不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

当ブログへようこそ

 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

 これが、当ブログの主張です。
 詳しくは→こちらを参照の事。
 「プレカリアート」という言葉の意味は→こちらを参照。
 コメント・TB(トラックバック)については→こちらを参照。
 読んだ記事の中で気に入ったものがあれば→こちらをクリック。

今日で自民にトドメを刺そう 明日からは民主と闘おう

2009年08月30日 07時21分09秒 | 未完の政権交代
 勿論、「民主と闘う」と言っても、後期高齢者医療制度廃止や派遣法改正の足を引っ張り、ソマリア派兵・憲法改悪や農産物輸入自由化、比例区80削減を煽る「反動的野党」の自民党とは、対極の立場からですが。

ラフィータフィー - 目覚まし時計は歌う(選挙ソング) 忌野清志郎


 ついでに、こちらもお勧め。NHK総合でこの金曜日から始まった「派遣のオスカル」。田中麗奈扮する「ベルばら」ファンの派遣社員が、社長ジュニアが進める「派遣切り」に敢然と立ち向かうドラマですが、以前見た業界御用番組の「ハケンの品格」とは違い、「派遣の真の敵は正社員ではなく、企業とか政治家とか、もっと上の方にいる」という事も、初回できちんと言っていました。そして、次回には「革命」の語句も登場して。こちらも、明日からの民主との闘いに「弾こめ、進撃」!
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009年プレカリアートの水平社宣言

2009年08月26日 22時43分13秒 | 未完の政権交代
  

 全国に散在するプレカリアートよ決起せよ!
 長い間虐められて来た人々よ、過去数十年間に渡って、種々なる方法と、多くの政治家によってなされた職業紹介・職業訓練・失業対策などの施策が、何等の有難い効果をもたらさなかった事実は、それらのすべてが吾々によって、又他の人々によってつねに人間を冒涜されていた罰であったのだ。そして、これらの自己責任論に基づく政策は、かえって多くの人々を絶望の淵に追いやった事を想えば、この際吾等の中より、政治や経営の責任を追及する事によって、自らの生存権・人格権を取り戻せんとする者の集団運動を起こせるは、むしろ必然である。
 兄弟よ、吾々の先輩は自由、平等の渇仰者であり、実行者であった。陋劣なる階級政策の犠牲者であり、男らしき産業的殉教者であったのだ。日払い労働の報酬として、モノ扱いされ使い捨てられた挙句に路上に放り出され、3K労働の代価として、そうなったのも全て自業自得と蔑まれ、そこへ下らない嘲笑の唾まで吐きかけられた呪はれの夜の悪夢のうちにも、なお誇り得る人間の血は、涸れずにあった。そうだ、そして吾々は、この血をうけて主権者が政治を取り戻そうとする時代にあうたのだ。「蟹工船」の犠牲者がその烙印を投げ返す時が来たのだ。
 ロスジェネ(就職氷河期世代)が、その荊冠を祝福される時が来たのだ。吾々が貧乏人である事を誇り得る時が来たのだ。吾々は、麻生の「金の無い奴は結婚するな」暴言や、舛添の「派遣村怠け者」妄言によって、祖先をはずかしめ、人間を冒とくしてはならぬ。そうして人の世の冷たさが、どんなに冷たいか、人間をいたわる事が何であるかをよく知っている吾々こそが、心から格差も差別も無い社会を願求礼賛するものである。
 「貧困・格差社会」ノーの世論は、かくして生まれた。
 生きさせろ!命落すな、自民落せ!

※注:
(1) 上記の文章は、「日本史上初の人権宣言」とも言われる「宣言」(戦前の解放運動団体・の創立宣言)の文面を、「反貧困運動」風にアレンジしたものです。
 http://www006.upp.so-net.ne.jp/asao/suiheisha3.htm
(2) 同じく「プレカリアート」というのは、21世紀に入って、欧州の反グローバリゼーション運動の中から生まれた造語。プレカリアス(不安定な)とプロレタリアート(労働者階級)の2つの単語を組み合わせて、ワーキングプア・失業者などの不安定な生活を余儀なくされている人々の事を指す。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遂に自民党の壁が崩れ始めた

2009年08月25日 19時55分41秒 | 未完の政権交代
 8月22日付毎日新聞の選挙情勢報道には流石に我が目を疑いました。今度の衆院選で、民主党が「比例代表と合わせて320議席を超す勢い」だという分析には私も一応は頷けるものの、自民党が「議席半減」どころか「比例区・選挙区併せてもせいぜい100議席余り、下手すれば60議席台に転落」との予想には、私も「流石にそれは無いだろう」と思いましたから(下記URL・図表参照)。
 http://mainichi.jp/select/today/news/20090822k0000m010148000c.html

   

 しかし、選挙終盤に入って自民党が配布しているビラやパンフレットを見ると、「上記記事もあながち当たらずとも遠からずではないかな」と、最近では思う様になってきました。何故そう思う様になったかというと、下記がその自民党ビラ・パンフの一部なのですが、もう書いている事が、維新政党新風や幸福実現党あたりともそう変わらない程、支離滅裂な内容だからです。
 自民党の宣伝物でありながら、肝心の自党公約の説明そっち抜けに、他党(民主党)の悪口ばかりを書き連ね、それも「労働組合が国を乗っ取り、反日教育で国民を洗脳する」と言う様な、カルトまがいの扇動に終始しているだけなのですから。とても与党の出すビラ・パンフだとは思えない内容に、読もうかという気にもなれませんでした。私これを見て、一瞬、勝共連合のアジビラかと思った位ですから。案の定ネットでも、「こんな党が今まで政権を握っていたのかと思うと、寧ろそちらの方が怖い」と、早速話題になっていましたね。

・〔衆院選〕自民党が本腰でビラ配布を始めたので民衆は騒然(低気温のエクスタシーbyはなゆー)
 http://alcyone.seesaa.net/article/126301018.html
・自民党の真のマニフェストは民主党への誹謗中傷ビラだった!(よろんず)
 http://www.the-journal.jp/contents/yoronz/2009/08/post_10.html

 
 
 

 その自民党パンフの中では、今月8日に鹿児島県での民主党候補の演説会で発覚した、日の丸を切り貼りして党のシンボルマークを作って会場に掲げた件についても取り上げていましたが、この内容も支離滅裂です。「民主党は何故国旗を党大会に掲げないのか?」なんて書いていますが、そもそも、国旗を党大会に掲げようと掲げまいと、その党の自由じゃないですか。それをこんな、「公党たるもの須らく国旗を集会で掲げなければならない」と言わんばかりの事を、平気で書ける感覚の方が空恐ろしいです。戦前のナチの党大会や大政翼賛会の集会じゃあるまいし。

 もっと言えば、今まで農産物の輸入自由化や、郵政民営化、構造改革・規制緩和によって、国内経済や国民生活を散々ぶっ壊し、この日本を米国・財界・多国籍資本の好き勝手にさせてきたのは、一体どの党か。無駄な高速道路やダムばかり作って、国土を破壊してきたのは、一体どの党か。全部自民党ではないですか。それを、自分たちの今までの売国奴ぶりを棚に上げての、この物言いは一体何ですか。

 そして、更にもっと言えば、普段は「元派遣社員の分際で」と対立候補の人格を否定したり(森喜朗)、「派遣村の奴らは怠け者」(舛添厚労相)とか、「金の無い奴は結婚するな」(麻生首相)とか、もうまるで「貧乏人は麦を食え」「汝、人民飢えて死ね」と言わんばかりの、人を人とも思わない発言を繰り返しておきながら、自分の都合の良い時だけ国家や国旗への忠誠を説くとは、ど厚かましいにも程があります。
 本来「国を守る」という事は、「そこに住んでいる国民を守る」という事でなければならない筈です。しかし、こんな発言を平気で出来るという事は、この人たちにとっては、「国を守る」というのは、実は「国民」などどうでも良くて、「自分たちの権力」を守る事でしか無く、その隠れ蓑に国旗・国歌や愛国心を利用しているだけなのです。「国を愛せよ」と他人に偉そうに言う前に、国に愛着を持てるような政治をやるのが筋だろうに。

・「怠けている連中に税金使わぬ」 派遣村めぐり舛添厚労相(中日新聞)
 http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009081902000169.html
・金が無いのに結婚はしない方がいいby麻生(ネットゲリラ)
 http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/08/by_2306.html
・〔衆院選〕森喜朗元首相の陣営が「派遣社員」を侮辱している!(市民社会フォーラム)
 http://civilesocietyforum.com/?eid=2122

 国旗・国歌や愛国心の問題に関しては、他にももっと言いたい事が山ほどあるのですが、余りそればかり言っていると、本題の「自民党政治の終焉」の方が霞んでしまいますので、もうこれ位にしておきます。

 確かに、民主党も、党内はバラバラですし、その中には自民党以上に反動的な極右政治家や新自由主義者も居たりして、そういう意味では、お世辞にも立派な党だとは言えないのが実状です。しかし、それを本家・亡国の徒である自民党が幾ら批判したところで、「目くそ鼻くそ」にしかなりません。そんな批判をすればするほど、人心は自民党を離れ民主党に靡いて行きます。そうであるにも関わらず、こんな子供騙しみたいな内容のビラを出して悦に浸っている様では、自民党はもはや「ヤキが回った」としか思えません。「ベルリンの壁」崩壊から20年を経て、今正に「自民党の壁」が崩れ去ろうとしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポスト政権交代リンク集(適宜更新)

2009年08月24日 00時00分00秒 | 未完の政権交代
 標記タイトルのエントリーをアップしました。
 間近に迫った次期衆院選で、現在の自公連立政権から、民主党を中心とした政権に変わる事は、もうほぼ確実な情勢となっています。未だ国会で多数こそ制してはいるものの、この間の自公与党の狼狽・醜態ぶりからは、政権与党としての力が急速に失われつつある事は、もはや誰の目にも明らかとなっています。
 今度の選挙で、自民党は確実に政権を失います。その様な情勢の下で、徒に「政権交代」だけに焦点を当てていても、もはや何の意味もありません。今一番問われるべきは、何と言っても「政権交代後(ポスト政権交代)」の日本の姿です。

 私としては、その立場から、もっと見聞を広め、旺盛に記事を書き、議論もしたい所ですが、如何せん、時間の関係もあって、なかなか其処までには至りません。そこで、せめてもの一助として、標記のリンク集を作る事にしました。
 とりあえずは、ネットで目に付いたものから、私の独断と偏見で適当に見繕ったものを、適宜リンク集に加えていく事とします。その他に、読者の皆さんからご紹介戴いた論考も、適宜加筆していこうと思っていますので、その節はご協力の程宜しくお願いします。

■衆院選関連記事

・民主党の比例区勝ち過ぎを修正することで、政権交代が確実になる(平和への結集ブログ)
 http://kaze.fm/wordpress/?p=275
・民主党の政策方針:ここが×、ここが△、ここが○(村野瀬玲奈の秘書課広報室)
 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1317.html
・ある日のミンシュトー(同上)※色々なブログの論考が取り上げられている。
 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1315.html
・民主党をお財界様代表やおアメリカ様代表ではなくて真の国民代表にするために(同上)
 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1312.html
・民主党の右傾化と政界再編を予言する(たかしズム)
 http://takashichan.seesaa.net/article/123780743.html
・政権交代するなら思い出したこと(ろーりんぐそばっとの「ため口」)
 http://ameblo.jp/logicalhistorical/entry-10301609719.html
・衆院解散、自公にとっては「超新星爆発」―自民党は政治的な資源をすべて燃やし尽くしてしまった(JANJAN、さとうしゅういち)
 http://www.news.janjan.jp/government/0907/0907207449/1.php
・自民は敗れて極右が台頭する(非国民通信)
 http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/7d6a8c7becdda2f9406096192b2ffab1
・3つの選択- 有権者が日本の行く末を決める(花・髪切と思考の浮游空間)
 http://blog.goo.ne.jp/longicorn/e/4a2d9e40029b745baf987f71ea572ae7
・東国原・橋下の「地方分権」は、「反貧困」隠しの争点すり替え(きまぐれな日々)※これは東・橋下に限らず民主党にも言える事では?
 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-948.html
・続・次期総選挙《護憲派》《改憲派》別民主党公認候補者リスト(平和への結集ブログ)
 http://kaze.fm/wordpress/?p=246
・[CML 000838] 民主党衆議院候補 超改憲派リスト~たとえ死票といわれても彼(彼女)らに投票するわけにはいかない!!
 http://list.jca.apc.org/public/cml/2009-July/000831.html
・共産党「建設的野党」宣言のインパクト―「孤立路線」から「変化の促進者」へ、政界のパワーバランスに大きな影響力(JANJAN、さとうしゅういち)
 http://www.news.janjan.jp/government/0907/0907207454/1.php
・ポラリスが共産党中央委員会に読まれている!(ポラリス-ある日本共産党支部のブログ)
 http://polarisjcpmetal.blog78.fc2.com/blog-entry-843.html
・「政権交代」じゃなくて「政権打倒」だ!-’09総選挙にあたって(上)(ブログ旗旗)
 http://bund.jp/md/wordpress/?p=2601
・投票指針の提起-’09総選挙にあたって(下)(同上)
 http://bund.jp/md/wordpress/?p=2612
・ヘタレサヨから来た手紙(basske's weekly ガリンガリン人生)
 同ブログ下記シリーズの初回記事(民主党バージョン)
 http://basskay.blog24.fc2.com/blog-entry-135.html
・各党出揃ったカンジ(自民党編)(同上)
 http://basskay.blog24.fc2.com/blog-entry-136.html
・各党出揃ったカンジ(共産党編)(同上)
 http://basskay.blog24.fc2.com/blog-entry-141.html
・各党出揃ったカンジ(社民党編)(同上)
 http://basskay.blog24.fc2.com/blog-entry-142.html
・各党出揃ったカンジ(民主党編)・・・のつもりだったけど・・・(同上)
 http://basskay.blog24.fc2.com/blog-entry-144.html#more
・「現実路線」という言葉が誘う思考停止(不定期連載『決まり文句を疑う』)(村野瀬玲奈の秘書課広報室)
 http://muranoserena.blog91.fc2.com/
・これはひどい!!「サメの脳みそ」元首相が大妄言!! (vanacoralの日記)
 失言癖でも麻生の先輩格に当たる森喜朗が、対立候補を「元派遣の分際で」と罵倒。
 http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20090818
・各党は比例区に「貧乏人枠」を!(広島瀬戸内新聞ニュース)
 http://hiroseto.exblog.jp/10904538
・〔衆院選〕自民党が本腰でビラ配布を始めたので民衆は騒然(低気温のエクスタシーbyはなゆー)
 その自民党の政策ビラですが、不評だらけの選挙CMの比ではない。「労働組合が日本を乗っ取る」とか、もう言っている事が幸福実現党と変わらない。もはや与党のビラとは到底思えない。
 http://alcyone.seesaa.net/article/126301018.html

■衆院選各政党マニフェスト

・ザ・政党チャンネル(JANJAN)
 http://www.senkyo.janjan.jp/party_channel/index.html

・各党マニフェスト確定版(ザ・選挙 JANJAN全国政治家データベース)
・自民党:自民党の政策「日本を守る、責任力。」
・民主党:民主党の政権政策「政権交代。」
・公明党:政治は実行力 公明党 manifesto'09「生活を守り抜く。」
・共産党:日本共産党の総選挙政策 「国民が主人公」の新しい日本を
・社民党:Manifesto 衆議院選挙公約2009 いのちを大切にする政治
・国民新党:輝け日本!国民新党 2009政権政策
・新党日本:新党日本マニフェスト「日本『改国』宣言 発想を変え、仕組みを変えよう。」
・改革クラブ:改革クラブ 2009改革マニフェスト(全文版)~あなたとの約束~
・みんなの党:みんなの党 マニフェスト2009「脱官僚」「地域主権」「生活重視」で国民の手に政治を奪還する!
・新党大地:新党大地「北海道からチェンジ!」
・平沼グループ:平沼グループ政策綱領 日本再建
・幸福実現党:政権交代でもなく、現状肯定でもない――新しい選択。減税と安全の幸福実現党|幸福実現党の政権政策 夢のある国へ――幸福維新
 http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/99/00008477.html

・毎日ボートマッチ「えらぼーと」(毎日新聞)
 ※立候補者に実施したアンケートと同じ質問に答えることで、自分が何党の立場に近いかが分かります。
 http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAFTAインフルエンザ

2009年08月03日 00時03分41秒 | 未完の政権交代
 映画『おいしいコーヒーの真実』

 民主党が、今度の衆院選のマニフェストで、「日本の農林漁業・農山漁村の再生」と「FTAの推進」の2つを、農業政策の柱として掲げている事を知りました。
 はっきり言って、このニュースには我が目を疑いました。これでは、何故この前の参院選で、地方でも自民党が負けて民主党が躍進したのかが、当の民主党自身も全然分かっていないのではないかと、言われても仕方がありません。分かっていたら、こんな「自民党の後追い心中」を図っているとしか思えない様な言説を、わざわざ選挙直前の時期に、口にする筈がありません。

 成る程、民主党が農業政策で述べている事は、前段については、全くその通りです。曰く、「農業後継者の減少や耕作放棄地の増加、食糧自給率の減少は、それまでの自民党農政に因るものだ」と。「民主党は、その自民党の悪政を転換して、戸別所得補償制度等も導入して、日本農業の再生を図る」と。
 しかし、前段で折角そう書いておきながら、後段では一転して、下記の様な矛盾した事を書いているのですから、何をか況やです。「民主党よ、お前の本音は一体どっちなのかよ?」と聞きたくなります。

>一方、民主党は、従来から、農林漁業・農山漁村を含めた日本の経済社会全体が今後とも発展していくためには、WTOやFTAの交渉促進等、世界とのよしみを通じていく必要があるとの方針を貫いてきたところである。同時に、そうした交渉を行う際には、農林漁業・農山漁村のこれ以上の衰退を招くような事態は絶対に避けなければならないとの姿勢も堅持してきたところである。
>民主党は、これまでの自民党政権のおかげで先進国で最も開かれた農林水産物市場となっている現状を踏まえ、FTA交渉においては、農林水産物に関して米など重要な品目の関税を引き下げ・撤廃するとの考えを採るつもりはない。(同党のマニフェストより)
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=16686

 何か、分かった様な、分からない様な言い回しです。「農林漁業・農山漁村のこれ以上の衰退を招」きかねない様なWTO・FTA交渉なら、最初から拒否すれば良いでしょう。それを、自分から相手の尻馬に乗りに行くかの様に、「農林漁業・農山漁村を含めた日本の経済社会全体が今後とも発展していくためには必要」だとか、「世界とのよしみを通じていく必要がある」とか言う美辞麗句で取り繕っておきながら、そのくせ「交渉を行う際には、農林漁業・農山漁村のこれ以上の衰退を招くような事態は絶対に避けなければならない(だからご安心を)」などと、最初から予防線を張りまくっているのですから。
 これでは、労組が春闘前に、「これまでの賃下げには一切歯止めがかからなかった、しかし次の賃下げは認めようと思う、但し出来るだけ歯止めをかけるから」なぞと詭弁を弄して、闘う前から要求自粛を取り繕うのと、全く同じ姿勢ではないですか。

 そもそも、FTA・WTOや、その大元にある「自由貿易」の実態を、少しでも知っていたら、こんな「経済社会の発展」や「世界のよしみを通じて」なぞという奇麗事(詭弁)なぞ、のうのうと口に出来る筈がありません。
 多国籍資本が、超大国の覇権を笠に着て、第三世界の農民から農産物を買い叩き、それをジャンクフードに仕立て上げて、全世界の貧しい消費者に「安かろう悪かろう」で売りつける。それを、まるで生産者と消費者による自然(自由)な契約であるかのように取り繕っているのが、「自由貿易(資本主義・帝国主義)体制」であり、その下でのFTAやWTOではないですか。

 食品の日付・産地偽装も、中国餃子事件などの食品公害の問題も、メキシコ豚インフルエンザ発生で明るみに出た環境汚染の問題も、遺伝子組み換え作物や発がん性の問題も、子供の食生活の乱れや味覚異常や肥満の広がりも、食糧自給率低下の問題も、先の山口・九州等での土砂災害の遠因ともなった国土荒廃・農業衰退の問題も、地球温暖化や砂漠化、第三世界の飢餓や累積債務の問題も、その大半が自由(実際は格差)貿易に由来するものではないですか。

 例えば、スターバックスの1杯330円のコーヒーのうちで、原産国エチオピアのコーヒー栽培農家の取り分は、僅か3~9円にしか過ぎません(映画「おいしいコーヒーの真実」参照)。残りの利潤の大半は多国籍企業の懐に入ります。そんな仕組みの、一体何処が「公正・自由・豊か」なのでしょうか。「経済社会の発展」や「世界のよしみ」に通じるのでしょうか。実際は、そんな仕組みを、フェアトレード推進などの実践を通して、もっと真に公正で自由で豊かなものに変えていけてこそ始めて、「経済社会の発展」も「世界のよしみ」も実現できるのではありませんか。

 勿論、その大元を作ったのは、これまでの自民党農政であり、しかも今もFTAやWTO・EPAの「早期妥結・積極交渉」を口にしながら「農業・農民にも配慮」なぞ言って誤魔化している自民党に、今更民主党を非難する資格はないのですが。しかし、「お前になんぞ言われたくは無い」と言って自民党を非難している民主党も、それまでの自民党農政の枠組みから一歩も出ないのでは、一体何の為の「政権交代」なのかと。
 民主党農業政策の一枚看板である戸別所得補償制度等も、それで農家が農業やる気になって始めて意味があるのに、肝心の農業は荒れるにまかせて、単なる農家の失業対策や不満封じ込めの為の飴玉として意味合いしかないのであれば、自民党の天下の愚策たる定額給付金制度導入と、似たり寄ったりでしかないのでは。

 メキシコに端を発した豚インフルエンザは、マスコミによって新型インフルエンザなどの当たり障りの無い呼称に変更されましたが、NGOの間では、NAFTA(北米自由貿易協定)の下でのメキシコ国内農業崩壊、米系資本による環境破壊によって引き起こされたものだという意味で、「NAFTAインフルエンザ」の別名で呼ばれたりしています。その伝で言うと、次に日本で再発する豚インフルエンザの別名は、差し詰め「JAFTA(日米自由貿易協定)インフルエンザ」と呼ぶのが相当ではないでしょうか。

 しかし、こんな民主党のしょうもないチョンボの所為で、自民党が息を吹き返したとしたら、これほどバカらしい事はありません。これが、目先の政権交代欲に駆られた末の公約後退に因るものだとしたら、余りにも国民をバカにしています。そんな民主党には、もはや何の存在意義もありません。かつての新進党や村山社会党みたいに、空中分解してしまえば良い。自民党なんて、別に民主党の力を借りなくても、遠からず瓦解する運命にあるのですから。

(参考記事)

・「日本の農林漁業・農山漁村の再生」と「FTAの推進」(民主党)
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=16686
・民主党、米国とのFTA締結をマニフェストに!「一回変えてみよう」の代償は巨大(農と島のありんくりん)
 http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-4881.html
・民主党日米FTA締結マニフェストの続報!農村はテンヤワンヤ(同上)
 http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-89bd.html
・民主党の本音 日米FTA「推進」マニフェスト 民主党の農業政策の頭脳篠原孝衆議院議員のびっくり発言録(同上)
 http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-ba16.html
・麻生首相が自民政権公約/農業所得を増大、貿易交渉は農業に配慮(日本農業新聞)
 http://www.nougyou-shimbun.ne.jp//modules/bulletin/article.php?storyid=2909
・豚インフルエンザを巡る隠蔽と扇動(拙稿)
 http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk/e/e0a0c2b3a5b095699c240072687e0d5a
・NAFTA13年目 メキシコ農業の実情(上・下)(農民連)
 http://www.nouminren.ne.jp/dat/200612/2006121102.htm
 http://www.nouminren.ne.jp/dat/200612/2006121804.htm
・WTO・FTAから食糧主権へ(1・2)(同上)
 http://www.nouminren.ne.jp/dat/200702/2007020510.htm
 http://www.nouminren.ne.jp/dat/200702/2007020511.htm
・映画日記「おいしいコーヒーの真実」 スタバのコーヒー豆を栽培している地域の飢餓・・・(ホンダマチコの関心事)
 http://ponpoconew.at.webry.info/200809/article_5.html
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空想版・自民党大逆転プロジェクト

2009年07月26日 17時43分38秒 | 未完の政権交代
 次の衆院選挙で、いよいよ自民党が政権の座を失う事が、ほぼ確実視されています。では、自民党に挽回のチャンスが全く無いかと言えば、やはり在ります。どんな物事にも100%確実という事はありませんから。但し、ここまで国民に見放された以上は、もはや尋常なやり方では無理です。ここは奇策に打って出るしかありません。
 奇策のポイントは、(1)兎に角世間の意表を突いて注目を集める、(2)大衆の心の中に潜むある種の「破壊衝動」を激しく揺さぶる、(3)それで野党のお株を完全に奪ってしまう、この三点に尽きます。かつての小泉郵政解散が正にそれでした。

 ここまで自民党が凋落したのも、偏に小泉構造改革以来の弱者切捨て政策に因るものです。それを天皇崇拝や愛国心を煽る事で誤魔化そうとした安倍政権も、前評判と実際とでは大違いで、ほとんど糞の役にも立たずに、最後には歴史の藻屑と消えていきました。その後の福田政権も同様で、その後の麻生・現政権に至っては、もはや言わずもがなで。
 もう、どうころんでも自民党の負けが確実なのですから、ここはもう、ダメ元で奇策に打って出るしか無い。それも、郵政解散の延長程度のものでは、一旦免疫を獲得してしまった国民には、もう殆ど効果薄です。もっと奇をてらい、世間の耳目を引き寄せ、尚且つ野党のお株を完全に奪うようなスローガンを掲げなければダメです。

 しかし、そんな事が、あの自民党に出来るのだろうか。それが在るのです。格差問題を正面に据えて、野党のお株を完全に奪い、自民党に主導権を取り戻せるやり方が。その為のマニフェストは唯一つ。「皇居をぶっ壊して国営派遣村にする」、これ一点で攻めて攻めて攻めまくるのです。
 今までは自民党は、散々天皇や愛国心や北朝鮮をダシにして、政権浮揚に利用してきました。それを揶揄する「愛国心はならず者の最後の墓場」という言葉もある位です。しかし、その効果も思った程ではないと分かった以上は、もうこれ以上、こんなアナクロなものに拘泥する必要はなくなりました。

 そもそも、本当に道徳やら愛国心やらが大切だと思っているのなら、高齢者を差別する後期高齢者医療制度や、日本の国土・農業・文化を根こそぎ破壊する輸入農産物の野放図な自由化なぞ、推進する筈が無いじゃないですか。それを平気で推進出来るという事は、自民党が今まで金科玉条の様に唱えてきた道徳やら愛国心というのは、実は自民党への支持を繋ぎ止める為だけの、只の「煙幕」にしか過ぎなかったからではないですか。
 だから、「市場原理主義から決別する」(7月21日、自民党両院議員懇での発言)と格好付けたその舌の根も乾かぬうちに、「高齢者なんてどうせ遊ぶ事も知らないのだから、死ぬまで働かせて税金貢がせろ」と言わんばかりの矛盾した事(同25日、日本青年会議所での挨拶)も、平気で言えるのです。そんな、人をまるでモノ扱いする様な発想こそが、正に市場原理主義(新自由主義)の考え方であるにも関わらず。

 要するに、この男にとっては、言葉なんてどうでも良いのです。その場その場で、適当な事を言っているだけなのですから。愛国心や道徳も、この男にとっては、それと全く同じです。役に立つときは散々利用し、御用済みになれば容赦なく切り捨てる。
 謂わば、天皇もそれと同じです。今日び、本当に天皇を崇拝している人なんて、一体何人いますか?若し本当に崇拝しているのなら、もっと祝日にみんな国旗を掲げる筈です。ところが、実際はそうなっていない。昨今言われる右傾化の風潮も、実は本心から天皇を崇拝しているのではなくて、派遣・フリーター・障害者・ホームレス・朝鮮人などの、自分よりも下と思っている人に、日頃の鬱憤をぶちまける為の口実として、天皇やら愛国心やら道徳やらを、持ち出してきているだけではないですか。ネットウヨクの投稿を見ていると、それが良く分かります。

 麻生なんかの自民党の政治家も、本音はもっと別の所にあります。天皇や愛国心が、それまで自分たちが思っていた程の効果が無いと分かった以上は、そんなものにいつまでも拘泥している理由はありません。
 そこで周囲に目を見渡せば、民主党も共産党も、天皇にはまるで及び腰。民主党なんて、自民党以上に天皇命のバカウヨから、そんなモノ要らないという左派や新自由主義者まで、ただ寄せ集めただけの政党だし、共産党も、遠い将来には天皇制廃止の国民投票も予定している様な事も一応綱領には書いてあるものの、最近は天皇については何も言わなくなりました。
 国民に至っては、天皇なんて意識している人間、一体何人居てます?国旗・国歌が大切だと思っている人も、「外国人も国旗・国歌を大事にしているのに、何故日本人だけが、いつまでも過去の戦争のイメージに囚われて、それらを忌避するのか」という批判の仕方しか、しないではないですか。あくまでも「過去の戦争のイメージに囚われる」事に批判的なのであって、別に天皇制に固執している訳ではありません。国民が抱いている天皇像というのは、あくまでも戦後の象徴天皇であって、過去の「万世一系神聖にして犯すべからず」の天皇ではないのです。戦後60年以上経った今の国民にとっては、天皇なんて空気の様なものであって、別に居ても居なくても構わないのです。

 しかし、これを財界目線で見れば、東京の一等地に広大な面積を擁する皇居は、再開発にうってつけです。外国のハゲタカ・ファンドなんて、それ以上に喉から手が出る程欲しがっています。その一方で、国民は意外と天皇なんてどうでも良いと思っています。右翼のテロが怖いから何も言わないだけで。にも関わらず、その国民に遠慮して、民主も共産も天皇には何も言いません。
 正に自民党にとっては、バッシングかますには、うってつけの存在ではないですか。元より、そういう弱いもの虐めは、自民党の得意中の得意とする所です。それは郵政解散でも十分証明済みです。マスコミも、社会の木鐸としてのジャーナリズムの本旨なぞ、とうに亡失して、事の本質は一切問わずに、視聴率稼ぎの為に、表象をただ面白おかしく準えるだけの、只のマスゴミに成り下がってしまって久しくなりました。

 ここにこそ起死回生のチャンスがあるのです。昨今の格差社会批判を逆手にとって、「皇居をぶっ壊して国営派遣村にする」とぶちあげるのです。そちら(派遣村)が日比谷公園なら、こちら(自民党)は皇居だと。そうすれば、それまで偉そうに自民党を批判していた野党各党は、意表を衝かれて茫然自失に陥ります。そりゃあ国民の中には、「格差社会を作ったのは元々自公政権じゃないか」と思う向きもあるかも知れませんが、そんな批判なんてマスゴミの洪水が洗い流してくれます。
 「野党や派遣村の運動なんて只のポーズだ、我が党こそが最も格差問題に真剣に取り組んでいるのだ!!」と。舞台は東京の一等地、内外のマスコミも皇居への強制代執行を、ここぞとばかりに一斉に書き立てる。「巨大生活保護=皇室経済費の無駄を省け」「働かざるもの食うべからず」と。

 そもそも、「在特会=維新政党ナンチャラ」などのネットウヨクも、本当は天皇や愛国心なんてどうでも良くて、単に弱いもの虐めやストレス発散の大義名分に、それらを利用しているだけだから(注:小熊英二・上野陽子著「<癒し>のナショナリズム」などを参照の事)、このバッシングは、彼らにとっても格好の憂さ晴らしとなる。それに、「希望は戦争」の赤木智弘や、共産党の派遣切り追及動画に溜飲を下げていた様な人から、派遣切りにあってネットカフェ暮らしを強いられている当事者たちまで加わって、雪崩を打って自民党を支持する様になる。正にしてやったり。湯浅誠や雨宮処凛の悔し涙が目に浮かぶわい、と。

 しかも、天皇や過去の戦争のイメージが、これで完全に払拭出来る。ソマリアやアフガンへの海外派兵も、憲法改正や非核三原則の見直しも、今後は何の憂いも無く推進出来る。もはや中国や韓国には何も言わせない。既に戦時賠償については、相手国政府と自分たちでODA利権を山分けする事で、個人賠償への頬かむりを決め込む代償として来た。「大日本帝国復活」を懸念する米国に対しても、今後は心配ご無用と切り返せる。何故ならば、天皇や過去の戦争とは、これで完全に切り離されたのだから。
 天皇制廃止で、日本をフツーの共和国にして、議員内閣制から大統領制に変える事によって、逆に今までの首相とは比べ物にならない程の強大な権限を、手にする事が出来るようになる。その代わりに、国民が直接大統領を選ぶリスクも伴う様になるが、そんなモノはマスゴミの世論操作で何とでもなる。あの北朝鮮にしてからが、建前上はあくまでも人民共和国なのだから。

 天皇さんについては、旧皇居の片隅か京都御所にでもお隠れ遊ばして貰って、「ラスト・エンペラー」の溥儀の様に、博物館の館長でもやって貰う事にする。その他の皇族は、全て民間人として下放する。但し、博物館は独立行政法人に衣替えして、指定管理者制度の下で、これら「」には、成果主義の下で思う存分、外国人観光客から金を巻き上げて貰わなければならない。定数削減は何も国会だけの話ではない。下々に自己責任論を説く以上は、上もそれ位のパフォーマンスをしなければ、税金を払っている国民は到底納得しないだろう。数字だけが全ての新自由主義者の辞書には、「思いやり」なぞという文字は無い。劃して、「天皇無き天皇制」「”民主的”軍事国家」とも言うべき、イスラエルの巨大版みたいな国家体制が、この日本に誕生する事となる。

 そして、主の居なくなった皇居は、都心の一等地として、財界様や米国様の好き勝手に使わせて貰う。まずは国営派遣村だが、これはあくまで一部だけに止める。黒柳徹子かアグネス・チャンを広報担当に据えて、「我が国はここまでやってますよ」という国内外向けの「アリバイ&ガス抜き」として、精々お茶を濁しておけば良い。
 残りは、その一部を「なんばパークスw」みたいな公園にして、国営農場も併設する。日本式エコ政策としてアピール出来る。農場主は「徴農制」論者の「そのまんま東」がうってつけだろう。その隣には巨大な「ニート版・松下政経塾」でも置くとするか。そこには全国各地から「ニート狩り」で集めてきたホームレスやニートを収容する事にする。塾長は橋下徹、副長は森田健作、現場担当には義家弘介を配置する。そう「蟹工船」の農場版だ。

 その隣には国営派遣会社を作る。社長は「労基法なんて要らない」論者の奥谷禮子を据え、その下にはホリエモンや、グッドウィル元会長・折口、ノヴァ元会長・猿橋、JR西日本元社長・井出、エムクルー社長・前橋などの、錚々たるメンバーを揃える。派遣社員はみんな隣の国営農場で鍛錬・洗脳する。旧ソ連や北朝鮮の収容所のノウハウも適度に使って。
 更に外貨獲得の為に国営カジノも作る。鉄火場を取り仕切るのは勿論、石原慎太郎だ。土日の皇居外周道路は終日オートレースのコースとなる。更に更に、吉原のソープ街も全てその横に移転させて、国営ソープ&風俗案内所とする。これでレース配当の再回収を図る。ついでにオリンピック・センターや築地卸売市場も、みんなこちらに吸収する。これで市場移転やオリンピック招致の問題も、全て解決に向かう。

 そのまた隣には、将来需要が殺到するであろう宇宙軍拡や海外派兵に備えて、米州軍事学校(SOA)の日本版を作る。学校長は田母神俊雄、副校長には中山成彬が適任だ。そこでは「コミンテルンの仇をソマリアで討て!」という田母神史観に基づいた、時空を超越した講義が行われる事であろう。巷には「在特会」みたいなのがウヨウヨしているので、生徒募集にも苦労しない。「君にも出世のチャンスがある」と煽れば、赤木智弘みたいなのもワンサカ来る。そして、表向きはあくまでソフトに、NHKドラマの「ふたつのスピカ」みたいなノリでやれば良い。国民なんて所詮バカばっかりなのだから、それで十分だ。
 ついでに、創価学会が待ち望んでいた「国立戒壇」も作ってやれば良い。何なら、それを靖国神社の代わりにしてやっても良い。所詮公明党なんて、利権が目当てなのだから。その為には何でもする。「在特会」と創価学会の信者は、自民党「紅衛兵」の二本柱として、丁重にもてなさなければならない。これで算段の上では、公称800万の信者固定票+数百万単位の浮動票が自民党に流れ込む事になります。

 あと8月30日まで約1ヶ月もあります。その間自民党は、幸福実現党と二人三脚で、ひたすら「皇居をぶっ壊して国営派遣村にする」と、絶叫していれば良いのです。どうせ幸福実現党も似た様な事言っているのですから、構うことはありません。麻生には、それ以外の余計な事は一切喋らせてはいけません。選挙が終わり晴れて御用済みとなれば、その時は国営ネットカフェの店長にでもして、難民どもが良からぬ事を企まない様に、監視させてけば良いのです。
 こんな事をしたら、流石に今まで自民党を支持してきた地方の封建ジジババの票は逃げていくでしょうが、そんな老い先短い票なぞ、もはや要りません。代わりに貧しい若者やネットウヨクの票がごっそり手に入ります。それに創価票が加われば、「蟹工船」ブームや「政権交代」ブームも、何ら恐れるに足らずです。自民党の逆転大勝利間違いなし。逆に言うと、もうそんな「禁じ手」にすがるしか、自民党には残された手立てはないと言う事ですw。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

棄権層をも巻き込む変革を

2009年07月22日 21時02分33秒 | 未完の政権交代
 前回エントリー「共産党の現状安住主義を憂う」で、その直前に投開票された東京都議選の結果について書きましたが、そこで一つ大事な視点を抜かしていました。それは、都議選の投票率が、前回よりも大幅に上昇したとは言え、それでもまだ5割そこそこでしか無かったという事です。残り約半分の有権者は、ついに投票所に足を運ぶ事が無かった訳です。
 その事に改めて気付かせてくれたのが、ブログ「旗旗」にアップされた「都議選結果の分析(もどき)」という下記論考記事です。当該ブロガーの草加さん曰く、只の「数字のお遊び」との事ですが、どうしてどうして、少なくとも私にとっては、なかなか示唆に富んだ内容でした。

 
 

>絶対得票率とは、全有権者の中で現実にどれだけの支持を集めたのかを示すものです。比例代表ではないので、各党別の計算をしてもあんまり意味がないと思いましたが、たとえば「40%以上の得票で歴史的な大勝利をおさめた」はずの民主党が、実は全有権者の2割ちょっとの支持しか得られていないことが絶対得票率を見ればわかります。自民党にいたってはわずか14%弱の有権者が同党に投票したにすぎません。
>要するに民衆にとって「支持したい」と思う勢力や政党が未だにないということです。支配層に押し付けられた「改憲保守の2大政党制」、そしてそれを突破して「たとえ死票になろうとも投票したい」とまで思わせてはくれない社共、本当に図式的な指摘で恐縮ですが、こういう構造の中で私たち左派(に限らず社会に閉塞間を抱く大多数の民衆)の選択肢はますます少なくなっていきます。(以上、その上の図表も含め、当該記事より)

 つまり、党員・支持者が互いに民主だの自民だの共産だのと角突き合わせていた、先の都議選も、いざ蓋を開けてみたら、全有権者の半分を巻き込んだものでしかなかった、という事です。残りの半分は、その戦いを遠巻きにして眺めていただけでした。
 或いは、生活に追われてそれ所ではなかった、という人も居られるでしょう。今日び、日曜出勤の人や昼寝て夜働いている人も、決して少なくない。そういう人の中には新聞を取る余裕すらない人も居る。そんな人が、今回の都議選だけに限って、わざわざ期日前に投票所に足を運ぶとは限らない。そういう意味では、折角の期日前投票の制度も、実際にはなかなか機能していないというのが、現状ではないでしょうか。

 しかし、これは裏を返せば、たかだか数%投票率が上昇しただけでも、これだけの変化を引き起こせるのですから、今回は棄権に回った「全有権者の半分」が、雪崩を打って投票所に詰め掛ける事態になれば、もっとすごい革命的変化を起こす事が出来る、という事に他なりません。
 今の自民党にそんな力が残っていない事は、もはや誰の目にも明らかでしょう。さりとて、躍進したと言われる民主党や、得票増と言われる共産党にも、まだまだ、そこまでの力が備わっているとは言いがたい。

 そう言えば私も、昨年1月の大阪府知事選挙で、マスコミが盛んに「橋下徹の圧勝」を言い立てていた時にも、「『お笑い百万票』についての考察」というエントリーで、下記の如く、今回の草加さんと同じ様な事を書いていたのを思い出しました。

>70年代の保革対決時代には60%台を保っていた投票率が、革新自治体崩壊後のオール与党体制の下での馴れ合い・内ゲバ政治の長期化と、今に続く小選挙区制・二大政党制(オール与党体制の全国化)の下で、有権者が次第に政治に愛想を尽かし、40%台にまで落ち込んできた事が。この前の橋下人気で投票率が前回よりもアップしたと言っても、若干持ち直したに過ぎないだけでなく、あの横山ノックが235万票獲得しての当選時(第14回知事選)ですら、投票率自体は70年代~80年代前半からはグンと下がっているのですから。
>要は、80年代以降、政治茶番劇の進行・重症化の下で、自民党政治への不満や生活困窮に対する大衆の怒りが、それまでの様にストレートに政治変革の方向に向かうのではなく、棄権層の増大や際物タレント候補の大量得票という歪んだ形で現われるようになってしまった―という事です。(以上、当該記事より)

 あの大阪府知事選の場合は、有権者の閉塞感や政治に対する不満が、明確な反自民として現れずに、ネオリベのタレント弁護士候補を押し上げるという、歪んだ形で現れました。そして、その後も暫くの間は、「そのまんま東」や森田健作といった「橋下仲間」の当選が続きました。しかし、その橋下とて、絶対得票率で見ると、実は全有権者の約4分の1の支持しか獲得出来ていなかったのです。
 そして今や、あれだけ一世を風靡したかに見えた「橋下仲間」の化けの皮も、徐々に剥げて来ています。上辺だけはさも「自民にも民主にも一線を画している」かの様なポーズをとって来た、それらの電波芸者が、決定的な場面では常に自民党の保守反動政治をフォローする側に回ってきた事も、次第にはっきりしてきましたから。橋下の「道州制」「岩国米軍再編」「日の丸・君が代」擁護発言や、東の「道路族」「中山ナチ彬」擁護発言の例に見られる如く。

 「化けの皮」と言えば、これも我々にとっては今更言うまでもない事ですが、実は民主党自体も一つの「化けの皮」なのです。民主党が、人脈も基本政策も体質も自民党と似たり寄ったりの「第二自民党」である事には、聊かも幻想を持つべきではありません。しかし、その「第二自民」が、有権者の支持を獲得しようと、この間、野党色を鮮明にしてきました。だから、これだけ自民党が動揺しているのです。これが前原民主党の時代であれば、こうも動揺はしなかった筈です。
 先の都議選にしても、本当の勝利者は、実は「民主党」ではなく「反自民の意思表示をした有権者」だったのです。自民党も、実は鳩山民主党そのものにではなく、そのバックに控えている「有権者の反自民の意思表示」に慄いているのです。
 そういう意味では、現在の鳩山民主党の役回りは、かつてのフィリピンのアキノ大統領にも準える事が出来るかも知れません。この場合も、旧財閥・旧支配層の一員でしか無かったアキノが、民衆のマルコス独裁政権打倒の象徴として祭り上げ、独裁打倒の歴史的使命を果たした後は、旧勢力としてやがて淘汰されていきました。

 自民党の敵が、単に鳩山民主党だけであるなら、自民党にとっては怖くもなんともありません。民主党なんて、連合や財界におんぶに抱っこの、所詮は風だけが頼りの政党なのですから、その気になればアメとムチでどうにでもなります。かつて村山社会党に仕掛けたのと同じ事を、民主党にもすれば良いだけですから。それで最悪、民主党が世論に愛想を尽かされて解体・凋落しても、自民党政治が温存されればそれで良いのですから。
 既にその兆候も徐々に現れています。今までは散々野党ポーズをとってきた民主党ですが、いよいよ自民党から民主党への政権交代の流れがはっきりして来るにつれて、公約をこっそり自民党寄りのものに戻そうとする動きも出てきています。

 そうさせない為にも、民主党だけでなく、その他の野党も得票・議席を伸ばして、民主党が自民党と変な妥協をしない様に、左から民主党を監視させなければなりません。その非民主系野党の中でも一際鍵を握っているのが、共産党の動向です。共産党についても、民主党と同様に意見は色々あれど、自民党の保守反動・新自由主義政治と、少なくとも既成野党の中では最も対峙している存在である事は、誰もが認める所でしょう。
 しかし、残念ながら共産党については、今のままでは民主党人気の呷りを受けて、今回の衆院選ではせいぜい現状維持か、良くても微増、下手すれば議席減もあり得るというのが、現実でしょう。こうも、民主党が恰も反自民の第一人者の様に遇される、今の情勢の下では。
 問題は、恐らく今のままでは単独過半数を制する所まで行くであろう民主党が、選挙後の政界再編も噂される政局の中で、どう出てくるかです。総選挙で示された有権者の反自民の意思を貫くのか、それとも「第二村山社会党」の道を歩むのか。共産党が本当に「確かな野党」として、その真価を発揮出来るか否かが問われるのも、その時です。それは、都議選では依然として棄権に留まった有権者の心まで掴めてこそ、初めて可能になると言えるでしょう。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

共産党の現状安住主義を憂う

2009年07月15日 20時43分06秒 | 未完の政権交代
  

 7月14日付「しんぶん赤旗」に、東京都議選の選挙総括が掲載されました(上記左写真)。それに拠ると、「残念ながら5議席減に終わったが、得票は07年参院比例比で15万票増やした」「この得票増は、民主党も含めた他党よりも顕著なものだ」「自民か民主かの、政権選択論が組織的に流された中でも、今後に繋がる足場を築く事が出来た」との事でした。
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-14/2009071401_05_0.html

 この上記の選挙総括ですが、次の二点で問題がある様に思います。
 まず第一に、いくら直近の選挙だからと言っても、選挙の性格が異なる参院比例票と比較した所で、どれだけ意味があるのでしょうか。比較するのなら、やはり前回都議選の票と比較すべきではないでしょうか。
 そして第二に、これでは余りにも現状に安住した内容の総括ではないでしょうか。確かに、民主党も自民党も、安保・自衛隊・海外派兵の問題でも、消費税や格差是正の問題でも、「似たり寄ったり」の政党である事は確かです。そんな事は共産党だけでなく、国民も既に本能的に感じています。問題は、「それでも尚且つ投票率上昇分の大半が民主党に流れた」事にあるのではないでしょうか。

 無論その中には、上辺だけの雰囲気だけで、時流に阿るままに民主党に投票した票も少なくないでしょう。しかし、その大半は決してそんないい加減な票ばかりではなく、寧ろ「それでも今の自民党政治を少しでも変えて欲しい」という、「積極的・意識的な反自民」の意味合いの強い票ではないかという気がします。そういう意味では、昔の民社党の様な、「自民党ともそう変わらないのでご安心を」と言う「中道志向」とは、似て非なるものです。だから、自民党の古賀選対委員長や石原伸晃・東京都連会長が辞意表明したり、自民党離党を表明する議員が出てきたりして、自民党の屋台骨が揺らいでいるのです。

 だから、そんな「本来なら真っ先に流れ込んで来て然るべき積極的・意識的な反自民票が、何故共産党に向かわず民主党に向かったのか」という事こそ、真っ先に問題にすべきなのに、それがこんな、「これだけ自民か民主かの政権選択論がマスコミによって流され、民主党以外の野党もその呷りを蒙った中で、我が党はよく踏ん張った」と言った様な総括では、「現状に安住しているだけだ」と言われても仕方が無いと思います。

 これを見て、その前の6月27日付「しんぶん赤旗」に載った、野中広務・元自民党幹事長へのインタビュー記事を思い出しました(上記右写真)。この記事も、「かつて自民党のドンと呼ばれた野中ですら、昨今の右傾化や格差社会化には懸念を表明し、共産党にエールを送っている」と、聊か我田引水めいた内容でした。
 確かにこれも、言っている事は決して間違ってはいません。野中広務がその種の懸念を公式の場で表明してきた事は事実であるし、そういう意味では、時流に阿るだけの小泉や麻生よりは、まだ誠実で良心的な政治家だとは言えるでしょう。

 しかし、それは野中のある一面にしか過ぎないのです。では何故その野中が、共産党や社民党ではなく自民党の門をくぐり、幹部にまで上り詰めたのかを考えると、野中のまた別の一面が見えてきます。実際、沖縄・普天間米軍基地の辺野古移設・県内たらい回しの青写真を描いたのは、この野中なのですから。
 それがこの記事では、余りにも手放しで礼賛し過ぎです。如何にインタビューという制約があるにしても、もう少し別の側面もきちんと取り上げて、その上で評価すべき所も評価するのでなければ、本当の客観的な評価にはならないのではないでしょうか。

 この野中の発言にしても、これは共産党とは直接関係がありませんが、田母神論文を批判した石破茂・元防衛相の発言にしても、それはそれで注目すべきニュースだと思いますが、それはあくまでも、野中や石破のある一面にしか過ぎない事は、きちんと押さえておくべきだと思います。
 実は、野中も石破も、昔も今も全然変わっていないのです。全然ぶれていない。寧ろ変わったのは日本社会の方なのです。日本社会が余りにも右傾化して、ネオコン・ネオリベやネオナチ在特会みたいなものにかぶれる輩が増えてしまったので、今までだったら右派だった野中や石破ですら、一見左派の様に見えてしまうのです。

 共産党としては、寧ろそこまで右傾化してしまった事の異常さこそ、もっと指摘すべきなのに、これでは単なる我田引水にしか過ぎません。これも現状安住主義の表れではないでしょうか。
 旧ソ連・中国・北朝鮮の一国覇権主義や独裁・人権抑圧・官僚主義の現れも、元はと言えばこんな現状安住主義から始まったのではないですか。その「守りの姿勢」が、やがて既得権・権力保持の姿勢にも繋がるのではないでしょうか。

 これは別に悲観論で言っているのでも、共産党を否定せんが為に言っているのでもありません。離党こそすれ、今も私は共産党を支持していますし、「赤旗」日刊紙も購読し、選挙になるとビラ配布を手伝ったりもしています。
 自民党も民主党も似たり寄ったりでしかない。偶々ソ連が米国よりも先に崩壊しただけであって、別に資本主義が社会主義に勝利した訳ではない。時代錯誤の自民党・保守派や右翼には未来は無い。民主党の躍進も所詮は風まかせ。諸悪の根源は民意切捨ての小選挙区制や規制だらけの公選法にある。・・・これらは全て正論です。これらの矛盾是正無くして、現行制度のままで形だけの政権交代を幾ら成し遂げても、細川政権・村山政権の様な「自民と第二自民による政権たらい回し」に終わる公算が大です。これら矛盾の廃絶・止揚を追求しなければならないのは勿論です。

 しかし、そういう原則論で党外から批判しているだけでは政治は動きません。矛盾止揚の追求と併せて、今の悪い制度の下でも少しでもよりマシな政治になるように、もっと現実的・具体的な手段で、左から民主党を揺さぶる必要があるのではないでしょうか。確かに民主党は自民党と似たり寄ったりですが、自民党との大きな違いが一つあります。それは民主党が野党である点です。幾ら党内に自民党と同じかそれ以上の金権・保守・反動の輩が巣食うっていても、票欲しさに野党ポーズも一定取らざるを得ない。そこを何故もっと上手に、狡猾に突かないのか。

 別に民主党の「下駄の雪」に甘んじる必要はありません。イタリア左翼の退潮は、小選挙区制に戦く余り、旧共産党(左翼民主党)崩れの「中道勢力」の「下駄の雪」に甘んじてしまっているうちに、自身の主体的力量も失われてしまったからです。日本の左翼が、みすみすそれを後追いする必要は無い。
 民主党全体とは協調出来なくとも、党内左派との連携を模索するなどの、より現実的な形で圧力を掛けるなど、方法は幾らでもあるのではないでしょうか。そりゃあ、そんな事をすれば民主党の執行部は警戒しますが、今も自民党が似た様な事をやっているのですから、左翼もやって何が悪いのでしょうか。

 共産党は「現状維持でよく踏みとどまった」と言いますが、その票田も決して磐石なものではありません。無党派や自民党から流れてきた票もある一方で、共産党から民主党に逃げていった票もあり、その内実は結構流動的なのです。その「逃げていく票」を何とかしないといけないのに、「よく踏みとどまった」という総括だけでは、全く不十分です。今は未だ、議席は取りこぼしても党勢はどうにか収支トントンに収まっていますが、今の総括を今後もずっと続けていると、そのうちに辛抱出来なくなった票の流出が更に広がり、今の社民党みたいになってしまうとも限りません。

 しかも、その「民主党に逃げた票」というのは、決して共産党の左翼性を嫌って保守回帰した日和見票ではないのです。寧ろその逆の、「もう民主連合政府成立まで気長に待てない、これ以上自民党の悪政を我慢する事なぞ到底出来ない」という票なのです。そんな革命的な票をむざむざ流出させて、それでも相も変わらず現状維持に汲々としている様では、もはや革新政党・革命政党とは言えないのではないでしょうか。

(参考記事)
・都議選 共産党70万票/8議席確保/07年参院比例比 15万票増やす(しんぶん赤旗)
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-14/2009071401_05_0.html
・これが「しんぶん赤旗」に載った野中広務氏のインタビュー(Internet Zone)
 http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2009/07/01005226/
・連載 政界地獄耳 赤旗が報じた「野中の声」【日刊スポーツ】(どこへ行く、日本。)
 http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10291619296.html
・野中広務氏への麻生氏の差別(宇佐美保)
 http://members.jcom.home.ne.jp/u333/ithink040724nonaka%20asou%20sabetu.htm
・野中広務という政治家(天木直人ブログ)
 http://www.amakiblog.com/archives/2008/08/24/#001098
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする