アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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緊急転載:集団的自衛権行使反対 官邸前抗議の呼びかけ

2014年06月30日 19時35分37秒 | 戦争法ではなく平和保障法を
[拡散希望]自民党と公明党は、集団的自衛権の行使容認について合意し、7月1日(火)の閣議決定を目指しています。6月30日(月)18時半から首相官邸前で予定されている抗議行動で圧倒的な反対の民意を示しましょう!ツイートボタンで拡散を!→ http://got.angry.jp/0630/


2014.6.30(月) 18:30~
集団的自衛権閣議決定断固反対 超緊急首相官邸前抗議

安倍政権が急ピッチで進める平和憲法破壊の暴挙、集団的自衛権の行使容認について、自民党と公明党は27日(金)までに正式合意し、7月1日に閣議決定する方向で動いています。
国内外のありとあらゆる人々の反対の声にも関わらず、安倍ファシスト政権は、その恐るべき悲願である憲法と戦後民主主義の破壊をついに実現しようとしています。
6月30日(月)、首相官邸前において、複数の団体によって大規模な抗議行動が呼びかけられています。
我々TOKYO DEMOCRACY CREWもその呼びかけに応え、昨年末の特定秘密保護法反対運動に集まった多くの無党派市民に再結集を呼びかけるものです。
圧倒的多数の市民の声で、安倍政権に反対の意志を示し、その野望を砕きましょう。
日本の民主主義は今まさに瀬戸際です。

【追記】

7月1日(火)に臨時閣議で閣議決定!?
急遽1日も17時から緊急大規模抗議!

7月1日(火)17時30分に、政府が臨時閣議を行うことが決まりました。
この臨時閣議で、集団的自衛権の行使容認について閣議決定を行うものとみられます。
1日にも、複数の団体によって17時から、首相官邸前での抗議行動が呼びかけられています。
TOKYO DEMOCRACY CREWも、急遽この行動に賛同し、30日と同様、無党派一般市民の大結集を呼びかけます!
臨時閣議を強行する安倍政権に、オンタイムでも大音量の抗議の声を叩きつけましょう!


呼びかけ

解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会
戦争をさせない1000人委員会

賛同

東京デモクラシーネットワーク
怒りのドラムデモ
東京デモクラシークルー
C.R.A.C.(Counter-Racist Action Collective)
SASPL 特定秘密保護法に反対する学生有志
Civitas Musashino

ツイート文 :
[拡散希望]自民党と公明党は、集団的自衛権の行使容認について合意し、7月1日(火)の閣議決定を目指しています。6月30日(月)18時半から首相官邸前で予定されている抗議行動で圧倒的な反対の民意を示しましょう!ツイートボタンで拡散を!→http://got.angry.jp/0630/
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日本を変えるにはまず都議会から

2014年06月29日 19時52分50秒 | ヘイトもパワハラもない世の中を


 東京都議会のセクハラ野次問題ですが、このままでは、野次を飛ばした議員が他に何人もいるのに、「早く結婚したら?」野次主の鈴木章浩(すずき・あきひろ)一人の謝罪と自民党会派離脱、形だけの反省決議だけで終わってしまいます。そこで私は上記の投稿をツイッターに流したのですが、これが意外なほど反響を呼びました。予想もしなかった数のフォローがつき、私と同じ様な事を思っている人が他にも大勢いる事が分かりました。
 この鈴木章浩という議員ですが、自身のHPや下の週刊文春の記事にもあるように、右翼的思考の持ち主で、過去には尖閣諸島に上陸して警察から事情聴取も受けています。その一方で、キャバクラで豪遊三昧、海外視察報告書は教授論文やネット記事からの丸写しという御仁です。他人には偉そうに愛国心や道徳教育の必要を説きながら、自分はセクハラ・パワハラし放題。そういう政治家って他にも結構いるでしょう。しかも、石原慎太郎や橋下徹などがその典型ですが、最近はそういう政治家がやたらチヤホヤされる傾向にある。

 もうウンザリです。こういう輩が、「最近の若者は根性がない」とか言って、非正規労働者や未婚の人間に、「結婚や出世だけが全て」みたいな時代遅れで夜郎自大な価値観を押し付ける。もうそんな時代ではないのに。そもそも、その非正規雇用や晩婚・少子化の元となった「結婚も子育ても出来ないような低賃金・長時間労働」の格差社会をもたらしたのは一体誰なのか。その自分たちの責任を棚に上げて、あれこれ他人の事をあげつらう資格がこいつらにあるのか。
 私は男性なので、この手の「女の癖に」といった形のセクハラは受けた事はありませんが、その代わりに非正規労働者として、「バイトの癖に」みたいな扱いをされた事は今までも多々ありました。そういう意味では、塩村議員が今回受けたセクハラも、私がかつて受けた非正規労働者に対する差別と、本質的には同じ物だと認識しています。単に女性だけの問題だとは思えません。女性を「産む機械」としか捉えられない様な社会では、男性も「働く奴隷」としか見なされない。私はそんな社会は真っ平ゴメンです。だから、今回の件でも何度も執拗に抗議の声を上げるのです。


 

 その一方で、この週刊文春7月3日号の記事にもあるように、セクハラ被害者の塩村文夏(しおむら・あやか)議員にも、「付け込まれる弱みがあったのではないか」「こんな女ならセクハラされても仕方ない」という意見も少なくありません。実際に、塩村議員のツイッター・アカウントは、その手の罵詈雑言であふれ返っています。
 いわく、元グラビア・アイドルだったの、美貌をエサに男に次々手を出し慰謝料をせしめた、だの。そんな事、今回のセクハラ事件とは何の関係もないでしょうが。これは、「虐めれるのは虐めっ子だけでなく虐められっ子にも問題があるから」「だから虐められても仕方ない」とする理屈です。「貧乏だから、勉強が出来ないから、喧嘩が弱いから」虐められても仕方ないという麻生太郎の戯言と同じです。たとえ、そうであったとしても、だからといって相手の人権を踏みにじって良いという事には絶対になりません。



 それでも、どうしても塩村議員を批判したいというのであれば、むしろこちらの都議会決議への対応の件で批判すべきでしょう。
 このセクハラ事件の後、都議会には3本の決議案が上程されました。
 一つ目は議会与党の自民・公明両党や「維新の会」が提出した、「人権侵害と誤解されないように今後は気をつけよう」というだけで、他の野次主の特定・謝罪も関係者の辞職も求めない形だけの決議案。
 二つ目は民主党や「みんなの党」から提出の、「他の野次主も自発的に名乗る出るように求める」だけで、党側からは特定・謝罪も議員辞職も求めない、最初の物とも中身は何ら変わらない決議案。
 三つ目は共産党が提出した、他の野次主の特定・謝罪や今回セクハラを行った議員全員の辞職を求める決議案。
 この中で、「みんなの党」所属議員は、セクハラ被害の当事者会派であるにも関わらず、第二の決議案の提案者に名を連ねながら、最初の形だけの決議案にも賛同してしまったのです。塩村議員と共にセクハラ野次の告発に踏み切った同党所属の音喜多駿(おときた・しゅん)議員も、この件に関しては言い訳ばかりに終始し、共産党提出の第三の決議案についてはツイッターで言及すらしない。だから、私は音喜多・塩村の両議員に抗議のツイートを送り、塩村議員にはメールでも敢えて苦言を呈したのです。前述の塩村議員への罵詈雑言とは一線を画しながら。
 両議員から返事はまだ来ませんが、まあどちらも渦中の人で、今はそれどころではないご様子なので、今直ぐに返事を求めるのは酷でしょう。でも、このままだったら、いつまで経っても都議会は今のまま変わりません。それを変える為にも、前回記事で紹介したネット署名(最初にマスコミで紹介された署名を更に発展・継承した物です)にご協力をお願い致します。
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続・ヘイト議員の都議会からの追放署名にご協力を!

2014年06月27日 22時16分19秒 | ヘイトもパワハラもない世の中を
 標記の件の続報(第2弾)です。都議会セクハラ問題は、問題議員のうちの一人(大田区選出の自民党都議・鈴木章浩)だけの謝罪・会派離脱と、批判沈静化だけが狙いの「遺憾決議」採択でお茶を濁されてしまいましたが、既にそれを乗り越える為の新たなネット署名も始まっています。私も既に署名しました。とりあえず下記にその署名の呼び掛け文を転載しておきます。皆さんも出来れば是非ご協力を!


(転載開始)

宛先:舛添東京都知事並びに都議会議員 2
発信者:中村 美和 Shibuya, 日本

人権侵害調査特別委員会の設置と、ヤジ発信者の辞職勧告を要求します。


塩村議員が議会において答弁中に性差別による罵倒を受けたこと、またそのような重大な人権侵害案件を隠ぺいしようとした都議会の体質に多くの人が憤りを感じ、ものの数日で8万件を超す署名が集められ、海外主要メディアからも日本の人権意識の低さを憂う報道が多く出ました。

これを受けて6月23日(月)に鈴木章浩(自民)議員が会派離脱を表明しましたが、謝罪会見の様子や、自民党及び都議会が事の重大さを全く理解していないことが露呈されました。鈴木議員は辞職する意志はないようですし、自民党及び与党公明党からも辞職を促すような動きはみられません。

残されている動画からも分かる通り、性差別ヤジを飛ばしたのは鈴木議員ひとりではなく、更にそのヤジを聞いて笑いが起こったという状況からも、都知事及び大多数の都議が無自覚に人権侵害を侵す人たちであるということは明らかで、そのような人たちに都政を任せておくことはできません。

このような重大な人権侵害防止のための特別委員会の設置と同時に、性差別ヤジを発した議員への辞職勧告を要求します。

http://mainichi.jp/select/news/20140621k0000m040074000c.html

http://mainichi.jp/select/news/20140623k0000e040239000c.html

http://mainichi.jp/select/news/20140621k0000m040092000c.html

http://mainichi.jp/select/news/20140623k0000e040255000c.html

海外での報道

http://www.huffingtonpost.com/2014/06/23/tokyo-sexist-politician_n_5521324.html?utm_hp_ref=world


To:
舛添東京都知事並びに都議会議員

人権侵害調査特別委員会の設置と、全てのヤジ発信者の辞職勧告を要求します。

[あなたの名前]

(転載終了)

http://www.change.org/ja/%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%83%b3/%e4%ba%ba%e6%a8%a9%e4%be%b5%e5%ae%b3%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e7%89%b9%e5%88%a5%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e3%81%ae%e8%a8%ad%e7%bd%ae%e3%81%a8-%e3%83%a4%e3%82%b8%e7%99%ba%e4%bf%a1%e8%80%85%e3%81%ae%e8%be%9e%e8%81%b7%e5%8b%a7%e5%91%8a%e3%82%92%e8%a6%81%e6%b1%82%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99?recruiter=46342606&utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=email&utm_source=share_petition
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ヘイト議員の都議会からの追放署名にご協力を!

2014年06月22日 22時04分58秒 | ヘイトもパワハラもない世の中を


 塩村文夏(あやか)都議へのセクハラ野次に対して、野次発言者の特定と謝罪・処分を求める署名が取り組まれています。私も先程署名しました。
 このセクハラ野次は、単にセクハラ行為者個人の女性蔑視だけに止まらない問題をはらんでいます。それは、昨今の右傾化・保守化の風潮の中で、「国家や企業の為には個人の人権が犠牲になってもやむを得ない」「むしろ、そんな弱い個人は淘汰されるべきだ」とする、一種の「弱肉強食」思想や「自己責任」論が、以前にもまして公然とまかり通るようになったからこそ出てきたものだと私は考えます。この野次が東京都議会で起こったのも、右翼で差別発言の常習犯だった前知事・石原慎太郎の長年に渡る都政の悪影響が大きいと思っています。

 ―女性なぞ、ただの「産む機械」にしか過ぎない。
 ―その「産む機械」が、生意気にも、自分の「生殖能力の無さ」を棚に上げて、一丁前に権利主張ばかりするな。
 ―貧乏人や仕事の出来ない奴には人権なぞ無い。差別されても当然だ。
 ・・・この様な発想がベースになければ、こんな醜い野次なぞ出てこようはずがありません。

 塩村議員が議会質問で取り上げた未婚・晩婚の増加や少子化の問題にしても、その背景には「結婚したくても出来ない低賃金」や「子育てなぞする余裕もない長時間労働」、「保育所の数が全然足らず奨学金給付制度も満足にない低福祉」などの問題が潜んでいるのに、それを個人の能力や意欲の問題だけにすり替え、差別の口実にされたのでは堪ったものではありません。

 ゆえに、これは議員個人の問題でもなければ、未婚女性やシングルマザーだけの問題でもありません。この野次は、女性に対する攻撃であると同時に、男性も含めたワーキングプアや、障害者、ホームレス、外国人労働者、原発事故被災者などの、あらゆるマイノリティー(弱者・少数者)に対するヘイト(差別)、嫌がらせでもあるのです。
 ほら、うちの会社にもいるでしょう。朝礼などの公式な場では良い子ぶっていても、現場では露骨にバイトを差別する様な男性社員が。ブラック企業の和民で過労死させられた女性社員が社内で味わったのも、この様な嫌がらせだったのでしょう。女性を「産む機械」扱いする風潮を無くさない限り、男性も永遠に「働く奴隷」扱いされ続ける事でしょう。

 その様な、権力の陰に隠れて弱い者虐めをするような、まるで「在特会」などのネトウヨ(ネット右翼)がやるような卑劣な行為を、決して曖昧な形で見過ごす訳にはいきません。責任者の謝罪・処罰と議員辞職を求める下記のネット署名に、読者の皆さんも是非ご協力をお願い申し上げます。

(以下転載)

宛先:自民党東京都連
私たちは、都議会本会議内で女性差別発言をした自民党都議会議員を特定し厳正に処分するよう、自民党東京都連に対して強く求めます。

 2014年6月18日、東京都議会の本会議において、みんなの党会派の塩村文夏議員が、女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制について一般質問をしていた際に、自民党都議らの座る一角から男性の声で「自分が早く結婚した方がいい」「産めないのか」などといった野次を浴びせかけられました。

 毎日新聞(http://mainichi.jp/select/news/20140619k0000m040122000c.html

 朝日新聞(http://apital.asahi.com/article/news/2014061900004.html

 出生率の低下が日本全体の問題として叫ばれており、その対処が模索されています。

 この問題の一因は女性をとりまく状況にあります。

 いま日本の社会では、女性は、妊娠・出産をたとえ強く望んでいたとしても実際に行うためには、その女性本人をとりまく社会環境に由来するさまざまな障害を乗り越えなくてはならず、それゆえに非常に重い負担を強いられています。

 まして、東京都はもっとも子育てしにくい場所だといわれています。

 塩村議員はまさにこうした都のなかで起きている社会的問題を解決するために女性の気持ちを代表して一般質問をしていたところだったのです。

 しかるに、前述のような野次は、塩村文夏議員に対して彼女が女性であることを理由に個人の意志や事情に関係なく結婚や妊娠を強要するという人格無視の差別的発言にあたるばかりでなく、この東京都の社会的問題を解決するために協力しようという意志をみじんも感じさせないどころか女性に圧力をかけるという点でむしろ問題を悪化させるものであり、ゆえに東京都に住んでいるか働いているすべての女性までをも侮辱するものです。

 議員の発言の社会的影響力は無視できません。このような重い差別的発言が東京都議会で見過ごされるのであれば、東京都は2020年オリンピックという機会に向けて世界に開かれた国際都市として発展できなくなるでしょう。もしもこの問題がインターネットを通じて国際的に知られれば、各国選手のボイコットも予想されます。

 したがって、こうした発言を行った都議会議員が責任を問われず放置されている現状は、きわめて重大だといえます。そもそも、なぜ議長はいったん進行を中止してでもこの野次を放った議員を叱責しなかったのか、まったく理解に苦しみます。しかしそれ以上に、みんなの党会派から申し入れを受けた議会運営委員会の吉原修委員長(自民)はなぜ事の重大さに言及せず「(各)会派の中で品位のない発言をしないよう確認すればいいのでは」と述べるにとどめたのでしょうか。これでは単に身内をかばっているように見えてしまいます。

 私たちは、この現状を深く憂慮し、都議会本会議内で女性差別発言をした自民党都議会議員を特定し厳正に処分するよう、自民党東京都連に対して強く求めます。

(以上、緊急転載)
http://blog-jp.change.org/post/89258023795/1
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もはや赤旗を再講読するしかないかも

2014年06月20日 22時23分45秒 | 戦争・改憲よりも平和・人権
2014.06.17「6.17大集会 ー解釈て?憲法をこわすな!ー」: 銀座方面デモ①【14/16】


 6月14日東京・新宿や同じく17日日比谷・銀座の憲法改悪・集団的自衛権行使反対のデモをなぜ商業マスコミは黙殺したのでしょうか。14日のデモは参加人数こそ480名とまだ少なめだったものの、首都圏反原発連合などが主催団体に名を連ね、雨宮処凛や斎藤貴男などの著名人も多数参加したものでした。17日のデモに至っては、参加人数も5千人を超え、こちらも池田香代子や共産党の志位委員長も参加した大規模なものとなりました。しかも、この日は東京だけではなく、大阪その他の大都市でも同様のデモが行われていました。

・安倍暴走ノーうねり/憲法・雇用 原発・福祉/新宿で大注目(しんぶん赤旗)
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-15/2014061501_02_1.html
・憲法破壊の暴挙 打ち破ろう/6・17大集会 5000人の熱気/戦争反対、閣議決定やめよ(同上)
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-18/2014061801_01_1.html

 そういうデモや、地方議会での集団的自衛権・解釈改憲反対の意見書採択などの動きを一切報じず、「新3条件」や名ばかりの「限定的行使」などの政府・与党の言い分をそのまま垂れ流し、公明党がどこまで抵抗できるかといった政局報道にばかり終始しているのが、今の商業メディアの実態です。石原環境相の「金目」発言や、高村副総裁の「自衛隊は血を流せ」発言、塩村あやか都議に対するセクハラ発言についても、興味本位に取り上げるばかりで、それらが「憲法改悪の流れの中で出てきた人権侵害」発言だという一番本質的な事は一切報じず、後はもう明けても暮れてもワールドカップ一色の報道に。
 そりゃあワールドカップも大事かも知れませんが、所詮は「球蹴り」にしか過ぎないスポーツ報道と、自分もいつ何時戦争に巻き込まれて殺されるかも知れない憲法改悪・集団的自衛権行使に関する報道の、一体どちらが我々にとって、より切実な問題か。絶対に後者の方に決まっている。
 ところが、今や与党の総裁や幹事長と言えば、小選挙区制の下では、それまでとは比べ物にならないほどの独裁権を行使できる存在となってしまいました。なにしろ候補者公認や予算配分の権限を一手に握る事ができるようになったのですから。そんな与党に支配される政府が、大手マスコミの経営陣を手なずけて編集部や第一線の記者に有形無形の圧力を加え続けています。そこに、市民革命を経験した事のない日本人の「何でも上の言いなり奴隷根性」のメンタリティーが加わり、まるで北朝鮮みたいな息苦しい「村八分」社会が出来上がってしまっています。

 

 おかげで私も、上記「しんぶん赤旗」の14日新宿、17日日比谷・銀座のデモ報道を読むまでは、「金目」「血を流せ」などのあれこれの「パワハラ」発言やワールドカップ一色の報道にすっかり目を奪われ、ブログ更新する気力すら失いつつありました。有体に言うとウンザリ来ていました。
 これぞ正しく敵の思う壺です。この事にようやく気付き、改めてこの6月15日から20日前後にかけての新聞報道について、今日の公休日に図書館に出掛けて少し調べてみました。朝日・毎日・読売・産経・日経のそれぞれ6月18日付朝刊で、前日17日の前述のデモについて、どういう立場から、どこまで正確に詳しく報じたのか、あるいは報じなかったのか。

 

 調べた結果、朝日が一番マシでした。確かに第一面では他紙と同様に政局報道に終始し、その中でアリバイ的に17日のデモについても触れているだけでしたが、それでもデモの写真を載せているだけまだマシです(左上写真)。そして社会面では、まるで第一面での追究不足を補うかのように、割と写真も豊富に載せて比較的詳しく報道していました(右上写真)。最近は朝日もとみに御用新聞化していますが、やはりそれでもまだ読売・産経なぞと比べたらはるかにマシです。

   

 それに対して毎日は第三面にベタ記事のみ(左上写真)。読売・産経・日経に至ってはデモの事実すら完全に黙殺。
 ちなみに、それら新聞各社の第一面トップ見出しは、まず毎日が「集団的自衛権 会期中 与党合意困難 新3要件 公明に異論」という批判抜きの単なる政局報道。ただの「事実の棒読み」だけなら九官鳥でも出来ます。その横には米公文書館が公開した原爆被爆直後の長崎の写真も載せていましたが、幾らそんなもので「平和主義」を装っても、肝心の今の「平和の危機」に見て見ぬふりでは、ただの「アリバイ証明」や「ガス抜き」にしかならず。
 読売は「成人後見 首長の申請急増 認知症の高齢者 身寄りなく」と、まるで他人事のような記事。そんな三面記事レベルの話題をわざわざ第一面に持ってくる鈍感さもさる事ながら、その高齢者孤立の元となった格差社会を作り出したのは一体誰なのか。経済規制緩和に賛成した読売自身じゃなかったのか。
 産経も、これまた読売と同様に「重症心身障害者の受診支援 大阪市 急病時病院を仲介」という、市役所広報レベルの三面記事(右上写真)。それなら、タダで読める市役所広報誌のほうがまだマシ。ワールドカップでダメなら他の三面記事で一面トップを埋め合わせ。そこまでしてまで世間の関心を安倍政治のデタラメから逸らしたいのか。
 日経に至っては、もう取り上げる気にもならなかった。頭の中は株価とリストラの事ばかりか。どうせ戦争で大儲けする事しか考えていないのだろう。エコノミック・アニマルそのもの。
 これら右寄りの商業メディアは、二言目には中国や北朝鮮の言論統制を批判しますが、何の事はない。自分たちも同じ様な言論統制・言論封殺をやっているじゃないですか。上辺だけはあたかも「自由で民主的」な新聞であるかのように装いながら。

 そんなご時世の中で気力負けしてしまわない為には、もはや、かつて購読を取り止めた「しんぶん赤旗」の再講読に踏み切るしかないかなと思い始めています。今でも「しんぶん赤旗」のサイトは携帯のブックマークに入れているのですが、やはりネットだけだと、日頃目を通しているつもりでも実際は読んだり読まなかったりなので、どうしても今回の見落としのような事が起こります。
 それを防ぐ為には、毎日定期的にどれか一つの新聞に目を通すようにしなければならないでしょう。それで日刊紙といえば、商業新聞以外では「しんぶん赤旗」か「聖教新聞」「公明新聞」に現状限られてしまう。
 ただ「赤旗」も日刊紙を毎月定期購読して毎日読むとなると、結構時間もカネもかかるしなあ。仕事の関係で家を出るのが早朝5時過ぎなので、その時間帯には「赤旗」はまだ自宅のポストには入っていません。勢い夕方帰宅してから読む事になるでしょうが、夕方以降だとブログ等他にもやる事が一杯あって、なかなか読む時間が取れません。これが早朝なら、通勤電車の中や仕事帰りのマクドなどで、時間を作って読む事も可能なのですが。果たしてどうしたものだか。
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地元のB級福祉グルメ紹介

2014年06月17日 21時32分38秒 | なにわB級グルメ探訪
 少し報告が遅くなりましたが、私の地元、大阪府高石市の福祉団体が販売しているおにぎりとパンの紹介をしておきます。
 高石には「きのすら」と「高石障害者作業所」という、どちらも障害者(障がい者とも表記)の福祉団体が運営している店があります。前者はおにぎり、後者はパンを販売しています。いずれも手作りの商品です。どちらも私の自宅から少し離れている事もあり、今まで利用した事がありませんでしたが、この前ふと所用の帰りに前を通りがかった時に、ちょうどお昼時だったので、一度食べてみようと立ち寄ってみました。

 
 こちらが、おにぎり販売「きのすら」の店舗。南海高師浜(たかしのはま)線伽羅橋(きゃらばし)駅前のマンションの一角にあり、平日の11時半からおにぎりを1個100円で販売しています。メニューは日替わりで売切れ次第終了です。私が行った時は、鮭、おかか、梅がつお、昆布、ごま塩の5種類を販売していました。

 
 これが店内に置いてあった「きのすら」の紹介チラシ。それによると、「せらび」という特定非営利活動法人が、「指定障がい者福祉サービス事業」の一環として店を運営しているのだとか。「きのすら」とはギリシャ語で「北極星」、「せらび」もフランス語で「人生」という意味だそうです。「北極星のように、迷った時の道しるべとして、一緒にやりたい事、出来る事をやっていこう」と、チラシで障がい者や市民の方に呼びかけています。
 事業の種類は大きく分けて「就労移行支援」と「就労継続支援B型」の2つで、前者は2年間で障がい者の就労自立を目標としているのに対し、後者は2年以降もじっくりと就労支援を続けて行こうとするものです。その2つの事業で、おにぎりの製造・販売の他にギフト用の箱折りなどの軽作業も行っています。以上、スタッフの方がわざわざ受付の前まで出て来て説明して下さいました。しかも、チラシに1枚ずつ印刷されている「おにぎり1個無料券」まで、わざわざスタッフの方が切り取って下さり、早速1個分まけてくれました。

 
 おにぎりのパックに添える割り箸の袋や、店内の飾りつけも手作り。右上写真の手前にある飾りつけは、一応「うちわ」として制作したものだそうですが、寧ろお好み焼きの「こて」に似ているのでは。

 
 これが、その「きのすら」のおにぎり。左から順に昆布、おかか、鮭だったと思います。お新香もサービスに添えられています。これを自宅に買って帰り、即席の味噌汁と一緒に食べました。真ん中のおかかが他よりも若干大き目なのは、最後に余ったご飯で握ったから。つまり「お徳用」です。消費税が8%に上がってから、逆に具を増量する事で、他のスーパーやコンビニのおにぎりに負けないようにしようと頑張っています。確かに右の写真からも分かるように、具はたっぷり。但し、お握りの握り方は余り強くなく、直ぐにばらけてしまうのが玉に傷ですが。即席の味噌汁も1個50円位で売れば、もっと売上が伸びるかも知れません。

 
 
 そのついで立ち寄ったのが、また別の福祉団体「いずみ野福祉会」が運営する「高石障害者作業所」のパン屋さん。こちらも平日のみ、売り切れ御免の手作り販売。ここで1個120円のカレーパン、同じく120円の玉子サラダパン、1個60円のピザパンを2つずつ、それぞれ親父と私の2人分買いました。これは翌日の朝に食べました。親父も「美味しい」と満足していました。朝食はいつも通勤帰りに買うスーパーの特売品で済ましていますが、たまにはこういう地元産の「福祉グルメ」を食するのも良いかも。

(参考)
・「きのすら」の公式ブログ
 http://cynosura-by-cestlavie.blog.eonet.jp/
・高石障害者作業所HP
 http://s-izumino.jp/facility/2013/03/post-27.html

 ついでにこちらも。
・「障害者」か「障碍者」か 「碍(がい)」を常用漢字に追加求め意見(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201004050103.html
 その記事によると、個人の責任ではない身体・精神的疾病(障碍)をあたかも「有害」「悪」のイメージで捉えられるのは忍びないし、元々は区別されて使われていたのに、戦後の漢字使用制限で「碍」の字が公式文書で使えなくなり「害」と混同されるようになったので元に戻したい、と考える福祉関係者もいる。だから「障害者」「障碍者」の2通りの表記があるのでしょう。しかも後者には、「きのすら」のように、常用漢字にはない「碍」の使用を避けて「障がい者」と表記する団体もあります。その一方で、「高石障害者作業所」は「害」を使用というように、福祉関係者の間でも見解が分かれています。この件については色々と賛否両論もあるようですが、いずれにしても、今の私にはどちらが正しいか判断がつきかねます。
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もういい加減にせえ!

2014年06月14日 23時40分54秒 | 職場人権レポートVol.3
 今日6月14日土曜日にバイト先でこんな事があった。私のバイト先は某大手スーパーの物流センターで、私はそこで商品の仕分け作業に携わっている。以下、登場人物は全て仮名に、登場する店舗名も全て会社の関係者にしか分からない店番で記す。
 私のバイト先では商品は基本的には全てカゴ車とドーリーに積むのだが、そのうちの25店舗ほどは納品場所の関係でドーリーも今まではカゴ車に積み替えて出荷していた。その25店舗分のうちの130番店がドーリーのままで出荷されているのに私が気付き、急いでカゴ車に積み替えようとした所、他の同僚から130番店もドーリーで出しても良くなった事を聞いた。その同僚の話によると、他にもドーリーで出しても良くなった店が何店舗もあり、この数日の間でやり方が大幅に変わったようだ。
 私は不審に思い、昼休みにその件について他の数人のバイトにも聞いてみた。すると、今までカゴ車でしか出荷できなかった前述の25店舗も、ごく一部の店以外は全てドーリーでも出荷できるようになったとの事だった。この変更については、無駄な積み替え作業がなくなった事で、我々バイトとしても願ったり叶ったりなのだが、問題はその作業変更について社員から何も連絡がなかった事だ。念の為に後何人かのバイトにも聞いてみたが、朝礼でも何も言わなかったし、個別の指示も一切なかった。
 それで、バイトの一人が朝礼担当の社員に確認した所、「言い忘れていた」との事だった。しかも何と、言い忘れていた事に気付いた後も、「その件については掲示板にも業務連絡の文書が貼ってあるので、もうわざわざ言わなくても良いと思った」と言い訳していたそうだ。

 私はそれを聞いて「アホか」と思った。何故なら、その掲示板には当日のバイトの作業配置やその他の連絡事項が整理もされずに雑然と記されており、その隅に細かな字で書かれた小さな文書が一枚貼ってあるだけなのだ。連絡もないのに誰がそんな文書に気付くか。しかも、その指示文書も、ざっと読んだだけでは一体何が書いてあるのかも分かりづらいような文章で書かれている代物なのだ。それでなくとも慌しい始業前の僅かな時間に、何の説明もなく紙切れ一枚だけで作業指示が出来ると、本気で思っているのだろうか。
 そもそも、急な作業変更などを伝える場合は、必ず関係者に直接口頭で連絡する。それも、当日休みのバイトもいるので、少なくとも翌日も同じ説明を繰り返した上で、それでも漏れる場合があるので、それをフォローする為に文書でも掲示するのだろう。それが当たり前の会社のする事だ。ところが、この社員と来たら、「言い忘れていた」事もさる事ながら、「文書で掲示してあるから別に言わなくても良いだろう」とは、一体何という言い草か。

 この朝礼担当の井下という社員こそが、今までにも私や他のバイトと何度も揉めた事のある、社内でもイワク付きの問題児なのだ。社歴こそ十年以上にもなるものの、それよりはるかに後で入社してきた社員やバイトでも知っている仕事の手順すら知らないのだ。ただ知らないだけなら、遅まきながらも誰かに教えてもらうなりして謙虚に覚えて行けばそれで済むものを、やたら虚勢を張って言い訳や言い逃れをしたり逆切れしたりするものだから、もう皆こいつには愛想を尽かして何も言わなくなってしまったのだ。
 私も今まで何度もこの井下とトラブルになった。それも、次に述べる様に、いずれも井下に非のある事例ばかりだ。以下はそのほんの一例に過ぎない。

 (1)まだレーン(昔のシステム)で商品の仕分けしていた時に、床が傾いていてカゴ車にもストッパーが付いていなかったので、何度カゴ車を奥に収納しても手前に転がってきてしまうので、もうそのままにしていたら(それでも仕方ないと当時の所長からも了解を取っていたにも関わらず)、井下がいきなり私の所にやって来て「ちゃんと奥まで入れろ」と偉そうに言ってきた事があった。それに対して私が「そんな事を言うなら床の傾きを先に直せ」と言い返すと、「この床の傾きは排水の為だ」と見え透いた嘘までついて言い逃れをしようとした。排水口のマンホールの蓋は人力では到底開けられない程重く、周囲に排水溝もなく、牛乳をこぼしても誰も拭き取らず何日もそのままになっていた事が何度もあるにも関わらず。仮にも食品を扱っている職場で、そんないつ食中毒が起こっても不思議ではない状態を放置しながら、よくもそんな事が言えたものだ。

 
 左上写真の、右側に写っているオレンジ色の台車がドーリー。その左側にある銀色の鉄枠の台車がカゴ車。まだこの時は、前述の25店舗分はドーリーの分もカゴ車に積み替えなければならなかった。
 右上写真が当時の待機場の床のマンホール。画面が暗くて見ずらいかも知れないが、簡単に蓋が取れるようなマンホールではない事や、周囲に排水溝なぞ全くない事が分かると思う。

 (2)やがて今の新しいシステムに変わり、今年2月の節分の季節に、014店の周辺が祭礼の交通規制の為に午前中の配送が中止になった時も、朝礼では理由も言わず「上からのお達しで配送中止になった」の一語で済ましてしまった。「節分祭の交通規制の為に午前中の配送が中止になった」と一言説明すればそれで済むのに。別に隠し立てするような事じゃなし。しかも、この節分の交通規制については、何も今に始まった事ではなく、例年恒例の年中行事なのに。「上からのお達し」とさえ言えば相手が黙るとでも思っているのか。江戸時代の殿様と町人の関係ならいざ知らず、曲がりなりにも民主主義のこの世の中で、いまだにそんな封建的な感覚で仕事をされては堪ったものではない。俺らは奴隷ではないぞ!

 (3)井下は、朝礼でもそういう必要な連絡は全然せずに、「商品を誤積みするな、破損するな、出し忘れするな」といった一般的・抽象的な注意ばかりでお茶を濁してきた。「誤積みを防ぐ為にはどこに注意すれば良いか」といった個別・具体的な指示なぞ一切なく。これでは、「お前ら、たるんどる!」と言って、非科学的な精神論・根性論を振り回し、生徒に暴力をふるうしか能のない大阪市立桜宮高校体育科の体罰教師のやり方とも何ら変わらないではないか。

 (4)その他、自分で朝礼開始の号令をかけておきながら、いつまで経っても朝礼が始まらず中止の連絡もしない事も何度かあった。この場には私だけでなく他のバイトも大勢いた。証言を集めようと思えばいくらでも集める事が出来る。他人には偉そうに言うクセに自分のやっている事は一体何だ。無責任、不誠実の極みではないか!

 これがまだ一度や二度の「言い忘れ」だけなら、誰にでもある「うっかりミス」で私も済ましていただろう。しかし、こうも同じようなミスばかり繰り返されるだけでなく、(2)(3)のような「人を小バカにしたような対応」や、(4)のような「意図的な怠慢、不作為」としか思えないような行為を何度もされると、もはや単なる井下個人の業務力量だけの問題だけで済ます事はできない。もはや、この井下という男は、バイトを家畜か奴隷のようにしか思っていないのではないか。そうとでも思わなけれな、到底とれないような対応ばかりではないか。
 ここまで来たら、もう単に「仕事が出来ない」とか、そんなレベルでは済まされない。バイトに対する明白な人権侵害、パワー・ハラスメントではないか。こんな社員の下で働いていたのでは、いつ何時、大事故に巻き込まれるかも知れない。若しそんな事になっても、今まで述べたこの男の普段の様子だと、自分の保身の為には平気で労災事故ももみ消しにかかっても一向におかしくはない。

 こんな事されても、まだ皆黙っているのか?俺は嫌だね。少なくとも、この今日14日に発覚した、ドーリーからカゴ車への積み替えがなくなった件の連絡が一切なかった事については、明日の朝礼で井下に徹底的に問い質してやろうと思っている。
 「井下も社員と言えども末端の平社員で、そういう意味では我々バイトと同じ労働者。一番悪いのはカツカツの人数で社員をそこまで追い詰めている会社である。同じ労働者同士がいがみあっていてはいけない」というのは確かに正論である。しかし、その正論が通用するのも、社員がその事を自覚できて初めて言える事である。今の井下にそんな自覚があろうはずがない。あれば、いくら追いつめられていたとしても、そのしわ寄せをバイトだけに押し付け、ここまで言い逃れに汲々とはしない。少なくとも、同じ労働者仲間であるバイトにこんな酷い態度なぞ取れないはずだ。その自覚がない以上は、こちらから無理にでも分からせてやるしかないだろう。
コメント (3)
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腰痛で休んだ後に敢えて競馬的中の記事を書く

2014年06月08日 21時07分08秒 | 職場人権レポートVol.3



 何ともはや挑発的な記事のタイトルですが。敢えて書きます。
 まず競馬について。今日の安田記念をワイドでダブル的中しました。
 毎年荒れる難解なレースですが、よく見ると、人気薄で馬券に絡むのは大抵、東京コースに実績のある馬です。左回りに長い直線、ゴール前に急坂というクセのあるコースなので、それが得意な馬に限られるのです。今回16番人気で2着のグランプリボス(2年前も2着)、同じく10番人気で3着のショウナンマイティ(昨年も2着)然り。幾ら前走の成績が散々で人気薄でも、こと東京芝1600~1800mの重賞や過去の安田記念で好走している馬については狙い目なのです。実際に過去のデータを見ても、そういう人気薄の馬が何度も馬券に絡んで来ています。逆に、幾ら前走成績が良くて人気になっても、東京に実績が無い馬については「消し」です。だから、マイラーズC1着のワールドエースや、マイルCS1着・京都記念2着のトーセンラーも買いませんでした。そういう意味では、毎年荒れるので1番人気も全然信頼できませんが、こと今回のジャスタウェイに限っては東京も得意なので(エプソムC・毎日杯ともに2着、天皇賞・秋1着)、迷うことなく軸にしました。でも所詮は荒れるレース、だからヒモは全部ワイドで流したのです。

 ◎ 10番ジャスタウェイ: エプソムC2着、毎日杯2着、天皇賞・秋1着。複勝率も東京50%、左回り61.5%。
 ○ 7番ホエールキャプチャ: 府中牝馬S1着、東京新聞杯1着、ヴィクトリアマイル4着。複勝率も東京・左回りともに75%。
 ▲ 14番クラレント: エプソムC1着、毎日杯3着、東京新聞杯3着、京王杯SC2着。複勝率も東京・左回りともに70%。
 ★ 8番ミッキーアイル: 東京は1勝しかしていないが何と言ってもNHKマイルC1着の実績あり。重馬場で逆に前残りの可能性も。
 △ 5番エキストラエンド: 東京新聞杯2着。複勝率も東京・左回りともに57.1%。
 △ 9番ダノンシャーク: 昨年の安田記念3着、富士S1着。複勝率は東京・左回りともに50%。
 △ 11番ショウナンマイティ: 最近はパッとしないし東京も2着1回の実績しかないが、その2着が昨年の安田記念。
 注 4番リアルインパクト: 最近はパッとしないが3年前の安田記念で1着。複勝率も東京66.7%、左回り60%。
 注 12番グランプリボス: 最近はパッとしないが2年前の安田記念で2着。複勝率も東京・左回りともに50%。

 三連複で7・8・10・14番のボックスを300円ずつと、ワイドで10番から4・5・9・11番に500円ずつと12番に300円。計3500円購入。

 結果は、1着◎10番ジャスタウェイ、2着注12番グランプリボス、3着△11番ショウナンマイティで、4着にも△9番ダノンシャーク。
 ワイドの10-11 1070円と、10-12 5890円のダブル的中で23020円の払戻し。そこから馬券代の3500円を引いて19520円の儲けとなりました。
 それでもまだ今年に入ってからは通算で8030円の赤字ですが、それでも儲け以上に予想の読みが当たった事が何よりも嬉しいです。
 精神的にも腰痛の治療になります。

 その腰痛ですが、きっかけは6日金曜日の休みにやった自宅台所の掃除です。母が死んで親父と2人家族になり、なかなか掃除が行き届かなくなったので、親父が仕事に出て私だけが公休日のその日に、普段できない台所の隅とかを私一人で掃除したのです。掃除自体は別に大したこともなく約1時間で終わりました。しかし、別に特に重たい物を持った訳でもないのに、それを境に徐々に腰に違和感を感じるようになり、やがて痛みで立ち上がる事も出来なくなりました。靴下も一人では履けなくなったので、もう裸足にサンダルで近所の整形外科医に駆け込んだ所、「慢性的な筋肉の使い痛み」という事で、痛み止めの薬と湿布薬を処方して貰いました。

 もうそれで、金曜日はその後ずっと寝ていました。さすがに食事だけは省く訳には行かないので、その時だけは何とか立ち上がってどうにか台所まではたどり着く事ができましたが。寝ている限りでは別に痛くもないので、スマホでツイッターに投稿も出来ましたが、寝返りを打つ事も叶わず、とうとう翌7日の土曜日は会社を休んでしまいました。
 土曜日も午前中は金曜日と似たような状態で、金曜日に行った整形外科にもう一度行って、牽引機で腰を引っ張ってもらいました。午後からは痛み止めの薬が徐々に効いてきた事もあり、何とか立ち上がる事ができるようになったので、妹の車に同乗して親父と外に昼飯を食いに行きました。

 それで今日の8日日曜日に、ちょうどこの日も公休日で鍼灸治療の予約日でもあったので、その鍼灸医さんにみっちり治療をしてもらいました。その先生曰く「きっかけは確かに金曜日の台所の掃除だが、それまでにも疲れが結構溜まっていたのではないか」という事でした。要するに「疲労性の腰痛」という見立てです。そのギリギリの状態の中で、掃除で普段使わない筋肉を使った事が引き金になって、一気に疲れが出てしまったようです。「整形外科医の薬で何とか痛みだけは抑えられているが、まだまだ安心できる状態ではない。特に右の腰から上の背中にかけての筋肉がパンパンに張っており、針もなかなか通らなかった。この1週間は気を付けて様子を見て欲しい」との事でした。但し、ずっと寝ている訳にも行かないので、午後からやっと、リハビリも兼ねて気晴らしに馬券を買いに行ってきたのです。たまたま一昨日と今日が公休日だからまだ良かったものの、そうでなかったら一体どうなっていた事やら。

 そういう訳で、確かに土曜日に急に休んでしまった事については、出勤したメンバーには申し訳ないと思っていますが、これも元はと言えば、会社が作業管理もろくにせずに、そのしわ寄せを下っ端の社員や非正規雇用のバイトだけにずっと押し付けてきた事にも原因があるはずです。朝礼は平気ですっぽかす。作業指示も思い付きで理由も言わずにコロコロ変える。そのくせ物言いだけはやたら高圧的。その中で、始業前のラジオ体操もいつしか立ち消えに。そんな諸々の事例に対して、いちいち労災だ何だとまでは言いませんが、逆に「個人の自己責任、個人が悪い」だけで済まされる問題でもないと思います。会社にもその原因の一端があるのは明らかです。だから、敢えてこういう記事の書き方をしたのです。実際はそれだけでなく、ブログ更新が滞り腰痛の報告記事でも書こうと思っていた矢先に、運よく競馬が的中したので、それを無理やり繋げて一つの記事にした、というのもありますが。
 とは言え、何だかんだ言っても病気になって一番損するのは自分ですから、少なくともこの1週間については、今は亡き母がしていたコルセットを着用して作業に就こうと思っています。
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ワタミと在特w

2014年06月07日 18時21分30秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を
 昨日からまた腰痛がぶり返し、今日はとうとう仕事を休んでしまいました。この腰痛が収まるまではブログ更新も出来そうにありませんが、それでも今の政治に対して、何の抗議の声一つ上げれないのも癪なので、とりあえず、この間のツイッターの呟きだけでもこちらに貼り付ける事にします。






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すき家ストライキについて思う

2014年06月03日 10時06分27秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を
 私のブログでも「「すき家の春」は決して他人事ではない」という記事の中で取り上げた「すき家」の労働問題。元々、牛丼チェーンの中でも従業員酷使のブラック企業として有名だった「すき家」で、それでなくても少ない人数で店をどうにかやりくりしていた所に、更に調理に手間がかかる鍋メニューが導入され、それにブチ切れたバイトの大量退職によって閉店に追い込まれる店が続出。しかも、大量退職だけでは収まらず、5月29日の「ニク(29=肉)の日」に従業員有志が一斉ストライキに立ち上がるという噂までツイッターで流れていましたが、結局は、「すき家」運営企業ゼンショーの関連子会社食品工場に勤めるアルバイト一人の参加に止まったようです。
 http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/30/sukiya-strike_n_5415391.html

 この「すき家ストライキ」については、ゼンショーユニオン(Z-UNION FTP、通称ゼアンというらしい)という企業内組合から、「労働組合を通さない非公然のストライキ(いわゆる「山猫スト」)は違法であり、会社から損賠賠償を求められる恐れもある」という声明が出されたりもしました。私なぞは、そんな企業内組合の名前なぞ聞いた事もなかったので、どうせまた会社がスト潰しだけの為に、先回りして会社言いなりの名前だけの御用組合をでっち上げたのだろうと思っていましたが、実際その通りだったようです。組合HPでの本部住所(三重県四日市市)の表記が今は黒塗りで実際にそこにあるのはただの民家、既に2年前に結成されていながら今まで活動した形跡もなく、公開している収支報告書にも収支が一切記載されていないというのですから。
 http://buzzap.jp/news/20140529-zensho-union/ 

 私はそんな御用組合、幽霊組合の声明よりも、むしろ既に存在する労働組合「すき家ユニオン」、こちらは上部団体の「首都圏青年ユニオン」にも加盟し活動実績もあるれっきとした組合ですが、その組合がなぜ支援声明を出さなかったのか、そちらの方が気掛かりでした。未払いだった残業代を会社に支払わさせたりといった活動もしてきた組合なのに、なぜ何の声明も出さないのか。ひょっとしたら、既に会社によって潰されて無くなってしまったのではないかと。実際はそれは思い過ごしだったようです。ツイッター上の公式アカウントも削除され、噂の域が出なかった「ストライキ」については、組合としても安易に声明なぞ出せなかったというのが真相のようです。実際、私もこのストライキの噂をネットで知った時には、公式アカウントが既に削除されていて、どこから情報を仕入れたら良いか皆目分からず、結局ブログでも取り上げる事が出来ませんでした。そういう意味では、噂だけでは動きようもなかったのは事実でしょうが、それでも当事者企業の労働組合なのだから、職場の状況報告ぐらいはして欲しかったと思います。

 それで唯一ストライキに突入した組合員、この人は「すき家」店舗の従業員ではなく関連子会社GFFの千葉県船橋工場に勤めるアルバイトで、この人が個人で加入している「ちば合同労働組合」がストを行い、工場最寄駅の駅前で参加呼びかけのビラをまいたとの事。「合同労組」というのは、私が加入している「地域労組」と同じで、勤務先に労働組合がなくとも一人からでも入れる組合です。この人もかつての私と同じように、会社の不法に怒って、何らかの伝を頼って組合に入ったのでしょう。ストにまでこぎ着けるとは何と立派な!私も見習わなければ。
 http://www.bengo4.com/topics/1583/
 http://ameblo.jp/chiba-goudou/entry-11864995089.html

 この「すき家ストライキ」の話をバイト先でもしてみました。確かにゼアンの言う通り、「違法な山猫ストには損害賠償請求される恐れがある」のは事実です。しかし、それが「山猫スト」であると一体誰がどうやって証明できるでしょうか。たまたまその29日に、従業員のうち何人かが偶然、流行していた風邪にかかって休まなければならなくなったという事も、充分あり得る話です。そんな事例にまで「山猫スト」の嫌疑をかけられ追及されたのでは、堪ったものじゃありませんw。そういう意味では、スト主宰者(もし本当にいればの話だが)がツイッターの公式アカウントをいち早く削除したのは、これはこれで正解だったのかも知れません。

 でも、どうせストまでやるからには、思いつきの「山猫スト」による一回ぽっきりのストではなく、組合を作って会社にストライキ通告してやった方が、はるかに効果的です。そうすれば、晴れて合法的なストとして堂々と実施でき、会社から損害賠償を請求される心配もなくなるのですから。せっかくスト実施まで決意しながら、なぜ組合を作ったり組合に入ったりしないのか。思いつきによる付和雷同の「山猫スト」だけでは、今回のように噂話だけで終わってしまうのがオチです。労働組合なんて2人以上集まれば作れるのだから。労働組合法でいう所の「団体」とは2名以上の集団の事です。この事は私も組合に入るまで知りませんでした。

 ひょっとしたら、その後の組合規約を作ったり、会社にスト通告をするのが面倒くさかったのかも知れません。会社に通告する以上は、首謀者(組合代表者)の名前も出さなければなりませんから。でも、そんな事にいちいちビビッていたのでは、スト実施なんてハナから無理です。法律に則ってやりさえすれば、何も後ろ指差される筋合いはないのだから。ひょっとしたら、組合を作る事で、それを契機に政党に勧誘されたり政治に巻き込まれるのを嫌ったりしているのかも知れませんが、それも別に入りたくなければ断れば済む話です。「政治に巻き込まれる」以前に、既に自分は「ブラック企業の支配にとっくに巻き込まれている」のに。そこから抜け出す為には、組合であろうが政党であろうが、使える物は何でも使えば良いのです。

 むしろ、組合に入ってから後の方が、自分の真価が試されると思います。会社に要求を突き付けるには、労働組合に入り、会社と対等な立場で交渉できるようにする事が絶対に必要ですが、それはあくまで最低限必要な事最初の一歩にしか過ぎず、決してそれで事足れりなんかではないのです。たとえ組合に入っても、当事者はあくまで自分であり、組合はそれをサポートするに過ぎないのです。
 そういう意味では、私の最初の団交の時も、今から思えば、「組合に入ればもう一安心」と、知らず知らずのうちに、組合からの方針待ち、指示待ちの姿勢になってしまっていたように思います。私が前の配属先で組合に入ったのも、会社が必要備品のドーリー発注すら渋り、重いケースを手でわざわざ積み替えなければならなくなったからですが、組合の方も、元々が職場に労働組合もないような会社に勤めている、勤務地も職種も休日もバラバラな寄せ集め組合員ばかりで、私よりももっと深刻な不当解雇や賃金未払いなどの事案を抱える中で、「備品をもっと発注してくれ」なぞという条件闘争の団交に、そんなに人や時間を割く余裕なんか無かったのです。
 ところが私は、「もうこれで一安心」と、知らず知らずのうちに組合からの指示待ちになってしまっていました。だから、会社との最初の団体交渉の際にも、会社からは総務部長や労務部長などが4名も出て来たのに、こちらは私と非常勤の組合委員長の2名だけで団交に臨まざるを得なくなり、「別に備品の発注義務や荷物の重量制限なぞ、労働基準法のどこにも書いていないじゃないか」「我々のやっている事のどこが違法なのか」と会社に居直られてしまったのです。
 
 今から思えば、この会社の理屈はとんでもないものです。なぜなら、労働基準法の第一条には、ちゃんと次のように書いてあるのですから。

 労働基準法第一条(労働条件の原則) 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
 2 この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない

 でも、その時の私は、予想される会社側の出方やそれにどう対処するかのシュミレーションもろくにせずに団交に臨んだために、この労働基準法の大原則には頭が及ばず、会社側の土俵に乗せられ、その他の個々の条文の規定に惑わされて、有効に反論できなかったのです。この大原則が頭にあり、それに基づきシュミレーションを組んでいたら、会社にこんなトンデモな屁理屈でドヤ顔される事もなかったのでしょう。
 でも、それでも組合に入って団交をやっただけの価値は充分ありました。その後の朝礼で、「無理に一人で積み替えしなくても良い」「出来なければ他の人に助けてもらうなり代わってもらうなりすれば良い」「それで多少時間がかかっても構わない、安全第一」と会社が明言し、それでも不安なら私の様に、その作業に携わらなくても良いようになったのですから。これも私が言わなければ出来なかった事です。それがまだ一人二人の動きに止まっている段階では、逆にその分の負担が他の人にしわ寄せされる事にもなりかねませんが、それが三人四人と広がれば、会社も備品購入に踏み切らざるを得なくなるはずです。元々、必要な数の備品さえあれば、こんな危険で無駄な積み替え作業なぞしなくても済むのですから。

 だから、今回の「すき家ストライキ」も、何でも会社の言いなりになって諦めていた状態から抜け出て、まずは一歩踏み出しただけの価値はあったと思います。でも、そこだけに止まっていたら、所詮は一時のウップン晴らしのネットの噂だけで終わってしまいます。あくまで当事者は自分なのだから、付和雷同や他力本願ではなく当事者としてどう動くかが一番大事な事です。そこさえしっかりしていたら、後は組合に入ろうがネットでストを呼びかけようが、いくらでも方法がある。逆に、その一番大事な事を忘れてしまったら、どんな事をしても上手くはいかない。それだけの事です。  
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