きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

お仕事日記~ブラックな職場環境で行われる『指導』という名の『いじめ』~狡猾なヒトのハラスメントほど面倒なものはない

2017-04-10 11:25:33 | 人間関係
『いじめ』ってなにも学校だけではありません。

社会に出れば、色々な場面で弱いモノいじめがあります。
もっとも、本来は被害者だったのが、いつの間にやら加害者になってるケースも往々にしてあります。

例えばクレーム。
以前に勤めていた教育関連の仕事では、このクレームがやたらと多かったですね。
その前に仕事していた不動産関連よりも。

クレームの内容としては、講座を受講しようとして、やむを得ない事由がある場合。
例えば、学生さんの場合であれば「申し込んだ講座、時間帯などが学校の講義時間とぶつかったので受講できない。キャンセルしたいけど、これってキャンセル料かからないよね?」
年金生活者の方「申し込んだ講座、その日、旅行に行くから受講できない。その分の受講料を返してもらいたい」
などなど。

それぞれの理由について、基本的に会員規約に記載されてますので、規約通りに説明して理解いただければいいのですが、ごねる人もいるわけです。

不動産の場合、私はいつもこう説明してました。
「契約書はお読みになられましたか?今回の事例は〇〇条に記載があります。よってこちらとしてはこのような対応方法しかできませんのでご理解いただけますか?」と。
大概は「契約書なんて読んでない」と主張されるので、
「契約書は必ずお読みくださいとお知らせにも記載されてますよね?当方としては、(契約立ち合いした場合は)ご説明しております。ご納得いただいた上でご署名ご捺印をいただいて、お互いに契約取り交わしをしておりますよね?」と。

基本的に、これ以上ごねる方はいらっしゃいません。

でも、教育業界では違いました。
「会員規約にもしっかりと記載されておりますが」
「規約なんて読まねぇよ。読む奴なんているのか?おい、いるのかよ」とこれです。
「会員規約をお読みいただき、ご理解いただいた上でのご入会、お申込みとなっておりますが」と説明しても
「そんなの知らない、とにかく俺の話を聞け!!」

不動産も教育もどちらも業務委託での仕事でしたので、私が所属している会社はあくまでも「運営」のみ。
決定権があるのは委託元です。

ここで委託元の対応が不動産と教育では異なっておりました。

不動産の場合は、「間違っていない」ことが判明すれば相手の訴えを突っぱねます。
教育の場合は、「間違っていない」ことでも、なんとかやり過ごそうと下手に出て説明させ、それでもダメなら相手の要求を「超法規的措置」として飲みます。

この時、悪者はだれになるか?
訴えたお客もですが、一番悪いのは説明しきれない運営会社の担当者になるのです。
弱い立場にあることをいいことに理不尽な要求を突き付けて落としどころはもっと弱い立場の人間では、その人間は立つ瀬がありません。


また、直接的な行為もありました。

私自身は20代の頃、取引先の担当から書類を投げつけられたことがあります。
さすがに腹が立ち、上司を交えて抗議したことがありますが、これって立派なパワハラ。
しかも組織が違うにも関わらずです。

そして、同様なことが再び起こりました。
とあるイベントでの仕事。
その日が初めてのスタッフとともに私もイベント運営してましたが、主催側の担当が拙い運営に怒り心頭してしまい、なんとスタッフを怒鳴りつけて胸倉を掴んで脅迫するという暴挙を起こしてしまいました。
さすがに謝罪と言い訳をしてましたが、暴力をふるってはいけません。
この時、一応は会社としては「抗議」はしましたが、何も変わりません。

これって完全に弱い立場の人を責めるだけ責める。
己の気持ちはこれによって落ち着く(この担当も取引先から責められていたようです)。

結局、これだけが原因ではありませんが、このスタッフはその半年後に退職してしまいました。

私も人間なので、腹立たしくなることもありますし、時には「嫌がらせでもしてやろか」と思うこともあります。
でも、ちゃんと説明してからでなくてはいけません。
冷静に理路整然と。

それまでは喧嘩は買ってはいけません。



そしてそこまでやっても伝わらない、聞こうともしなければ実行です。



私のクレームなどの経験からすると、やはりしっかりとした教育とルールが無いとダメなんだと。
ルールを相手によって変更しては、ただ振り回されるだけです。
あまりにも時間がもったいない。

これ、皮肉になりますが、私がいた教育関連の機関は「教育」業界なのに「社員教育」ができてない(笑)

教育、ルールをしっかりしていかないと、結局は弱い立場の人は責められて退職に追い込まれる(それかやる気をなくしてせっかくの人材が人罪になる)ことになりますから。

今回は、社会人の「いじめ」問題でした。



























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おっちゃん達が教えてくれたこと~新聞屋のおっちゃんとの珈琲と別れの時~

2017-04-10 08:17:00 | 人間関係
新聞屋のおっちゃんとの出会いはもう10年くらい前。

おっちゃんは朝日新聞の販売店の販売員。
当時の私は読売新聞の販売店さんと交互に3か月契約してました。
よくある『契約合戦』です。読売は巨人関連のグッズなどを持ってきて、朝日はビール券など。

朝日も読売も担当者が代わり、読売は若いにいちゃん、朝日はこのおっちゃんが担当。
にいちゃんはいまいち空気が読めないというか、タイミングの悪い時ばかり家にやってくるので、朝日のおっちゃんとの契約に一本化したのでした。

それからですかねぇ、不思議とおっちゃんとはウマが合うといいますか、よく買い物などで会うことが多かったのです。
2010年に会社を辞めていた時も心配してくれて、たまたま駅前で会った時に「ちょっと珈琲でも飲むか」と誘ってくれて、駅近くの喫茶店『ぷかぷか』で珈琲(たしか700円程度でしたね)をご馳走してくれて、「まぁ、また仕事なんて見つかるから気を落とすなよ」と励ましてくれました。





単なる知り合い(しかも新聞販売業者と契約者の関係)だけなのに、ここまで親身になってくれるとは。
ありがたかったですね。
仕事探しがうまくいってない時って、孤独をかなり感じますから。

やがて、あらたな仕事も見つかって、心機一転して仕事をしてましたが、不規則な勤務、ストレスフルの職場環境によってアルコール量も増大、疲れもとれずにどんどん顔色が悪くなるにつれ、おっちゃんは心配そうに声をかけてくれました。
「おい、大丈夫か?」
「一応、病院で検査してもらえよ」

結局、入院までしたのですが、退院後に仕事を辞めることや引っ越しをすることをおっちゃんに伝えると

「じっくり休んで元気になったらまた仕事すりゃいいんだよ。ちなみに俺も俺の兄弟もみんな糖尿病なんだよ。ははは(笑)。疲れやすいし眠くなることが多くなるだろうけど、とにかくこれまでみたいに無理だけはするなよ。契約のことは気にするな。すぐに契約解除するからさ。本当に無理だけはするなよ。」と。

おっちゃん・・・。

心配してくれてありがとうm(__)m

最後に挨拶すると、おっちゃん
「元気になったら、またこっちに遊びに来い。珈琲また飲もうや」

おう、また飲もう。その時はおっちゃんにご馳走するよ(*´▽`*)

その時まで、どうか元気でねm(__)m

アディオス、おっちゃん。

















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