賃貸住まいで払わなければならないのは家賃だけじゃない。家賃保証に火災保険、契約更新料も毎年か2年に1回それぞれ1万〜1万5千円前後払わなければならない。その支払い締切日が立て続けに来る。しかも家賃と違い、普段余り考えない出費なので突然請求が来ると痛い。無担保・無保証・低家賃の住宅を作れ!
「家族を想うとき」という英国映画があります。今年12月には日本でも公開される予定です。
この映画は、失業して宅配業者との「ゼロ時間契約」で働かざるを得なくなった家族の悲哀と抵抗の物語です。「ゼロ時間契約」とは出来高払い契約の事です。今はやりのウーバーイーツの様な働き方です。労働者が宅配業者と結ぶのは雇用契約ではなく請負契約です。従業員は労働者ではなく「一人親方」として働かされます。実態は配達ノルマもある労働者なのに、荷物が無くなればいつでもお払い箱。逆に繁忙期にはとても運べないような量の荷物でも一人で運ばなければなりません。運びきらないと給料もらえないので24時間仕事に追われる羽目になります。車両事故を起こしても労災が適用されず全て自己責任。場合によっては宅配業者から損害賠償を請求される事もあります。
そんな働き方をはびこらせたのが英国のサッチャーであり、日本の中曽根です。サッチャーは労働組合を目の敵にし、英国の福祉制度を木っ端みじんに打ち砕きました。日本でも、中曽根が80年代に国鉄分割民営化で、国鉄職員の大量解雇を行い、国鉄の労働組合を潰しました。その結果、国鉄の後に誕生したJRでは、安全無視、儲け最優先の経営が横行し、信楽高原鉄道事故や福知山線事故を引き起こすようになってしまいました。だから、英国の左派は今でもサッチャーを目の敵にしています。「家族を想うとき」を製作した映画監督のケン・ローチも、「サッチャーの葬儀なんて、民営化による競争入札で、最低価格でやれば良い。民営化を主導したサッチャーもそれが本望だろう」と述べています。
ところが、この日本ではどうか。サッチャーと並んで民営化を推進した中曽根康弘の葬儀を自民党と内閣の合同葬で行い、国から9600万円も「公助」(公費)で出そうとしています。国民には「自助」という名で散々「自己責任」を強要しておきながら。その上、官庁や国立大学に事実上の弔意強制を呼びかけるような真似までする始末です。国は「強制ではない」と言いますが、従わなければ後で何をされるか分からないので、皆従わざるを得ません。そのやり方は、事実上の強制でありながら、あくまで「自粛要請」だと言い張り、コロナ休業補償の支払いを免れようとした手口と同じです。
ところが日本では、「民営化による最低価格でやれば良い」なんて言う人はほとんどいません。逆に、自分から進んで忖度(そんたく:迎合)し、国と一緒になって弔意を表さない大学を叩く始末です。橋下徹なんてその典型じゃないですか。学術会議の任命拒否問題でも、国による「学問の自由」侵害については何も言わず、まるで学術会議の方に非があるかの様に、「白を黒と」言い繕っています。「虐められるのは虐められる方にも非がある」という詭弁です。たとえ、どんなに虐められる方に非があったとしても、「虐めは100%虐める方が悪い」のに。
何故このような「奴隷根性」がはびこるのでしょうか?明治以降、家族が国家機構に完全に組み込まれ、まるで「国家の下請け」みたいになってしまっているからです。世界のどんな国でも、家族の誰かが虐められたら、他の家族は一丸となってその誰かを庇おうとします。もし虐めるのが国家権力であったとしても。たとえ国家権力に渋々従わざるを得ない場合でも、面従腹背を貫き、あくまで家族の一員を守ろうとします。だから、上がどんな独裁国家であっても、国民にはそれに対する抵抗力が一定備わっているのです。
ところが日本では、橋下みたいな奴がのさばり、国と一緒になって弱い者虐めに加担します。「自粛警察」なんて正にその典型です。だから、毎年3万人もの人間が自殺に追い込まれ、虐めや引きこもりの問題も全然解決しないのです。そして、上にはペコペコして何も言えず、その鬱憤を下に八つ当たりするしか能のない「毒親オヤジ」が大量生産される事となるのです。実際、私の親父も、私が会社の労災もみ消しに遭った時に、最初は会社の非をなじっていたくせに、いざ私が会社と徹底的に闘う姿勢を見せると、いきなり手のひらを返すように「会社に逆らうな」と言い出しました。
そんな事だから、いつまで経っても中曽根や安倍、麻生の様な人物が大手を振って首相に居座ってしまうのです。パソナ会長の竹中平蔵が政府の審議会に居座り、派遣労働の規制緩和や労働基準法の改悪を企んでも、誰もそれをおかしいと思わなくなってしまったのです。
もう、そんな「奴隷根性」に、いつまでも縛られるのは止めにしませんか?「死者に鞭打つな」と言いながら、実際は相手が中曽根だから何も言えないだけで、その鬱憤を弱者叩きで晴らすしかない。そんな内弁慶で小心者の「スネ夫」や「毒親オヤジ」みたいな惨めな生き方は、もう止めにしませんか?それでも、どうしても中曽根康弘の葬儀をやりたいと言うのであれば、民営化による一番安い葬儀で行うのが筋です。中曽根自身が「民営化」を推進したのですから、文句は言えないはずです。国民には「自助」を強いながら、自分の葬儀だけ盛大に「公助」で行うとするのは、余りにも身勝手です。以下転載。
近々、ギャンブル依存症の治療にも健康保険が適用されるようになるそうだ。厚労省が検討中とマスコミ各社が報じていた。
冗談じゃない。好きでなった訳ではない腰痛や頚椎症の治療に保険を使っただけでも、整骨院の不正請求だ、公金横領だと騒がれるのに、自己責任に過ぎないギャンブル依存症の治療に、なぜ保険が適用されるのか?余りにも不公平ではないか?
そんな事言い出せば、ギャンブル依存症だけでなくアルコール依存症の治療にも保険を適用しなければならなくなる。昔は単に「個人のだらしなさ」で済まされた依存症も、今や脳内伝達物質ドーパミンの異常分泌による疾患だと正式に認定されるようになった。ギャンブルをやる事でドーパミンが異常分泌され、個人の力では制御できなくなるのだ。いわば一種の麻薬中毒だ。
ギャンブル依存症を本気で根絶しようとするなら、ギャンブル自体を無くして、元から断つ以外にはない。それ以外の対策は全て弥縫策だ。刑法で賭博を禁じているのも、それが公序良俗に反しているからだ。ギャンブルを公認してしまったら、誰もバカらしくて働かなくなる。「まじめに働くよりも、楽して、ズルして金儲けすれば良い」という事になってしまう。それでは社会が成り立たなくなるから、法律で賭博を禁じているのだ。
しかし実際には、競馬などの公営ギャンブルや、宝くじ・ロト6、パチンコなどの形で、ギャンブル産業が大手を振ってまかり通っている。「ギャンブルの収益を福祉事業に還元する」という名目で、行政による統制と庇護の下に、一部のギャンブルに限り公認されている。
近年はそこにカジノが加わる。カジノを中心とした総合リゾート(IR)誘致の名目で、デフレ脱却の切り札として、自民党や「維新の会」が盛んに誘致を行っている。現在、誘致先として大阪、和歌山、長崎、横浜など数カ所が候補地に上がっている。それに対し、横浜では誘致反対の住民投票運動が広がっている。
数あるギャンブルの中でも、カジノは最もタチが悪い。他のギャンブルは数百円、パチンコでも数千円からお金を掛けられるのに対し、カジノは元手だけでも数十万円を用意しなければならない。その元手も、あっと言う間にすってしまう。儲ける事はほとんどない。これでは大半の人間が破産してしまう。
競馬や競輪なら、馬産地や自転車産業振興などの形で、地域経済の活性化につながる事もある。しかし、パチンコやカジノに至っては、ひたすら球やカードを買って掛けて換金するだけだ。地場産業の振興にもならない。
全てのギャンブルは、胴元だけが勝つように出来ている。テラ銭の何分の一かを胴元があらかじめ先取りし、残った額を賭博で勝者が得る事になる。たとえ勝者と言えども、獲得額の合計がテラ銭の合計を越える事はない。もちろん勝ち続ける事なぞ出来ない。胴元以外には勝者はいない。ある局面では勝ち負けはあっても、トータルで見れば、勝者も含め参加者全員が敗者なのだ。
地域振興には結びつかず、他人の不幸を踏み台にして、胴元だけが儲かる仕組み。「まじめに汗して働くよりも、楽して、ズルして儲けた方が勝ち」という歪んだ価値観だけを蔓延させる仕組み。そんな物を、およそ「まともな産業」とみなす事は出来ない。いかにソフトムードで競馬ブームを演出しようとも、競馬場やウインズがハズレ馬券や予想紙で紙クズだらけなのは、そこに一度でも行った事がある人間なら誰でも知っている。なぜそうなるか?馬券が外れてムシャクシャして、ゴミをちゃんとゴミ箱に捨てる気にもなれないからだ。
カジノを推進する自民党や「維新の会」の政治家の多くは、「保守」や「愛国者」を自称している。中には「朝鮮人の資金源になっているパチンコや中国マフィアの資金源を絶つ為に、日本にカジノを誘致しなければならない」という輩もいる。ところが実際は、道徳教育の推進を口にしながら、ゴミもちゃんと捨てない道徳衰退にも目をつむり、敵であるはずの中国マフィアにカモにされ、副大臣が逮捕されているのだからお笑いだ。どんなイデオロギーを持とうと政治家の勝手だが、その手前勝手なイデオロギーの為に、なぜ庶民の生活が破壊されなければならないのか?そんなに中国と戦争したければ、どこか南の無人島で自分達だけで気の済むまでやれば良い。ネトウヨの戦争ごっこに一般庶民を巻き込むな。
保守や愛国者を自認しながら、人の不幸は見て見ぬ振り。道徳がすたれて紙クズだらけになっても見て見ぬ振り。これの一体どこが「保守」「愛国」なのか?「自分達さえ良ければ良い」「金さえ儲ければ良い。それで社会がどうなろうと、後は野となれ山となれ」というような輩は、保守でもなければ愛国者でもない。唯の拝金資本主義の守銭奴に過ぎない。
「カジノは富裕層の客だけを相手にする。カジノに入るには高い入場料を払わなければならないので、貧乏人はカジノには寄り付かない。ゆえにカジノは貧困ビジネスではない」と言う人もいる。しかし、だったら依存症対策なんて不要なはずだ。金儲けに抜け目のない富裕層が、絶対に負けると分かっているカジノに手を出すはずがない。むしろ、自分では手を出さず、他人から金をむしり取る為に、カジノを運営する方に回るはずだ。どおりで、サウジロイヤルカップやアルアインなど、レースや競走馬の名称にアラブの王族にちなんだものが多いはずだ。
人は裕福だからギャンブルに手を出すのではない。貧乏で給料だけでは食べていけないから、たとえ確率論的には負けると分かっていても、自分だけは勝ち逃げできると思い、なけなしの金をギャンブルにつぎ込んでしまうのだ。生活保護受給者がギャンブルに入れ揚げてしまうのも、それしか楽しみがないからだ。裕福な奴は絶対にギャンブルなぞには手を出さない。むしろ、胴元が絶対に有利なギャンブルを有望な投資先とみなして、貧乏人から金をむしろうと考える。
それに対して、一般庶民の給料が少しでも上がるように頑張るのが、本当の政治家だ。生活保護受給者がギャンブルに入れ揚げずに済むように、彼らに生きがいを与えるのが本当の政治家だ。カジノ推進なぞ、政治家のすべき事ではない。カジノ推進の自民党や「維新の会」の政治家に、選挙のたびに投票するのは、オレオレ詐欺に金を恵んでやるようなものだ。弁護士にも相談せず、サラ金や街金、闇金から金を借りるようなものだ。「盗っ人に追い銭」そのものだ。これでは、国家が率先してオレオレ詐欺を推進する「国営オレオレ詐欺」だ。これだけ言ってもまだ投票するなら、もう勝手にしろ。バカにつける薬はない。
ひでえ話だな。大学入試に英語の民間試験を導入するのに、英会話スクールに通えない地方や貧しい家庭の受験生はどうしたら良いのか聞いたら、「身の丈に合わせて受験すれば良い」と文科相の萩生田が言い放ったと言う。後で〈発言だけは〉撤回したそうだが。
じゃあ、身の丈に合わせてどう勉強すれば良いのか?英会話スクールランキングトップのAEONを例に調べてみた。そうしたら、東京なら山手線内だけでも17校もあるのに、北海道には札幌に5校ある他は旭川に1校だけと、想像以上に悲惨な結果に。
英会話スクールの料金も半端ない。大手15社の料金を調べたら、入会金や教材費まで含めたら、グループレッスンでも最低2.5万、マンツーマンなら5万もの月謝が必要な事が分かった。奨学金がなければ高校卒業も出来ない家庭も少なくないのに、一体どうすれば良いのやら。
しかし、そこまでしてまで、英会話スクールに通わせて大学に合格させても、英会話が身に付く可能性はゼロに等しい。今の学校の受験英語をそのままにして、付け焼き刃で受験前の数ヶ月だけ英会話スクールに通わせて、ビジネス英語を習得させても、使い道がないからだ。
そもそも何故、外国語習得が必要なのか?他国の言語や文化、歴史を知る事で、日本の文化や歴史も初めて客観的に見れる様になるからだろう。ところが萩生田の様に、最初から勝ち組優遇、国威発揚しか頭にない連中が、幾ら上辺だけ国際通ぶってバイリンガル装っても、外国人から足元見透かされるだけだ。
以前、外国人労働者の活躍の場を広げようと法律改正された事があっただろう。仕事を頑張る真面目な外国人には家族を日本に呼び寄せる事も認めようと。ところが実際は、家族を呼び寄せるには高いハードルがあり、安い賃金で酷使できる外国人をもっと増やして人手不足の穴埋めにする為のものだった。
今回の大学入試への英語民間試験導入も、そんなよこしまな動機によるものだ。そんな物に期待する位なら、一層の事、あいりん地区でホテルのバイトしないか?ここなら外国人も一杯来るので、嫌でも言葉を喋れる様になる。語学なんて習うより慣れろだ。
あいりん地区のフロントマン求人例。新今宮駅前のホテルで時給は最賃ギリギリの964円。シフト制の7時間労働。7〜14時、9〜16時のシフトなら仕事終われば受験勉強に専念できる。語学力は全く必要ない。来客は英語圏の観光客とは限らないから。それでも敢えて言うなら中学レベルの英会話が出来れば十分。
確かにホテルマンの賃金は安い。でも、高い月謝払って英会話スクール通う位なら、ホテルやコンビニでバイトして、外国人とコミュニケーション取りながら、西成の安いホテルに泊まりながら受験勉強した方が、はるかに自分の人生の糧になると思う。西成なら物価も安い。
西成に来る外国人は白人ばかりではない。中国人やアラブ人も一杯来る。寧ろそちらの方が遥かに多い。通りにはベトナムのサンドイッチ屋が軒を連ね、ホテルのロビーではイスラム教徒がメッカの方を向いてお祈りしていた。彼らから香港のデモやシリア難民の話も聞けるかも知れない。それが本当の勉強だ。
私の勤務先もご多分に漏れずブラック企業だ。最賃スレスレの時給なので募集かけてもベトナム人しか来ない。なら逆に、そこでバイトして西成の安ホテルに泊まり外国人と交流しながら受験勉強した方が、高い月謝払って語学スクール通うより遥かに潰しが利く。ベトナム語喋れる人なんて殆どいないのだから。
「今度の参院選でも与党圧勝だ」と野党支持者は意気消沈しているが、バカ言っちゃあいけない。自民56、公明14で合計70議席の現有議席を1議席でも割り込めば与党の負けだ。逆に1議席でも増やせば与党の勝ちだ。
競馬の世界でもそうだろう。たとえ1円でも増やせれば儲けた事になる。逆に外れたり当たってもトリガミに終われば損失となる。単純な話だ。
今のままでは、自民は議席を減らす事はあっても増やす事はまず無い。「自民と公明の与党合計で53議席取れれば良い」と安倍は言う。参議院は衆議院とは違い半数ずつ改選するので、非改選議席と合わせればそれでも過半数は確保できるからだ。
しかし、それでは今回も前回と同じ14議席取るであろう公明の分を差し引けば、たった39議席しか取れなくても勝った事になってしまう。56から17も減らして39議席しか取れなくても勝利宣言とは、一体どういう了見か?
安倍は、実際には敗北が確定しているのに、非改選議席の貯金があるお陰で、今回はまだボロ負けしても過半数を確保できるから、低めの目標設定で予防線を張っているに過ぎないのだ。
その為に、自民党はマスコミに圧力をかけて、与党圧勝予測を必死に垂れ流しているのだ。そうして有権者が諦めて投票しない様に仕向けているのだ。棄権票が増えれば増えるほど、組織票だけで当選できる与党候補が有利になるから。
しかも、その結果、せっかく確保していた改憲発議に必要な全体の2/3の議席を、与党はむざむざと放棄する羽目になってしまうのだ。今度の選挙で与党が今まで通り全体の2/3の議席数を確保するには、何と86議席も取らなければならない事になる。自民党選対委員長の甘利でさえ、精々頑張っても61議席が限界だと言っているのに。
今度の選挙は自民の負け戦が確定で、改憲も更に遠のく。既に一人区では全選挙区で野党統一候補の擁立が成し遂げられたと言うのに、野党支持者は何を意気消沈しているのか?油断してはいけないが怯んでも相手の思う壺だ。意気消沈している暇がある位なら一枚でも多くビラを撒け。一人でも多く支持を広げろ。
今まで私は共産党を支持してきた。今度も大阪選挙区では共産党の辰巳コータローに一票を入れるつもりだ。残念ながら、今回は維新が2議席確保する勢いで、立憲民主党や国民民主党も候補を擁立してしまった為に、野党共倒れの公算が大きい。大阪以外の人間には、「和製ナチス」とも言える維新の底力は、なかなか理解できないのだろう。
問題は比例区だ。ここも今までは共産党に投票して来たが、今回は「れいわ」に投票しようかどうか迷っている。「れいわ」は自由党の元共同代表だった山本太郎が立ち上げた新政党「れいわ新選組」の略称だ。
それでなくても、安倍政権と自公与党、隠れ与党の維新を打倒するには、立憲民主党や共産党を始めとした野党が共闘して足並みを揃えなければならないのに、何故、山本太郎は、自由党共同代表としての責任も放棄して、こんな海のものとも山のものとも分からない泡沫政党を立ち上げたのか?
しかも、「れいわ」なぞという、時代遅れの元号や非民主的な天皇制を連想させるような名前を新党名にするとは。おまけに、山本は「安倍から入閣を勧められたら政権入りする」とまで言ったのだ。「政策では妥協しない。馴れ合わずに野合も暴露する」とは言ったが。
しかし、自民党、安倍政権がそんな条件なぞ飲む訳がないだろう。安倍が今までどんなひどい事をやって来たか。安保法制、秘密保護法、モリカケ、高プロ、公文書やデータの改ざん、年金詐欺…挙げればキリがない。国会議員の山本がそれを知らない訳がない。それでも敢えて政権入りの可能性に言及する意味が分からない。単なる冗談では済まされない。
「れいわ」が集めた2億円以上にもなる個人献金の額についても、私は疑問に思っていた。4月に立ち上げたばかりの新政党に、たった2ヶ月半でそんなに寄付が集まる訳がない。ひょっとしたら、裏で官邸から官房機密費が、選挙資金として流れているのではないか。野党分断の「トロイの木馬」を支援する為に…そこまで考えていた。
でも、ネットで情報収集を進めていくうちに、必ずしもそうとは言えないようだと、今は思い始めている。今まで山本太郎を毛嫌いしていた非正規雇用の人が、ネットで山本の演説を聞いて、「一人も自殺者の出ない世の中を作ろう」と言う呼びかけに感動して、わずか5万円の貯金から1万円カンパに差し出すといった事が、そこかしこで起こっている。それが多額の個人献金に結びついたのだそうだ。
そこで「れいわ」のHPを初めて観た。そうしたら、正に私が一番言いたかった事が公約にはっきりと明記されていた。特に公営住宅の拡充と時給1500円の最賃実現については、私が常日頃思っていた事だけに、「よくぞ言ってくれた!」という思いで一杯だ。
候補者擁立の仕方も独特だ。山本太郎は今のままでも東京選挙区から出馬すれば確実に当選できるのに、敢えてそれをせずに、自分は比例第3位の候補に甘んじて、2名の障害者の方を特定枠として優先的に当選させるやり方を取った。自分が当選するには、その2名を当選させた上で、自分の得票も加算しなければならない。参院比例区の当選には一人百万票は必要だ。山本太郎が当選するには3百万票は集めなければならない。これは誕生間もない新政党にとっては、とてつもなく高いハードルだ。
何故そこまでしてまで背水の陣を敷かなければならないのか?山本太郎に言わせれば、東京選挙区から当選するだけでは、政界に地殻変動を起こす事は出来ない。本気で安倍政権を倒そうと思うなら、野党内部で票の奪い合いをしていても何もならない。今まで選挙に行かなかった無党派層の票を掘り起こし、自民党に投票して来た人の票をもぎ取らなければならない。
自民党を支持しているのは金持ちばかりではない。自民党や安倍政権から搾取されている貧乏人も、野党に政権を任せて失敗する位なら、たとえ搾取されても食えなくなるよりはマシだろうと、自民党に投票しているのだ。
そんな人に、幾ら格差是正の一般的な公約を掲げても、所詮は「与党も野党も、どっちもどっち」としか受け取られない。それでは与党の思う壺だ。それを打破する為に、敢えて茨の道を選んだのだと、山本太郎は言っていた。
だから候補者も多士済々だ。自分に代わって東京選挙区から出る人には、沖縄出身の創価学会幹部を選んだ。東京の人にも、沖縄の基地負担の意味を知って欲しいから。そして、公明党の山口代表が出馬する選挙区で、いつまで自民党に膝を屈して節を曲げ続けるのか問い詰め、創価学会員の決起を促す為に。
後の9名は、先に述べた特定枠の2名も含めて、全員比例区から出馬する。こうすれば、一人区で野党票を食い合う怖れもない。候補者も多士済々だ。女装の経済学者がLGBTへの差別解消を訴えれば、北朝鮮拉致家族会の元事務局長で元東電社員の蓮池透が、安倍政権の拉致パフォーマンスと原発政策のデタラメを突く。明らかに無党派層や自民支持の保守層をターゲットにしている事が分かる。
実際、元ホームレスの女性候補が、冬の日に赤ん坊を産んでしまい、路上で途方にくれた演説をネットで聞いたときには、私も流石にウルっと来た。
立憲民主党や共産党の議員が山本太郎と同じ事を主張しても、説得力に限界があるのは、所詮彼らは国会議員であって、非正規雇用やLGBT、障害者、ホームレス等の当事者ではないからだ。しかし、山本太郎は違った。当事者を前面に出して、自分はあくまで黒子に徹している。これは並大抵の覚悟で出来る事ではない。
これは山本太郎だけのアイデアではないだろう。ひょっとしたら小沢一郎も裏で一枚かんでいるのではないか。現に、先の衆院大阪12区の補欠選挙でも、共産党現職議員の宮本たけしを、負け覚悟で無所属で出馬させたのも、小沢の作戦だった事が既に明らかになっている。小沢が嫌がる志位委員長を説き伏せ、負け覚悟で地殻変動を起こそうとしたのだ。
その結果、宮本は準備不足もあり、共産党の基礎票をも割り込む惨敗を喫する事になったが、この補選を機に野党共闘はますます加速する事になる。正に「肉を切らせ骨を断つ」小沢らしいやり方だ。
「れいわ」は比例区に9名の候補を擁立しているが、彼らはあくまで「客寄せパンダ」に過ぎない。こんな事を言うと「当事者に何て事を言うのか」と、お叱りを受けるかも知れないが、選挙戦を冷徹に分析すれば、今の「れいわ」の現状では、そうせざるを得ない。あくまで主戦場は東京選挙区だ。だから街頭宣伝も東京の秋葉原で集中してやるのだろう。
山本太郎が、立憲でも民主でもなく元号の令和を新政党の名称とし、それを漢字ではなく平仮名で表記したのも、保守層や中間層にアピールする為では?新元号の令和をアピールする事で保守層にも新時代の到来を予感させ、漢字ではなく平仮名にして新元号と距離を置く事で、元号の古臭さに抵抗を感じる私みたいな人にも親近感を持ってもらおうとしているのではないだろうか?
そして、当事者を前面に出し自分は黒子に徹しているのも、今度の選挙の主役は自民党や立憲民主党や共産党、「れいわ」ですらなく、あなたがた当事者なのですよ。あなたがた自身が変わらなければ何もならないのですよ。「れいわ」の当事者出身の比例候補も、あくまでもその変化を促す触媒にしか過ぎないのですよ…。
そう言わんとしているのではないだろうか?そこまで来れば、もうそれは一種の革命と見なしても良いだろう。「アラブの春」ならぬ「令和の夏」、「ジャスミン革命」ならぬ「令和革命」の幕が、今まさに切って落とされようとしているのだ。
香港で起こった事がこの日本でも起ころうとしているのだ。逃亡犯条例に対する香港市民の闘いと連帯して、「日本の習近平」=安倍晋三の企む改憲・モリカケ・年金詐欺に対する国民の闘いが、いよいよ本番を迎えようとしているのだ。そして、今まで天皇崇拝の古臭いイメージでしか捉えられなかった元号に、市民革命の新たな生命が宿ろうとしている。その歴史的瞬間に今皆んなは立ち会っているのだ。
この選挙期間中は、私も「れいわ」のブログ取材に専念しようと思う。ひょっとしたら東京まで取材に行くかも知れない。そうして、山本太郎の覚悟がいかほどのものか見極めた上で、比例区の投票先を決めようと思う。
コンビニの時短営業で話題になったセブンイレブンの店に行って来ました。「24時間営業では身体がもたない。バイトも来ない。せめて午前1時から6時まで休ませてくれ」と、オーナーが時短営業に踏み切り、本部と対立している店です。現在、ネットでオーナーを支援する署名が集められています。
私もその署名に協力しましたが、その店が東大阪市にあると聞き、実際に訪ねてみる気になりました。あわよくばオーナーから話が聞けるかも知れませんし、それが無理でも実際の立地を見る事で、深夜営業の困難さを垣間見る事が出来るかもしれないと考えたからです。
店は東大阪金物団地の近くにありました。近くには近大のキャンパスもあります。狭い市道が交わる角地にあり、広い駐車場が店の前に広がっていました。店自体も中小スーパーぐらいの広さがあります。着いたのはお昼前で、それなりにお客が入り、男女2名の店員がレジに立っていました。
しかし、周囲は住宅と町工場が混在する準工業地域。最寄駅から行くには20分ぐらいかかります。近畿自動車道からは近いので配送の便は良いものの、前の市道は片道1車線の幅しかありません。一つ南の筋は片道2車線のバス道路で、商業施設もそちらの方に集中しています。これでは、夜は店の売り上げも余りないのではないかと思われます。
そもそも、そんな採算性云々の話以前に、「生身の人間を24時間休みなしに働かせて良いのか?」という問題があります。オーナーと言っても実態は労働者なのですから。
コンビニ本部が時短営業に反対する理由は、主に次の二つです。一つは「客の要望」、もう一つは「防犯効果」です。しかし、そんなにコンビニのお客が24時間営業を望んでいるでしょうか?私は、はなはだ疑問に思います。「夜8時には閉店してしまう」と言うならまだしも、今まで終日営業だったのを夜11時閉店になった所で、困る客が一体どれだけいるでしょうか?
お客がお店を選ぶ理由は、まず第一に立地条件、第二に商品の値段と品ぞろえです。どんなに営業時間が長くとも、不便な場所にあるコンビニには客は入りません。通勤の生き帰りに気軽に立ち寄れるかどうか。これがまず決め手になります。しかし、どんなに便利な場所にあったとしても、商品に魅力が無ければ売り上げは伸びません。それなりに良い商品を手頃な値段で買えるかどうか。これが次に決め手になります。
私の場合を例にとると、朝食用のパンは、近くのコンビニではなく、少し遠くにあるスーパーで買います。コンビニに並んでいるパンは、値段が高い割には美味しくないからです。毎日食べる物なので、やはり自分が一番美味しいと思うパンを食べたいものです。しかし、パンが残って昼食にパスタと一緒に食べる時は、パスタは近くのコンビニで買います。スーパーには原料の小麦粉しか売っていないからです。室内にはキッチンも冷蔵庫もないので、レンジでチンしてすぐに食べられるコンビニのパスタでないとダメなのです。
そんな私にとっては、「その店が24時間営業かどうか?」なんて、どうでも良い事です。たとえ24時間営業の店であっても、帰ってくるまでにチンしてもらったパスタが冷めてしまっては何もなりません。
24時間営業の防犯効果についても、私は疑問に思います。それが証拠に、実家近くのコンビニとは目と鼻の先にある家でも、強盗に入られた事があるのですから。その家は、24時間営業のコンビニとは数軒しか離れていませんでした。ちょうど角を曲がった先にあり、コンビニからは見通せない位置にありましたが。住んでいたのは老夫婦2人だけなので、強盗のターゲットにされてしまったのでしょう。
「夜もコンビニの明かりが煌々(こうこう)と点いている事で犯罪が抑止できる」と本部は言いますが、私はむしろ逆だと思います。いくら煌々と明かりが点いていたとしても、客がほとんど来ず、従業員もバイトが一人か二人しかいない店では、逆に強盗のターゲットになりかねません。現に、ワンオペ時代の「すき家」がそうでした。夜間は店員が1人しかいない為に、たびたび強盗に入られていました。余りにも「すき家」ばかり強盗に入られるので、業を煮やした警察によって、全国一斉に抜き打ちで保安点検に入られた事もありました。
では「バイトを雇えば人手不足は解決するか?」と言うと、これも今はもう、かなり難しいです。幾らバイト募集しても時給900円台、深夜割増でも千円余の低賃金で、多忙で覚える事も多いコンビニバイトに、一体誰が応募すると言うのでしょうか?深夜だと強盗に襲われる危険もあります。そんな危険を冒してまで、一体誰が来ると言うのでしょうか?幾らバイト募集しても、日本人はなかなか来ないので、やむを得ず外国人のバイトを雇うようになったのでしょう。
何故コンビニのバイトがそんなに低賃金なのか?これには、はっきりとした理由があります。それはコンビニの特殊な会計システムにあります。コンビニで売っている食料品の大半は、賞味期間の短い日配品です。売れ残った商品は捨てるか値引きして売るしかありません。スーパーでは、これらの廃棄ロスや値引きロスは損金、つまり経費として落とせます。ところが、コンビニでは経費として落とせず、店の持ち出しとなるのです。
これを参院議員のHPの下の図で説明します。おにぎりを1個70円で仕入れて100円で売って、8個売れて2個廃棄したとします。売上金額は100円×8個=800円。仕入原価は70円×10個=700円。粗利益はその差額800円-700円=100円です。その100円の粗利益を6対4の割合で、本部に60円、店には40円という形で分配します。これがスーパー等で行われるごく一般な会計システムです。
ところがコンビニでは、廃棄分は売上原価には含ませず、オーナーが負担すべき営業費として計上してしまうのです。具体的には、売上原価は70円×(廃棄分を除いた)8個=560円、粗利は800円-560円=240円。それを6対4で本部144円とオーナー96円で分配。しかし実際は、オーナーは廃棄したおにぎり2個分のロスも負担しなければならないので、96円-140円=44円の損しか残らないのです!
それを防ぐ為に、オーナーが賞味期限切れ間近のおにぎりを半額の50円で売ったとします。売上は100円×8個+50円×2個=900円。仕入原価は70円×10個=700円。粗利はその差額900円-700円=200円。確かに半額で売った分は仕入原価を割り込み赤字となりますが、それでも廃棄するよりはマシです。これが、スーパーでよく行われる見切り品処分です。しかし、それでは値引きだけで廃棄は発生しないので、本部はおにぎり10個分全ての仕入原価を経費として差し引かなければなりません。それでは本部の取り分が減ってしまいます。だから、資源浪費を防ぐ為に本来なら推奨されるべき見切り処分を、本部は逆にオーナーにはさせないようにするのです。
コンビニ本部が24時間営業に固執するのも、これと同じ理由です。たとえ、どんなに経費ばかりかさみ、防犯上も問題があったとしても、本部にとっては、商品が1個でも売れた方が良いのです。その為に発生する廃棄ロスや人件費、物件費は、全てオーナーに押し付ければ良いのですから。
それだけではありません。本部は店の規模や立地条件も無視して、大量の商品を店に発注させます。商品発注の権限も形だけはオーナーにあるものの、実際は本部にいるSV(スーパーバイザー)が取り仕切っています。オーナーは本部のSVに言われるままに、大量の恵方巻やバレンタインチョコを仕入れなければなりません。しかし、そんなに仕入れても売れる量は限られています。売れ残りは廃棄や自爆営業(オーナーや店のバイトがノルマとして買い取らなければならない)で処分しなければならないのです。
つまり、コンビニのオーナーは、形だけは「経営者、一国一城の主」としておだてられながら、実際は商品発注や廃棄・値引きの権限もない「名ばかり経営者」として、良いようにこき使われているのです。これがブラック企業の社員やバイトなら、まだ労働基準監督署に駆け込んだり、労働組合を作ったり、組合に加入したりして対抗する事が出来ます。最近では、組合のない職場のバイトでも、個人で加入できる労働組合もあります。最低でも「退職する自由」ぐらいはあります。ところが、オーナーには「辞める自由」すら無いのです。「辞める」と言おうものなら、本部が高額の違約金を請求してくるからです。
これでは奴隷と何ら変わりません。そこで、「オーナーも組合(コンビニ加盟店ユニオン)を作って団結しよう」という動きが出て来ました。労働組合と同じ様に、本部と団体交渉するのです。実際に、オーナー組合の申し立てによって、各地の地方労働委員会で時短営業を認める救済命令も出されつつありました。ところが先日、「オーナーは経営者であって労働者ではない。従って、オーナー組合も労働組合としては認められない」とする命令が中央労働委員会で出されました。これによって、今まで出されていた地方労働委員会の救済命令も全て無効とされてしまいました。
しかし、これもおかしな話です。オーナーが経営者であるなら、本部との契約も自由に変更できるはずです。少なくとも交渉する権利はあるはずです。転廃業も自由に出来るはずです。ところが実際は、商品の発注も自由に出来ず、値引きの権限もありません。果たして、他の業界にこんな「経営者」がいるでしょうか?今やプロ野球選手も、労働組合を作って自由に球団と交渉できるようになったと言うのに。
オーナーにあるのはバイトやパートを雇う権限だけです。しかし、会計は全て本部に握られ、店の口座も全て本部が管理しています。オーナーには送金専用の銀行カードしか与えられません。本部からは売り上げ達成の指令が絶えず送られて来ます。そんな中では、最低賃金ギリギリの時給でバイト募集せざるを得ません。しかし、そんな時給では誰も来ませんから、オーナーがシフトに入って休みなしで働かざるを得ないのです。
今まで薄利多売で業績を伸ばしてきたコンビニも、利益は全部フランチャイズの本部に吸い上げられ、実際は、労働者でありながら「名ばかり経営者」として、労働基準法や公正取引法で保護されない「奴隷労働」で成り立っていました。これは決して他人事ではありません。それは、「個人請負」の形で、この様な「奴隷労働」が他の業種でも広がりつつあるからです。24時間営業の便利さは、24時間酷使される奴隷労働に支えられています。「働き方改革」と言うなら、こんな「奴隷労働」こそ真っ先に撲滅されなければならない筈です。
ここまで来たら、もう採算や経営がどうこうという次元の問題ではありません。人の生き死にに関わる人権問題です。オーナーは何も「仕事をサボりたい」と言っている訳ではありません。「せめて深夜ぐらい休息させてくれ」と言っているだけに過ぎません。そんな細やかな要求すら、「採算が成り立たない」と言って契約見直しを拒否する本部は、もはや「鬼畜」としか言いようがありません。
最初から採算が取れないような不公平な契約内容そのものがおかしいのです。その様な不公平で詐欺的な契約内容は改革されて然るべきです。コンビニ各社はオーナーからの時短営業の要求にも応じるべきです。もし、それも無理だと言うのであれば、そんな事業に社会的な存在意義はありません。今の原発と同じで、とっとと廃業すべきです。
(参考記事)
セブンオーナー「過労死寸前」で時短営業…「契約解除」「1700万支払い」迫られる(弁護士ドットコムニュース)
大阪府にあるセブンイレブンのフランチャイズ(FC)加盟店が「24時間はもう限界」として、営業時間を短縮したことで、本部と対立していることがわかった。
この店舗は人手不足などを理由に、2月1日から午前1〜6時の営業をやめ「19時間営業」を開始。本部から「24時間に戻さないと契約を解除する」と通告されている。応じない場合、違約金約1700万円を請求された上、強制解約されてしまうという。
時短営業を求めているのは、セブンイレブン南上小阪店(東大阪市)のオーナー松本実敏さん(57)。店の売上は平均レベルで順調だが、人手不足から運営が困難になっている。
セブンでも、ビルなどの施設内にあるサテライト店のほか、少数だが加盟店でも24時間営業ではないところがある。「特別な合意」があれば、24時間ではない営業も可能であり、時短営業の許可を求めている。(編集部・園田昌也)
●妻を亡くし、人手不足が顕著に
松本さんは2018年5月にがんで妻を亡くした。妻は毎日店舗で働いていて、亡くなる1カ月半前でも、4時間ほど勤務していたという。それほど店は忙しかった。
松本さんは、喪失感を抱えたまま、2人分働いていたがついに限界を感じるようになった。
時短となった今も朝5時〜夕方6時まで13時間ほど働く。24時間営業なら16時間は働かないと店が回らないという。妻の死後8カ月ほどで完全に休んだ日は片手で足りる。
コンビニではスタッフを確保しづらい状況が続く。最低賃金は年々上昇しており、この傾向は今後ますます強くなると予想されている。加盟店の多くは家族経営だけに、松本さんのような事例は、ほかでも起こりうる問題だ。
「独立した事業者」ではあるが、コンビニオーナーには営業時間を決める自由がない。解約金や違約金が発生しうるためギリギリまで働き、「24時間年中無休」を支えなくてはならない。そんな業界の当たり前に一石が投じられている。(以下略)
ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活 | |
クリエーター情報なし | |
彩図社 |
遂に思い切って買いました。国友公司・著「ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活」(彩図社・刊)税込¥1,620。
この本は、国立大学を留年卒業して就職活動に失敗した東京のライターが、出版社の勧めで78日間、大阪・西成のあいりん地区で、飯場暮らしやドヤのフロント業務を体験した手記です。そこでは数々のエピソードが紹介されています。あいりんセンターの求人の中でも健康保険付きで比較的マシだと思い応募した日雇い人夫の仕事が、美味かったのは飯場の飯だけで、労働条件は最悪だった事。何も経験がないので、ひたすら解体現場の粉塵や泥を水で洗い流す作業や、廃材の袋をユンボ(重機)のショベルに引っ掛ける作業をやらされた事。ヤンキーやポン中(薬物中毒患者)がユンボを運転し、ユンボのショベルの先でクイックイッと次の動作を指示。しかも、同じショベルの動きでも、昨日は「早く来い、このボケ!」だったのが、今日は「誰が来いと言った?邪魔やからどけ言うとんじゃ!このカス!」と、もう無茶苦茶…そんな話が一杯書き綴られています。
そうして、ようやく飯場の契約期間が終わり、今度はドヤ(簡易宿泊所)のフロント係に採用され、仕事は日雇い人夫よりはるかに楽だったものの、日給わずか5,600円で、一癖も二癖もある宿泊者や同僚に翻弄され続けた話が後半に出てきます。筆者が採用されたドヤは、日雇い労務者や生活保護受給者だけでなく、出張のサラリーマンや外国人観光客も泊まる、あいりん地区の中では比較的マシな旅館でしたが、それでも、宿泊者がいきなり薬物中毒の禁断症状で泡を吹き廊下で卒倒した話や、宿泊者が退去した部屋から大量の注射器が出てきた話が書き綴られていました。
いずれも、一般世間の人にとっては、もう別世界のような話です。非正規雇用になる前の私も、今から思えばそんな状態でした。しかし、今はもう、そんなに特殊で異常な世界の話だとは思えなくなりました。私の今住んでいるホテルや勤めているバイト先でも、ここまで酷くはなくても、これに類する話は決して珍しくはないのですから。
私の住んでるホテルも、本に登場するドヤと大差はありません。日雇い労務者や生活保護受給者だけでなく、出張のサラリーマンや外国人観光客も泊まる(今はむしろ後者が主体)、あいりん地区の中では比較的マシな旅館である事も同じです。女性のみ宿泊可能な階もあります。敷金も保証金も不要で、家賃も水光熱費込みで4万円余と比較的安価。設備も近代的で昔のドヤ街のイメージは微塵もありません。入居申込当日から利用でき、駅のすぐ横にあるので、朝が早い仕事に就いている私にとっては正に願ったり叶ったりの好条件でした。だから、実家を飛び出して直ぐに、ここに転がり込むように住む事になりました。
しかし、部屋は三畳一間で水道・トイレ・バスは共用。今住んでいる階の部屋には冷蔵庫もないので、食事は全て外食。その中で、朝早くから仕事なので、朝食だけは起きて直ぐに食べられる様に、近くのドンキで電気ケトルを買って、室内でコーヒーを沸かして、買い置きのパンを食べる様にしています。幸い部屋の近くには共用のパウダールーム(洗面所)もあります。トイレは男女別になったセパレート式の物が各階にあります。そしてバスは男性用が最上階に展望大浴場が、一階に女性用の浴室があります。浴場の横にはそれぞれコインランドリーが2台ずつ備わっています。
その私のホテルでも、以前こんな出来事がありました。仕事から帰って来て、最上階の展望浴場に入ろうとした時の事。浴場からいきなり3人の大学生と思しき人達が飛び出して来ました。私のホテルには外国人観光客だけでなく、試合合宿の運動部員と思しき学生も宿泊する事があります。その学生達が何やら慌てふためいて外に飛び出して来たのです。
そして、浴室からは、2人組の男が「ワレ、いつまでカランで体洗っているんじゃ!お前ら絞め殺したろか!ここは西成やねんど!」と喚く声が聞こえて来ました。この2人組は入れ墨をしていました。一応、ホテルの宿泊約款には暴力団関係者や風紀を乱す者の利用を拒絶できる規定がありますが、細かい部分までは目が行き届かないのでしょう。一旦入居させてしまったら、そう簡単に追い出す事は出来ないのです。
どんなカラン(水道の蛇口)の使い方していたが知りませんが、カランは浴槽の前に左右4つづつの計8つもあるのです。3人の学生がたとえカランを占拠していたとしても、まだ5つのカランが空いているのです。確かにカラン同士の間は狭く、全員が一斉に使えば芋を洗う様な状態になってしまいますが、それはお互い様だから仕方ありません。そんな事に一々腹を立てていて一体どうするのでしょうか?
私はそう思いましたが、何しろ相手は入れ墨をしたヤクザまがいの男です。正論が通じる相手ではありません。かと言って、下手に学生と一緒になって逃げ出そうものなら、「お前もこいつらのお仲間か」と思われて、何されるか堪ったものではありません。どうしようか迷った挙句に、もう覚悟を決めて、何事もなかったかの如く、悠然と入浴する事にしました。
しかし、幾ら悠然と入浴するふりをしても、心の中は気が気ではありません。そそくさと体を洗い、丸い大型浴槽にチャプンと浸かると、もう直ぐに出て着替えて部屋に戻りました。浴槽の中では2人組が、如何にも勝ち誇った様に「ガハハハ」と高笑いしていました。このホテルに来て、これが今までの中で一番怖かった思い出です。
そうかと思えば、浴槽の中で素っ裸で新聞広げて読んでいる人もいました。新聞と言っても多分スポーツ新聞なのでしょう。余りの物珍しさに、「一体何を読んでいるのですか?」と声かけようとしましたが、下手に近づいて飛沫(しぶき)が新聞にかかり、紙面を汚してしまう恐れがあるので止めました。そんな事になって又前のヤクザみたいに絡まれては堪りません。その人は、私が風呂から上がっても、まだ一心不乱に新聞を読んでいました。
それほど特異な事例でなくても、私が今住んでいるホテルでも、廊下に人糞(?)と思しき汚物が落ちていた事がありましたし、トイレの大便器に誰かがトイレットペーパーを思いっきり詰め込んで水浸しにしてしまった事も数回ありました。
私のホテルでの体験談はそれぐらいにして、この本には昔シャブ(薬物)の密売所として摘発された「ママリンゴ」というドヤの話が出てきます。その「ママリンゴ」は今も阪堺線の通称「小便ガード」横に健在です。但し、今は経営者も変わり、一階には介護施設が入居しています。
この本に登場する、ヤンキーやポン中患者がユンボを運転していた話や、そのユンボのショベルが誤って下で廃材を袋に詰め込んでいた日雇い人夫の首をはねてしまい、首だけがショベルにぶら下がっていた話、ケガして働けなくなった労務者を、面倒は御免だと、そのままダム湖に放り投げてしまった話なども、以前なら及びも付かなかった内容です。
しかし、今の勤務先の会社でも、ここまで酷くはないものの、私もちょうど10年前に、これとよく似た体験をしました。たまに来る派遣社員にいきなり胸ぐらを掴まれ、無人の休憩室に連れ込まれて羽交い締めにされたのです(当時のブログ記事)。騒ぎを聞きつけた他のバイトが仲介に入ってくれたお陰で、幸い怪我もせずに済みましたが、下手すれば私もそいつに殺されていたかも知れません。勿論、私に思い当たる節なぞあろう筈がありません。そいつは散々暴れた末に、その日の内に辞めて行きました。
私は、この事態に全く納得が行かず、勤務先に申し出て、そいつの所属する派遣会社の担当者を呼びつけて謝罪させました。その時も、当時所長だった上司から「そいつは多分シャブをやっていたのではないか?もう、そうとしか考えられない。そんな奴にはもう二度と関わるな」と諭されました。そういう事がありましたから、この本に登場する話も、私にとっては、決して別世界の出来事だとは、とても思えませんでした。
無論、今はもうこんな事はありません。しかし、ポン中はさすがにいないものの、計算が出来ないバイトや現首相の名前も言えないバイトが会社には今も少なからずいるじゃないですか。彼らも「どうせ使い捨てなんだから誰でも良い」とばかりに雇われた人々です。彼らと「兄ちゃん、仕事あるで」と一つ返事で雇われた西成の労務者と、一体どこが違うのでしょうか?
そういう意味では、この本も、所詮は裏モノ系ライターが、たった78日間あいりん地区に住み、日雇い労働に就労した体験を綴っただけの本が、予想外に人気を呼び、図書館で半年先まで貸し出し予約で一杯で借りられなくなっただけでした。そのあいりん地区(釜ヶ崎)が階級支配の道具として人為的に作られて来た事への言及は一切ありません。
釜ヶ崎や飛田新地には昔はネギ畠しかありませんでした。当時のスラムは今の日本橋の電気屋街あたりにありました。当時の遊郭も今の難波あたりにありました。それが、難波新地が火事で焼け、当時広がりつつあった廃娼(売春廃止)運動を鎮め、日本橋のスラムも一等国には相応しくないと、1903年(明治36年)の第5回内国勧業博覧会開催を機に、当時は大阪市外だった今宮村の釜ヶ崎、飛田に強制移転させられたのです。今も通称として使用される釜ヶ崎や飛田は、いずれも当時存在した、今は無き小字(こあざ=区域)名です。
スラムを無くすのではなく、あくまでも市域の外の目につかない所に追いやるだけ。何の事はありません。そのスラムや日雇い労働が、今のブラック企業や派遣労働、外国人労働のパワハラ、セクハラ、人権侵害に置き換わっただけではないですか。
かつて麻薬取引が白昼公然と路上で行われ、毎年の様に暴動が起こった釜ヶ崎も、以前と比べたら遥かに小綺麗になり、かつて暴動で暴れ回った日雇い労働者もすっかり高齢化し、生活保護を受けて「福祉住宅」という名のドヤに住むようになりました。新今宮駅裏の遊休地には高級ホテルの星野リゾート進出の話が浮上しています。かつてのドヤ街も、外国人観光客目当てのホテルに様変わりしてしまいました。そして今や、東京行き高速バス乗り場や韓国ソフトクリームの店も出来、バインミー(ベトナムのサンドイッチ)の店まで近々オープンするまでになりました。
しかし、その同じホテルには今も少なくない人達が、朝早くから日雇い労働に出かけ、あるいは月わずか13万円程度の生活保護給付金から福祉住宅の家賃を4万円も引かれ、残りわずか9万円の生活費で、毎日カップラーメンやスーパー玉出の弁当で食いつなぐ暮らしを余儀なくされています。私のホテルでも、夜は1階にあるポットのお湯をカップラーメンに入れて、エレベーターで自分の住んでいる階まで持って上がる人達が大勢います。これではまるで室内ホームレスです。生活保護受給者がギャンブルにのめり込むのも、彼らにはそれしか楽しみがないからです。
幾ら裏モノ系と言えども、仮にもライターの端くれなら、その現状こそもっと書くべきではないでしょうか。ポン中が運転するユンボや魔窟だったママリンゴ、オカマバーの実態を暴くのも良いですが、それを書くなら、暴力手配師によるピンハネ搾取と闘う中から、アブレ手当(日雇い労働者の失業手当)や特別清掃事業(失業対策として始められた清掃事業)を勝ち取ってきた釜ヶ崎労働者の闘いや、貧困問題に取り組むNPOの存在にも、もっとスポットを当てるべきではないでしょうか?
今、日産ゴーンの逮捕劇や移民法案(入管法改正法案)のニュースが、世間を賑わしています。ゴーンもケリーも日産社長の西川(さいかわ)も、一緒になって数万人規模の派遣切りを強行しておいて、ゴーンが逮捕された途端に、まるで自分達は被害者であるかのように装う西川の厚顔無恥には、もう呆れて物が言えません。そのゴーンにしたって、森友・加計で国家財政を私物化してきた安倍晋三に比べれば、まだ可愛いものです。ところが、マスコミはゴーンだけを叩き、西川や安倍には何も言えないではないですか。
移民法案のごり押しにしても同じです。かつての日雇い労働者の低賃金や無権利状態が、今の外国人労働者の低賃金や無権利状態に置き換えられただけではないか?何故、生活保護受給者がカップラーメンだけで命を食つなぐような暮らしを強いられているのか?何故、私がダブルワークまでしなければならないのか?それ以前に、「外国人材」という表現自体に、物凄い怒りを感じます。労働者は人間ではなく単なるモノなのか!どうせ日本人の私も、同じように扱われているのでしょう。どうせ書くなら、ポン中や日雇い人夫の実態を興味本位に取り上げるだけでなく、そこまで書いてこそ、初めて「魔窟」の実態が暴かれるのではないでしょうか。
ルポ ニッポン絶望工場 (講談社+α新書) | |
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講談社 |
※他の方からのリツイート(引用投稿)については、投稿者の方のお名前を末尾に書きました。それ以外の無署名のツイート(投稿)は全て私自身の投稿です。引用した投稿は全て本文のみで添付画像等は省略。
そうそう、僕の学生時代には、国立大学の授業料は年36000円(月3000円)
それが今は「15倍」の54万円。会社員の初任給は「2倍強」しか増えてないのに。(盛田隆二@product1954さんのツイート)~国立大学の授業料の推移。おいらはこれよりかなり前で年間12000円だったが。http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/__icsFiles/afieldfile/2017/09/26/1396452_03.pdf …(こなみひでお@konamihさん他のツイート)
もっと頑張れ、努力しろ、と言われてみんな過労死すら出しながら必死に働いてきているんだよ。それでもGDPは約1%成長が20年間続き、超少子高齢化も止まらず、貧困と格差は拡大。国際競争にも完敗。すでに敗戦を認めない日本陸軍みたいになっているんだから。敗戦を認めないところに復興はない。(藤田孝典@fujitatakanoriさんのツイート)
年収1億円以上の人の所得税は90%、年収2000~5000万円の人の所得税は70%、年収1000~2000万円の人の所得税は50%、年収500~1000万円の人の所得税は30%、年収500万円以下の人の所得税は0%、これくらいしないと今の「格差MAXの日本」では「税の公平性」は担保できない。(きっこ@kikko_no_blogさんのツイート)
マレーシアのマハティール首相、公約通り消費税廃止へ 支配層にとって都合のよい法律も次々廃止 https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=161748 …
日本に向かって「他国の言いなりになるのではなく、自分の考えで行動してほしい。」
カッコいい92歳 マハティール首相
カッコ悪い64歳 安倍晋三(Masaka Tsukamoto@masa_tsukamotoさんのツイート)
アホか産経。幾ら社会保障の為と言い張っても消費増税分は軍事費や法人減税に消えるだけ。キャッシュレス決済に2%還元する位なら最初から増税なんてするな。イートインコーナーもあるコンビニで、どうやって外食と持ち帰りを区別するのか。富裕層の不労所得を温存したまま庶民にばかり増税するな!~安倍晋三首相、来年の消費税10%で「対策に万全期す」(産経新聞)
「コーヒー1杯400円。8%の消費税はこのうち約30円。増税2%分を乗せて407円にはできない。弱いところは自分でかぶるしかない。弱者と強者の差がまた広がると実感している。増税分は子育てに回すと言うが、あの方たちの言うことは信じられない」(喫茶店主)~消費税増税、県内の主婦ら悲鳴「痛い」「誰が見ても苦しくなる」「言うこと信じられない」 使い道に注文も(埼玉新聞)
そもそも、何で消費税が持ち帰りでは8%で据え置きなのに、外食では10%に増税なのか?どうせ今の政府の事だから、外食する様な奴は贅沢で怠慢ぐらいにしか思っていないのだろう。実際は劣悪な住宅事情によって室内に調理設備もなく、早朝から働かざるを得ず調理どころではない人も大勢いるのに!
「来年10月の消費再増税、税収の半分は消費者に還元」とか抜かしてるけど「マイホームを買った人に50万円プレゼント」だの「新車を買った人に特別措置」だの、何だこれ?こんなの庶民から巻き上げた税金を金持ちに配るだけじゃねえかよ!ふざけんな安倍晋三!ふざけんな公明党!FUCK!(きっこ@kikko_no_blogさんのツイート)
マイホームを買った人に50万プレゼント…昭和40年代でも半笑いだろうな。(通行人@tu_ko_ninさんのツイート)
安倍にとっては、マイホームも買えない奴なぞ人間ではないのだろう。だから、同じヘイト仲間の杉田水脈を庇うのだ。本気で消費増税の激変緩和策を講じるなら、マイホーム購入支援なんかより、家賃引下げや最賃引上げを考える筈。そちらの方が人の生き死にに直結するから
別にマイホームでなくても賃貸に住めば良い。別にマイカーでなくても他に交通手段はある。しかし食糧がなくては人間は生きて行けない。だから食料品については外食だろうが持ち帰りだろうが非課税にすべきなのに、無理やり区別して少しでも税金ふんだくろうとする。自分達の不労所得は温存したまま
百姓は生かさず殺さず搾り取るのみ。そんな血も涙もない悪代官やブラック企業経営者みたいな奴が、この国の首相に居座っているのだ。これでは政治や社会が腐敗するのも当然だ。安倍のお仲間が、個人の人権を異様に敵視し、憲法改正や教育勅語にやたら拘るのも、国民を自分の奴隷と見なしているからだ
そもそも順序が逆だろう。毎日必要な食料品をわざわざカード払いで買う奴なぞいるか!食料品なんて生活必需品なんだから還元ではなく非課税にすべきだ。逆に金持ちがカードで買う高級品や贅沢品こそ還元ではなく消費増税すべきだろう。税金は払えない人から無理やり取るのではなく払える所から取れ
いや、ほんまに消費増税はエグい。
1万円の買い物したら1000円とられる。
買おうと思ってたもんもやめるレベルよ。
どういうつもりなん?(ロジ@logicalplzさんのツイート)
ここで過去の発言を振り返ってみましょう。やたらと消費増税にこだわるのはなぜか。最も取りっぱぐれがないからです。吸い上げる側にしてみれば都合がいいことこの上なし~「税収というのは国民から吸い上げた物でありまして」H28.1.21参議院決算委員会 安倍総理 #1万円の買い物をすると1000円_10万円の買い物をすると1万円取られる衝撃の消費税(悦子@LarkChilloutさんのツイート)
積水ハウスを騙して55億円を詐取した「地面師」の一味は逮捕されたのに、全国民を騙して自分のお友だちの加計学園に国民の血税を400億円もプレゼントした「ペテン師」の安倍晋三が逮捕されないのは何故?納税者の1人としては「地面師」なんかより「ペテン師」のほうを先に逮捕して欲しいんだけど。(きっこ@kikko_no_blogさんのツイート)