拉致問題で日本を取り戻すと言いながら、一向に北朝鮮から拉致被害者を取り返せず。逆に統一教会の献金で北朝鮮のミサイル開発を手助け。
この間、統一教会絡みの集会参加で忙しかったので、先日の公休日に、息抜きに一人でハイキングに出かけました。行ったのは先週水曜日の9月14日。行先は大阪府交野市の源氏の滝と交野山です。どちらもJR学研都市線の沿線にあります。生駒山地の北の麓で、天の川伝説や天岩戸伝説のある所です。大阪府南部の高石に住んでいた頃は、この辺にはほとんど来た事がありませんでした。しかし、住之江区で一人暮らしをするようになり、地下鉄とJRを乗り継げば割とすぐに行ける事が分かりました。そこで一度気晴らしにハイキングに出かける事にしました。
学研都市線の津田駅で降り、改札でハイキングコースの地図をもらいました。ところが、この地図が曲者でした。まず古い地図で、第二京阪道路の高架が記載されていませんでした。この高架がなければ位置関係が全く掴めません。しかも、集落内の地道が散策コースに指定されており、地理勘のない外部の観光客にとっては、逆に余計に迷子になるような代物でした。第二京阪道路の高架を青色のマーカーで記入し、実際にたどった足跡をピンクのマーカーでなぞると次のようになります。
(A)で墓地に迷い込み、ようやく案内図のルートに復帰→(B)で看板の矢印は左を差していたが、それは交野カントリークラブ(ゴルフ場)への道である事に気付き、右折して川沿いに神社の横をかすめて、どうにか源氏の滝にたどり着く→そこから駅でもらった地図には載っていない近道の登山道(C)を上り、白旗池に出て、交野ふれあいセンターのベンチで昼食→そこから交野山に登り眺望を楽しんだ後、環状自然歩道を進んだら、危うく「くろんどの森」の方(D)に迷い込む所だった→途中で気が付き引き返し、石仏の道を下って源氏の滝の隣の谷に降りる事が出来た→後は案内図の地道ではなく(E)機物(はたもの)神社前の幹線道路を進み、府道に出て、ようやく無事に津田駅に戻って来る事が出来ました。
(B)枚方変電所の横をかすめ、交野カントリークラブの方向とは反対に右折、神社の横をかすめ川沿いに行くと、夜泣き石と源氏の滝に到達します。昔ここには源氏姫という少女が妹と住んでいました。ある日、源氏姫たちは女盗賊に拉致されます。妹は拉致されたショックで死んでしまいます。怒った源氏姫はすきを見て女盗賊を刺し殺します。女盗賊は死ぬ間際に、自分が源氏姫たちの実の母親である事を告げます。源氏姫は嘆き悲しんで近くの源氏の滝に身投げしてしまいます。夜泣き石も源氏姫の霊が乗り移って夜な夜な泣き声を上げるのだと言われています。
左上:夜泣き石の説明板。右上:夜泣き石(左の2つの石)。左下:落差18メートルの源氏の滝。右下:滝のたもとの岩の上にまつられている不動明王の小さな石像。ここは心霊スポットとしても有名な場所です。でも、私が訪ねた時は、大変涼しく気持ちが良かったです。滝は「交野八景」「大阪みどりの百選」にも指定されている景勝地です。
源氏の滝の横の階段を上がると不動尊があり、そこから「せせらぎの道」というハイキングコースが白旗池まで延びています。源氏の滝の水源です。上流にはさらに大きな階段状の滝がありました。
白旗池の周囲は「交野いきものふれあいの里」という自然公園になっていて、資料館の「ふれあいセンター」で野鳥や草花の詳細を知る事が出来ます。センター前にはベンチも設置されています。但し自販機はありません。
唯一、近くで採取されたミネラルウォーター「星のしずく」のみ1本百円で買う事が出来ます。私はその「星のしずく」と持参したパンの昼食をベンチで食べました。私以外にもハイキングやバードウォッチングに来られていた人が大勢いました。
白旗池を抜けると、やがて標高344メートルの交野山に着きます。山頂は大きな岩で出来ていて、梵字が刻まれているので観音岩と呼ばれています。ちょうど奈良県明日香村の石舞台古墳を小さくしたような感じです。そこから見渡した眺望が素晴らしかったです。
交野山の山頂には小さな祠もありました。そこからはひたすら下りです。傾斜が急な所には梯子や鎖が設置されています。下山道には「循環自然歩道」という名前が付いていたので、やがてぐるっと下って津田駅の方に帰れると思っていました。しかし、途中から再び上り坂になり、一向に下に向かう気配がありません。グーグルマップで調べたら、麓に下るのではなく、隣の「くろんどの森」に向かう事が分かりました。そして、自然が豊かだと思っていた交野山も、すぐ近くまで交野カントリークラブのゴルフ場開発の波が押し寄せてきている事も分かりました。
木に生えていた茸、間伐材で作られた砂防ダム。
「くろんどの森」方面にはバスは走っていません。風光明媚な所ですが車でしか行く事が出来ません。その為、わざわざ途中まで引き返し、「石仏の道」(別名:ご来光道)という別の下山道で降りる事にしました。石仏の道というだけあって、途中には仏像が一杯立てられていました。
交野山には自然歩道以外に、伐採作業員が通る作業歩道もあります。上記写真のそれぞれ右側が作業歩道ですが、左の自然歩道とほとんど見分けがつきません。幸い、ハイキングコースのあちこちに案内図が設置されているので、それを頼りに無事下山する事が出来ました。しかし、余り有名な観光地ではないので、最寄り駅にも詳しいパンフレットは置いていません。私が最初にもらった「古い地図」も、私が駅員に訪ねて初めてもらったものです。JRも近場の観光地として売り出す以上は、もっと最新式の正確な地図を駅に備えておいてほしいと思います。
最初は何気ないツイッターのつぶやきから始まった。ある日の社員食堂のメニューを私がツイッターに投稿した。日頃から栄養バランスに気を配り、和食中心のメニューを注文していたら、食堂のオバチャンもそれに気付き、「煮物が好物なんですね」と答えてくれた…そんな他愛のないつぶやきだった。
統一教会が政界支配のターゲットにしていたのは自民党だけではなかったようです。日本最大のナショナルセンターである連合(日本労働組合総連合会)の芳野友子会長も統一教会の影響下にあったようです。
先日の国葬反対緊急シンポジウムで大阪における国葬反対集会・デモの告知がされました。以下、当該ビラの内容を順を追って紹介していきます。
9月19日(月・休)安倍元首相の国葬反対!大阪集会・デモ
日時:9月19日(月・休)13:30開場 14:00~開始
会場:PLP会館大阪・5F大集会室(JR天満、地下鉄扇町)
弁士:高作正博さん(関西大学法学部教授)
演題:国葬問題は私たちに何を問うているか
趣旨:内閣府設置法にもとづいて、国葬が強行されようとしています。しかし、同法は内閣府の権限を定めたものではなく、法的根拠にはなりません。一面的な礼賛は決して許されません。しかも、国葬は安倍の弔いを広く市民に強いるものであり、安倍を賛美礼賛する国葬の実施は、改憲断行の1歩となる危険が高いのです。断固として、国葬反対の声をあげましょう。
行動提起:集会後16:00~梅田までデモ、17:00~梅田にてスタンディング~アピール行動
主催:とめよう改憲!おおさかネットワーク、関西共同行動、しないさせない戦争協力関西ネットワーク、平和と民主主義をめざす全国交歓会、戦争あかん!ロックアクション(連絡先:℡06-6364-0123中北法律事務所)
協賛:おおさか総がかり行動実行委員会
異議あり国葬!9・23緊急シンポジーム 安倍銃撃死と統一教会問題
日時:9月23日(金・休)18:30~
会場:大阪港区民センター・ホール(JR環状線・地下鉄「弁天町」西5分)
会場費:前売り・電話予約500円、当日700円。前売り・予約優先、先着400人まで、マスク着用・感染症対策を。
基調講演:白井聡(京都精華大教員・政治学者)「安倍銃撃死と2012年体制の行方」
特別報告:紀藤正樹(弁護士・リモート中継)「統一教会と政治の癒着」
討論:大石あきこ(衆議院議員・予定)・会場参加者
司会・進行:つじ恵(弁護士)
報告・アピール:やはた愛(れいわ新選組)/自治体議員・候補/大学生
趣旨:7・8の一発の銃撃が、社会の風景を変えた。自民党(安倍派)と統一教会の癒着=支配の闇が一気に露出し、安倍政治を賛美する国葬強行と一体の、あまりもの腐敗ぶりに岸田政権の支持率は急速に下落を始めた。「失われた30年」~この国の政治・経済・雇用・社会のあらゆる分野の制度崩壊と、警察・マスコミが統一教会の追及をやめた30年が見事に重なる。その『長期腐敗体制』(白井聡、角川新書)のあだ花が安倍晋三だった。賃金は下がり続け、消費税は気が付けば10%に。「自主憲法制定」と言いながら対米従属を深め、米兵器を爆買い。官僚制の宿敵はコロナに敗北・打つ手なし。格差・貧困と「死にたくなるような社会」が人々を襲っている。戦後平和運動と護憲運動、3・11以降の反原発運動、15年戦争法闘争の遺産を食いつぶし、沖縄を見捨てる野党共闘が、国政選挙に勝てる訳がない。国葬が強行され、安倍なきあとも2012年体制に組み敷かれるのか。この9月の行動が私たちの分岐点だ。
主催:9・23緊急シンポジーム実行委員会
連絡先:尼崎市西御園町119-3 つじ恵政治経済研究所 携帯:090-9213-5291松田
安倍元首相の「国葬」、絶対やめて!~思想・良心の自由と民主主義を~9・26おおさか総がかり「国葬」反対集会とデモ
日時:9月26日(月)18:30~19:00集会、19:10より西梅田公園へパレード出発
場所:中之島公園女神像前(大阪市役所すぐ南の公園内)
主催:おおさか総がかり行動実行委員会
連絡先:大阪憲法会議・共同センター06-6352-2923、戦争させない1000人委員会・大阪06-6351-0793、しないさせない戦争協力関西ネットワーク06-6364-0123
趣旨:市民・国民の多数の声を無視し、何ら法的根拠もなく岸田政権は、アベ「国葬」を強行しようとしています。なすべきは、旧統一教会と自民党との癒着関係の解明ではないでしょうか。「国葬」前夜、市民の抗議の意思を示します。集会とデモお集まり下さい。プラカード、ポテッカーなど各自お持ちよりください。※27日「国葬」当日の同時刻に抗議の意思を示しましょう。ひとり一人が駅頭、スーパー前などで抗議のスタンディングを!呼びかけます。(大阪総がかり行動実行委員会)
あきらかになったカルト宗教と保守政治 教科書運動はどう取り組むか
日時:10月1日(土)13:30開場、14:00開会
会場:エルおおさか南館5階ホール(注:9月9日に私が初めて参加した国葬反対集会と同じ場所)
演題:第1部(講演):有田芳生さん(ジャーナリスト・前参議院議員)「失われた30年 旧統一教会はなぜメディアから消えたのか」/第2部(報告):教科書採択をめぐる状況と今後の課題 (1)右派の台頭は教科書採択にどのように影響するか (2)教科書に登場した投資教育と自己責任論の危険性 (3)各地からの報告
進め方:オンライン併用 オンライン配信は9/30までに申し込みサイトへ(ビラにURL等記載、有料?→主催者に要確認)
資料代:1000円(学生・しょうがい者無料)
主催:「戦争教科書」はいらない!大阪連絡会
9月19日(月)は祝日なので世間は休みですが、非正規雇用でシフト制勤務の私は仕事なので当日の行事には参加できません。代わりに24日(土)・25日(日)は連休なので、前日23日(金)夜の集会には参加します。また、27日(火)国葬当日は私は出勤ですが、休憩時間や業務終了後に抗議のスタンディングを行うつもりです。
それにしても、最後の10月1日の教科書問題の集会の紹介で、「投資教育」の言葉が出てきて正直驚いています。義務教育の段階から株式投資や先物取引の勧誘なんかする必要あるのですか?最近は、労働基準法の内容もちゃんと教えられずに、「バイトも有休取れる」事すら知らない子どもが増えているのに。労働基準法よりも「銭儲け」の教育の方が大事なのですか?
「銭儲け」の仕方なぞ子どもに教えても、「投資しなければ非正規労働者やホームレスに落ちぶれてしまうぞ!」と脅しつけて、差別心を植え付けられた挙句に、団結して戦う事も教えられずに、搾取されて使い捨てられる人々を大量に生み出すだけではないでしょうか?
その挙句に、「貧乏にならない為に神に祈ろう!献金しよう!」と、更に統一教会の犠牲者を増やし、自分たちはその統一教会の支援を受けて、政治家稼業にまい進するつもりですか?もし、自公与党や「維新の会」、国民民主党などの右派や保守の連中がそんなこと思っているなら、そんな議員はもう、右とか左とか言う以前に、「人間のクズ」だ!
「やめろ!安倍国葬9.9緊急アピール集会」に行って来ました。先週9月9日の金曜日18時半から大阪・天満橋の府立労働会館(エルおおさか)南館大ホールで開催された国葬反対の集まりです。会場には18時過ぎに着きました。まず入口で目に付いたのが次の説明書きです。「宗教法人法81条で、裁判所は公共の福祉を害する時は、所轄庁、検察の請求で解散を命じる事が出来る。なぜ解散させない?」統一教会は、これまで霊感商法で多大な被害者を生み出し、最高裁で不法行為の判決が確定しているのに、解散どころか逆に安倍政権下で家庭連合(世界平和統一家庭連合)への改称まで認められてしまいました。その結果、統一教会の影響力が政界中枢にまで広がり、宗教二世の山上徹也容疑者による安倍元首相銃撃事件を引き起こす事になってしまいました。統一教会は、別にわざわざ新法の反セクト法なぞ制定しなくても、現行法の範囲で十分規制できるのです。その後の自民党の党内アンケートで、党所属国会議員の少なくとも約半数が、統一教会に祝電やメッセージを送ったり、選挙で応援されたりしている事も明らかになりました。己の保身の為に、やるべき事をやらず、逆に反社会団体にお墨付きを与え、霊感商法の更なる被害拡大に加担してしまった自民党の罪は計り知れません。
集会は18時半きっかりに始まりました。その頃には、ホールの席はほとんど満席になっていました。今回の集会は、慰安婦問題や沖縄の基地問題、アイヌ先住民の生活権擁護、LGBT問題や非正規労働問題に取り組んで来られた団体が集まり、集会実行委員会形式で開催されました。その為、式次第も、それぞれの代表が5分間ずつ国葬反対をアピールする形で進められました。私は仕事帰りの疲れもあり、メモを取るのを怠ってしまいました。その為に、20名もの発言の詳細について、ここに完全な形で再現する事は出来ません。幸い、各団体からの挨拶が掲載されたパンフレットも参加者に配布されていたので、そのパンフレットを基に、集会に参加した感想を伝えようと思います。記憶違いや補足すべき点があればご指摘下さい。
まず最初の数名の発言者から指摘されたのが、今回の国葬と天皇制との関りです。安倍や統一教会との関りについては、今までもマスコミ報道などで散々指摘されて来ましたが、天皇制との関りについては、今まで余り指摘がなかったので、最初は奇異に感じました。でも、今までの国葬の歴史を振り返る中で、国葬が天皇制を補強する道具として機能してきた事が次第に明らかになりました。ウィキペディアによれば、明治以降に国葬された著名人は、皇族を除き次の9名です。伊藤博文、山県有朋、東郷平八郎、西園寺公望、松方正義、山本五十六、吉田茂、安倍晋三。うち松方より前は個別に国葬として葬られ、山本五十六は1926年公布の国葬令に沿って国葬が執行されました。戦後の吉田と安倍については、既に国葬令が失効していたので、吉田は国会の議決、安倍は閣議決定により国葬が行われる事になりました。特に安倍の国葬については、国会の議決すら経ずに一片の閣議決定だけで国葬が行われようとしています。権威付けの為に国葬が政治利用されたとの懸念を払拭する事が出来ません。
前述の9名は、いずれも安倍以外は歴史の教科書に載るような人物ばかりです。そして安倍も含めて全員に正一位や従一位の大勲位が与えられています。大勲位(大勲位菊花大綬章)とは天皇が国家功労者に与える勲章の一つで、内閣総理大臣よりも更に位が高いとされます。この点で、「同じ人間なのに、その死に優劣を付けるのは、法の下の平等を定めた憲法14条に違反するのではないか?」との指摘がされています。現に三浦瑠麗という評論家が、殉職自衛官の例を引いて「国葬とは政治そのものだ。国家功労者を国家が丁重に葬らなくてどうする?」という意味の事をツイッターで頻繁に呟いています。
これを森友事件被害者遺族の赤木雅子さんが聞いたら一体どう思うでしょうか?安倍のコロナ無策で殺された自宅療養者が聞いたら一体どう思うでしょうか?安倍政権が「働き方改革」の名で推進した「残業代不払い法案」によって過労死させられた女性社員、高橋まつりさんの遺族が聞いたら一体どう思うでしょうか?三浦瑠麗は、人間に優劣を付け、国家功労者のみを丁重に扱い、それ以外の人間は適当に葬られても仕方がないと言うのでしょうか?まるでナチスの優生思想そのものの差別思想の開陳に、怒りすら覚えます。戦時中もそうやって、「靖国神社に葬ってやるから」と騙されて、特攻作戦やガダルカナル、インパール戦線や沖縄戦で、大勢の兵士が見殺しにされました。
その上で今回の国葬です。統一教会は元々韓国の新興宗教であり、韓国が天国(エバの国)、日本は地獄(サタンの国)であるとされ、天皇ですら教祖の文鮮明からは下僕扱いされています。統一教会が自民党や靖国参拝の右翼に取り入り、家庭や親孝行を重視し、性教育や同性愛者を悪魔呼ばわりするのは、ひとえに自民党や右翼に良い顔をする為です。それを岸・安倍一家は百も承知で、統一教会を母体に勝共連合を結成し、反共の尖兵に仕立て上げて来ました。当の統一教会が、東西冷戦終結以降は、中国や北朝鮮にも進出し、イデオロギー抜きで各国の政権中枢に入り込んでいる事も知りながら。
普通に考えたら、統一教会は、共産党だけでなく自民党や右翼とも相いれない存在のはずです。ところが、安倍はそれをおくびにも出さず、選挙で当選する為なら、平気で統一教会の信者をボランティアとして受け入れて来ました。ボランティアなので当然、公職選挙法の規定にも引っかかりません。ただの支持者ならそれでも良いでしょう。しかし統一教会はそうではありません。霊感商法や信者洗脳・拉致監禁で数々の社会問題を引き起こして来た反社会的宗教カルトです。そのカルトに支配されながら、いかにも保守派気取りで愛国者ぶる。何故そんな「愛国詐欺師」に大勲位まで与えて国葬しなければならないのか?
三浦はそれに対して、「それが政治マター(案件)だ。時の政権が国家功労者として閣議決定までしたのだから、下々の人間はそれに素直に従え。それに異を唱えるなぞ生意気だ」と喚き散らし、国葬反対を嫉妬呼ばわりしているのです。「悔しかったら自分も国葬されるだけの身分になってみろ」と。自身は安倍に媚びへつらい、「桜を見る会」に招待された写真を自慢げにツイッターに投稿しながら。テレビドラマの水戸黄門は、悪人を懲らしめるために徳川将軍家の葵の御紋を振りかざしたが、三浦は逆に、悪をのさばらせる為に天皇家の菊の御紋を振りかざしているのです。何の事はない。いくら「人間天皇」「国民とともにある皇室」を装っても、皇室も結局はアベ政治を支える側の一つに過ぎませんでした。
それに対し、各団体の代表から5分間スピーチの形で、それぞれ異議表明がされました。沖縄・辺野古の米軍基地建設反対団体からは、「米軍が沖縄県民から銃剣とブルドーザーで土地を奪い作った普天間基地は、無条件返還されて然るべきなのに、それを辺野古移設(実態は新基地建設)の口実にして、安倍の見栄の為だけに、軟弱地盤の上に、沖縄戦の遺骨が混じった土砂を投入し、沖縄の自然を破壊して、際限のない埋め立て工事を続けている。この延長線上に、PCR検査軽視、科学無視のコロナ無策がある」との発言が為されました。
北海道アイヌ先住民の権利擁護の為に戦っている団体からは、「わが国固有の領土と言われる北方領土も、元はアイヌ先住民の土地だ。それを日本とロシアが奪い合って来た。どちらも先住民にとっては侵略者に過ぎない。日本政府は、いまだに先住民の遺骨を遺族に返さず、大学の研究材料や、慰霊名目の観光施設の展示品にしようとしている」との抗議の声が寄せられました。
安保法制を憲法違反として戦っている団体からは、「米国の戦争に自動参戦させられる安保法制は、憲法9条や専守防衛にも反する違憲の法律なのに、内閣法制局長官の首をすげ替え、言いなりになる長官の下で強行可決された。これはもう法治主義ではなく安倍個人による独裁、国家の私物化だ」という趣旨の発言がされました。
森友学園への国有地不当廉売の実態を明らかにした団体からは、「教育勅語や軍歌を推奨する為に、モデルとなる小学校に国有地を二束三文で叩き売ろうとした。その為に公文書まで改ざんし、それを苦にした公務員の自殺まで引き起こしながら、賠償だけで真実を闇に葬ろうとしている」と怒りの声が寄せられました。
過労死問題に取り組む遺族からは、自分たちの問題を散々「アベノミクスによる最賃引き上げ」「働き方改革」推進に利用しながら、「長時間労働規制だけでは逆にもっと働きたい人が困るから」との「真逆の論理」で、逆にいくら働いても残業代を払わなくてもよい悪法を国会で通過させてしまいました。雀の涙ほどの最賃引き上げと引き換えに。それに対する怒りの声が寄せられました。
原発に反対する団体からは、安倍政権が、福島原発の汚染水を薄めて海に垂れ流そうとしている事が告発されました。福島原発事故を巡っては、当時の民主党政権や菅直人首相だけを悪者にする議論が一部で横行しています。確かに、事故で右往左往するだけで、放射能汚染を少なく見せかけようとし、脱原発に舵を切れなかった民主党も悪いです。しかし、福島も含めた原発建設を推進し、老朽化した原発の稼働期間延長や、外国への原発輸出を推進しているのは、今も昔も自民党だったではありませんか。いくら二酸化炭素の排出量を削減しても、それ以上に害のある放射能や核のゴミを垂れ流していたのでは、地球環境にとって良くない事は明白なのに。
もはや嘘とデタラメのオンパレードではありませんか。歴代の自民党政権の中でも、これだけ日本の民主主義にダメージを与えてきた政治家は、もはや安倍しかいないのではないでしょうか。統一教会によって家庭崩壊させられた山上徹也容疑者も、元は安倍を支持するネトウヨ(ネット右翼)でした。そのネトウヨが、自分の崇拝していた安倍が実は統一教会の元締めだった事を知り、銃殺に及んだのです。私に言わすと、「身から出た錆」「自業自得」以外の何物でもありません。そんな奴を、よりによって「テロから民主主義を守り抜く」象徴として国葬にするとは。冗談にも程があります。
他にも一杯メッセージが寄せられましたが、書きだすとキリがないので、もうこれで止めておきます。集会の合間に、桜田淳子がかつて歌っていた「私の青い鳥」の替え歌が披露されました。非常によく出来た替え歌なので、ここで紹介しておきます。桜田淳子も、統一教会の信者にさえならなければ、後の二人の「華の中三トリオ」のように、きらびやかな人生を送る事が出来たのにと、悔やまれてなりません。
なんでも閣議 決定 決定
私は自民党
国会も 開かずに 決めてます
昭恵は私人 決定 決定
閣議が 開かれて
国葬も 税金で 開きます
どうぞ 聞かないで
このまま 何も
都合が悪いので
いちいち聞かずにいてね
決定 決定
決定 決定
閣議でね
この後、集会は各団体からの代表発言を全員終えて、集会決議を読み上げた後、全員で起立して、「やめろ!安倍国葬」「国葬NO!」と両面に書かれたプラカードを一斉に掲げて、20時半頃に閉会しました。参加者は全部で約250名との事でした。これから後も大阪を始め全国各地で国葬反対の集会やデモが行われる予定です。既に東京の国会前では毎週のように集会やデモが行われていると言います。その全てに参加する事は出来ませんが、出来る限り参加して、ここにその様子を報告していこうと決意を新たにしました。
昨今、日本の若者の「右傾化」「保守化」が叫ばれています。確かに今回の国葬でも、世論全体では既に反対が賛成を上回っていますが、20歳代の若い世代では賛成が多いようです。私は、この現象は別に「右傾化」でもなければ「保守化」でもないと思います。安倍や自民党の長期政権の下で、「もはや反対するよりも、うまく体制に順応しよう」とする、若者の処世訓に過ぎないと思います。若者が本当に保守化したなら、あんな韓国カルト言いなりの安倍政権を支持するはずありません。それを支持できると言うのは、たとえ相手が間違っていても、それに従う方が得だとする、打算的な損得勘定の発露に過ぎません。ネトウヨも、自分が本当に追い詰められたら、その中から、山上容疑者のように安倍を殺そうと思い詰める人間も出てくるでしょう。
この日本を、そんなサバイバルゲームのような荒涼、殺伐とした国にしてしまって、果たして良いのでしょうか?皆さんは、私と安倍の、どちらが本当の愛国者だと思われるでしょうか?少なくとも私は、安倍なんかよりも私の方が、はるかに愛国的だと自負しています。「自分さえ良ければそれで良し」「たとえ正しくなくても、自分が得になるならそちらを支持する」そんな国民ばかりでは、中国や北朝鮮に支配される前に、自滅してしまいます。中国や北朝鮮が攻めてくると心配する前に、自分の国をもっと良くする事を考えるのが先だと思います。
以前お知らせしたように、平日の夕食は生協の宅配弁当を頼む事にしました。まずは5食で2650円の「おかず4品コース」弁当で利用を始めました。利用開始前する前の週に、生協の担当者が自宅に説明に訪れ、出資金を払って生協に加入しました。代金引き落とし口座の登録も済み、翌週の月曜日からいよいよ弁当の宅配が始まりました。
弁当が配達されるのはお昼前後です。平日は私は仕事で家にいませんから、ドライバーは弁当入りの保冷箱を玄関ドアの前に置いて帰ります。仕事から帰って来た私は保冷箱を家の中に入れ、保冷箱を開けて弁当がちゃんと入っているか、包装のラップが破かれて中身がつまみ食いされていないかを確認します。
保冷箱の中には、弁当以外に、来週の献立や生協からのお知らせが書かれたチラシも同封されています。保冷箱なので冷却効果はありますが、それでも当日夜22時までには開封して食べてしまわなければなりません。今はもう職場の飲み会もなくなったので、帰りが22時以降になる事はまずありません。だから何の問題もありません。
食べた後は弁当の容器を水洗いし、蓄冷材や緩衝材と一緒に保冷箱に入れて、再び玄関ドアの外に置いておきます。すると翌日の弁当配達時に、ドライバーがそれを持って帰ります。
最初の1週間は5日で2650円の「おかず4品コース」を注文。初回8月22日(月)のメニューは赤魚ときのこの黒酢あんかけ、豚肉の和風玉ねぎソース和え、切干大根と昆布の酢の物、ひき肉とメンマの炒め物。熱量302kcal、塩分1.7g。冷蔵庫に残っていた野菜サラダとインスタント味噌汁も付けていただきました。
以前も書きましたが、私の部屋には電子レンジとポットの他は、一口コンロのIHのミニキッチンと、ワンドア式で冷凍庫もない小型冷蔵庫しかありません。冷凍商品の買い置きが出来ないので、自炊できる料理も限られていました。これでは、せっかく自炊しても、節約の効果は限られています。その上、毎日同じようなおかずばかりになってしまい、それがストレスになっていました。
それが、自炊から宅配弁当に切り替えた事で、①献立を考える手間が省け、②食材の賞味期限を気にする必要もなくなり、③色んなおかずを少量ずつ食べる事が出来、④一人暮らしなので食べれる量に限りがある為、腐らせてはいけないと、無理に大量に食べる必要もなくなり、⑤日持ちのしないおかずも食べる事が出来るようになり、ようやくストレスから解放されました。
その一方で、この弁当メニューでは、どうしても空腹を満たす事が出来ません。多分、一人暮らしの高齢者を想定したメニューになっているのでしょう。しかし、このボリュームでは、働き盛りの中高年の肉体労働者は、とても空腹を満たす事は出来ません。そこで、もう来週からは、ワンランク上の「食べごたえ4品コース」に変更する事にしました。前の週の木曜日までに電話すれば、注文の変更や取り消しが出来ます。
8月23日(火)のメニューはハンバーグデミソース、もやしと玉子のカニカマあんかけ、オクラのなめたけ和え、パプリカのじゃこ炒め。熱量300kcal、塩分3.1g。これだけでは物足りないので、冷奴も付けて食べます。
8月24日(水)のメニューはアジのみそ幽庵焼き、鶏肉の唐揚げ、青のりポテトサラダ、こんにゃくのおかか煮。熱量400kcal、塩分2.0g。
8月25日(木)のメニューは豚肉の梅風味炒め、エビ餃子・しゅうまい、さつまいもと枝豆のサラダ、冬瓜とツナの炒め煮。熱量301kcal、塩分2.0g。
8月26日(金)のメニューはホタテのちゃんちゃん焼き風、ジャージャー麺風、白菜ときくらげのさっぱり和え、小松菜とあげの煮物。熱量304kcal、塩分2.7g。
2週目からは5日で3150円の「食べごたえ4品コース」に変更。変更初日8月29日(月)のメニューはエビのチリ玉子ソース、豚肉と野菜の青しそ風味、ほうれん草とひき肉の和え物、カリフラワーのマリネ。熱量354kcal、塩分3.3g。
この「食べごたえ4品コース」の弁当箱は使い捨て容器で、それまでの「おかず4品コース」の様に返却する必要はありません。返却するのは保冷箱と蓄冷材、緩衝材だけです。
8月30日(火)のメニューは豚肉と野菜の柚子味噌炒め、白はんぺんフライ、小松菜とちりめんのおひたし、紅あずまのサラダ。熱量442kcal、塩分2.6g。
8月31日(水)のメニューはチキン南蛮(タルタルソース付)、冬瓜のひすい煮、いんげんと玉子の炒め物、和風ポテトサラダ。熱量545kcal、塩分3.8g。
9月1日(木)のメニューは牛すき煮、焼き栗コロッケ、もやしとツナの炒め物、マカロニサラダ。熱量367kcal、塩分1.4g。
9月2日(金)のメニューはあじのみりん風味焼き、鶏とごぼうの炒め物、ナスの生姜だれ、ひじきとくわいのサラダ。熱量387kcal、塩分2.7g。
以上がこれまでの2週間の弁当メニューです。確かに、1食の弁当に500円も600円も払うのはもったいない気がします。でも、自炊していた頃も、前述したように、節約の効果は限られていたので、そんなに大した違いはありません。むしろ、それぐらいの値段で、毎日自宅に弁当を配達してもらって、買い物や調理・後かたずけの手間が省けるなら大助かりです。
宅配弁当の効能は他にもあります。一つはコロナ対策です。もしコロナを発症して自宅療養を余儀なくされると、今のままでは買い物にも行けなくなってしまいます。それが嫌なら、日本一まずいと評判の大阪府の療養食で我慢しなければなりません。ところが、宅配弁当だと、そのおそれもなくなります。配達は対面ではなく玄関前に留め置きなので、コロナ感染予防にもなります。
もう一つは自炊の参考にもなる点です。弁当配達があるのは毎週月曜日から金曜日だけです。土・日曜日は今まで通り自炊です。弁当のおかずは、とても今の私には作れない物が多いですが、中には「これなら今の私でも作れる」というおかずもあります。例えば、写真矢印の「卵といんげんの炒め物」とか「もやしとツナの炒め物」など。自炊を始めてから日も浅く、料理のレパートリーの限られている私にとっては、弁当のおかずが、自炊のヒントにもなるのです。毎日自炊だと大変ですが、弁当配達が休みの週末だけだとそんなに苦にはなりません。「今度は自分でも同じおかずを作ってみようか」という気になります。そういう点でも、自炊だけでなく宅配弁当も利用するようになって、私は良かったと思います。