アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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人生初の万馬券ゲット!

2024年03月27日 19時38分00秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

ブログでの報告が遅くなってしまいましたが、3月24日(日)に開催された競馬GⅠレースの高松宮記念(中京11レース)で、生まれて初めて万馬券を取る事が出来ました。

このレースは3月末の冬から春への季節の変わり目に開催される関係で、ここ数年は雨が降ったり雨上がりの重馬場状態の中で開催されて来ました。重馬場だと、普段は敬遠されるコースの外側の方が、比較的馬場が荒れていなくて走りやすいと、一般には言われています。そして、前の馬の跳ね上げた泥や芝が後続の馬の顔に当たるので、それが苦手な馬は先頭に逃げて走るか、最後の直線で最後方から追い上げるか、どちらかを選ばなければなりません。そんなこんなで、晴れの良馬場の時とはレースの展開がガラッと変わります。

それに馬のレベルも、一応はグレード最高峰のGⅠレースなので、有力馬が参戦して来ますが、最近はより賞金額の多い海外のGⅠレースに出る馬が多くなり、以前ほど強い馬が出て来なくなりました。それでもGⅠなので、ある程度は強い馬が出て来ますが。超有力馬がいなくて、どの馬のレベルも同じぐらいなので、本命の馬を選ぶのに苦労します。

しかも、レースが開催される中京競馬場も、全国に3つしかない左回りのコースで、第4コーナーに全国一傾斜が急な高さ約3メートルの坂があり、坂を超えた後もゴールまで約200メートルの直線を馬は走り抜けなければなりません。全国一タフさが要求されるコースなのです。

その為に、GⅠレースでありながら、今まで1番人気の馬が1勝しかしていない、荒れるレースとして知られてきました。そんなレースなので、私も上位人気の国内重賞馬ではなく、5番人気の香港GⅠ馬・ビクターザウィナーを本命候補に選びました。同馬は保持タイムこそ国内重賞馬より遅いものの、中京と同様にタフなコースである香港の競馬場で、前走のGⅠレースでも他のGⅠ馬を下して勝利をものにしています。しかも、香港は硬い洋芝のコースなので、同じようにパワーの要る中京の重馬場でも十分通用するはずです。

それに加え、同馬は逃げ馬なので、一番最初に進むことが出来、顔に泥をかぶせられずに済みます。馬場も一番最初に進むので、一番荒れていないコースを走る事が出来ます。

そう考えて、私はビクターザウィナーの単勝・複勝馬券をまず千円ずつ厚めに買い、同馬から他の有力馬に三連複フォーメーションで100円ずつ広く薄く流しました。海外のレース結果は着順と勝ち馬の走破タイムと馬体重ぐらいしか公表されないので、国内の競走馬のように、詳しく成績を分析する事が出来ません。データを集めるのに苦労しましたが、その限られたデータを基に、私は人気薄の同馬が勝つ、負けても最低でも3着以内には来ると予想し、単勝・複勝と三連複で勝負する事にしました。

結果は、他の有力馬のうち、私が相手候補として買ったマッドクールとナムラクレアが1・2着に来て、本命のヴィクターザウィナーは3着に逃げ粘りました。単勝馬券は惜しくも逃しましたが、複勝と三連複の馬券を当てる事が出来ました。しかも三連複の配当は1万20円の万馬券です。今まで7千円ぐらいの配当で儲けた事はあっても、1万円以上の配当の付く万馬券は当てた事がありませんでした。広く薄く馬券を買ってしまったので、万馬券の割りには儲けは9千円台と、比較的少額でしたが。

それにしても競馬予想は難しいです。例えば、私は先に「一番最初に進む(馬は)一番荒れていないコースを走る事が出来る」と書きましたが、実際はそれを見極める事一つとっても至難の業なのです。競馬場のコースはそのほとんどは左回りか右回りです。コーナーを回る時は距離のロスが少ない内側が有利なので、どの馬も内側を通ろうとします。ところが、重馬場になると、使用頻度の高い内側ほど馬場が荒れて来るので、逆に外側が有利になります。

その為に、ビクターザウィナーの騎手もコーナーは外側のコースを選択しました。ところが実際は、重馬場だったにもかかわらず、内側はそんなに荒れていなかったのです。そこで、1・2着馬とも内側を進み、ゴール前では2頭の差し比べとなりました。ビクターザウィナーはその2頭から離されてどうにか3着に逃げ粘り。この辺の「馬場読み」は、もう経験豊富な騎手でしか分かりません。

ひょっとしたら、当日の1レースから高松宮記念の11レースまで、全レースをずっと観戦していたら、素人でもある程度の「馬場読み」は出来るかも知れません。でも、いくら休日の日曜日とはいえ、そこまで競馬に時間を費やせる人はそういません。それに、そこまでしても「読み」が当たるとは限りません。仮に読みが当たったとしても、本命の軸馬まで全部入れ替えて、また一から予想を組み立てていたのでは、馬券を買いそびれてしまいます。緻密な予想をした上で、そういうスリリングな感覚も味わえるのが競馬なのです。

今日の公休日に、万馬券的中のお礼と、今週開催GⅠレース・大阪杯の願掛けの為に、「競馬神社」として有名な京都の藤森神社に再び行って、絵馬を買って来ました。最初はその場で願い事を書いて絵馬掛けに吊るして帰ろうと思っていましたが、「別に絵馬を持って帰って自宅で願い事を書いて室内に飾っておいても願い事はかなう」と聞いたので、今回はそうする事にしました。その絵馬の写真もブログに載せたかったので、今日まで記事を書かずにいたのです。欲張って願い事を多く書き過ぎたかも知れませんが、そこは大目に見て下さいw。

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ブログ更新が滞ってしまった事へのお詫び

2024年03月23日 14時42分36秒 | なにわB級グルメ探訪
 
ブログ更新に一週間以上も間が開いてしまいました。申し訳ありません。私のブログも政治系ブログの端くれなので、昨今の裏金問題について何か書かなければと思っていましたが、どうも気乗りがしません。勿論、裏金問題に対しては私も怒りを覚えます。「一般庶民は重い税金や社会保険料を負担しているのに、政治家だけ何故、裏金で脱税し放題なのか?」
 
それは他の人も同じだと思います。今や岸田政権は風前の灯です。内閣支持率も自民党支持率も2割を切る体たらく。おまけに、国会で政倫審が開催され、裏金議員が弁明を繰り返していたのが、ちょうど確定申告の時期と重なった為に、ネットでは「裏金お咎めなしなら、もう確定申告もボイコットする」という書き込みだらけに。
 
しかし、では自民党の不人気が野党の追い風になっているかと言うと、とてもそんな風には見えません。確かに、群馬県前橋市長選挙では新人の野党候補が勝利し、京都市長選挙でも市民派の野党候補が善戦しました。4月の衆院補選も野党の善戦が伝えられています。でも、それでも選挙の投票に行くのは有権者の約半数。都市部ではもう半分以下です。私の職場の同僚も、ほとんどの人は投票には行きません。自民党は確かに許せないが、野党も「どっちもどっち」なので、投票する気になれず。その為、最後には地力に勝る自民党が勝ってしまう。それで更に嫌気がさして投票に行かなくなる…その繰り返しです。
 
その中で、私は今まで共産党に期待していました。立憲のような頼りない野党でも、維新のような「第二自民党」でもなく、「弱きを助け強きをくじく正義の味方」として期待していました。今、問題になっている自民党の裏金問題も、昨年11月5日に、共産党の「しんぶん赤旗」が「自民“脱法“パー券積りに積もって4千万円」と最初に報じて初めて明るみになりました。政治資金規正法の抜け穴を利用して、記載義務のない20万円以下の小口に分割してパーティー券を購入し、形だけのパーティーを開催して会費を徴収すれば裏金に出来ると報じた。でも他のマスコミは、自民党の目を気にしてどこも報じなかった。その中で、その赤旗報道を見た神戸学院大の上脇教授が、購入先の政治団体の支出報告書と突き合わせる中で、裏金が更に膨大な額になるのを知り、検察庁に告発して、検察が動き始めたことで、他の報道機関も、ようやく重い腰を上げて報じるようになりました。
 
このように、共産党はそれなりに「良い仕事」をしているので、私も今まで支持して来たのです。でも、松竹さんの除名を皮切りに、党内に蔓延するパワハラや「民主集中制」を隠れ蓑にした隠蔽体質に嫌気がさし、もう以前ほど支持する気にはなれなくなりました。「党内の問題は党内で民主的に話し合って解決し、決して外部に持ち出したりしてはいけない」―これが民主集中制の組織原則です。その為に「意見の違いを理由に反対者を排除してはならない」と党規約にも明記されています。でも、いくらそんな事を規約に明記しても、党そのものが自浄作用を失ってしまったら、何の歯止めにもなりません。毒親が「我が家の事は我が家で決める」、ブラック企業が「社内の事は社内で決める」と言っているのと同じです。
 
共産党は民主主義や反戦を主張した為に、戦前の日本では治安維持法で弾圧されました。戦後も自主独立路線を唱えたために、ソ連や中国から干渉され、党内にスパイを送り込まれたりしました。その弾圧やスパイから党を守るために、民主集中制のルールを定めたのです。ところが、そのルールがある為に、党幹部の専横やパワハラが黙認されるようになってしまいました。大阪府富田林市や埼玉県草加市では、党内のパワハラによって一部市議が退職に追い込まれました。私が昔勤めていた共産党系の生協でも、賃金不払いのサービス残業がはびこり、過労死する労働者が何人も出るようになってしまった。これではいくら「良い仕事」をしていても、自浄作用がないと言う意味では、自民党と何ら変わりません。
 
だからと言って、「もう与党も野党も、どっちもどっちだ」と言って、選挙を棄権してしまっては自民党の思う壺なので、投票には絶対に行くつもりです。どこの党に投票するかは、候補者の公約を見て、もうその時々で判断します。但し、まかり間違えても自民や維新には入れたくないので、それ以外の党から選ぶ事になるとは思いますが。
 
 
そういう事なので、今回のブログ更新は、ここ数日の夕食献立の写真を載せておきます。一人暮らしの自炊生活もだいぶ板について来ましたが、「肉じゃが」だけは今も上手く作れません。牛肉は高いので豚肉で作るのですが、どうしても豚汁みたいになってしまいます。多分、汁気が多すぎるからそうなってしまうのでしょう。でも、ある程度、汁気がなければ野菜を煮る事も出来ません。煮る前に先に炒めて、野菜の旨味が逃げないようにしてから、電子レンジで蒸し焼きにしようとしても、野菜がパサパサになるだけで上手く作れません。どうしたら上手く作れるか教えていただければ助かります。
 
以下は、その時に作った「肉じゃが豚汁」のレシピメモですw。
 
材料
新玉葱1/2玉、馬鈴薯1個、人参1/2本、絹さや4切れ、小結白滝蒟蒻1パック、豚コマ1パック、水カップ1.5杯、麺つゆ大匙1杯、砂糖小匙1杯、味醂小匙1杯
 
作り方
①玉葱ザク切り、馬鈴薯・人参乱切り、絹さやはヘタを予め取っておく。
②馬鈴薯・人参は予め電子レンジ500wで4分間温める。
③玉葱、馬鈴薯、人参、絹さや、白滝を鍋に入れ、水カップ1.5杯で10分間煮る。
④馬鈴薯・人参が柔らかくなって来たら麺つゆを鍋に入れて味を付ける。
⑤麺つゆだけでは円やかな味にならなかったので砂糖と味醂を継ぎ足す。
⑥豚コマを入れ、豚肉の色が白く変わるまで煮る。
⑦器に盛り付けて食べる。
 
牛肉が高いので豚肉にした。最初は肉じゃがにするつもりだったが、豚汁みたいになってしまったので、これを味噌汁代わりにして、副菜の鰯生姜煮パックと一緒に食べた。美味しかった。
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大阪にもこんな秘湯があったんだ

2024年03月13日 22時43分01秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
今日の公休日に、持病の慢性腰痛、足痛、手指のアカギレ治療の為に、大阪の秘湯に行って来ました。大阪にもあるのです。山深い秘湯が人知れず、ひっそりと。それが大阪府南部、泉佐野市の山の中にある犬鳴山温泉です。昔、役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた修験道の霊場を中心に、今も5軒の温泉旅館が営業しています。単純硫黄泉で、硫黄と重曹が温泉の主成分です。その為に、昔から肌がスベスベになる「美人の湯」として有名な温泉でした。
 
南海泉佐野駅前からバスに乗り、和歌山県の方に抜ける府道(62号泉佐野打田線)を、犬鳴川の渓流に沿って山間に分け入って行きます。終点の犬鳴山温泉のバス停で降りたら、道が二股に分かれています。左へ行くと、旅館街を経て、七宝瀧寺と書いて「しっぽうりゅうじ」と読む犬鳴山の霊場に着きます。今回はそちらには向かわず、右の府道を山の方に歩いて行きます。
 
 
府道は和歌山県の方に抜ける主要道路で、自動車やトラックが頻繁に行き交うので、歩く時には注意が必要です。少し歩くと「湯元温泉荘」の看板が現れます。これこそが今回向かう秘湯です。横のプレハブ小屋にも「大岩窟風呂」のペンキ書きの案内がありますが、ペンキが禿げて秘湯感が半端ないです。
 
 
「湯元温泉荘 山乃湯」が秘湯の正式名称です。この古びたコンクリートの建物、まるで資材置き場のような寂寥感、山奥にある飯場事務所の入口みたいなゴツゴツとした感じが、さらに秘湯感を掻き立てます。熊に襲われないだけ、まだマシかも。それでも、この秘湯こそが、犬鳴山温泉の源泉なのです。旅館街の近代的な旅館も、この源泉からお湯を引いています。だから、同じ温泉でも、温泉成分が一番濃いのです。それでいて日帰り入浴の料金も、他の旅館が軒並み900円以上するのに、ここだけは700円と一番安いのです。
 
しかも、バスを降りた他の観光客も、全員が左の旅館街の方に向かい、右のこの秘湯の方には誰一人として来ません。まあ、この寂れっぷりを見たら、誰も来たくなくなるでしょう。だからこそ、落ち着いて入浴出来るのではないかと、私は逆の発想で、敢えてこちらを選んだのです。
 
 
かく言う私も、この寂れっぷりには度肝を抜かれました。入口のドアを開けて入ったら、貴重品入れのコインロッカーがデンと控えています。ロッカーを使用するには百円硬貨を投入しなければなりません。貴重品を入れたら硬貨を投入して鍵を掛けて、帰りに開錠したらまた硬貨が戻る仕組みです。でも、いくら百円硬貨を入れても穴に入りません。鍵を回そうとしても全然回りません。全てのロッカーが壊れています。もう私以外には客はいないので、貴重品も脱衣カゴの中に入れる事にしました。
 
さすがは秘湯と言われるだけあります。隣にはトイレもありましたが、もう使う気がしませんでした。飲料の自販機はライトが点灯していたので、まだ稼働しているようです。
コインロッカーの左側には下の脱衣場・浴場に降りる階段と、上の受付・休憩室に向かう階段があります。上に向かう階段の踊り場にはお爺さんが座っていて、こちらを見ていました。
私は入浴料を払う為に、受付のお爺さんの所に向かいました。そして千円札を出したら、お爺さんは225円しかお釣りをくれませんでした。確か入浴料は大人1人700円だったはず。なのに何故、300円ではなく225円しかお釣りをくれないのか?
 
 
お爺さんに聞いたら、目の前の看板を指差されました。看板には、日帰り入浴客から1人1回に付き75円の入湯税が料金に加算されるようになった事が書かれていました。
「だったら、横着して指差しなんかで済まさず、ちゃんと口頭で説明しろよ。こっちは客だぞ」と。そう一瞬思いましたが、この余りの寂れっぷりに、私は怒る気もしなくなりました。
 
確か、アニメの「千と千尋の神隠し」の中にも、こんな温泉旅館が登場するのではなかったでしょうか。但し、アニメに登場するのは、お爺さんではなく、お婆さんですが。
だったら私も、このアニメ主人公の千尋のように、この異世界の秘湯をとことん楽しんでやれと、腹を括って(?)お風呂に入りました。
 
 
入ったら大正解!温泉成分の濃さが半端ないのです。私は犬鳴山温泉には過去に何度も日帰り入浴に来た事があります。いずれも近代的な旅館街の温泉ですが。そこも今回と同じ温泉なので、お湯には温泉特有の滑り感がありましたが、ここはもう滑り感を通り越して、オーバーに言えば豚骨スープの湯に浸かっているような感じです。
お陰で、あれだけ日頃悩んでいた腰痛も、上がる頃には腰がすっかり軽くなっていました。持病のアカギレも、あれだけカサカサだった皮膚がすっかりスベスベになっていました。しかも入浴中は客は私だけだったので、思う存分、秘湯感を堪能出来ました。
 
でも、温泉が濃い分、お湯の濁り方も半端ではありません。以前入った旅館街の温泉はまだ、お湯の色は無色透明でした。でもこちらは、お湯は濁り、表面には白い粉のような物も浮いています。
この粉は多分、温泉成分が結晶して浮かんだ「湯の花」だと思いますが。粉に混じって埃のような物まで浮かんでいたのには、さすがに閉口しました。
 
脱衣場に掲げられていた温泉分析書によると、この温泉は摂氏17度余りの冷鉱泉で、それを加熱して、ここや麓の旅館に流しているとの事。泉質はアルカリ性の単純硫黄泉で、リューマチや腰痛、関節痛、冷え症、皮膚病、糖尿病、アトピー性皮膚炎、胃腸炎、ストレス症などに効くらしいです。
 
 
どおりで、この温泉に関するネットのクチコミも、★5つに★1つと両極端で、他人によって評価が完全に分かれています。
私はもう、このお風呂は確かに内風呂ですが、実際は露天風呂と同じだと思うようにしました。露天風呂なら、お湯の表面に落ち葉や埃が浮かんでいても、一向に気になりません。それを上回って余りあるだけの効能があるから。
 
 
お風呂に備え付けのアメニティグッズも、椅子とタライとボディソープだけです。シャンプーもタオルもありません。タオルとバスタオルは自宅から持参しましたが、シャンプーまで必要とは思いませんでした。頭はもうボディソープで洗いました。
ちなみに、この温泉に対する私の評価は★3つです。源泉である事と、秘湯感とお肌スベスベ感で、若干下駄を履かせました。
 
温泉のお湯に埃が浮かんでいたのも、管理人が高齢のお爺さん一人だけでは、清掃が行き届かないからでしょう。麓の温泉旅館の賑わいや、泉佐野市の観光収入も、この源泉があるからこそ。だったら旅館組合や行政も、管理をお爺さん一人だけに任さず、もっと積極的に地域振興に取り組んでもらいたいものです。
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井の中の蛙にはなりたくない

2024年03月09日 13時22分38秒 | 当ブログと私の生い立ち

 

先日、X(旧ツイッター)で、「山猫ぽてと」さんという方から、「れいわ新選組」のフレンズ(サポーター)加入のお誘いを受け、丁重にお断りしました。お断りした理由もXで書きましたが、投稿字数に制限のあるXでは十分な説明が出来ないので、自分のブログで改めてお答えします。

お断りした理由は、一言で言えば「井の中の蛙(かわず)にはなりたくない」からです。私は大学生の時に共産党に入党してから40歳ぐらいまでずっと党員として活動して来ました。大学卒業後も20年近く共産党系の生協で働いてきました。生協の労働条件が厳しい事は入る前から薄々知っていましたが、それでも「組合員の生活を守る消費者運動の立場から、今の世の中をより民主的な社会に変えていく」点に魅力を感じて、生協に就職しました。

生協の中では主に商品管理や物流センターの業務に携わって来ました。そこで15年ほど仕事に携わって来ましたが、最後の5年ほどの間に職場環境はガラッと変わりました。それまでは物流センターの職員もパート・アルバイトも全て生協の直雇用でしたが、徐々に外部の派遣社員に置き換えられて行きました。残った職員は派遣社員向けのマニュアル作成や指導業務に追われるようになりました。(参考記事

私の場合はそれに加え、問題ある同僚や部下の管理まで押し付けられました。今から思えば、どちらもアスペルガー症候群(適応障害の一種)の気のあった職員や部下だったように思います。しかし、当時はアスペルガー症候群に関する知識もなかったので、私はどうして良いか分かりませんでした。次第に仕事が回らなくなり、上司との間で板挟みにあい、軽い「うつ状態」に追い込まれていきました。

その頃の労働条件は悲惨の一語に尽きます。朝7時に物流センターに出勤し、冷凍庫・冷蔵庫の中で少ないバイトと商品の仕分けに追われ。しかもバイトの1人はアスペルガーで、そいつのせいで他のバイトはなかなか定着せず。商品の仕分け間違いも頻発。夜もウィンドウズ98のしょうちゅう固まる当時の欠陥パソコン相手に、その頃は私もパソコン音痴で、マニュアル作成は一向に捗らず。

おまけに当時の上司も今から思えばアスペルガー。上司と2人でマニュアル作成に追われる中で、遂に上司がブチ切れ、夜中の2時にそのアスペルガーの上司に机を叩かれ、仕事の遅れをなじられた。そんな時間まで仕事に追われていても、残業代は一切支払われず。職員は専従活動家という扱いだったので、残業代はパートやアルバイトにだけ支払われていて、職員にはほとんど支払われず。

今の私だったら、こんな扱いされたら絶対に黙っていません。尻尾を巻いて辞めるのではなく、徹底的に闘う道を選びます。毎日、退勤時刻を記入し、守衛の警備日報(最終退出者の氏名や退勤時刻が記載される)も秘密裏にコピーさせてもらい、それを証拠に労働基準監督署に告発します。御用組合の生協労組なぞには一切頼らず、自前で弁護士立てて闘います。

でも、当時は生協の中の世界しか知らない「井の中の蛙」だったので、そんな知恵は全然働かなかった。「自民党政府に生協運動弾圧の口実を与えてはならない」という意識にとらわれていたので、告発なぞ思いもよらなかった。「労働者の味方」であるはずの「労働組合や共産党が、最後には助けに来てくれる」と、他力本願でひたすら相手の善意だけを期待していた。そんな状態だったので、最後にはもう自主退職で「緊急避難」するほかなかった。

ここで問題にすべきなのは生協であり、共産党ではない。そんな事は分かっています。生協はあくまで大衆団体であって、政党である共産党とは違います。でも、私が在籍していた生協は、創立者が共産党員だった事もあり、生協の中でも特に共産党色が濃厚でした。私の目から見たら同じ体質の団体に他なりません。

その共産党系生協も、最初は温かみもあり、仕事にやりがいも感じられました。上司も、ダメな部下を切り捨てるのではなく、長所を引き延ばそうとする度量のある人が多かったように思います。専務と言えども、半ば友達のような存在でした。その当時は「民主集中制」がそれなりに機能していたように思います。

でも、やがて生協も大きくなり、経営の実権も、生え抜きの創立者からヘッドハンティングされた外部人材に移っていきます。職員も、学生運動上りの活動家だけでなく、一般の大学生・高校生や中途採用者からも募集するようになります。生協全体が、次第に「資本主義」の色に染まっていくようになります。でも「民主集中制」だけは、職員支配には好都合なので、そのまま維持され続けます。

すると、どうなるか?自浄作用が働かなくなり、資本主義のブラック企業が、形だけ「消費者運動」や「労働者の味方」を名乗り続けるようになるのです。かつてのソ連・東欧や、今の中国や日本の共産党の中で起こっている事こそが、まさにそうではありませんか?

昔は共産党は権力から弾圧されていた為に、権力のスパイが党内に潜入してかく乱するのを防ぐ為に、分派禁止の「民主集中制」が組織原則として採用されました。「めいめいが個人主義で好き勝手にやっていたのでは、革命なぞ絶対に達成できない。党内では民主的に議論するが、一旦決まった方針については全員がそれに従う。その結果、都合が悪ければ、またその時に議論して、新たな方針を採用すれば良い」。共産党の言い分によれば、これこそが「民主」と「集中」の長所を兼ね備えた「民主集中制」と呼ばれる組織原則だそうです。

でも、この原則には落とし穴があります。いくら仮に党内で民主的に議論出来たとしても、党内の事しか知らない、党の体質に染まった人たちだけで議論している限り、「井の中の蛙」で終わってしまいます。過去の私がその良い例です。

生協の中の世界しか知らなかった為に、残業代未払いが労基法違反の明白な「犯罪行為」である事を見抜けなかった。夜中の2時にアスペルガーの上司に机をたたかれ脅されても、それが不当なパワハラ・人権侵害であり、「仕事の速い・遅い」は何ら正当化の口実にはならない事にも気が付かなかった。自分の身を守る事だけで精一杯で、「後輩にも同じ嫌な思いを味わせてはならない」点にも思い至らなかった。

元共産党幹部の松竹伸幸(まつたけ・のぶゆき)さんという方が、昨年、党外の出版物で「党首公選制」と「安保条約廃棄の見直し」を主張し、党を除名されました。それに対し、共産党は「党内では民主主義が保障されているのに、党内では何も言わずに、いきなり党外の出版物で党の方針を批判し始めた。これは民主集中制に反するので除名した」と反論しています。

私もこの松竹さんの本「シン・日本共産党宣言」(文春新書)を買って読みました。確かに、この本に書いてある内容については、少なからず異論はあります。例えば「安保廃棄の公約が野党共闘の障害になっている」と主張している点などです。じゃあ、日米安保条約容認に転ずるべきなのか?今でも米軍基地の治外法権や米兵犯罪に苦しみ続ける沖縄を無視するのか?それで本当に「弱者の味方」と言えるのか?

でも、それ以外の論点については、私も松竹さんの言うとおりだと思います。この本を読めばわかりますが、松竹さんも党の歴史や綱領の先見性は認めた上で、「民主集中制の見直し」と「党首公選制」を主張しているに過ぎません。これが何故「党を攻撃」した事になるのか?私にはさっぱり分かりません。

そんな事言い出せば、前述の生協における不払い残業告発の事例も、生協経営者の側からすれば「生協内部の問題を勝手に外部に持ち出した」として解雇の対象になるでしょう。冗談じゃありません。罰せられるべきは法律違反の人権侵害を行った生協の方です。自浄作用が働かなくなった組織については、問題を外に持ち出して、世論にその是非を訴えるしかないじゃないですか。

第一、これだけネットが発達し、ラインでいくらでも個人同士で自由に意見交換出来る時代に、党中央との縦の意見交換しか認めず、党員間の横の意見交換は全て分派とみなして認めないのは、もう時代錯誤という他ありません。そんな事言っていたら、最後には、もう誰からも相手にされなくなってしまいます。

 

じゃあ、何故「れいわ新選組」のサポーター加入も断ったのか?それは「れいわ新選組」も、党内民主主義の実現という点では、はなはだ疑問に思う点が少なからずあるからです。

一例がそのサポーター制度です。サポーター制度は「れいわ新選組」以外の政党にもあります(ないのは共産党と公明党だけ)。「党友」「協力党員」など、サポーターの名称は様々ですが、どこも党首選挙に参加できません。参加できるのはヒラ党員からで、実際は一人でヒラ党員の何倍もの票を持つ国会議員票の数で党首が決まる。これではサポーターなんてただの将棋の駒に過ぎません。これの一体どこが民主的なのか?これでは共産党とさほど変わらないのでは?

その最たるものが自民党です。自民党の裏金問題も、党内に自浄作用が働けば一切起こらなかったはずです。自浄作用が働かなかったからこそ、政党助成金(国民の税金の一部)を裏金にして私腹を肥やすような事が何十年もおとがめなしでまかり通って来たのです。そんな党が、果たして共産党の事を「非民主的」と批判出来るでしょうか?

だから、私はもうどの党にも所属せず、自由な立場で、政治に関して意見を言いたいのです。

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商店街と歩むローカルスーパー奮戦記

2024年03月04日 20時57分43秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
大阪市西成区の鶴見橋商店街にあるスーパー越前屋の特売チラシが隣の住之江区にある私のマンションの集合ポストに投函されていました。3月1日から3日までのひな祭りセールのチラシです。
 
「わざわざ隣の区にまで宣伝しに来るとは、よっぽど特売に力を入れているのだな」と、俄然、興味が湧き、3月3日の午後から電車に乗って見て来ました。
 
 
来て、まず商品の安さにビックリ!きんぴらごぼうや切干大根などの惣菜が安い物では100円から、高い物でも200円台で全て買えるのです。他のスーパーより100円は確実に安いです。
 
それもスーパー玉出やラ・ムーの様な「安いだけが取り柄」の商品ではなく、ライフやイズミヤともそう変わらない商品が、スーパー玉出並みの価格で売られているのです。
 
 
また鮮魚の安さも半端ではありません。魚市場で売っている様な、丸々した一本物の青魚が、1パック480〜580円で売られているのです。
 
お菓子も安かったです。スコーンが68円、キャラメルコーンが108円、マロッシュ69円等々。
 
 
ひな祭りにちなんで、ちらし寿司も売っていました。こちらは、ちらしセット480円、カラフルちらし398円と、他のスーパーともそんなに変わらない値段でしたが、その中で一際目を引いたのが100円の彩りちらし。私もこれは速攻で買いました。
 
勿論、全ての商品がこんな安値ではありません。他のスーパーともそう変わらない価格の商品も少なくありません。でも、例えば日ハムのバラ焼豚切落しが、ライフでは298円、イズミヤでも258円するのに、ここでは248円で売られていました。
 
 
安いのはパンも同じです。ヤマザキの三角蒸しパンが78円、ルヴァンのたまごロールやツナロールが68円、ランチパックが88円と、他のスーパーでは100円以上する商品が、ここでは数十円で買えるのです。但し、品数は限られます。食パン以外はほとんど菓子パンばかりです。でも、この値段には流石に驚きました。
 
勿論、不便な点も少なくありません。取り扱っているのは食料品だけで、雑貨や衣料はありません。支払いで使えるのも現金だけで、カード類やPayPay(ペイペイ)の類は一切使えません。店内には自販機やATM、休憩コーナーもありません。閉店時刻も19時と早いです。
 
 
でも、商店街の中にあるスーパーなので、売っていない商品は近くの店でいくらでも買い足す事が出来ます。自転車も店の前の屋根付きの駐輪場に停める事が出来るので、雨の日も商店街のアーケードから濡れずに入る事が出来ます。
 
何よりもまず惣菜系が充実しているのが嬉しいです。一人暮らしだと、野菜など買っても余って腐らせてしまうだけで、余り手の込んだ調理も出来ません。でも、最近はどのスーパーの惣菜も、少量パックでも200円台、家族用だと300〜400円台もします。その中で、100円から毎日のおかずが買えるのは非常に助かります。
 
近くのイズミヤやスーパー玉出でも、ひな祭りセールを実施していましたが、客の入りは普段と余り変わりませんでした。ところが越前屋では、店内が客でごった返していました。
 
買い物のレジ袋も、他のスーパーでは全て有料になってしまったのに、ここでは今でも2枚までは無料で付けてくれます。
 
 
 
買い物が済んだら、近くの鶴見橋商店街で、定食屋のランチがワンコインで食べられ、食後はレトロな喫茶店で一休み出来ます。近くには「鈴成座」というレトロな演芸場もあるので、休日は丸一日ここで過ごす事が出来ます。
 
近くには新世界や西成のあいりん地区もあり、特に前者はインバウンドで外国人観光客が押し寄せる様になりましたが、その反面、世知辛くなり、昔の古き良き商店街の趣は失われつつあります。
 
でも、ここにはまだそれが残っています。それを今でも毎日味わう事の出来る鶴見橋商店街の人たちを、私は心底羨ましく思いました。
 
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