アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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二重国籍なんかより裏金疑惑の方がよっぽど問題だ

2024年05月30日 20時08分31秒 | 未完の政権交代
法務省ホームページ記載の重国籍(二重国籍)離脱手続き。離脱手続きはあくまで「努力義務」とされ、違反しても罰則が課されない事に注意。

またしばらくブログ更新が滞ってしまいました。滞った理由は、仕事やプライベートで何かと忙しかった事もありますが、やはり最大の理由は、今の野党が余りにも不甲斐ないので、政治の話題を取り上げる気になれなかったからです。
 
私のブログは、近年でこそ旅行記や競馬などの趣味の話題、身辺雑記などの記事も少なくありませんが、元々はイラク戦争反対を掲げて立ち上げたのがきっかけです。今でも政治的な話題が記事の中心です。その私のブログにとって、昨今の自民党の不人気ぶりは、まさにブログで取り上げるべき内容です。
 
でも、幾ら安倍や維新のメッキが剥げて、自民党の人気が凋落し、同じく人気絶頂だった維新も、同党幹事長が自らゲロしたように、「第二自民党」としての正体が明らかになり、万博・カジノの浪費で人気にかげりが見られるようになっても。政権交代の軸になるべき野党が今のままでは、頑張ってそれをアシストする気には、どうもなれないのです。
 
野党第一党の立憲民主党は、肝心の執行部が自民党と同じような体質で、「第二自民」の維新に擦り寄り。確かな野党を自認していた共産党も、松竹除名問題を機に独善的な体質が全然変わっていない事が分かり。唯一期待していた「れいわ新選組」も、唯我独尊という意味では共産党と似たり寄ったりで。社民党は余りにも弱過ぎて、もはや応援する気にもなれず。
 
それでも、選挙を棄権してしまったら、自公与党や維新の思う壺なので、投票だけは必ず行き、共産党か「れいわ新選組」のどちらかには必ず入れるようにはしています。政治資金の問題でも、自民党はいまだに反省せず、言い逃れに汲々とするばかり。何とかお灸を据えたいと思うのですが、岸田政権は解散封じに走り、意思表示の機会がなかなかやって来ません。
 
その中で、ようやく巡って来た7月7日投開票の東京都知事選挙。一自治体の選挙ではありますが、同時に、首都の首長を選ぶ一大決戦の場でもあります。都政の問題だけでなく、政治資金や今までの自民党政治に審判を下す絶好の機会です。
 
東京都政も、今までは石原慎太郎や小池百合子などの自民・保守系の知事が専横をほしいままにしていましたが、今回ようやく蓮舫氏が出馬表明。反自民・反小池の立場で、野党統一候補に名乗りを上げてくれました。
 
蓮舫氏は、かつては民主党政権の行政改革推進大臣として、その後は民進党や立憲民主党の参院議員として活躍して来ました。特に東京では知名度抜群。共産党や「れいわ新選組」と比べたら、反自民色は若干落ちるものの、それでも自公与党や維新、都民ファーストの金権政治家と比べたら、はるかにマシな政治家です。実際、イメージも小池なんかよりは、はるかに清新そうだし。
 
ただ唯一の懸念が二重国籍問題です。蓮舫氏は、この問題の為に、一時期は民進党(今の立憲民主党などの前身政党)の代表辞任にまで追い込まれました。この二重国籍問題ですが、私にとっては、ほとんど馴染みのなかった問題です。果たして、どこまで理解出来るか不安です。でも、知らないでは済まされないので、これを機に自分なりに色々調べてみました。その上で、現時点での私の意見を述べます。
 
蓮舫氏は台湾人の父と日本人の母の間に生まれ、ハーフとして生きて来ました。その美貌を生かして、キャンペーンガールとして活躍していたのを政治家に見そめられ、やがて政界の道に。当時の国籍法の規定では、父の国籍しか選べなかった為に、台湾人の謝蓮舫として生きていくしかなかった。ところが、1984年の国籍法改正で、母方の国籍も選べるようになったので、翌年に日本国籍を取得。
 
本当は、この時に台湾の国籍を離脱しなければならなかったのですが、当時まだ10代の若者だった彼女には、そんな複雑な離脱の手続きなぞ想像もつかず。政治家になった後で、二重国籍である事が明らかになり、2016年に、台湾当局から国籍離脱証明をもらい、改めて日本国籍を選ぶ事を宣言する事で、ようやく二重国籍状態から抜け出す事が出来ました。
 
自公与党や小池百合子は、それを経歴詐称と攻撃しているのです。でも私に言わせれば、自民党の裏金議員のように、故意に違法行為に手を染めた訳ではありません。
 
台湾が彼女の国籍離脱証明を発行しても、当の日本政府が、当時はもう台湾とは国交が途切れていたので、そんな未承認国の証明書なぞ受け取れないと、区役所が受け取りを拒否してしまったのです。
 
日本は昔は台湾(中華民国)と国交を結び、大陸の中華人民共和国とは国交がありませんでした。しかし、1972年の日中国交回復で、中華人民共和国を「中国を代表する唯一の国家」である事を認めるようになりました。それにより、台湾は逆に日本と国交断絶に陥りました。
 
経済的には、日本は中国だけでなく台湾とも関係を維持して来ましたが。こと国家レベルの話になると、あちら立たずばこちら立たずで、台湾の証明書を受け取る事が出来なかったのです。もし、そんな物を受け取ってしまったら、今度は中華人民共和国から猛反発を喰らう事になりますから。
 
そこで、台湾籍の離脱証明とは別に、日本国籍を選ぶ宣言もさせる事で、ようやく二重国籍状態を解消出来るようになったのです。
 
幾ら政治家とは言え、元はと言えば日本の戦後政治、冷戦時代の日本政府による中国(中華人民共和国)敵視政策にも責任の一端があるのに、それを棚に上げて、個人の些細な過去の過失、それも解決済みの過失を、ことさら針小棒大に取り上げるのは如何なものか?
 
もし仮に台湾の国籍離脱手続きが完了せず、今も蓮舫氏の二重国籍状態が解消していなかったとしても、それが一体何だと言うのでしょうか?台湾も日本の友好国ですよ。普段はあれだけ「台湾は親日だ、反日の韓国とは違う」と褒めそやしながら、相手が野党の政治家となると、途端に「反日のスパイ」呼ばわりするのは如何なものか?
 
在日ベトナム人の扱いについても同じ事が言えます。日本はベトナム戦争で、横田、横須賀、岩国、佐世保、嘉手納の米軍基地から、戦闘爆撃機を発進して、ベトナムを空爆しながら。その反省もなしに、ベトナムが中国と対立した途端に、今度はベトナムの肩を持ち。その裏で、ベトナム人を安い給料でこき使い。
 
こんな事では、「日本人は、外国人の足元を見て、使い捨てする事しか考えていない」と思われても仕方がありません。そんな事ばかりしていると、韓国・北朝鮮からも、台湾・中国からも、ベトナムやネパールからも、愛想を尽かされ、最後には、どの国からも相手にされなくなってしまいます。
 
そもそも欧米先進国では重国籍に対する罰則がありません。それらの国々では、植民地支配の影響で、元々移民が多く、米国のオバマ元大統領や、英国のスナク現首相のように、旧植民地にルーツを持つ政治家も多いからです。
 
重国籍を罰する規定があるのは、アジアやアフリカなどの第三世界諸国に多いです。これは多分、独立運動由来のナショナリズムの影響が大きいと思います。但し、同じ第三世界でも、南米諸国は欧米と同じ移民大国なので、重国籍者を罰する規定はありません。
 
日本の国籍法14条では、重国籍者は22歳までに、どの国籍を選択するか決めなければならないと定めています。しかし、この法律に対する罰則はありません。公職選挙法も「政治家は日本の国籍を有しないといけない」とあるだけで、別に日本国籍と他国籍を併せ持つ重国籍者を罰する規定はありません。経歴詐称で虚偽事項公表罪で罰せられる可能性はありますが、この罪も3年で時効となります。

なぜ国籍法14条違反でも罰せられないか?最近は国際結婚でハーフも別に珍しい存在ではなくなった。国籍の扱いも国によって異なる。重国籍が合法な国も少なくない。その中で、日本だけこの条項を厳格に適用しても、入管行政が麻痺してしまうわ、相手国とトラブルになるわで、ろくな事にならないから、敢えてグレーゾーンの扱いにしているのです。
 
更に日本の場合には特別永住者の扱いも考慮しなければなりません。特別永住者とは、日本の旧植民地だった朝鮮・台湾から日本に渡って来て住み着いた人達の事です。これらの人達は、日本の都合で勝手に日本人にされ、実際は二級国民として差別されて来ました。そして、第二次大戦で日本が連合国に敗れ、講和条約を受け入れた事で、今度は一夜にして日本国籍を剥奪されました。
 
それ以降、在日朝鮮・韓国・台湾人は、どこの国民でもない無国籍の状態に置かれ、無権利状態の中に放置されました。そして1991年になり、ようやく特定永住者として、ある程度は人並みの扱いを受けられるようになりました。国籍を問題にするなら、この旧植民地の人達に対する非人道的処遇についても問題にしなければ片手落ちです。
 
日本人の色眼鏡で、反日か親日かの恣意的基準で一方的に決めつけ、外国人を生身の人間として見ようとしない。そんな低俗な議論に組みする気はありません。国籍法違反の政治家よりも、政治資金規正法に違反して、政策活動費や政治資金パーティー、企業・団体献金を容認し、裏金をしこたま溜め込む政治家の方が、よっぽど悪質で「反国家的、反国民的」ではないでしょうか?私は蓮舫氏を支持します。
 
(参考資料)
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陰謀論に科学のメスを!心霊ラブホ探訪記(後編)

2024年05月22日 19時36分03秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

前編の続きです。例の事故物件の噂のあるラブホテルには昨夜の9時過ぎに着きましたが、6階の3部屋は既に全室塞がっており、泊りの撮影は諦めざるを得ませんでした。そこで、ブログには、2023年3月23日の日中に撮影した写真を載せる事にします。勿論、風俗利用なんかではなく、純粋に怪奇現象を突き止める為の下見調査として1人で入室しました。ホテルのフロントではいちいち客に利用目的なぞ聞きませんから、お金さえ払えば1人でも入室は可能です。まずホテルの外観と、5階から6階に上がる螺旋階段の写真です。

私が日中のサービスタイムに入った6階602号室の写真です。壁には洋酒セットの模型(?)が飾られていました。2時間のサービスタイムで3500円の料金の割には少し部屋が広いように感じました。浴槽はシステムバスで、付属のボタンを押せばジェットバスが使え、水中でライトを点灯させる事が出来ます。

このホテルを取り上げた心霊動画の中には、浴室内で上記のようなスピリットボックスを操作し、システムバスの誤作動(急にライトが点いたり色が変わったり)を引き起こしたものも見受けられます。スピリットボックスというのは特殊なラジオ受信機で、通常では捕捉し切れない高周波の電波を受信する事が出来ます。その為、昨今では霊界との交信を試みる心霊系ユーチューバーの必需品となっています。

でも、私に言わせると、マンションの火災報知器すら誤作動による異常発報は珍しくないのに、精密機器のシステムバスの真横で、ノイズ出まくりのスピリットボックスなぞ作動させれば、そりゃあライトの異常点滅も起こるでしょう。もし、これでシステムバスが壊れてしまったら、ホテルから損害賠償を請求されても文句は言えません。決してお勧め出来る行為ではありません。

大島てるの事故物件公示サイトによると、令和5年(1993年)6月10日に、このホテルの「6階の2部屋に殺人事件有り」「内6階に続く螺旋階段にて女性の首吊り自殺有り」と書き込みがあります。おそらく、この情報に尾ひれがついて、建て増し建築ゆえの螺旋階段の特殊な構造や、洋酒セットなど「SMの館」風の独特の部屋の造りも影響して、ネットの心霊話になったと思われます。

私はそんな心霊話は一切信じません。住民が不慮の死を遂げたのが事故物件なら、もはや事故物件でない住居を探す方が困難です。家族の誰かが自宅で必ず亡くなっています。過去には戦争による空襲被害もありました。空襲の被害者もいわれなき戦争の犠牲者であり、今も国からは満足な補償もありません。その怨念が今もそこら中を漂っているはずです。なのに何故、ことさら特定の事故物件だけを忌み嫌うのか?

事故物件で真に問われるべきは、老人の孤独死を招くような住環境や福祉の貧困、格差社会の矛盾です。事故物件を特定空き家の問題に置き換えたら、それが良く分かります。心霊ネタで興味本位に語れるような、そんな生半可な問題ではないのです。

それに、そんな凄い心霊パワーがあるなら、個人的な恨みつらみを晴らすのに使うだけでなく、何故、国家の為に役立たせようと政治家は考えないのか?心霊パワーをエネルギー源に活用すれば脱原発なんて簡単に達成出来ます。今、国会では政治資金収支報告書の記載金額を巡って揉めていますが、それも「こっくりさん」で占ってもらったら済む話ですw。

人が大勢亡くなったのが心霊スポットだと言うなら、平将門の首塚だけでなく、靖国神社や原爆慰霊碑も心霊スポットでなければおかしいじゃないですか。でも、そんな事を言うと、みな「不謹慎だ」とか言ってお茶を濁そうとする。そうやって、時の権力の都合で、「慰霊碑」と「心霊スポット」、「英霊」と「悪霊」を適当に使い分けているだけじゃないか。このホテルの6階の3部屋も、そこが心霊スポットじゃないから塞がっているのでしょう。だから、私はそんな物は一切信じません。

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陰謀論に科学のメスを!心霊ラブホ探訪記(前編)

2024年05月20日 21時17分31秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
以下、ライン仲間とのやり取りから抜粋。
 
私:先の衆院東京15区補選で選挙妨害罪に問われている「つばさの党」について調べてみました。
 
下記ウィキペディアの資料によると、元々この政治団体は、安保法制に反対した人達の一部が作った「オリーブの木」が母体になっているようです。当時の安倍政権が制定した安保関連法案に対して、既存の立憲民主党や共産党が中心の野党共闘では阻止出来ないと、もっと幅広い勢力結集を目指して、イタリア中道左派の政党連合「オリーブの木」と同じ名前の政治団体が日本でも結成されました。
 
ところが、その後の内紛で、左派系が離脱し、代わりに反米・反原発・反グローバリゼーションの主張に惹かれた反ワクチン論者や、NHK党(現・政治家女子48党)、反ユダヤのネオナチなどが参入し、今や単なる陰謀論者の巣窟に成り下がってしまったようです。その「オリーブの木」が「つばさの党」に名前を変え、選挙妨害騒動を引き起こすまでになりました。
 
ただ気掛かりなのは、今も左派リベラルの一部に、この「つばさの党」に親近感を感じる人達がいる事です。実際、れいわ新選組の山本太郎代表なども、「つばさの党」の黒川敦彦代表とエールを交歓した時期がありました。
 
かつては愛媛県今治市の加計学園による用地不正取得追及で活躍した黒川氏が、何故こんな陰謀論に絡め取られ、先の衆院補選でも、国民民主・都民ファースト(隠れ自民)の乙武洋匡陣営や、維新の金沢結衣陣営だけでなく、立憲民主(共産支援)の酒井菜摘陣営にまで、選挙妨害の刃を向けるようになってしまったのか?
 
誰か分かる人がいたらご教示いただけませんでしょうか?お願いします。
 
 
某ライン仲間:別に、「つばさの党」のようなキワモノ集団に限りませんが、今の政治界隈には、左右ともに陰謀論者は、それなりに居ますよ。
 
混迷する世の中の背景を、理知的に読み解こうとせず、安直な陰謀論に飛びつく人達が少なくないものと思います。
 
「陰謀論」はリベラル、左派にも結構浸透してますよ、現実的に。
 
 
 
(以下、ただの飛行機雲を、新種の化学兵器であると言い募り、悪の組織がこれで人類滅亡を図ろうとしていると、左派リベラルの一部が主張。しかも、そんな人物を、次の選挙で野党統一候補に推そうとする動きまである。実に嘆かわしい事であると、上記リンク先記事の内容を某ライン仲間が送ってくれました)
 
反グローバリズム自体が、ナショナリズムと親和性がありますよね。インターナショナリズムへと向かわない限り。
 
現在の政治、体制批判が、反グローバリズムを入り口に、ナショナリズムと絡めとられ、捻じれた「反米」「反グロ」と繋がり、「ウクライナはNATO、米国の手先」、「新型コロナワクチンは米国の製薬資本の策謀」云々の、「陰謀論」へと行きついてしまうんでしょうね。
 
私:はあ。。。ケムトレイルですか。。。普通の飛行機雲も、この人達にかかったら人類滅亡の新種の化学兵器にされてしまうのですね。人生イロイロ、陰謀論もイロイロ、ですね。
 
私、実は次のブログ記事のテーマに一部の心霊系ユーチューバーの問題を取り上げようと思っています。これらの心霊系ユーチューバーは、単なる怪奇趣味の範囲を逸脱して、「スピリットボックス」(高周波ラジオ受信機)や「化け探」(お化け探知機)などの1個数万円もする怪しげな電子機器まで用いて、心霊現象をあたかも実在の科学現象であるかの様に宣伝しています。こんなキワモノ動画を放置していたら、また新たな新興宗教カルトや霊感商法のネタにされかねません。
 
私も、今まではこんなモノに一々目くじらを立てるのもどうかと思っていましたが、そこまで陰謀論が蔓延しているとなると、ただ指を咥えて傍観している訳にはいかなくなりました。
 
かと言って、山奥の心霊スポットや心霊廃墟に立ち入って、地元の暴走族に絡まれ金品を脅し取られたり、不法侵入で訴えられたりしたら元も子もありません。
 
 
実は大阪市内の今も営業中のラブホテルの中で、事故物件(過去に殺人事件があった)と噂の部屋があります。大阪市中央区谷町9丁目にある「愛麒麟」(あいきりん)というラブホテル6階の3部屋(601、602、603)です。心霊ラブホでネット検索したら出てきますし、ユーチューブの動画にもアップされています。
 
何故そこが心霊スポット扱いされているかと言うと、建て増し建築の為に、エレベーターでは5階までしか上がれず、6階へは狭い螺旋階段で上がらなければならない事と、部屋の造りがSM趣味風で、暖炉みたいな物もあり、まるでドラキュラの館みたいになっているからです。実際に私が昨年3月の平日公休日昼間のサービスタイムに、602号室に1人で入って確かめて来ました。
 
そこに今度は宿泊して、事故物件の噂が事実無根である事を証明したいと思います。この方法だと、恐喝されたり不法侵入で訴えられるおそれもない。それに、悪い噂を一蹴するのですから、ブログに書いても別に営業妨害にはならないと思います。むしろホテルから感謝されても良いぐらいです。
 
平日の夜なら別に混雑もしていないので、次の公休日前夜に一晩泊まって来ようかと思っています。実は、ずっと長い間ワンルームの狭いユニットバスで体を洗っているので、たまにはホテルのセパレートの広いお風呂で温まり、広いベッドに足を伸ばしてゆっくりくつろぎたいと思っていたので、ちょうど良かったw。
 
では、陰謀論の蔓延に科学のメスを入れるべく、今週火曜日の夜にくだんの心霊ラブホに一泊して来ます。何も起こらなければそれで良し。もしも私に何かあったら、その後の事はよろしくw(後編に続く)
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スーパーは貧乏人を差別するな!

2024年05月12日 19時54分00秒 | 貧乏人搾取の上に胡坐をかくな
 
近所のスーパーに買い物に行った際に、店のお客様アンケートに下記の要望を書いて出しました。
 
「私は長年、某スーパーの物流センターで働いて来ました。その私の目から見ても、スーパーの社員や経営者が本当に今の庶民生活をどれだけ理解しているか疑問に思う時があります。
例えば、店の入口の青果売り場に並ぶのは大量の玉ねぎ・ジャガ芋・人参です。
これらの商品は色んな料理に使えるので大量に仕入れたくなる気持ちも分かりますが、品切れする事はほとんどありません。
その一方で、少し奥まった所にあるブナシメジや絹さやはいつ来ても品切れです。
これらの商品も、賃貸マンションの火力の弱いIHコンロでも簡単に調理出来るので結構需要があるのに。もっと、これらの商品も仕入れるようにして下さい!」
 
以上がその要望ですが、これはほんの一例に過ぎません。この他にも、バカ高い値段のカットフルーツばかり仕入れたり、ひな祭りや端午の節句の高級菓子ばかり仕入れたり、スーパーの発注する商品が実際の庶民感覚とズレていると感じられる場面に何度も出くわして来ました。
 
確かに、これらの商品も売れないと言う訳ではありません。でも一番売れるのは、もっと単価が安く、誰でも気軽に買えて、調理の簡単な豆腐や蒲鉾、安い豚肉などの日常必需品や、レトルト食品などです。
 
でも、どのスーパーも、それらの安価で日常ありふれた商品よりも、貧乏人が買えないような高価なフルーツや贈答用品ばかりを大量発注します。
 
何故こんな事になるのか?それは、大量仕入れが可能なファミリー層向けの商品や、高額フルーツの方が利幅が大きいからです。
 
しかし、今の庶民生活を考えると、そんな小金持ちのファミリー層ばかりではありません。シングルマザーや高齢者、寮住まいの派遣労働者などの貧困層や単身世帯も決して少なくありません。
 
それらの貧困層にとっては、贅沢品の高額フルーツや贈答用品よりも、安価で手軽に調理出来る豆腐やレトルト商品の方が、需要は大きいのです。
 
そうであるにもかかわらず、いまだに昔の総中流社会のイメージで、もはや準富裕層に過ぎない小金持ちのファミリー層や勝ち組ビジネスマン層受けする商品ばかりを発注しないで下さい。
 
たとえ利幅は小さくても、需要のある貧困層向けの日常必需品も仕入れるようにして下さい。少なくとも、いつ来ても品切れで買えない事のないようにして下さい。
 
貧乏人にも生きる権利があります。スーパーにはその権利を保障する義務があります。金持ちだけが消費者ではありません。それだけは忘れないようにして下さい。
コメント (4)
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日本人もこのしたたかさはもっと見習うべき

2024年05月10日 20時59分06秒 | 当ブログと私の生い立ち
インドネシア - パダン - ミナンカバウ - ジャカルタ - 他にはない列車 - ドキュメンタリー - SBS
 
面白い動画を見つけました。フランス人の旅行者が世界各地を旅する動画ですが、面白いのはその訪問先です。その大半が欧米ではなく南米やアフリカなどの途上国です。そして現地の鉄道に数多く乗っています。今や航空機や高速道路で旅するのが主流となっている時代に。私はこの動画を見て、撮影者が鉄オタ(鉄道オタク、鉄道趣味者)である事を確信しました。そして非常に親しみが湧きました。
 
私も鉄オタの端くれで、途上国の鉄道にも興味があります。途上国にも面白い鉄道が一杯あるのに、情報量が少ないので、なかなかお目にかかる機会がありません。その中で、この動画は貴重な情報を提供してくれるので非常に助かります。フランス語の動画ですが、一応、日本語の字幕も付いているので(不正確な機械翻訳ですが)、大まかな話のあらずしはある程度追えるようになっています。非常にお勧めの動画です。
 
その旅行動画のインドネシア編の中に、ジャカルタ首都圏の国電のラッシュアワー風景などが出て来る場面があります。インドネシアの鉄道も首都近郊区間は電化されていて、中古の日本製電車が走り回っています。
 
そのインドネシアの鉄道動画の最初から21分ほど過ぎたあたりで、地元の人々が線路に寝そべる場面が出て来ます。何故そんな事をしているのかと言うと、電車線なので線路にも微弱な電流(静電気?)が流れているのでしょう。何と、それを電気風呂代わりにして肩や首の凝りをほぐしているのだそうです。
 
一応、横には見張り役が何人か立っていて、電車が接近したら退避するよう指示を出しているようです。私はそれを観て、その余りに危険な行為に呆れると同時に、それをものともしない「したたかさ」にも舌を巻きました。
 
日本人は明治以降、「欧米に追いつけ追い越せ」で来たので、よく言えば勤勉で生真面目(きまじめ)、悪く言えば世間体をやたら気にする、そういう気風が身についてしまっています。だから、このような「したたかさ」は日本人には余り見られません。
 
でも、それ以外のアジアの国々では、民衆は封建王朝や植民地支配の欧米人に搾取される一方だったので、日本人のような勤勉性や生真面目さは余り身に付きませんでした。幾ら生真面目に働いても搾取されるだけなので、隙あらば仕事をサボろうとします。だから、町中ゴミだらけ、交通違反も日常茶飯事で、電車の窓にも投石防止の網が張られるようになります。
 
それどころか、タイのメークロン市場のように、現役の鉄道線路内に市場が出来、列車が通過する時だけ大慌てで逃げ、列車が通り過ぎるとまた営業再開。その珍風景が有名になり観光地になった場所まであります。途上国はそんな鉄道だらけなので、電車の線路をマッサージ機代わりにする行為も、彼らにとっては日常のストレス発散でしかないのかも知れません。
 
こんな危険な迷惑行為は到底容認出来ませんが、その一方で、この「したたかさ」には流石に舌を巻きました。私の勤め先のトイレのベトナム語の落書きも、彼らにとっては、この「度胸試しの電気風呂」と同じかも知れません。だからと言って、こんな危険な迷惑行為が許される物でない事は言うまでもないですが。
 
しかし、その一方で、インドネシア人のこの「したたかさ」は日本人も見習わなければならないと思います。例えば先日私が旅行した中国地方のJR芸備線も、赤字を口実に1日3便までダイヤを削減されました。こんな不便なダイヤでは誰も鉄道に乗ろうとは思いません。それどころか、JR木次線の末端区間に至っては、冬になれば春までずっと全面運休です。JR西日本は最初から除雪する気がないのです。
 
こんな無責任な話がありますか。鉄道は公共インフラです。幾ら赤字経営の民間会社と言えども、ろくに経営努力もせずに、簡単に地域住民の足を奪う権利なぞありません。そんな事も分からない人間に、鉄道経営なぞやる資格はありません。
 
それでも「勤勉」で「生真面目」な(裏返せば「権威盲従」で「奴隷根性の染み付いた」)保守的な日本人は、国やJRから赤字だと言われたら、もう仕方ないと諦めてしまう。いくら地域住民が鉄道廃止に反対しても、「地域エゴ」だと見殺しにしてしまう。本当にエゴなのは、鉄道を単なる金ヅルとしか見ないJRのような会社なのに。
 
JR木次線の絶景ポイント、奥出雲おろちループ
 
でも途上国の人達は違う。そんな電車の走らない線路なら、自分達でトロッコ作って勝手に走らせてしまう。実際、東南アジアや南米、アフリカあたりに行けば、そんな鉄道が一杯あります。
 
勝手にトロッコ走らせるか否かはともかくとして、「国の出方によっては我々も考えがあるぞ」と、そこまで匂わせるぐらいの強面の交渉をしても良いのではないかと思います。日本人は一体からして大人し過ぎるのです。だから自民党の裏金議員みたいな連中が、いつまで経ってものさばり返っていられるのです。
 
要は、国民は政治家に「舐められている」のです。国民が余りにも大人し過ぎるから。ネトウヨ(ネット右翼)なぞは二言目には「中国に舐められるな」と言いますが、自分たちの国の政治家にここまで舐められたままで、他国の事を幾らボロカスに言っても、「矛先逸らし」にしかならないと思いますね、私は。
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空の安全を守る署名に是非ご協力を!

2024年05月08日 13時36分34秒 | 当ブログと私の生い立ち
 
昨年の正月に私を訪ねて来られたブログ仲間のブログに下記の署名要請記事が掲載されていました。航空機のドア数と同数以上の客室乗務員を機内に配置する事を要求する署名です。(参考:上記は昨年オフ会の時の写真当時のオフ会の記事今回の署名要請記事
 
この署名は今年1月2日に羽田空港で起こった衝突事故を契機に始まりました。当日、能登半島地震被災地の救援に向かおうとする海上保安機が羽田空港でJAL機と正面衝突しました。この事故の背景には航空機の便数増に見合う空港管制官の増員がなされていなかった事があります。その一方で、JAL機には航空機のドア数と同数の客室乗務員がドア付近に配置されていた為に、機体が炎上する前に乗客全員を機外に退避させる事が出来ました。
 
その教訓を生かす為にも、客室乗務員の増員や待遇改善は急務です。その為、急きょ拙ブログでも署名の拡散に応じる事にしました。以下はその署名要請文です。↓
 

2024年1月2日、羽田空港でJAL機と海上保安庁機が衝突し、海上保安庁機の乗務員5名が死亡した事故は国内外に大きな衝撃を与えました。この事故では、JALの乗客・乗員は全員が炎上する機体からの脱出に成功しましたが、その背景として、旅客機のドア数と同じ人数の客室乗務員(CA)が配置されていたことが指摘されています。旅客機のどのドアを脱出に使用できるかを判断する際、1つのドアに1人の乗務員がついていれば、当該乗務員は自分が担当するドアの使用可否のみを判断すれば良いからです。

しかし、日本の現在の法制度では、ドア数以上の乗務員を客室内に配置することは運航上の絶対条件とはされていません。そのため、実際にはドア数に満たない客室乗務員数で運航されている航空便も多く見られるのが現状です。もしそのような状況の旅客機で同じような事故が起きた場合、今回のような“奇跡”はあり得ません。

これに加え、日本では客室乗務員は国家資格とはされておらず、一般の接客業従事者と法制度上は同じ扱いです。諸外国では客室乗務員を航空安全従事者に位置付け、国家資格の取得を就業条件としている国も多く見られます。この意味でも日本の航空行政は大きく立ち後れています。

この請願署名は、こうした現状を抜本的に改め、客室乗務員を航空従事者に位置付けること、全ての脱出扉に乗務員の配置を義務づけることを国に求めています。安全問題研究会でも、請願の趣旨は大いに理解できるとともに、正当なものであるため、協力することとしました。2024年1月2日の再来を避けるため、1人でも多くの方の署名をお願いします。

署名用紙ダウンロード
・第1次集約 2024年8月31日
・連絡先 ジャパンキャビンクルーユニオン jcuhonbu2018@gmail.com
・送付先 〒144-0043 東京都大田区羽田5丁目11-4 フェニックスビル 航空連気付 ジャパンキャビンクルーユニオン

 なお、上記の他、安全問題研究会(注:ブログ仲間のサイト)宛てに連絡いただいてもかまいません。

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競馬神社の駈馬神事を観て来た。

2024年05月06日 21時24分49秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

昨日5月5日に京都市伏見区の藤森(ふじのもり)神社で駈馬(かけうま)神事が行われました。駈馬神事というのは流鏑馬(やぶさめ)の流れを引く伝統行事です。地元の若者が神社の指導の下に馬に跨り参道を駆け抜けます。京都市の無形民俗文化財に指定され、神楽神輿(かぐらみこし)や時代行列と共に端午の節句の年中行事として行われて来ました。

この神社は武運長久を祈って軍馬が祭られている関係で、競馬関係者の信仰を集めて来ました。私も今年の初詣はこの神社にお参りしました。境内の自販機で飲料を購入すると競馬のファンファーレが鳴り、絵馬殿には歴代競走馬の絵が飾られています。
 
私も競馬ファンの端くれとして、今まで何度もこの神社にお参りして来ましたが、駈馬神事はまだ観た事がありません。世間では大型連休のゴールデンウィークも私の勤務先では通常業務です。逆に繁忙期なので有休も他の日に取るよう指導されます。幸い当日は公休日だったので、私も唯一の息抜きにこの駈馬神事を観に行く事にしました。
 
 
以下、神社のホームページより引用。
 
駈馬神事は、古来、早良親王が、天応元年(781年)に陸奥の反乱に対し、征討将軍の勅を受けて、藤森神社に祈誓出陣された際の擬勢を象ったもので、室町時代には、衛門府出仕武官により、江戸時代には、伏見奉行所の、衛士警護の武士や、各藩の馬術指南役、町衆らが、寿及左馬の一字書き、藤下がり、手綱潜り、横乗り、逆立ち、(杉立ち)、矢払い、逆乗り(地藏)等の他、数種の技を、競いあったものであります。行事の形としては、早馬ではなく江戸時代中期に、大陸系の曲芸的な馬術の影響を受けたものと思われます。明治より藤森神社の氏子に引継がれ、毎年5月5日の藤森祭(深草祭)に駈馬神事として奉納されております。昭和の初期までは街道で行っておりましたが、道路及交通事情等により境内参道馬場で行われております。昭和58年より、京都市登録「無形民俗財」に指定され、現在は、1200年前の古来より伝わる、この伝統行事を、藤森神社・藤森神社駈馬保存会・藤森神社駈馬実行委員会・藤森神社氏子により継続公開保存しております。
 
 
以下は私の注釈。781年と言えばちょうど奈良時代。大和朝廷が中国の唐王朝を模倣した律令制国家を建設する過程で、東北の蝦夷(えみし=今のアイヌ民族)や九州の熊襲(くまそ)などの異民族を征服しつつあった頃です。被支配者からすれば朝廷は侵略者に過ぎませんでした。今は競馬の神様として有名なこの神社も、昔は血生臭い歴史を秘め、戦前には軍国主義の宣伝に利用された事もありました。
 
境内には神功皇后が大陸遠征から帰って来た時に、この地に凱旋の旗を立てたとする台(御旗台、左上写真)も残されています。その横には「不二の水」と呼ばれる名水が湧き出ていて(右上写真)、地元の人がペットボトルに水を汲んで持ち帰っていました。私も飲んでみましたが水道水よりも甘い味がしました。
 
以下、再び神社のホームページから引用。
 
駈馬の技(わざ)は下記の通りであります。
一、手綱潜り 敵矢の降りしきる中、駈ける技
二、逆乗り (地藏) 敵の動静を見ながら、駈ける技
三、矢払い 敵矢を打払いながら、駈ける技
四、横乗り 敵に姿を隠して、駈ける技
五、逆立ち(杉立ち) 敵を嘲りながら、駈ける技
六、藤下がり 敵矢の当たったと見せて、駈ける技
七、一字書き 前線より後方へ情報を送りながら、駈ける技
※他にも数種の技が有りましたが、現在は行われておりません。
 
 
以下、私の補足。駈馬神事は午後1時からと午後3時からの2部制で行われました。午後1時15分前になると参道西側の内側にロープが張られ白い布が掛けられます。この白い布のロープが競馬場の内ラチ(コース内側の柵)に相当します。馬はこのロープに沿って走る事になります。観客はそのロープのさらに外側にある鉄製の柵の内側で観覧しなければなりません。
 
馬が暴走して来たらすぐに逃げなければならないので、観客は座らず立って観なければなりません。また、ストロボやフラッシュ、三脚を使用しての撮影行為も、馬を驚かせる恐れがあるので使用禁止です。
 
行事は午後1時きっかりに始まりました。最初に時代装束を着た神社関係者(駈馬保存会?)の行列が続いた後、いよいよ駈馬神事が始まります。最初「素駈げ」と呼ばれる練習用の走りを何回かした後に、いよいよ技ありの早駈けが始まります。
 
駈け馬の動画も何枚か撮りましたが残念ながらそのままの形ではブログに載せる事が出来ません。一旦ユーチューブのサイトに上げてからでないとブログに載せる事が出来ないのです。ところが最近ユーチューブに何度上げようとしても上手くいきません。幸いエックス(旧ツイッター)には動画を上げる事が出来ますので、その動画をブログに貼り付けておきます。
 
ちなみに、この動画は駈け馬の技の一つである「逆立ち」です。エックスの投稿にもある通り、武将が馬上で逆立ちして敵を嘲りながら駈け抜けた故事に因みます。この馬の乗り手は数年前に引退したお爺さんですが、再びこの祭礼で技を披露してくれる事になりました。さすがはベテランだけあって、もうお見事と言う他ありません。
 
左は逆乗り(逆立ちとはまた別の技)、右は一字書きのスクショ写真。
 
絵馬に書かれた願い事も紹介します。春の天皇賞の的中祈願や、先日レース中の落馬事故で亡くなった藤岡康太騎手の追悼メッセージなどが絵馬に書かれていました。私も当日開催されたGIレースNHKマイルカップの的中祈願を競馬予想付きで絵馬に書きましたが、こちらは残念ながら当たりませんでした。
 
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地方馬と中央馬の違い

2024年05月02日 21時40分24秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
5月1日に「かしわ記念」(船橋ダート1600メートル)の馬券を買いました。このレースも一応はGIレースです。でも地方競馬のGIレースなので、中央競馬(JRA)のGIと区別する為に、JpnIという別の格付けとなっています。そして、地方競馬でありながら、中央競馬の馬も参戦して来ます。普段はこんな地方競馬の馬券なんてめったに買わないのですが、今回はそこそこ強い馬もいて、しかし主役不在で人気も割れている、そういう美味しいレースなので、少しだけ遊びのつもりで買ってみる事にしました。
 
このレースは、JRA栗東厩舎所属馬で、中央競馬のGIレースであるフェブラリーS(東京ダート1600メートル、Sはステークスの略)の速いスピードに付いて行けなかった馬が、地方の砂が深くコーナー4つで時計のかかる馬場を味方に付けて、リベンジを果たす場合が多いのです。
 
 
だから私も最初は、昨年このレース2着で今年のフェブラリーSも4着の中央馬タガノビューティーを本命にしていました。しかし、地方馬の中にも、中央馬と同等の力を持つ馬がいる事が分かりました。それが◎ギガキングです。ギガキングは地元の船橋競馬所属馬ですが、14戦中11勝もしている地元生え抜きの王者です。前走・前々走の圧勝ぶりや、毎年のこのレースの勝ちタイムとも遜色のない前走の走破タイム(同じ1600メートルで重馬場でありながら1分39秒5)から、急きょこの馬を本命馬にする事にしました。
 
更に、追い切りの調教で、相手を3歳馬とは言え突き放してトラックを走り抜けた事や、当日の雨も重馬場が得意なこの馬にとっては有利に働く事も考慮しました。
 
相手はセオリー通り、中央馬と、地方馬でありながら中央のレースでも善戦した馬を中心に、下記の様に三連複フォーメーションで広く薄く流しました。
 
◎⑪ギガキング(前述)
○①ウィリアムバローズ(GⅡ東海S重馬場で1着+大外を回らされるおそれのない最内枠に入る)
▲②タガノビューティー(前述)
★⑥ミックファイア(JpnⅠジャパンダートダービー1着、フェブラリーS7着)
★⑬キングズソード(JpnⅠJBCクラシック1着、フェブラリーS5着)
△⑤シャマル(昨年このレース4着、JpnⅢ黒船賞不良馬場で1着)
△⑦クラウンプライド(JpnⅠ帝王賞2着、海外GⅠサウジカップ9着)
△⑩ペプチドナイル(フェブラリーS1着)
馬券は◎ー○▲★ー○▲★△の三連複フォーメーション18点を100円ずつ買い、合計1800円。
 
 
しかし、結果は△⑤シャマル1着、▲②タガノビューティー2着、△⑩ペプチドナイル3着。4着★⑬キングズソードまで中央勢が独占。5着にようやく地方馬★⑥ミックファイアが入るも、4着とは6馬身も離されて。最初行き足が付かなかったのが最後まで響いたようです。
 
で、肝心の◎⑪ギガキングは前述のミックファイア以上に出遅れ、4コーナーでも後ろから3番目の位置取りに終始。この不器用な所が、やはり中央馬と地方馬の差なのか…。前述の通り、地方競馬の馬場は砂が深い。だから好走するには中央の馬場以上にパワーが求められる。逆にスピードはそんなに求められないので、出遅れたりする不器用な馬が多いのかも。
 
だから中央馬も参戦するレースでは大抵、中央馬が上位を独占してしまう。最初の予想通り、▲タガノビューティーから三連複フォーメーションで流しておけば、相手次第では当たっていたかも。本命サイドの予想なので万馬券は無理でも、三連複②⑤⑩7570円の配当で、7570円ー1800円=5770円を受け取る事が出来たかも知ません。
 
 
ちなみに馬券はダッシュ心斎橋(地方競馬の場外馬券売り場)で買いました。ダッシュの売り場は3階までありますがフロア面積は狭いです。難波や道頓堀のウインズ(中央競馬の場外馬券売り場)の約4分の1ぐらいの広さしかありません。
 
 
馬券のマークシートも基本はウインズのそれと同じですが、馬単だけでなく枠連も単式の馬券があると知り、今更ながら驚きました。馬連・馬単の買い方はウインズと同じなので、出来れば名称もこの際統一した方が良いのではないかと思いました。(ウインズは馬連、ダッシュは馬連複)
 
ダッシュ周辺の立地環境は正直言って余り宜しくありません。ビルは周防町筋と堺筋が交わる辺りにありますが、あの辺は風俗ビルが乱立し、ホストクラブの広告だらけで、千日前や道頓堀よりさらにガラが悪そうな感じがしました。私は正直言って余り好きではありません。当日は雨が降っていた事もあり、馬券を買った後はもう足早に立ち去りました。
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