アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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あの兵庫県でもまだ大阪よりはマシなのだ

2024年09月11日 23時22分39秒 | 都構想・IRカジノ反対!

9月8日(日)14時から神戸の兵庫県民会館大ホールで開かれた「斎藤元彦・兵庫県知事の辞職を求める緊急県民集会」に私も参加して来ました。私が会場に着いたらホールはもう満杯で、私は横の会議室でモニターを通して会議の様子を視聴する事となりました。しかも、その会議室も満杯で、ぎゅうぎゅう詰めの中での取材となりました。

主催者のあいさつの後、評論家の佐高信(さたか・まこと)さんが登壇され、次の3つの事を話されました。一つ目は日本の社会風土について。日本では部下が自殺しても社長は責任を取らない。上手くいけば手柄は社長に横取りされ、失敗したら部下だけが責任を押し付けられる。斎藤知事のパワハラを告発した元県民局長が自殺に追い込まれたのも、そんな社会風土があるからだ。もうそんな悪弊は止めにしないか。「自主」という言葉には「王に釘を刺す」「悪政をいさめる」という意味が含まれている。そこから「自分が主体となって行動する」「自主」という言葉が生まれた。

二つ目は「公(おおやけ)」の重要性について。公とは「公平である」という事。今の兵庫県はその対極の不公平にある。不正を告発された知事に告発者を「嘘八百」呼ばわりする資格はない。それでは阪神のユニフォームを着た監督が野球の審判を兼ねるようなものだ。そんな事で公平な試合なぞ出来る訳がない。

三つ目は「維新」という言葉のまやかしについて。「新」という字があるから何か世の中が変わる、進歩するかのようなイメージを持たれている人が少なくないが、明治維新の目的は大政奉還、王政復古。政権を幕府から天皇に返しただけ。時の支配者が幕府から天皇に変わっただけで、一般庶民は完全に蚊帳の外。これは21世紀になっても同じ。安倍晋三は自民党で総理に指名されなければ維新から出馬するつもりでいた。どちらから出たら有利かという話でしかない。こんな物に期待している限り、「王に釘を刺す」事も「悪政をいさめる」事も出来ない。国民主権も民主主義もありえない。

その後、佐高さんとジャーナリストの西谷文和さんの対談で話が進みましたが、話のテンポが速くてメモが取れませんでした。そこで、所々で撮影したモニターの写真を基に、話の内容をまとめてみました。まず、これまでの事実経過について。3月12日に、西播磨の県民局長が県政の問題点を匿名の文書で告発しました。その文書には次の7つの問題点が指摘されていました。

①県の外郭団体(ひょうご震災記念21世紀研究機構)副理事2名を知事が一方的にクビにした為に、理事長がそのストレスでショック死(急性大動脈解離)してしまった。

②知事選で現知事応援の事前運動を行い、地元の市長を恫喝した4名(後述する牛タン倶楽部の面々)が、知事当選後に異例の昇進を遂げた。

③知事自身も事前運動を行い、選挙告示1か月以上も前から、県内の商工団体に出向き、自身への投票を依頼。

④しかも知事は視察のたびに各地の企業に物品のおねだり。コーヒーメーカー、ヘルメット、ロードバイク、ゴルフセット、革ジャン、スポーツウェア、日本酒、ワイン、蟹、等々。

⑤知事の政治資金パーティー券を県下の商工会議所や企業に押し売り。「パー券買わなければ信用保証しない、補助金やらない」と脅しつけて。押し売りを頑張った職員は厚遇。

⑥阪神・オリックス優勝パレードの寄付が思うように集まらなかったので、某信用金庫への補助金を1億から4億に増やし、そこから寄付をさせ、他の信用金庫にも寄付するよう強要。そのお陰で、パレード前には50万円しか集まっていなかった寄付金が、パレードが終わった後には2千万円に。この件ではパレードの責任者も自殺に追い込まれています。

⑦知事のパワハラ。机を叩く。付箋を投げつける。「知事様を20メートルも歩かせるとは何事か!」と逆ギレし、車両進入禁止のエントランスに無理やり公用車を横付け。「イベント衣装に着替える場所も用意していないのか!」と逆ギレし、公共施設の授乳室を無理やり占拠。そして、自分は深夜・休日お構いなしに部下に業務指示のメールをしながら、返信メールには「俺の貴重な休憩時間を奪うな!」と更に逆ギレ。

もうムチャクチャですね。この斎藤元彦という男は、自分を一体何様だと思っているのでしょうか?ここまで来れば、もうスターリンやヒトラーを通り越して、「秦の始皇帝」と同じですね。告発文の全文を既に前回記事でブログに公開しているので、詳しくはそちらを参照して下さい。そこでは関係者の名前も全て実名で公開させてもらっています。公開されるのが嫌なら、そもそも不正に加担しなければ良いのです。元県民局長とパレードの責任者と、既に2人も自殺に追い込まれているのです。2人をそこまで追いやっておきながら、今さら知事側近のプライバシーもクソもあるか!

そもそも、この告発文のどこが「嘘八百」なのか?主要な出来事については日付や場所も明記して、かなり具体的に書かれています。到底「居酒屋の噂話」なんかで済まされる内容ではありません。その中には、知事選の事前運動やパー券強要、寄付の強要や、それに伴う公金(補助金)の不正支出など、刑事事件に発展しかねない不正もあります。いずれも立派な不正告発であり、公益通報保護法で保護されるべき内容です。決して個人的な恨みつらみで書かれた物ではありません。

斎藤が本当に知事としての職責を全うしたいのなら、やるべき事はただ一つ。ここに書かれた疑惑について、全て自ら明らかにした上で、知事を辞職すべきです。そして地検の捜査にも協力し、罪を償うべきです。そうしてこそ初めて、亡くなった部下の霊も浮かばれます。

ところが斎藤が実際にした事は何だったのか?3月12日に匿名で送られた文書の内容を20日に知り、部下の副知事に「徹底的に調査しろ」と命令。但し、調査内容は「不正調査」ではなく「告発者探し」。その命令を受けた片山安孝副知事たちが、3班に分かれて25日に関係先を強襲。西播磨県民局を訪れた副知事は、捜査機関でもないのに令状も持参せず県民局長のパソコンを押収。嫌疑をかけられた人の中には、事件とは何の関係もない私信まで盗み見された人もいました。

その挙句に、28日に知事が記者会見で告発文の内容を「嘘八百」、告発者を「公務員失格」と決めつけ。ところが、4月に入り、企業から「知事のおねだり」でもらったコーヒーメーカーを、県がこっそり元の企業に返却していた事が明るみに。それがきっかけで、その他の疑惑も芋づる式に次々明らかに。

その次に起こったのが「タコの嘘泣き」。「タコ」こと片山副知事が、自身の辞職と引き換えに、自民党に百条委員会設置見送りを頼んでいた事が発覚。地方自治法百条に基づき、偽証罪も適用される調査特別委員会が、県議会に設置されるのを何が何でも阻止しようとしたのです。それを自民党に拒否され、「知事を守れなかった」と噓の涙を流して副知事を辞職。亡くなった方への謝罪は皆無で。

そもそも、この片山こそが真の悪役なのに。斎藤知事の横暴ばかりが目立っていますが、その斎藤を陰で操っていたのが、片山・副知事、原田剛治・産業労働部長、井ノ本知明・総務部長、小橋浩一・理事らのいわゆる「牛タン倶楽部」のメンバーです。阪神淡路大震災の時に助けてもらったお礼に、東日本大震災支援の為に出向していたはずの兵庫県幹部が、肝心の震災被災者そっちのけに、自分たちの出世ばかり考えて、宮城県庁の中で派閥を形成し、後から来た斎藤(後の兵庫県知事)を意のままに操っていた。その派閥名に、誰かが仙台名物の「牛タン」から名を借りて「牛タン倶楽部」と命名。知事選の事前運動やパー券・寄付の強要、企業への「おねだり」も全て、宮城帰りの「牛タン倶楽部」の面々がお膳立て。

その「牛タン倶楽部」も、「本当は4人ではなく7人だったのではないか?」と観る人もいるようです。当の斎藤知事と、増山誠・岸口みのるの2名の維新県議も加えて7名だと。斎藤はただの操り人形なので、このメンバーに含めるのはどうかと思いますが。2名の維新県議については、最初は斎藤をかばい続け、「百条委員会で告発者をつるし上げる」と息巻いていましたから、さもありなんかも。その「つるし上げ」を苦にして、元県民局長は7月7日に自殺しているのですから、元県民局長を殺したのは、この「牛タン倶楽部」の面々だったと言われても仕方ないでしょう。

これ以上書くと話が長くなるので、もう結論から先に言います。ここから先はあくまで私個人の意見です。こんな状態の兵庫県政ですが、それでもまだ大阪府政よりははるかに「健全」なのです。何故なら、兵庫県議会では、まだ維新が議席の過半数に満たないから、百条委員会を設置出来たのです。県議会定数86名のうち維新は21名で、自民党の37名に次ぐ第2会派です(左上図参照)。それに対して、大阪府議会の定数79名のうち維新は51名もおり、自民党ですら7名と、完全な維新の独裁状態(右上図参照)。もしこれで、大阪府知事の不祥事が発覚しても、与党の維新が百条委員会設置に反対すれば、真相解明も不正防止も到底無理です。

では何故そんなに維新が大阪で強いのか?維新の宣伝が上手なのも確かにありますが、それ以上に重要なのが、維新が在阪メディアを牛耳ってしまっている事実です。実際、9月8日のこの集会に、取材に来たのも地元の神戸新聞とサンテレビだけでした。朝日新聞も毎日新聞も来ませんでした。集会で講演した佐高信・西谷文和のお2人は、左派・リベラル界隈では有名な論客です。普通なら「左寄り」の朝日・毎日が放っておくはずがないでしょう。

なのに何故、取材に来なかったのか?維新に遠慮したからです。維新を敵に回すと、取材もさせてもらえないから。商売あがったりになってしまうから。だから、元から「右寄り」の産経・読売だけでなく、「左寄り」の朝日・毎日も取材に来なかったのです。たとえ、県民ホールが600名以上の聴衆であふれ返ろうとも。集会は無かった事にされてしまったのです。

実際、大阪の朝のニュースやお昼のワイドショーで、大阪の吉村知事が登場しない日がありますか?どの番組にも登場し、マスコミはその一挙手一投足の持ち上げに余念がありません。だから、コロナ禍で大阪の死者数が全国一多く、吉村知事の肝いりで設置したコロナ療養センターも不評で閑古鳥が鳴いていたにも関わらず、「吉村知事はよう頑張っている!」と騙された府民が大勢いたのです。

今、マスコミは斎藤知事の「パワハラ・おねだり」について、面白おかしく取り上げています。もちろん、「パワハラ・おねだり」も大問題です。現に、その為に自殺者が2人も出ているのですから。でも、本当に追及されるべきなのは、知事選の事前運動やパー券疑惑、補助金不正支出などの刑事案件ではないでしょうか?これはもう森友・加計問題や「桜を見る会」と同じ案件ではないですか。いわば森友事件の兵庫版・維新版です。それを許さない為に、まず何をすべきなのか?もう答えは自ずと明らかではないでしょうか。(下の写真は集会について報じた神戸新聞の記事)

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兵庫県知事の不正告発文全文

2024年09月09日 04時30分00秒 | 都構想・IRカジノ反対!

9月8日(日)14時から神戸の兵庫県民会館ホールで開催された「斎藤知事の辞職を求める緊急県民集会」に参加して来ました。同集会の内容は後日ブログで報告しますが、それに先立ち、この知事の不正(パワハラ・おねだり・贈収賄・事前運動・公金横領・公益通報保護法違反・個人情報漏洩等)告発の元になった文書の全文が集会で配布されました。今更、隠し立てする内容でもないし、むしろ斎藤知事の不正を全て出し切る為には、この文書の内容が広く有権者に共有される必要があると考えます。よって、ここにその全文を公開します。以下がその全文です。(難読氏名にルビ添付、明らかな日付の間違いを注で訂正した以外は原文をそのまま転載しました)

齋藤元彦兵庫県知事の違法行為等について(令和6年3月12日現在)

①五百旗頭真(いおきべ・まこと)先生ご逝去に至る経緯
 
 令和6年3月6日に五百旗頭真先生が急逝されました。その死に至る経緯が次のとおりです。
 先生は現在、ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長をされています。井戸敏三兵庫県前知事から懇願され、兵庫県立大学理事長をはじめ兵庫県行政に深く関わってこられました。
 令和3年8月に知事が反井戸の齊藤元彦氏に交代してからは知事はじめ県幹部との関係に溝が出来ていたようです。とにかく齊藤氏は井戸嫌い、年長者嫌い、文化学術系嫌いで有名です。
 お亡くなりになられた日の前日ですが(注)、齊藤知事の命を受けた片山安孝副知事が五百旗頭先生を訪問。要件は機構の副理事長をされている御厨貴先生、河田惠昭先生のお二人の解任についての通告です。相談ではなく、通告です。
 来年1月は阪神淡路大震災から30年の区切りの時を迎えます。機構の役割・使命を果たす事実上最後の大きな契機であると言っても過言ではないと思います。御厨、河田の両先生はまさにこの分野における第1人者であり、井戸前知事が要請し、兵庫県政に関わってこられました。五百旗頭理事長もお二人には全幅の信頼を寄せておられているにも関わらず、このタイミングでの副理事長解任はハッキリ言って、五百旗頭先生と井戸前知事に対する嫌がらせ以外の何ものでもありません。
 あまりに突然の県からの通告に、先生はその時点では聞き置くに止め、片山氏にはお引き取り願ったそうです。その日、帰宅されてからも、齊藤知事のあまりの理不尽な仕打ちに憤慨され、夜も眠れなかったそうです。翌日、機構に出勤されてからも、周囲の職員に同様の胸の内を明かされたそうです。そして、その日の午後に機構の理事長室で倒れられ、急性大静脈解離で急逝されました。
 急性大静脈解離は激昂などの情動的ストレスがトリガーになることもあると言います。齊藤知事、その命を受けた片山副知事が何の配慮もなく行った五百旗頭先生への仕打ちが日本学術界の至宝である先生の命を縮めたことは明白です。
 
(注)片山副知事が訪問したのは、実際は五百旗頭先生が亡くなる前日ではなく、6日前だったそうです。
 
②知事選挙に際しての違法行為
 
 令和3年7月18日執行の兵庫県知事選挙に際して、兵庫県職員である井ノ本知明、原田剛治、小橋浩一、三宅隆之は、選挙期間以前から齋藤元彦立候補予定者について、知人等に対する投票依頼などの事前運動を行った。三宅氏は自分の居住地である三木市役所幹部等に対して「自分は選挙前から齋藤のブレーンだった。お前ら言うこと聞けよ」と恫喝している。
 ○公職選挙法違反、地方公務員法違反
 また、選挙公約の作成、選挙期間中の運動支援など、多岐にわたり選挙運動を手伝った。
 ○地方公務員法違反
 その時の論功行賞で、この4人はそれまでの人事のルール無視でトントン拍子に昇任。結果的に彼らが行ったことを裏付けすることとなっている。
 
③選挙投票依頼行脚
 
 令和5年下半期から齋藤元彦兵庫県知事は、次回知事選挙時の自分への投票依頼を始めている。産業界については原田剛治産業労働部長が随行。
 具体的には、令和6年2月13日に但馬地域の商工会、2月16日に龍野商工会議所へ出向き、投票依頼したことを確認している。その他の市町の商工会議所、商工会へも働きかけを行っている様子。
 ○公職選挙法違反、地方公務員法違反
 
④贈答品の山
 
 齋藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名。知事の自宅には贈答品が山のように積まれている。
(例1)
 令和5年8月8日、兵庫型奨学金返済支援制度利用企業の視察として訪れた加西市の株式会社千石(アラジンのトースターで有名)における出来事。周囲にマスコミがいるため、千石の幹部から贈呈されたコーヒーメーカーをその場では「そんな品物は頂けません」と辞退。一方、随行者の原田剛治産業労働部長に向かって「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。失礼な。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ!」と指示。後日、無事にコーヒーメーカーをゲットしている。片山副知事のご子息が千石で勤務しているという話もある。
(例2)
 令和5年7月にトレック・ジャパン株式会社と兵庫県はスポーツ連携協定を結んだ。そして、ヘルメット着用のキャンペーンを展開している。そのPR用の写真はトレックのロードバイク(約50万円)に跨がる知事。そのバイクは撮影の後、知事へ贈呈された模様(偽装的に無償貸与の形をとる、ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされているかも知れません)。特定の営利企業との包括協定は、企業にとっては絶好のPRとなり、その見返りとしてのロードバイクの贈呈となると完全な贈収賄である。
 これらは全て井ノ本県民生活部長のアレンジ。
(例3)
 神崎郡市川町からは、特産品のゴルフのアイアンセット(約20万円)が贈呈されている。しかも、使いにくいからと再度、別モデルをおねだりしたという情報もある。特別交付税(市町振興課所管)の算定などに見返りを行った可能性がある。
 現市町振興課細川敬太課長は知事と同じ総務省からの出向にも関わらず、知事から考えられないぐらい冷遇されているが、その辺りを忖度しなかったことへの面当てかも知れない。
(例4)
 知事は脅威の衣装持ち。特にスポーツウェア。メーカーにすれば知事は動く広告塔。これも貸与だと言えるのかどうか。特定企業(例えばアシックス)との癒着には呆れるばかりである。
 
 そもそも、視察先やカウンターパートの企業を選定する際には、"何が貰えるか"が判断材料だとか。企業リストには備考欄があって、“役得"が列記されているとか。
 そして、とにかく貰い物は全て独り占め。特産品の農産物や食品関係も全て。あまりの強欲、周囲への気配りのなさに、秘書課員ですら呆れているという噂。もちろん、出張先での飲食は原則ゴチのタカリ体質、お土産必須。そのため、出張先では地元の首長や利害関係人を陪席させて支払いをつけ回す。出張大好きな理由はこれ。現場主義が聞いて呆れる。
 
⑤政治資金パーティ関係
 
 令和5年7月30日の齋藤知事の政治資金パーティ実施に際して、県下の商工会議所、商工会に対して経営指導員の定数削減(県からの補助金カット)を仄めかせて圧力をかけ、パー券を大量購入させた。実質的な実行者は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課福田靖久課長。
 また、兵庫県信用保証協会古川理事長、岡専務理事による保証業務を背景とした、企業へのパー券購入依頼も実行された。古川理事長は片山副知事から県職員OBによる齋藤知事後援活動の責任者を依頼され、交換条件として厚遇の信用保証協会理事長に異例の抜擢をされていた。
 この件は準公的な機関である保証協会を舞台にした政治活動なのでさすがに危険を感じたのか、古川理事長は1年で退任し、みなと銀行の監査役へ行くようである。みなと銀行の服部会長と片山副知事は白陵高校の先輩後輩。
 今後、県からみなと銀行へなにがしかの利益供与があるものと思われる。
 
⑥優勝パレードの陰で
 
 令和5年11月23日実施のプロ野球阪神・オリックスの優勝パレードは県費をかけないという方針の下で実施することとなり、必要経費についてクラウドファンディングや企業から寄附を募ったが、結果は必要額を大きく下回った。
 そこで、信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った。幹事社は但陽信用金庫。具体の司令塔は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課。その他、神姫バスなどからも便宜供与の見返りとしての寄附集めをした。パレードを担当した課長はこの一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症し、現在、病気療養中。しかし、上司の井ノ本は何処吹く風のマイペースで知事の機嫌取りに勤しんでいる。
 ○公金横領、公金の違法支出。
 
⑦パワーハラスメント
 
 知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくる。
執務室、出張先に関係なく、自分の気に入らないことがあれば関係職員を怒鳴りつける。例えば、出張先の施設のエントランスが自動車進入禁止のため、20m程手前で公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らし、その後は一言も口を利かなかったという。自分が知らないことがテレビで取り上げられ評判になったら、「聞いてない」と担当者を呼びつけて執拗に責めたてる。知事レクの際に気に入らないことがあると机を叩いて激怒するなど、枚挙にいとまがない。
 また、幹部に対するチャットによる夜中、休日など時間おかまいなしの指示が矢のようにやってくる。日頃から気に入らない職員の場合、対応が遅れると「やる気がないのか」と非難され、一方では、すぐにレスすると「こんなことで僕の貴重な休み時間を邪魔するのか」と文句を言う。人事異動も生意気だとか気に入らないというだけで左遷された職員が大勢いる。
 これから、ますます病む職員が出てくると思われる。
 ○(職員からの訴えがあれば)暴行罪、傷害罪
 
※ この内容については適宜、議会関係者、警察、マスコミ等へも提供しています。
 しかし、関係者の名誉を毀損することが目的ではありませんので取扱いにはご配慮願います。兵庫県が少しでも良くなるように各自のご判断で活用いただければありがたいです。よろしくお願いします。(完)
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万博工事よりも道路の白線補修の方が先だろう

2024年06月05日 20時44分04秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 
最近、横断歩道や道路のセンターラインが消えかかっている箇所が目に付きます。今までも気になってはいましたが、特に生活上支障はないので、そのままにしていました。ところが、ある事をきっかけに、それを再び目の当たりにする事になりました。私の勤め先も物流・運輸関係の企業です。これ以上、黙って見過ごす訳にはいきません。とりあえず職場の上司に次のメールと写真をラインで送る事にしました。
 
 
お忙しいところに申し訳ありません。今日はまた別の問題提起をさせてもらいます。
 
この白線の消えかかっている横断歩道(左上写真)、どこか分かりますか?南海堺駅東口の交差点です。信号機があるから交差点だとかろうじて認識出来ますが、もしなければ自動車のドライバーは認識出来ないかも知れません。実際、私が横断する時も、本当にここが横断歩道なのか?本当に渡って良いのか一瞬迷いましたから。
 
撮影したのは今日の午前9時過ぎです。数日前にATMのエラーで銀行の通帳が使えなくなり、通帳に記帳してもらう為に銀行の支店に出向かなければならなくなったからです。
 
具体的には池田泉州銀行の口座ですが、近年この銀行は支店やATMの統廃合をどんどん進めていて、難波の支店でも投資信託など一部の業務しか扱わなくなってしまいました。
 
私の住んでいる住之江区も、支店やATMがどんどん廃止され、堺や阿倍野、長居、天王寺あたりまで行かなければ銀行支店の窓口にたどり着けなくなってしまいました。だから、わざわざバスに乗って、堺駅くんだりまで来なければならなくなったのです。
 
幸い銀行ATMのエラーはすぐ解消し、通帳も今まで通り使えるようになりましたが、帰りにこの交差点を渡る際に、この白線表示の摩耗ぶりを見て、改めて危険性を認識しました。
 
問題の交差点で交わっている道路は多分どちらも市道でしょう。だからセンターラインの白線摩耗については市役所の管轄になりますが、横断歩道など交通規制が絡む内容になると警察の管轄になるようです。
 
実は、私の住んでいる住之江区でも、道路の白線が消えかかっている箇所が何箇所もあります。目の前の××⚪︎丁目交差点も、今まで消えかかっていましたが、最近ようやく塗り直されました。通勤途上にある△△の2車線道路(右上写真)は今もセンターラインが消えかかったままです。
 
道路の白線補修などの仕事は、あくまで行政や警察の管轄です。行政も警察も、万博などの商業イベントにばかり予算を注ぎ込むのではなく、道路補修や白線塗り直しなどの安全に必要不可欠な施策にも是非予算を振り向けてほしいものです。
 
でも、事は安全に関わる事ですから、我が社の物流部としても、行政や警察任せにするだけでなく、会社としても、一度ドライバーにアンケートを取るなどして、危険箇所の洗い出しと行政・警察への働きかけをすべきではないでしょうか?
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拡散:夢洲で開催する「大阪万博」の中止を求める要請署名

2023年11月29日 08時24分49秒 | 都構想・IRカジノ反対!

私たちはこれまで何年もの間、万博が夢洲で開催されるリスクについて、大阪府市や博覧会協会と協議を進めてきました。しかし、何ら改善されることないまま、問題がようやく報道されてきた状態です。

夢洲での万博開催は、海外パビリオンが遅れているだけではなく、さまざまな問題が山積しています。

万博を延期しても、コストが上がるだけ。
何の問題解決にもなりません。
夢洲での万博は中止すべきです。

夢洲のような軟弱地盤で万博を開催するとなると、地下に50mもの杭が必要で、終了後、その杭を抜く必要があります。
(イラスト略)

https://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12820022722.html

以下要請署名文です。
博覧会協会と協議を予定しています。
中止を決定できる、BIE総会も11月末。
この署名は短期決戦です。

ぜひ皆さまのご協力のほどよろしくお願いいたします。


ーーーーーーーー
公益社団法人 日本国際博覧会協会  会長 十倉雅和様
経済産業大臣 西村康稔 様
大阪府知事 吉村洋文 様
大阪市長 横山英幸 様

 

夢洲で開催する「大阪万博」の中止を求める要請署名

 

大阪・関西万博の開催を1年数ヶ月後に迫っている中、以下の難問題は全く未解決のままであります。


1, 各種廃棄物、浚渫土砂で埋立した「夢洲」の土壌問題、地盤問題、環境問題などが全く未解決であり、また、台風対策、地震対策、緊急時の避難対策など安心できる具体策がないこと。


2, 国際物流拠点の夢洲を観光拠点に変更したために、土壌のかさ上げ、交通網の整備、既存道路の拡幅、などに巨額の公金・税金投資を要し、市民生活予算に多大な影響を与えること。


3, 会場建設費が当初予定の1,250億円が、1,850億円と増額され、更に上振れが予想されること。


4, 会場建設地の軟弱地盤対策として、50mほどの「杭」を何本も打ち、終了後には杭を抜いて「更地」とすることが必要とされており、僅か6ヶ月のイベントに全く合理性がないこと。


5, 更に深刻なのは会場建設を担う「建設労働者」、資材運搬の「運輸労働者」の労働者不足、時間外労働規制適用問題への解決策が全く見通せないこと。

6, 夢洲連絡道が2ルートしか無い中、会場建設時の工事車両と物流車両、期間中の観客輸送と物流車両、更にⅠR施設建設が万博開催と同時開始とされている「トリプル交通問題」の解決策がないこと。

7,「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマに全く合致せず、BIEの期待を裏切るものであること。

以上のことから、下記の要請をいたします。


■要請事項

1,日本国際博覧会協会及び地元自治体として現状の混乱状態を正しく認識し、BIE(博覧会国際事務局)と万博開催の「中止」を前提に早急に協議を始めること。

2,中止により、万博に予定されていた「国や自治体財源」を市民の生活・福祉・中小事業者対策、防災・防疫対策に充当すること。
 

■取扱団体 
署名集約先:どないする大阪の未来ネット
530-0041 大阪市北区天神橋2-2-9 プラネット南森町8階 http://donainet.seesaa.net/

 

夢洲で万博・カジノは危険だ

万博・カジノ推進派は完成予定図のきれいな青写真で誤魔化しているが、会場予定地の夢洲は元々、産業廃棄物の最終処分場だった。有害物質の六価クロムやカドミウム、ダイオキシンが地中に堆積し、今もメタンガスが噴出し続けている。

土壌も軟弱地盤で、今もどんどん地盤沈下中だ。夢洲の隅にはコンテナヤードがあるが、2018年の台風では完全浸水、コンテナが風に吹き飛ばされ大阪湾に流出。夢洲から退出する車両には汚染物質を外に持ち出さないようにタイヤ洗浄が義務付けられている。

それに対して、大阪府・市は、私企業の儲け仕事に過ぎないカジノに、750億円以上もの土壌対策費を、税金で支出しようとしている。中小企業振興予算や福祉・教育予算をどんどん削って。

それ以外にも、ハリボテそのものの木造の大屋根(リング)、バケモノみたいなキャラクターのミャクミャクと、突っ込みどころ満載の万博。その壮大な無駄使いの、とばっちりを受けるのは我々、大阪に住む人間だ。

維新の大阪市長や府知事は、「府市合わせ」と言って都構想を推進し、それが失敗に終わった後は万博・カジノに看板をかけ替えたが、これでは、将来の大阪はペンペン草も生えない「不幸せ」な街になってしまう。それでも良いのか?

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維新の強みは同時に弱みでもある

2023年07月26日 22時15分00秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 
語るに落ちた。「第1自民党と第2自民党が改革合戦をして国家・国民のために競い合う」?改革合戦ではなく汚職・利権・軍拡・弱者切り捨て合戦だろう。まあ、それを批判している立憲党首も第3自民なんだが。
 
防大教授が告発した自衛隊内の虐めや犯罪行為も、大部屋での寄宿舎生活の中で先輩による後輩虐めが隠蔽されて起こった。第1自民と第2自民の密室での馴れ合いもこれと同じ。似た者同士が馴れ合う中で利権を分け合い、批判者はファッショで異論排除。これでは「改革競争」どころか「日本沈没」しかない。
 
ビッグモーターの不祥事もこれと同じ。中古車メーカーが車検で車を故意に傷付け保険金詐取。それを見抜かなければならない立場の損保ジャパンもビッグモーターに大量出向で隠蔽に加担、顧客も互いに融通。第1自民と第2自民の馴れ合いもこれと同じ。「越後屋、こちもワルじゃのう」「いや、お代官様こそ」にしかならない。
 
森友事件もそうだった。幼稚園児に軍歌や教育勅語を斉唱させる塚本幼稚園が「安倍晋三記念小学校」設立を企て国有地をタダ同然で購入。政権側で関与したのは安倍昭恵だったが大阪で学校認可したのは維新知事の松井だった。こんな偏向教育を維新は美化して議員に視察までさせていた。まさに目糞鼻糞。
 
大阪府が美術館に展示した作品を手狭になったからと言って咲洲庁舎の地下駐車場に放置。保管とは名ばかりの仮柵で囲いシート被せただけの粗大ゴミ扱いで。維新にとっては美術品も所詮は金づるでしかなく。用済みになればこの有様。万博やカジノも、用済みになれば費用負担だけ府民に押し付けトンズラ。
 
 
馬場は「第2自民」だけでなく「立憲ぶっ潰す」「共産いらない」とも発言。立憲内ではむしろ中道右派の原口一博でさえ、この発言にはマルティン・ニーメラーの詩まで引用して反論。松竹伸幸の共産党除名を異論排除と批判した者こそ、それをはるかに上回るファッショ丸出しのこの発言を批判すべし。
 
私も実際に美術品放置の現場を覗いて来た。咲洲庁舎地下駐車場の一角にブルーシートで包んで置かれていた。工事現場でよく見かける鉄板の仮柵で囲って。しかし隙間から幾らでも人が出入り出来る。監査カメラも設置されず、月2回職員がアリバイ的に見回りに来るだけだ。とても貴重な美術品の保管場所とは思えなかった。
 
報道によると、80年代のバブル崩壊で新美術館建設計画が頓挫。行き場を失った美術品がたらい回しにされた挙句、今の状態に。確かにそれは維新府政の責任ではないが、それでも2億円以上もする美術品を、こんな粗大ゴミ扱いして良い筈はない。それを是正する責任は現府政にある。
 
 
ついでにコスモタワー(咲洲庁舎)の展望台に上って眺望を堪能して来た。800円の入場料が必要だが、1500円もするあべのハルカスと比べたら安い。ハルカスは平日でも観光客で大混雑だか、こちらはそんな事はない。展望台のレストランも決して安くはないが、ハルカスのぼったくり価格よりはまだマシだ。(左写真の左端が夢洲の万博工事現場、右写真左端の観覧車が回っている所がUSJ)
 
 
コスモタワー6階には咲洲庁舎の職員食堂がある。私も覗いてみたが安い値段でメニューも豊富。事前に知っていたらバカ高いATCの飲食店で昼食食べる事もなかったのに。ここは夜景スポットとしても有名。海岸べりにあるのでUSJ等の観光地だけでなく工場夜景も堪能出来る。仕事帰りに立ち寄っても良いかも。
 
話を馬場の発言に戻すと、奴は自民よりも立憲や共産を目の敵にしている。逆に自民は良きライバルとして互いに切磋琢磨する仲なんだと。維新の自民批判も「自民ではだらしないからダメだ」と言う物でしかない。我こそは「本物の保守」と言う訳だ。こんな物、どっから見ても自民党の補完勢力じゃないか。
 
でも現状はそんな維新の方が人気だ。立憲や共産は影が薄い。何故か?一般大衆にとっては「理想」を振り回す後者よりも「現実的」な前者の方が頼りがいがあるからだ。私からすると現状に胡座をかいているだけなのだが。競馬でもそうだろう。来るかどうか分からない穴馬より1番人気の馬券を皆買うだろう。
 
現実に胡座をかいているだけでは何も変わらず。理想を説いているだけでも人は付いて来ず。ではどうするか?例えば、天皇制廃棄なんて畏れ多いと思っている人でも、今の元号強制に不便を感じている人は大勢いる。昭和だけでなく平成・令和となるともう訳が分からなくなる。それを何故問題にしないのか?
 
天皇制廃棄には躊躇する人でも、履歴書は元号だけでなく西暦も使用できるようにして貰いたいと誰しも思っている。ところが維新は「改革」を叫ぶ割には「天皇」「安保」となると自民以上に現状維持となる。方や共産も、共和制移行を将来に先延ばしするだけで、現状維持という点では自民・維新と変わらず。
 
どちらも現状維持で変わらないなら1番人気の維新を選ぶ。しかし安保の問題も、「沖縄を見殺しにするな」と叫ぶだけでなく、米軍基地から漏れ出すPFAS(ピーファス=有機フッ素化合物)の水道水汚染も取り上げれば、本土の人間も変わらざる得ない。その為にはどうするか?今の立憲や共産に欠けているのはその戦略だ。
 
景気対策も然り。万博やカジノに不安を覚える市民が多いのに、選挙では常に維新が勝ってしまうのは、それで潤う層がいるからだ。外資やゼネコンばかりではない。黒門市場の商店主も外人観光客で確実に潤う。それに対し、外需頼みのぼったくり価格で馴染客からそっぽ向かれたと、批判するだけではダメだ。
 
それに代わる内需モデルを提示出来なければ人は付いて来ない。その答えは簡単には出ないかも知れないが、決して答えがない訳ではない。現に千林や天神橋筋の商店街は外需に頼らなくても充分やっていけているのだから。近くの西成の商店主とタイアップして安売り弁当売るとか、方法は幾らでもある筈だ。
 
日本や大阪をブラック企業に例えるなら、さしずめ自民は無能上司、維新はヤリ手上司、立憲・共産は無能社員だ。幾ら無能上司がトンデモでも、無能社員が頼りにならないのでは、ヤリ手上司に頼らざるを得ないだろう。「ヤリ手上司と言えども所詮ブラック企業の手先に過ぎない」と、薄々勘づいてはいても。
 
咲洲庁舎の美術品放置も吉村は早くも見直し表明。この行動力があるからこそ維新人気が衰えないのだ。このままでは失点すら手柄にすり替えられてしまう。しかし維新の強みは同時に弱みでもある。ブラック企業の枠内でしか行動出来ないという弱みが。でも無能社員のままではブラック企業の変革なぞ不可能。
 
更に追記。
 
共産党は破防法対象の暴力革命の党だから弾圧されて当然と、戦前の特高警察みたいな事を維新幹事長の馬場が言うなら、お前とこはどうなんだ?埼玉で、2月まで選挙区外に住んでいて3ヶ月の居住実態もないのに4月の県議選に平気で出馬して当選詐欺やらかすお前らこそ、民主主義破壊で破防法適用対象だ。
 
そう言えば馬場は以前、菅直人が維新の事をナチスと言ったら失礼だと噛みついていたわな。そのくせ自分は特高史観丸出しで治安維持法ばりの発言するのは良いのか?この醜いダブスタ男が。憲法に保障された思想の自由を否定するのは、もはや失礼どころか「自由の敵」で、「中国共産党」と同じではないか。

鈴木宗男が松竹伸幸氏の共産党除名を引き合いに馬場幹事長の「共産党無くなったら良い」発言を擁護。しかし松竹氏は党を除名されただけで、党外での発言まで禁じられた訳ではない。それに対し、馬場の発言は共産党の存在自体を否定したものであり、完全な言論弾圧だ。だから維新は「現代のナチス」と呼ばれるのだ。
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昨日これで維新信者の兄貴と揉めた

2023年05月21日 21時48分47秒 | 都構想・IRカジノ反対!

在日スリランカ人のウシュマ・サンダマリさんが、同郷彼氏のDVから逃れる為に警察に駆け込んだら、不法滞在を理由に入管に収容され、本国への強制送還の措置が取られた。それでは本国でまた彼氏のDV被害に遭うと抵抗したら、体調悪化しても治療も受けられずに衰弱死。誰が考えても悪いのは入管だ。

でも梅村みずほ議員の理屈では、ウシュマさんに詐病やハンストを唆した支援者が悪いとなる。確かに不法滞在は犯罪だが、それは彼氏のせいで語学学校に通えなくなり滞在資格を喪失してしまったからだ。彼のDVこそが元凶なのに何故被害者のウシュマさんやそれを助けようとした支援者が悪者にされるのか?

では、不当解雇された労働者が地域の労働組合に駆け込み、組合がその労働者を支援したら、組合による不当介入になるのか?悪いのは不当解雇する経営者であって、被害者の労働者やそれを支援する組合ではない。でも梅村議員の理屈で行くと、悪いのは労働者を扇動した組合だとなる。筋違いも甚だしい。

これでは只の逆恨みだ。50年前の千日デパート火事で焼け死んだ怨霊と同じだ。怨霊が恨みをぶつけるべき相手はスプリンクラーの設置を怠ったデパート経営者やそれを見逃した国なのに、経営者や国などの強い奴には何も言えずに、罪のない通行人に化けて出て八つ当たりするしかない哀れな怨霊と同じだ。

梅村みずほは大阪選出の維新の参院議員で、児童虐待防止を公約に掲げているが、強い奴には何も言えずに、弱い者を虐待していたら世話はない。衆院千葉1区に維新から出て落選した長谷川豊もそうだ。腎臓病患者に対して飽食による自業自得なのに国の税金で人工透析なぞするなと発言して物議を醸し出した。

人が腎臓病患者になった理由は千差万別。中には過労による不規則な食生活のせいでなった人もいるだろう。昔は贅沢病と見なされていた肥満の広がりも、実は長時間労働による食生活の乱れやジャンクフードの蔓延によるものだった。それを全て贅沢病と見做し自己責任と切り捨てる。それで喜ぶのは一体誰か。

昔流行ったサラ金地獄も然り。高利のサラ金に手を出すのは個人の自己責任とされて来たが、実は低賃金や貧困な福祉、銀行の貸し渋りや低利の公的融資の敷居の高さが原因だった。その真の原因から目を背け、何でも自己責任に話をすり替え。吉村も橋下も元はサラ金の顧問弁護士。弱い者虐めは維新のお家芸。

今は大阪府知事の吉村洋文の元の肩書はサラ金武富士の顧問弁護士。維新創業者で元大阪府知事の橋下徹も元はサラ金アイフル子会社シティズの顧問弁護士。橋下は同時に飛田新地料理組合の顧問弁護士でもあった。顧問弁護士を引き受けたのは多重債務者の弁護をするよりサラ金の弁護をした方が儲かるからだ。

彼らが本当に庶民の味方なら、サラ金ではなく多重債務者の弁護をする筈だ。飛田新地組合の顧問弁護士なんかにはならずに、借金の形として飛田に売られて来た女の子の身受けや待遇改善に奔走する筈だ。でも、そんな形跡はない。労働者よりブラック企業の弁護をした方が儲かると。只の守銭奴じゃないか。

維新がかつて掲げた大阪都構想も結局は弱い者虐めでしかない。本当に地方分権を主張するなら、何故、三割自治の現状を是正しないのか?原発や米軍基地を過疎地や沖縄に押し付けている現状を是正しないのか?地方分権と言いながら、結局は大阪を副首都にして、東京の猿真似をしたかっただけではないか。

今は教育無償化を目玉政策として宣伝する維新も、かつて橋下徹が大阪府知事の時に、私学助成増額を訴えてきた高校生に、「悔しかったら君達も私の様に勉強して国公立大学に入れ」と言い放ち、高校生を泣かしてしまった。こんな弱肉強食の自己責任論者が、自分の都合の良い時だけ弱い者の味方面するな。

維新は二言目には共産党を独裁政党と非難するが、議会の定数削減を強行する維新の方がよっぽど独裁だ。定数削減して身を切る改革推進と言いながら、自分達も政治資金流用疑惑だらけ。セルフ領収書やビラ印刷代のカラ請求で百条委員会にかけられた維新議員は数知れず。それをもみ消す為の定数削減。

維新も自民党を批判するが、そのやり方は「自分達こそが本気でムダ(福祉)削減、憲法改正、日の丸・君が代法制化」。それで言いなりにならない教員をクビに。ひたすら自民党政権の太鼓持ち、時には弱腰だと後ろから尻叩き。これが独裁でなければ何なのか?維新こそがソ連や中国の共産党と同じ独裁政党。

地方分権と言いながら追求するのはひたすら東京の猿真似。自民党以上の右傾化や規制緩和。叩くのは森友・加計問題ではなく市営バス運転手の「厚遇」。そのくせ自分達は知事や市長のくせに役所にろくに出勤せず、道頓堀プールや大阪城のイルミネーション、御堂筋の歩行者天国などのやってる感演出ばかり。

本当に自民党を批判するなら、自民党府政時代に大削減された保健所の復活こそ急務だった。だが、それをせず自民党以上に悪政推進。そのせいでコロナ禍にも対応できず、人口当たりのコロナ死者数は東京抜いて断トツ一位。休業支援金の支給も全国一遅れ。鳴り物入りで作られた療養施設も閑古鳥がなく有様。

ポーズだけの自民党批判や庶民の味方ヅラ。ところが実際の行動は自民党の尻叩き。本当に強い者には何も言えずに、ひたすら弱い者虐めばかり。ジャイアン(自民党や財界、米国)には何も言えず、ひたすらノビ太(公務員、労働組合、生活保護世帯などの経済弱者)を虐めるしか能のないスネ夫みたいな維新。

そんなスネ夫維新が何故、関西ではジャイアン自民すら追い抜いて第一党にのし上がったのか?本来ならジャイアンと闘わなければならないノビ太野党が余りにもだらしないからだ。立憲も、本来なら野党第一党として政権交代の青写真を提示しなければならないのに、ひたすら共産党叩きで維新にすり寄り。

野党を無能社員に置き換えるとそれが良く分かる。本来なら社員もバイトも同じ労働者として団結しなければならないのだが、社員が余りにもだらしないと、そんなまだるっこい事するよりも、社員叩きでバイトの時給アップを図る方が手っ取り早いとなってしまう。だから維新の公務員叩きがウケるのだ。

梅村みずほの支援者叩きもそれと同じ。常識で考えれば仮病で人は死なない。それが死んでしまったのは仮病ではなく本当に衰弱死してしまったからだ。悪いのは密室で人権侵害が横行する入管だ。ところが梅村は、政府の報告書にすら書いていない事を憶測で言い、被害者に悪魔の証明を強い、加害者を免罪。

何故そんな陰謀論がウケるのか?不法滞在し犯罪に走る一部外国人のせいで、外国人全体が犯罪者みたいに受け止められてしまっているからだ。誰も好きで犯罪を犯したりしない。外国人労働者を食い物にするブローカーや悪徳企業こそが犯罪の温床なのに、それを叩かず支援者叩きで矛先そらす梅村の罪は重い。

更に追記。

維新のデタラメは他にも。公務員削減で道路の白線補修も間に合わずとか、緑化予算削減を街路樹伐採で乗り切ろうとしている等、色々あるが、その中で私が目にするのは難波駅前のタクシー乗り場移転と御堂筋の歩道拡張だ。どちらも観光客呼び込む為らしいが、それで交通渋滞引き起こしていたら世話ない。

グリ下の監視カメラも、家出少女さえ排除できればそれで良しという姿勢が見え見えだ。たとえそれでグリ下から家出少女を追い出しても、近くの地下街や駅裏で立ちんぼ売春拡散していたら何もならない。少女が家出しなくても良いように、家庭崩壊の背景にある貧困・格差を解消するのが真の政治ではないか。

しかし維新の政治家は見て見ぬふり。カジノの様な儲け話にしか関心がない。中にはウシュマ攻撃と同じ理屈でコラボカフェを貶める輩も。貧困ビジネス一掃してこそ観光客も来るのに。まさか弱い者虐めのネタとして温存したいとでも?公娼復活論者の橋下にとっては支援者の存在なぞ邪魔でしかないのだろう。

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もう応援する気にもなれない

2023年04月29日 23時18分25秒 | 都構想・IRカジノ反対!

高石市長選 統一地方選挙2023 NHK選挙WEB

当選 畑中政昭 維新・新  42歳 当選1回 14,708 56.2%
   阪口伸六 無所属・現 66歳 当選6回 11,456 43.8%

私が数年前まで住んでいた高石も、とうとう維新の市長になってしまいました。今からちょうど20年前の2003年の市長選挙で、堺市との合併が争点になった時に、合併を市民の頭ごしで進めようとした当時の現職市長に対して、待ったをかけたのが、今回落選した阪口伸六氏でした。この時はダブルスコアで阪口氏が得票を集めました。

私もこの選挙結果は予想外でした。高石は、どちらかと言えば保守的な土地柄で、市長選挙では常に現職の市長が勝ってきましたから。その中で、合併反対を掲げた阪口氏が現職に圧勝。

しかし、その阪口氏も、当選を繰り返す中で、次第に独断専行が目立つようになり、それまで市長を応援していた人たちも、次第に市長から距離を置くようになりました。その後の市長選挙では、それらの「元市長派」と阪口氏が争うようになりましたが、いずれも阪口氏にはかないませんでした。

その中で、今回、維新の会から畑中政昭氏が出馬し、阪口氏と市長の座を争う事になりました。阪口氏は「畑中氏が勝てば高石市はまた堺市に吸収されてしまう」と訴えましたが、相手が言ってもいない事を言った為に、かえって逆効果となり、維新に市長の座を奪われる事になってしまいました。

確かに阪口市長の言う事も分かります。現に維新は大阪都構想を掲げて、大阪市廃止を公約に掲げていましたから。でも、阪口市長も、それまで大阪都構想については、賛否を明らかにしませんでした。それが市長選の直前になって急に反対を叫んでも、有権者からすれば「今頃何言ってんねん!」という事にしかなりません。

それよりも驚いたのが、市議選での共産党の退潮ぶりです。堺市との合併が市長選の争点になっていた頃は、共産党市議はまだ3人ほどいて、市議選でも4千票前後の票を集めていました。しかし、その後は得票を減らし続け、今回の市議選では、2人いる市議はいずれも千票を割り込むまでになってしまいました。以前の市議選では当選ラインを下回る票数ですが、今回は維新の市議が大量得票した為に、最下位当選ラインが下がり、そのおかげでギリギリセーフでどうにか当選できたようです。(上記資料参照)

維新の市議は、いずれも「市政の活性化」や「身を切る改革」と言った「威勢の良い」公約を掲げていました。よく言えば「大所高所」、悪く言えば「物価高に苦しむ庶民の生活実感とはかけ離れた」「強者目線」の、そういう公約を掲げていました。

それに対して、共産党の市議は「保育所民営化反対」や「国保料値上げ・生活保護切り捨て反対」と言った、「庶民の生活実感に寄り添うような」「弱者目線」の公約を掲げていました。でも、そんな公約を幾ら掲げた所で、勢いが全然感じられませんでした。議員紹介ページにも顔写真が載っておらず、ブログで自分の意見を発信する事もせず。フェイスブックには投稿していたようですが、私はフェイスブックをやらないので見る事は出来ません。

私は今も住民票は高石にあるので、選挙のたびに高石で投票して来ましたが、今回は府知事選のみ投票し、府議選・市長選・市議選については棄権しました。府議選を棄権した理由については、先の記事で既に述べました。市長選・市議選についても、上記の理由で棄権する事にしました。

私は現在、大阪市内の住之江区に住んでいますが、こちらも選挙事情は高石市と大差ありません。維新を批判している自民党や共産党に、選挙で勝とうという気概が全然感じられません。地下鉄の駅前で宣伝しているのは、ほとんどが維新の候補者でした。マンションの集合ポストに入るビラも、ほとんど維新のものばかり。

町に貼ってある選挙ポスターも、公設掲示板以外はほとんど維新のものばかり。それ以外では公明党のポスターが一部の地域で目立つ程度です。後は自民党のポスターが少し。共産党のポスターはほとんど見かけなくなりました。立憲民主党に至っては、立憲系の無所属市議候補のポスターがたまに目に付く程度で、政党ポスターは皆無。

しかも、府知事選では、負けると分かっているのに、反維新で候補者一本化できず、谷口真由美と辰巳孝太郎の両氏が立つ分裂選挙に。たとえ候補者一本化しても勝てるかどうか怪しいですが、分裂していて勝てる訳がない。候補者擁立して票の掘り起こしが図れるのは、その候補者に勢いのある場合だけです。勢いもないのに、分裂して勝てる訳がない。

それをツイッターで谷口・辰巳両氏に指摘し、なぜ候補者一本化できなかったのか質問しても、どちらからも返事はありませんでした。それでも府知事選挙では、私は辰巳氏に投票しましたが、こんな選挙ばかり続けているようでは、はっきり言って、もう応援する気にもなれません。

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統一地方選 不毛の選択

2023年04月05日 20時49分27秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 
 
統一地方選前半戦(大阪では府知事・府議・政令市の市長・市議選)投票日の4月9日(日)は旅行に出掛ける予定なので、今日、期日前投票に行って来ました。但し、行って来たのは実際住んでいる大阪市住之江区の区役所ではなく、実家のある府下高石市の市役所です。諸事情により、住民票はまだそちらに置いて来ていますので。
 
形の上では私はまだ高石市民なので、私が投票できるのは府知事選と府議選だけです。府知事選は住之江も高石も同じ候補者が出馬しているので投票しやすいのですが、問題は府議選です。高石を離れてもう数年になりますので、候補者の名前も分かりませんでした。そこでネットで一から調べました。
 
大阪府議会の定数削減で、高石市は隣の泉大津市と合区で定数一の選挙区となっています。出馬しているのは大橋一功(おおはし・かずのり)という維新の現職府議と、なかむらよしこ(中村与志子)という無所属新人候補の2人です。私はどちらも馴染みがありません。
 
私は夢洲へのIR・カジノ誘致に反対で、それまでの維新府政についても全く評価していないので、維新候補は論外です。そこで最初は消去法で対立候補の中村に入れようかと考えましたが、もし大橋と似たり寄ったりの候補者だったら意味がないので、中村候補についてもどんな人か一応調べました。
 
そうしたら、何と中村候補も3月まで泉大津で維新の市会議員をしていた事が分かりました。だからNHKの候補者アンケートでも、「吉村府政を一定評価」し「都構想にも賛成」しながら「カジノ誘致の是非は住民投票で決める」と、「どっちつかず」の回答に終始していたのです。
 
 
これが普通の有権者ならまだ分かりますよ。都構想の住民投票でも、維新支持だが大阪市廃止には反対の人は大勢いましたから。でも、市議とは言えイッパシの政治家が、府知事選の一大争点に浮上しているカジノ誘致問題で、こんな曖昧な回答をしていてはダメでしょう。
 
おそらく中村という人は、同じ維新の中で、高石と泉大津で大橋と地盤を分け合って来たのが、今回の選挙区合区でかち合う事になり、自分は降りなければならなくなった。しかし降りたくないので、意趣返しに無所属で出馬する事にした…おそらくそんな所ではないでしょうか。
 
ネットで調べても評判は余り良くないようです。「維新vs元維新」の不毛の選択では、消去法でも選びようがありません。こんな選択肢しか示せない政治への抗議の意味も込めて、府議選では白票を投じました。
 
 
一方で、府知事選では、谷口真由美とたつみコータロー(辰巳孝太郎)のどちらに入れようか最後まで迷いました。どちらも反維新でIR・カジノ誘致に反対しているから。当選の可能性で考えれば、大阪市長選では北野妙子で一本化出来たので、その北野候補と同じ「アップデート大阪」から出馬している谷口に入れる方が、死票になる確率は低いかも知れません。
 
 
でも、谷口はカジノ誘致反対しか言わない。それでは、私の様なガチガチの反維新票は組織出来ても、それ以外の票は組織出来ないのではないか。実際に、今まで反維新はここ数年、候補者を一本化して来たにも関わらず、府知事選でも大阪市長選でも、維新の現職にダブルスコアで負けて来ました。
 
それならまだ、「グリーン革命」で夢洲にソーラーパネルを設置すると公約している辰巳の方が、まだマシかも知れない。それに辰巳候補は、過去に共産党の参院議員として、コンビニ店主がフランチャイズに搾取される「コンビニ会計の闇」問題を国会で取り上げた実績もある。以上の理由で、府知事選には辰巳孝太郎に投票しました。
 
 
それにしても今回の選挙の低調な事。どうにか勝てそうなのは、相手の維新候補も新人の横山ひでゆき(英幸)が出て、反維新の北野たえこ(妙子)とガチンコ勝負に持ち込めた大阪市長選だけ。府知事選は、ただでさえ劣勢の反維新陣営が谷口と辰巳に割れて、もう維新の吉村知事の独走状態となっています。
 
なぜ反維新が統一して、大阪市長選の様なガチンコ対決の構図に持ち込めなかったのか?党派を前面に出すのではなく、カジノ反対の公約でまとまれば、都構想の時の様にカジノも阻止出来るのに。返す返すも悔やまれます。
 
それに対し、こういう意見もあるでしょう。候補者一本化しても勝てなかったのだから、今回は府知事選では反維新の各党が候補者を立てて、それぞれ党勢拡大を図りつつ、その余勢で大阪市長選での勝利を確実にするのだと。しかし、それは反維新の各党が宣伝戦で維新を圧倒出来て、初めて言える事。でも実際は、宣言カーの台数でもポスターの枚数でも、維新の宣伝に圧倒されてしまっているではないですか。
 
これでは先が思いやられます。私も、統一地方選の前半戦では府知事選挙は辰巳候補に投票しましたが、後半戦の高石の市長・市議選では、もう棄権しようと思います。実際に今住んでいるのは住之江区で、高石との繋がりはもうほとんどありませんから。誰が高石の市長や市議になろうとも、自分には直接関係はないので。でも、府知事選はそういう訳にはいきません。だから困っているのです。

そもそも何故、私がIR・カジノに反対するのか?詳しく書けば長くなるので端折ります。カジノで金儲けする事自体が人の道に反するからです。カジノはギャンブルです。しかも競馬やパチンコとは掛け金の額が比べ物にならないくらいデカい。それだけ依存症になる確率もなった時の損害もデカい。

つまり迷惑施設だと言う事です。幾ら儲かるからと言っても、公害企業を誘致するバカはいないでしょう。「IRは複合リゾート施設で、カジノだけでなくホテルや国際展示場もある」と言いますが、儲けの源はカジノです。それ以外のホテルなどはカジノ客しか利用出来ません。

そんな迷惑施設の為に、何故、それまであったコンテナ施設やゴミ処分場を潰して、有害物質の除去や軟弱地盤の改良にこの先どれだけ掛かるか分からないのに、土壌改良費に税金を何千億と注ぎ込まなければならないのですか?

確かに競馬もギャンブルですが、そこにはロマンもあります。臆病な馬や弱い騎手でもGIレースで勝てるようになろうと努力する。厩舎関係者もそれを応援する。毎日早朝から糞まみれになり、馬の餌やりや馬房の掃除に明け暮れながら。だからファンもそれを応援するのです。

カジノにはそんなロマンは一切ありません。そこにあるのは、ひたすら金儲けの損得勘定だけです。それで幾ら多重債務者や自殺者、ギャンブル依存症患者が増えようが、後は野となれ山となれ。

そんな物に大阪の未来を託して良いのか?良いはずありません。だったら何故、政党やイデオロギーの違いを乗り越えてカジノ誘致反対で団結出来ないのか?私が言いたい事はそれだけです。
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観てくればかり取り繕う維新の観光行政に喝!(追記あり)

2022年11月06日 07時39分34秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 
ツイッターで大阪府立植物園のイルミネーションを揶揄した投稿を見つけた。夜に光合成する植物に夜も電光浴びせたら生育に悪影響及ぼすに決まっているのに。観てくればかり取り繕って。
 
そう思って、同じく観てくればかりを取り繕う大阪府の観光行政を揶揄する為に、過去に自分が訪問した南港野鳥園と、以前住んでいた西成のシャッター街の写真を私もツイッターに載せて返信した。
 
 
そうしたら、その返信がバカ受けして、いいね!やリツイートが一杯付いたので、南港野鳥園や西成の事を取り上げた過去のブログ記事も紹介した。
 
 
野鳥園の予算が6分の1に減らされ、常駐スタッフもいなくなり、野鳥観察の望遠鏡もメンテ不足で使用中止、園内はゴミだらけになった惨状や(「南港と夢洲の自然を守れ!」)、
 
あいりん地区の活性化名目で誘致した高級ホテルが、実際は一泊数万円の宿代払えるセルブだけが対象で、賑わうのは新世界のみ。あいりん地区は寂れ、地上げ屋に食い物にされるだけの現状をブログに書いた(「OMO7の正体」)。
 
 
 
そうしたら、そのブログ記事も注目を集め、アクセス数が急増した。私の拙いブログの記事をわさわざ読んでいただき有難うございます。でも、南港野鳥園のリストラや、あいりん地区の空洞化も、別に今に始まった話でなし。大分以前から問題になっていたのに、何故今頃ツイッターでバズったのか?謎です。
 
(追記)
 
ツイッターでバズった原因が分かりました。まずバズり開始から時系列に説明します。
 
①新・大阪太郎さん
府立植物園のイルミネーションについて呟く。
 
②プレカリアート(私のツイッター・アカウント名)
上記の呟きに南港野鳥園や西成商店街の荒廃ぶりを写真付きで返信する呟きで返す。
 
③上記②の呟きに瞬く間に「いいね!」(賛同メッセージ)やリツイート(拡散メッセージ)が付く。
 
 
※赤枠内の回転矢印の数字がリツイート、ハートマークの数字が「いいね!」の件数です。
 
以上の経過でバズり始め、今もバズり続けています。
 
でも、返信の形を取らずに私が単独で呟いた「銀行にIR・カジノへの融資再考を促す取組み紹介」や「新型コロナワクチン接種の遅れ告発」の呟きには、ほとんど「いいね!」もリツイートも付かず、バズらなかった。
 
 
これは何を意味するか?両者のフォロワー数を比較すれば分かります。
 
両者のアカウント比較
 
新・大阪太郎
フォロー数2902
フォロワー数3227
ツイッター歴 2021年2月から
 
プレカリアート
フォロー数2116
フォロワー数1085
ツイッター歴 2013年11月から
 
 
フォロー数(自分からフォローしたアカウントの数)こそ、ツイッター歴の長い私も新・大阪太郎さんの件数に迫る数を確保出来ているが、フォロワー数(自分がフォローされたアカウントの数)では新・大阪太郎さんの方が3倍も多い事が分かります。
 
この事から、私の呟きがバズった原因は、フォロワー数を多く抱えるアカウントの呟きに、返信で返した為であると推測されます。新・大阪太郎さんのフォロワーさんが、私の呟きを見て、新・大阪太郎さんの呟きと同じ様に、私の呟きにも反応してくれたからだと思います。
 
だから、私が単独で呟いた投稿には、同じ維新政治批判の内容が含まれている(IR反対、吉村府政のコロナ無策告発)にも関わらず、バズらなかったのです。
 
それに加えて、バズった呟きには写真を添付していたのに対し、バズらなかった呟きは文章だけで、視認性にも大きな違いがありました。
 
そう考えると、「バズった」「バズらなかった」と言うのも、たまたまその時に、私の呟きに何かの拍子で注目が集まっただけだった事が分かります。
 
もしバズりを期待するなら、誰か有名人のアカウントに返信を返すのが良いでしょう。
コメント (2)
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4630万円のムダは叩くが84億円のムダは容認

2022年05月19日 02時57分00秒 | 都構想・IRカジノ反対!

この5月末で閉鎖される大阪コロナ療養センターの様子を、昨日見に行って来ました。当該センターは大阪市住之江区のインテックス大阪内にあります。ニュートラムの中埠頭駅から徒歩数分のインテックス大阪6号館を丸々借り切って療養施設にしています。昨年9月末に開設され、10月末に拡充。無症状・軽症患者用800床と中等症患者用200床の計1千床のベッドが用意されました。

 
しかし実際は、クラスターが発生したのは高齢者施設なのに、当該センターは介護用施設ではないので高齢者を収容できず。無症状・軽症患者も、公共交通機関が使えないので、交通不便な南港まで自力で行かなければならず、しかも国際会議場をパーテーションで区切っただけなので、寒くて全然療養にならず。「これではかえって症状が悪化してしまう」と嫌われ、ほとんど誰も利用しない状態に。
 
不人気の末に、とうとう5月末で閉鎖される運命に。でも、それでかえって良かったのでは。何故なら、医師が常駐すると鳴り物入りで宣伝されたが、実際は施設長の阪大教授も名前を貸しただけで常駐せず。医師も、東京の医療系派遣会社から、掛け持ちで派遣される形だったので、実際は機能しなかったのではないかと言われています。
 
こんな物に84億円もの税金が使われたのです。今、山口県阿武町で、4630万円の誤って振り込まれたコロナ給付金の返済を巡って揉めていますが。その181倍以上もの大金がドブに捨てられたも同然なのに、なぜ皆怒らないのか?
 
4630万円の無駄金は個人がネットカジノに散財してしまったので、相手が個人だからと叩きまくるが。84億円の無駄遣いは、相手が今をときめく維新のイケメン知事なので、後難を恐れて誰も叩かない。後者の方が181倍も金額がデカいのに。
 
しかも、個人がネットカジノで散財したら無駄遣いだと叩くくせに、維新のイケメン知事が推進するリアルカジノ施設誘致には賛成する。これには「ご都合主義も大概にしろよ」と言いたくなります。
 
 
 
実際に現地に行って来て、更にその感を強くしました。もう施設内は閑古鳥が鳴いているのですから。平日なので、館内のレストランはほとんど閉まっていました。営業しているのは少数のコンビニと弁当屋だけ。
 
しかも、その営業中の数少ない弁当屋の弁当の高い事。何の変哲もない唐揚げ弁当や焼肉弁当ですら、最低でも千円するのですから。私が行ったのはちょうどお昼時だったので、コンビニでパンとコーヒーの昼食にしましたが、それすら600円以上もする有様。
 
 
インテックス大阪は元々、国際展示場で、展示施設が1号館から6号館まであります。その一番奥にある6号館を療養施設にして、他の号館と鉄製の塀で隔離して、出入口にも警備員を常駐させて、人の出入りを規制しているのです。
 
何で、よりによって、こんな不便で寂しい所に、療養施設を作ったのだろうか?しかも、こんな寒い所に。幾ら無症状・軽症と言っても、相手は病人ですよ。本当に療養させる気なら、もっとそれに相応しい場所が幾らでもあるはずなのに。
 
例えば、同じ閑古鳥が鳴いている施設を使うにしても、オスカードリームのホテルを貸し切るとか、大阪駅前第一ビルから第四ビルまでの遊休区画をリニューアルして貸し切るとか。他に代替案が幾らでもあるはずです。
 
私が思うに、多分、吉村知事は、患者の事なぞ二の次、三の次で、病床数さえ確保できれば、それで良いと思ったのでは。それで尚且つ、閑古鳥が鳴いているインテックス大阪を活用できれば、一石二鳥だと思ったのでは。
 
だから、喉を痛めたコロナ患者に、療養食として激辛のカツカレーを出すような真似が平気で出来るのです。実際、全国のコロナ療養施設の中でも、大阪の療養食は、断トツに不人気でした。
 
知名度やイメージだけで、こんな食わせ物の知事や政党を支持している奴の、頭の中の精神構造は、一体どうなっているのでしょうか?いまだに謎です。
コメント (1)
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