわぁ、乃々!
今日はまず朝からそんな乃々に驚いた。
一旦帰宅し、家の中で少々遊んだあとは、これまたいつものように野幌運動公園へ!
我が家に着くと同時に湿った雪が降り出した。
それが結構激しくなり、いくらかでも積もる勢いだ。
それでこの春まで履いていた冬靴を履かせてみるも、きつくてぜ~んぜんダメ。
野幌運動公園へ行く前に靴屋に行って冬靴を購入。
色々履いてみて、ちょうど良いサイズは21cm。
ババの靴は22cmだ。
ひぇ~っ!!
ババが追いつかれるーっ!!
野幌運動公園に着いて、昼も近いことから、まずは腹ごしらえ。
「乃々ぉ、今朝何食べてきたの~っ?」
「しろめしぃ~」(乃々の家庭では白飯=はくはん のことを「しろめし」と言うようだ)
「おかずはぁ?」
「ないよ~ しろめしだけ~ のんちゃんしろめしだいすきなんだよねぇ~」
どうやら寝坊をしたらしく、慌てて口に入れたようだ。
小学校に入り給食を食べるようになってから、
こんな昼食風景の中でも食が進むようになった。
お腹がいっぱいになったあとは外遊び。
いいように雪が積もってきた。
直前に買ってきた冬靴も履きやすそうで、広いところに連れ出すと、
早速「あはは、あはは」と笑いながら走り出す。
私の孫は、私同様広いところが大好きだ。
そしてまずは雪玉を作って攻撃されるジジとババ。
乃々の雪玉がしょっぱなから私のカメラを直撃!
レンズに当たり、フタの開閉ができなくなってしまった。
しかし何度もon、offを繰り返しているうちに回復。
「ホッ・・・」
続いて雪だるま作り。
今更だが、乃々は湿った雪の玉を雪面に置き、コロコロ転がしているうちに、
小さな雪玉がどんどん大きくなることを知らなかった。
そんなことは毎年やってきたつもりだったがなあ・・・
それが乃々にとっては感動で、一生懸命重い雪玉を押して転がす。
そしてもう動かせなくなると、「ジジ手伝ってぇ!」
ジジとババも応援して、最後にはできましたぁ、雪だるまぁ!
湿った雪だから、防寒具を着せてもべちゃべちゃに濡れ、車に戻って着替え。
帰宅してトランプ、すごろく、福笑い等をして遊ぶ。
そんな中、突然乃々がソファーの陰に座り込み、声高らかに絵本を読み始めた。
「白雪姫」だ。
小さい頃から何度も何度も読み聞かせたものだ。
その「白雪姫」を読む乃々、
スラスラ、スラスラと、流暢な読み方に、ついついジジとババは聞き入ってしまい、
終わった時には思わず拍手!
いやあ、成長した。
素晴らしい!
ホント、めんこいねえ・・・
2016.10.31 『白旗山』(322m)
月曜の『野牛山』を下りてから昼食を摂り、
直近の『白旗山』に登ってみた。
「登ってみた・・・」、そう初めてである。
クロスカントリースキーのフィールドとして、あまりにも有名な『白旗山』。
しかもそれが札幌市に存在するので、さぞかし手入れが行き届き、
駐車場も舗装された公園なんだろうと思い込んでいた。
例えば『藻岩山』の旭ヶ丘公園登山口のような・・・
それでこれまでこのあたりを通っても、登ってみようという気にはなれなかった。
そんな思い込みの強い山も、雨の中となれば寄ってみようという気になったものだ。
そして何も考えず、「有明登山口」に入ってみた。
心細く細い未舗装道路を進むと、間もなく広い駐車場が現れた。
舗装された公園の中の駐車場を勝手に思い描いていたが、全く違っていた。
地面は少々汚いくらいの駐車場で、ゲートが閉ざされ、その先は林道のようだ。
ゲート横に案内板があり、それによると『白旗山』へは4つの登り口があるようだ。
そしてこの有明口からが一番短い。
13時45分、駐車場をスタート。
すぐに林道をゆっくり走行するパワーショベルが目に入った。
それを目にしたHiromi、「あっ、トラック・・・ トラクター?」
まるで世の中のことが分かっていない天然である。
パワーショベルはカラ松林の伐採作業を行っていた。
そのキャタピラ痕で林道の表面がドロドロになり、歩くのが不快だった。
しかし、パワーショベルに近付くと、オペレーターがわざわざショベルを移動して道をあけてくれた。
その後キャタピラ痕を抜けると、地面はよく締まり歩きやすい。
更に高度を上げて行くと、地面は草付きだ。
そしてなかなかの斜度である。
ただ、ゲートから2.4kmの行程は短い。
14時15分、『白旗山』頂上。
下山は道を変えてみた。
ここは同じく札幌の「白川市民の森」や「盤渓市民の森」に似ている。
下山に利用した遊歩道もなかなか傾斜があり、登りに利用するとよいトレーニングコースとなる。
14時45分、駐車場。
いやあ、意外だった。
予想をはるかに超えて良い山であった。
まだまだ身近にも知らない山があることを再認識して、
天候不順な中ではあったが、豊かな気持ちで帰途に着いた我々であった。
2016.10.31 『野牛山』(539m)
昨日(月曜)の朝、8時に『伊達紋別岳』麓で目覚めた。
そう、8時だ。
よく寝られたもんだあ~
明け方車の屋根をたたく雨音で一旦目覚めたが、
それでやる気をなくして長く眠ることができたか・・・
Hiromiは相変わらず激務が続いているので疲れ果て、
こちらが起こすまで目覚めることはない。
起きてもしとしと降る雨にモチベーションが上がらず、
長い距離を歩くことを避け、札幌に戻って短い行程の山に登ることにした。
支笏湖から幌美内経由で滝野へ。
滝野丘陵公園の「青少年山の家」ゲートを目指す。
最寄りの市道を走っていると、色あせたピンクの家屋が目に付く。
そこが入口だ。
そして道なりに進むと「青少年山の家」ゲートの前を通るが、そのまま直進。
右奥に最終人家が見え、その一軒手前、左側に見える家屋横が登山口に続く林道の入口となる。
昨年初めて登ってみたのだが、案内も何もなく、この道でいいのかと首をかしげながら入山した。
駐車場はなく、道路脇に車を止める。
車から降りるなりHiromiが林道の入口にたたずむ家屋を見て、
「このうちいいなあ。気に入った、売ってくれないべか?」
さすが裕福な人は違う。
11時20分、林道入口をスタート。
小雨の中、あまり綺麗ではない林道を淡々と進む。
途中に避けようのない大きな水溜りが二箇所ある。
また、滝の丘陵公園と隣接していることから、公園の高いフェンスが延々と続く。
数年前、このフェンス内にヒグマが入り込み、えらい騒ぎになったことを思い出す。
11時40分、登山口。
この登山口は、滝野丘陵公園内からだと近いらしい。
公園内から続く道がある。
登山口からようやく登山道となるが、傾斜が増すものの長くはなく、
11時55分、頂上。
そこにはいかにも『野牛山』の名にふさわしく、どっしりとした案内板が建てられている。
しかし雨は止むことがなく、写真を撮って即下山開始。
小雨の中を淡々と下るが、気付くとHiromiは雨具のフードを脱ぎ、雨に髪が濡れている。
これがHiromiの強さなんだわ。
山を速く登るためなら髪を雨にさらしても構わない。
なかなかこういう女性はいない。
ん? 女性!?
女性だよねえ、言葉はやたら乱暴だけど・・・
12時30分、駐車地。
雨が降りしきる中は、この程度の行程がいい。
続いてもう一座だが、それはまた明日アップしよう。
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