私の部屋はキッチンも冷蔵庫も備え付けの小さな物しかないので、あまり手の込んだ料理は作れませんでした。その上、一人暮らしだと野菜を買っても余らせるだけなので、どうしても野菜が不足しがちになります。しかし、それでも寒い日は鍋料理も食べたいので、1月16日(土)に思い切って白菜を買う事にしました。白菜を6分の1玉買ってざく切りにして冷凍庫に保存し、夕食のおかずに1週間使いました。ツードアの小さな冷凍庫なので、果たして白菜が入るかどうか不安でしたが、何とか押し込む事が出来ました。
1月20日(水)は豚キムチ。この日は冷凍庫の白菜ではなく、スーパーで売っていた白菜キムチを使いました。豚小間と白菜キムチをフライパンで炒めて作りました。副菜は正月雑煮用に買ったチューブの白みそで豆腐のみそ汁にしました。
1月23日(土)は鯖キムチ。豚キムチの豚の代わりに鯖水煮缶を使いました。最初は「鯖とキムチなんて合うのか?」と思いましたが、ネットのレシピには鯖キムチも載っていました。私もそれを見て試してみたら、キムチで鯖の生臭さが消えて美味しくいただけました。
1月24日(日)は白菜のポン酢煮。豚小間と一緒に炊いてポン酢をかけていただきました。小ぶりの行平鍋で炊いたので、本格的な鍋料理と比べたら貧弱な仕上がりになってしまいましたが、これでも食べたらポカポカと体が温まりました。
1月25日(月)はクリームシチュー煮。白菜と粗挽きウインナーを電子レンジで温めた後、レンチンのクリームシチューをかけて、目玉焼きと一緒にいただきました。
1月26日(火)は中華丼。レトルトパックの中華丼の素と白菜で作りました。まず白菜と中華丼の素のうちの「具」をフライパンで約3分炒めた後、「ソース」をフライパンに投入して約1分炒めると、とろみのある中華丼が出来上がりました。冷凍庫に保存していた白菜も、もう霜が付いてだいぶ水っぽくなっていましたが、何とか美味しくいただく事が出来ました。
「白菜は余ったら塩昆布で揉んで漬物にすれば良い」と聞きましたが、いざやるとなるとやはり面倒くさいです。多少割高でも、生の白菜よりもパックに入ったザク切り白菜の方が、保存するのも使用するのも便利です。その代わりと言っては何ですが、白菜が片付いた後に冷凍ほうれん草を買って来ました。冷凍ほうれん草なら、冷凍庫の場所もそんなに取らないし、小出しに使えて便利です。
白菜も残すところもう後1食分だけです。今夜で使い切る予定です。白菜と豆腐、ぶなしめじで湯豆腐にして食べます。明日からは白菜からほうれん草にバトンタッチです。西成に来て2年、自炊を始めて1年になります。まだまだ料理は下手くそですが、レトルトの炒飯やクリームシチューには手を出しても、インスタントラーメンやカップ麺にはいまだ手を出していない事だけが唯一の自慢ですw。
今日、新世界のドン・キホーテに買い物に行ったらPCR検査キットを2種類販売していました。1万5千円のにしたんクリニック製と1万3千円余のジーンライフ(GeneLife)製の2種類です。両方とも自宅で唾液を採取し検査機関に郵送するタイプのものです。コロナ禍の中でも休めず仕事をせざるを得ない身としては、検査キットを買いたいのは山々ですが、簡単に買える額ではないので、帰宅してからもっと安い検査キットはないかネットで探しました。
すると、大阪の難波でPCR検査を予約なしで受けられる事が分かりました。大阪PCR検査センターという所が行っている検査で、費用もたったの2980円です。そこで早速、その難波の会場に行って来ました。場所は近鉄・地下鉄の難波駅から御堂筋の南西角に出た所にあるビルの1階にありました。タリーズコーヒーの隣です。看板が出ているので直ぐに分かります。
入口に検査キット購入用の券売機が数台あり、1回2980円の利用券を1枚から4枚まで買えるようになっています。私は利用券を1枚だけ買い、受付で検査キットを受け取りました。そして、ビニール製の手袋をするように言われ、自分の氏名・連絡先・生年月日などを受付票に記入するよう指示された後、奥の検査ブースに案内されました。
そこにはパーテーションで区切られた1人用のブースが、コの字型に10個ぐらい並んでいました。検査キットには6桁のIDナンバーが割り振られていました。ブースで、自分の唾液をストローを使ってキットの容器に流し込み、受付票にIDナンバーを記入して一緒に受付に渡せば、もう検査完了です。時間にしてわずか数分です。そうすれば、翌日23時以降には、大阪PCR検査センターのサイトにログインすれば、自分の検査結果が分かる仕組みになっています。
但し、これはあくまでも現時点において唾液中に新型コロナウイルスが含まれているか調べる為だけのものであって、これだけでコロナ感染の有無を証明する事は出来ないそうです。本当は陽性なのに、たまたま検査で引っかからなくて陰性と判定されてしまう場合もある訳ですから。これでは単なる「気休め」にしかなりません。
その上、検査結果を当日中に知りたい場合は、これとは別に3千円支払わなければなりません。陰性証明書の発行を求める場合は更に5千円追加です。最初は「たったの2980円」と言っておきながら、「当日結果を知りたい」「陰性証明書が欲しい」と言っただけで、その倍以上の価格に釣り上げる様子は、まるで「ぼったくりバーの手口」そのものです。
そもそも、にしたんクリニックやジーンライフの検査も、大阪PCR検査センターのそれも、検体郵送と会場受付の違いはあれど、同じ唾液でのPCR検査に違いはありません。それなのに、何故片方が2980円だけで済むのに、もう片方は1万円以上も値段がかかるのか?これでは相場なぞ、あってないようなものです。
それでもPCR検査が必要なのは、もうこれしか新型コロナウイルスを隔離する方法がないからです。たとえ、唾液による大まかな検査であっても、多くの国民が定期的に受ける事により、陽性者をある程度隔離する事が出来ます。隔離さえできれば、後は集中的に治療して感染を食い止める事が出来ます。そうすれば、やがてワクチンも開発され、患者の中に抗体も生まれ、感染を徐々に減らしていく事が出来るのです。
そうであるにも関わらず、何故こんな大きな値段の開きが出るのか?何故それを国は放置しているのか?そもそも、国も企業も、二言目には「新型コロナ感染防止が最優先」と言いながら、何故、自費診療でないと検査も簡単に受けられないのか?誰も好きでコロナにかかった訳ではないのに。国民に「外出自粛」を要請しながら「仕事は休むな」と言うのも、余りにも虫が良すぎると思います。
国も企業も、コロナ感染の広がりを「国難」と言い、「国民一丸となって、この国難を食い止めよ」と言うのであれば、コロナの検査ぐらい誰でも気軽に受けられるようにすべきです。そして、治療費も全額公費で負担すべきです。それでこそ初めて、国民も国を、従業員も企業を信頼できるようになるのではないでしょうか?
皆さん知ってました?大阪市西成区の「あいりん地区」(通称・釜ヶ崎)は、全国でも有数の銭湯密集地帯である事を。私も最近初めて知りました。隣の浪速区の新世界にある「ラジウム温泉」や「スパワールド」、阿倍野区の「湯処あべの橋」も含めると、徒歩圏内に9つもの銭湯があり、その一つ一つに特徴がある事を。それぞれ定休日も異なるので、日替わりメニューで銭湯巡りが楽しめちゃうのです。
銭湯巡りを思い立ったきっかけは大寒波の到来です。ある寒い雨の夜の事。エアコンもない部屋でユニットバスに浸かっても一向に体が温もらないので、商店街のアーケード伝いになるべく雨にぬれずに行ける銭湯を探していたら、「萬世湯」という銭湯が見つかりました。そこはごく普通の銭湯でしたが、脱衣場にコインランドリーが併設されていて、向かいにも料金100円の格安コインランドリーがありました。これなら入浴と洗濯が同時に出来ます。私の知っている銭湯にはコインランドリーは併設されていなかったので、他にもそんな銭湯がないか確かめて見る事にしました。近くにはまた別の銭湯「ふろやさんわ」もあります。
そうしたら、まず見つかったのが「日之出湯」。ここにはコインランドリーだけでなく水素風呂や「富士山の溶岩サウナ」「伊香保の湯」までありました。水素風呂ではお湯に浸かりながら健康に良い水素が摂取出来ます。溶岩サウナも富士山の溶岩を熱したサウナに通常の銭湯料金で入浴出来ます。血行促進の高温風呂に美肌効果に優れた炭酸温泉もあるので、乾燥肌で腰痛持ちの私にはぴったりです。その上に睡眠不足に効く酵素カプセルもあります。追加で2千円払えば高気圧の酵素カプセルを購入して個室で吸引出来るのです。値段が高いので今回は購入を見送りましたが、また機会があれば利用したいと思います。最近は学生証を提示すれば無料で入浴できるキャンペーンも始めたそうです。
「日之出湯」から少し北に行った所にあるのが「和光浴場」。ここにもコインランドリーが併設されていました。しかも先の「日之出湯」と同じ位、多くの種類のお風呂があります。まず露天風呂の炭酸温泉。他の銭湯の炭酸温泉よりお湯の温度が高いので、寒い日の露天風呂でも湯冷めしません。その上、中東の死海と同じ濃い塩分濃度の「死海の塩風呂」もあります。サウナもミストサウナと遠赤外線サウナの2種類あります。脱衣場には新聞や雑誌も置いてあるので、入浴だけでなく休憩も出来ます。高額なスパワールドに行く位なら、こちらで何回もサウナを堪能する方が経済的です。「日之出湯」も「和光浴場」も体に良い軟水を使用しています。「和光浴場」で売っている大山牛乳も1本110円とお得です。これからは「和光浴場」に、同浴場が休みの日には「日之出湯」に通う事にします。
今まで見て来た「萬世湯」「ふろやさんわ」「日之出湯」「和光浴場」は、いずれも「あいりん地区」から少し離れた下町にあります。利用客も、昔からここにずっと住んでいる馴染み客が中心です。それに対し、「入船温泉」と「末盛湯」は、いずれも「あいりん地区」のドヤ(簡易宿泊所)が経営する銭湯です。利用者も、ドヤで無料入浴券をもらった宿泊客が中心です。その為に、同じ西成の住民からも、とかく色眼鏡で見られがちでした。しかし、私も時々利用しますが、設備は他の銭湯と何ら変わりません。今までは、それまで住んでいたドヤに近い「入船温泉」の方を利用して来ましたが、今回初めて「末盛湯」にも入って来ました。「末盛湯」の番台で売っている井村屋のあずきバーは1本70円とお得です。「入船温泉」も「旅先銭湯」という1冊1200円の旅行雑誌を千円で購入する事が出来ます。下町の銭湯の様なサウナはありませんが、出張や旅行で大阪に泊まった時は、こちらの銭湯も是非利用してみたら良いと思います。「末盛湯」番台の女将曰く「今や観光地化した新世界のラジウム温泉に愛想尽かして、こちらに流れて来る人もいる」そうです。
しかし、喜んでばかりもいられません。あいりん地区が全国でも有数の銭湯密集地帯で、毎日早朝6時から日替わりメニューで色んな銭湯を堪能出来るのも、裏返せば住環境が劣悪で、トイレも風呂も共同だからです。私が今住んでいるミニキッチンとユニットバスのワンルームすら、あいりん地区では「贅沢品」なのです。私が高石の実家を飛び出し西成に住むようになり、ほぼ2年が経過しましたが、高石ではほとんど見なかった火事や行き倒れの場面に、こちらでは何度も遭遇しました。番台の親父や女将と馴染みの入浴客が交わす毎日の挨拶に、「古き良き昭和」の面影を垣間見る事が出来、私も何度も癒されましたが、それらは本来なら部屋にちゃんとキッチンもバスも用意された上で、あくまでも「休日や余暇の娯楽」として堪能されるべきものです。住まいも人権です。誰でもキッチンやバスのある住宅に住めるようにすべきです。コロナの感染予防や景気回復に本気で取り組む気があるなら、GOTOキャンペーンやオリンピックなんかよりも、もっと安全で衛生的な住宅の確保の方を優先すべきです。
入船温泉と提携しているビジネスホテル加賀の宿泊プラン。確かに、安全で衛生的な和室に1泊2千円前後で宿泊できて、隣接の銭湯にも無料で入浴できるお得なプランですが、そんな値段で泊まれるのも、トイレも風呂も共同だからです。
1月7日に菅総理が発出した我が国で2度目の新型コロナ感染拡大の緊急事態宣言は、おそらく残念ながら1度目よりも格段に悪い形で不発に終わるだろう。
2度目の宣言では、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を対象に、①飲食店の20時閉店、②20時以降の外出自粛、③リモートワーク推進による出勤7割削減、④5千人を上限とするイベント入場制限ーこの4つの措置を翌8日から1ヶ月間続ける事が謳われた。
しかし、なぜ対象が1都3県だけなのか?なぜ営業自粛の対象が飲食業界だけなのか?なぜ期間が1ヶ月だけなのか?リモートワーク推進の掛け声だけで出勤7割削減も果たして実現出来るのか?なぜ5千人までならイベント開催もOKなのか?納得出来る説明は無かった。
確かに菅総理やコロナ分科会の尾身会長から「説明らしきもの」はあった。曰く「全国の感染者数の約半分が1都3県に集中している」「感染経路不明者の多くは飲食業界から出ている」「飲食する時はマスクを外すから、その時が最も感染しやすい」等々。
しかし、それらはいずれも単なる憶測に過ぎない。「感染者の約半分が1都3県に集中している」と言うが、そもそも感染者数そのものが、限られたPCR検査による不正確な数字だ。今まで一度も全国単位でPCR検査をした事がないのに、どうしてそんな事が言えるのか?
「感染経路不明者の多くは飲食業界から出ている」と言うに至っては、もはや噴飯物でしかない。感染経路不明で追跡調査も出来なくなっているのに、なぜそんな事が断定出来るのか?
今回の緊急事態宣言後の記者会見でも、「クラスター解析を基に導き出された結論」である事が強調された。しかし、私に言わせると、感染拡大初期ならともかく、これだけ市中感染が広まってしまった現段階で、未だにクラスター対策に拘っている事自体が異常だ。
クラスター対策と言うのは、例えば関空から感染者が何名、成田から何名出たから、海外渡航者を一つのクラスター(感染集団)と見做して、検査・隔離・治療するという手法だ。これでは実際に発症した感染者しか網の目には引っ掛からない。あくまでも初期段階の水際対策としてのみ有効な手法なのだ。
ところが、これだけ市中感染が広がり、発症者だけでなく無発症感染者、保菌者もいる中で、幾ら目に見える感染者だけを洗い出しても、モグラ叩きにしかならない。感染経路も追えない。
もはや水際作戦で対処出来る時期は過ぎ去った。もう今となっては、水際でチェックするだけでは不十分だ。むしろ全国民を対象に、積極的にPCR検査を実施して、まさに「寝た子を起こす」勢いで、感染者を隔離・治療しなければならない。そこまでやってこそ、初めて正確な感染状況が把握でき、対策も立てられるようになる。
いきなり全国民を対象にしたPCR検査が無理だと言うなら、せめて医療関係者や介護従事者、流通業や運輸業などのエッセンシャルワーカーだけでも、全国規模の検査を実施すべきであろう。
そんな事は、昨年春の最初の緊急事態宣言の段階から、既に多くの識者によって指摘されて来た。その前のクルーズ船隔離の段階で、国が鳴り物入りでクルーズ船を隔離したにも関わらず、肝心の検査も治療もろくにせず、感染者を野に放ってしまい、クラスター対策に失敗してしまった事を教訓に。
ところが、国はその識者の提言をも、まともに受け止める事が出来なかった。中途半端な一斉休校、休業要請で、それに対する所得補償もろくにしようとはしなかった。「私有財産に対する補償は出来ない」とか何とか言って。
それに対して、「これだけコロナが広まってしまったのも、それまでの数十年に渡る病院・保健所統廃合で、PCR検査もまともに出来なくなってしまったからではないか。その為に有効なクラスター対策も打てずに、傷口を更に広めてしまったからではないか。これは断じて自己責任なんかではない。政治家の責任による人災だ」として、国民や野党の要求で、10万円給付金や持続化給付金、雇用調整助成金を勝ち取って来たのだ。
その間、与党の自民・公明両党、大阪では与党で安倍・菅政権べったりの維新知事は一体何をしていたのか?自民・公明両党は、欠陥品だらけのアベノマスクをばら撒き、コロナ対策に得体の知れない利権を紛れ込ませ、GO TOキャンペーンで感染を更に悪化させただけではないか。
大阪でも、思い付きの雨ガッパ集めやイソジン騒動、不要不急の住民投票で行政や医療に混乱を持ち込み、思い付きのコロナ専門病院指定で病院職員の大量離職を引き起こし、直前まで「緊急事態宣言は不要だ」と言いながら、政府が宣言した途端に「必要だ」と風見鶏の掌返し。
そして今も、我々庶民にばかり「我慢の3連休」や「勝負の3週間」を強いながら、自分達は隠れてこそこそ会食しているではないか。「時短営業しなければ罰則だ」と自営業者を脅しつけながら、雀の涙ほどの補償でお茶を濁そうとしているではないか。「勝手に病院から抜け出したら逮捕する」とまで言いながら、実際は入院も受診もさせられずに、重症者を自宅待機で死に至らしめているではないか。コロナ離職で失業者や自殺者が急増しているのに、持続化給金や家賃支援給付金の支給打切りを画策しているではないか。
その窮状を放置して、幾ら飲食店だけを悪者にして、形ばかりの緊急事態宣言でお茶を濁そうとしても無駄だ。パチンコ屋が開いているのに休日に自宅に閉じこもっておれる人間が一体何人いるのか?働き方改革が進まず長時間労働や満員電車での通勤も無くならないのに、どうやってリモートワークを推進出来るのか?
ドイツのメルケル首相は「国は誰一人として見捨てない」と言い切った。台湾のコロナ担当大臣は中国・武漢からたった一人救出出来なかっただけでも涙を流した。ところが菅はどうか?緊急事態宣言後の記者会見でも原稿の棒読みに終始し、一部の御用記者と結託して、形ばかりの質疑応答でお茶を濁していただけではないか。
こんなシャンシャン大会の記者会見なら不要だ。これでは戦時中の大本営発表と同じだ。自民党政府は、二言目には「中国ガー、北朝鮮ガー」と言うが、自分達の方こそ中国や北朝鮮と瓜二つではないか。二言目には「悪夢の民主党政権」と言うが、自分達の方がよっぽど悪夢ではないか。森友・加計や「桜を見る会」、アベノマスク、GO TO利権を筆頭に。
こんな奴らの言う緊急事態宣言なぞ、誰もまともに聞く気にはなれない。だから感染者は一向に減らず、いつまで経ってもコロナは終息しない。こいつらを権力から放逐しない限り。
今年はコロナ感染が広がって以降の初めてのお正月。その前まで毎年恒例であった釜ヶ崎あいりん地区の越冬ライブは中止になりました。炊き出しと夜のパトロールは通常通り行われましたが。新春の初詣も、縁日の屋台が出ないので今年はどこにもお参りしていません。そもそも、私たち物流関係の非正規労働者には盆も正月も関係ありません。盆も正月も普段通り仕事がありますし、むしろ繁忙期で大忙しの毎日でした。年賀状なんて書いている暇がないし、正月も出勤で職場で顔を合わすので、そもそも年賀状を出す意味がありません。その一方で、昨年2月に今のワンルームに移り住んで自炊を始めてから初めてのお正月になるので、年始の挨拶でも紹介したお雑煮の写真を中心に、お正月の日常をもう少し詳しく紹介したいと思います。
以前なら年越しの蕎麦はインスタントのどん兵衛の蕎麦で間に合わせていたのですが、今年から蕎麦も自分で買って自宅で作るようにしました。そこで初めて知った蕎麦の安さ!一番安い蕎麦は何と1袋19円!もうお米を買わずに蕎麦を食おうと思ったぐらいです。それとは対照的に、蒲鉾の値段の高い事。普段なら1個98円で売られている紅白蒲鉾は売り場にはなく、代わりに1個500円から千円以上もする迎春用の蒲鉾に売り場が占拠されてしまっていました。スーパーの店員が言うには、正月期間中は従来の蒲鉾は発注をストップして迎春用の蒲鉾しか売らないようにしているとの事。一人暮らしだと量の多い迎春用の蒲鉾なんか買っても余らせ腐らせてしまうだけなので、普通の蒲鉾も売ってくれと店の苦情カードに書いて投函しました。年越し蕎麦は売れ残りの紅白蒲鉾と5割蕎麦、市販のえび天で美味しくいただきました。
それまでは外食中心で正月も餅とは無縁でしたが、昨年に今のワンルームに移ったのを機に、お雑煮を自宅で作る事にしました。私は元々、大根・人参だけの地味な関西の白みそ仕立てのお雑煮より、鶏肉や魚、ミツバなどが入った関東風の済まし雑煮の方が好きだったので、元旦はうどんだしですまし雑煮を作って食べました。しかし、白みそ雑煮も具を色々取り揃えば見た目も鮮やかに美味しくいただける事を知り、チューブの白みそと冷凍和風野菜を買って来て、2日以降は白みそのお雑煮で食べる事にしました。ワンルームで一口コンロのミニキッチン、学生下宿にあるようなミニサイズの冷蔵庫、安物の電子レンジしかなくても、工夫次第で美味しいお雑煮が炊ける事が分かりました。三日目以降も雑煮抜きの白みそでおかずを工夫して作っています。公休日の休みには善哉を作って食べました。
一人暮らしだと、どうしても野菜や魚が不足しがちになります。白菜やキャベツを買っても余らせ腐らせてしまうだけなので、どうしても買うのが億劫になってしまうのです。大型の冷蔵庫があれば業務スーパーで野菜を大量に買って冷凍保存しておけるのですが、洋間5畳のワンルームではそんな場所もありません。元々備え付けのミニ冷蔵庫があるのみです。余り家電を買い揃えても置く場所がないし、消費電力500ワット、千ワットの家電を同時に使用したらブレーカーが落ちてしまうので家電は1個ずつしか使えません。魚を焼くグリルもないので今まで魚料理を作るのを諦めてしまっていました。ところが昨日、安売りの塩鯖とカレイの切り身を買って来て、電子レンジでチンしたら、グリルで焼いたような仕上がりになる事が分かりました。これなら面倒な塩抜きも不要です。もうこれから魚は買ってミニ冷蔵庫の製氷室で冷凍保存しておく事にします。家電を1個ずつしか使えないので、どうしても調理に時間がかかり、おかずが仕上がる頃にはご飯が冷めてしまうのが玉に瑕ですがw。
昨日は通天閣のたもとにある「三吉(みよし)うどん」で天ぷら蕎麦を食べて来ました。うどん1杯170円から売っている立ち食いのうどん・蕎麦屋で、芸能人もお忍びでよく来ると噂のお店です。1杯170円のうどんなら、新世界からジャンジャン横町に入った所にある「松屋」が早朝7時から開いているので、私もよく知っていますが、この「三吉うどん」は私も知りませんでした。私が大抵休みの水曜日が定休日で、開店時間も朝10時ぐらいから夕方4時ぐらいまでしかないので、今まで知らなかったのです。本当は卵も入った天ぷら蕎麦を注文したかったのですが、店内のメニューには無かったので普通の天ぷら蕎麦にしました。出汁が効いて美味しかったです。(後で確認したら店の外のメニューには卵入りの天ぷら蕎麦も載っていました)