前編の続きです。例の事故物件の噂のあるラブホテルには昨夜の9時過ぎに着きましたが、6階の3部屋は既に全室塞がっており、泊りの撮影は諦めざるを得ませんでした。そこで、ブログには、2023年3月23日の日中に撮影した写真を載せる事にします。勿論、風俗利用なんかではなく、純粋に怪奇現象を突き止める為の下見調査として1人で入室しました。ホテルのフロントではいちいち客に利用目的なぞ聞きませんから、お金さえ払えば1人でも入室は可能です。まずホテルの外観と、5階から6階に上がる螺旋階段の写真です。
私が日中のサービスタイムに入った6階602号室の写真です。壁には洋酒セットの模型(?)が飾られていました。2時間のサービスタイムで3500円の料金の割には少し部屋が広いように感じました。浴槽はシステムバスで、付属のボタンを押せばジェットバスが使え、水中でライトを点灯させる事が出来ます。
このホテルを取り上げた心霊動画の中には、浴室内で上記のようなスピリットボックスを操作し、システムバスの誤作動(急にライトが点いたり色が変わったり)を引き起こしたものも見受けられます。スピリットボックスというのは特殊なラジオ受信機で、通常では捕捉し切れない高周波の電波を受信する事が出来ます。その為、昨今では霊界との交信を試みる心霊系ユーチューバーの必需品となっています。
でも、私に言わせると、マンションの火災報知器すら誤作動による異常発報は珍しくないのに、精密機器のシステムバスの真横で、ノイズ出まくりのスピリットボックスなぞ作動させれば、そりゃあライトの異常点滅も起こるでしょう。もし、これでシステムバスが壊れてしまったら、ホテルから損害賠償を請求されても文句は言えません。決してお勧め出来る行為ではありません。
大島てるの事故物件公示サイトによると、令和5年(1993年)6月10日に、このホテルの「6階の2部屋に殺人事件有り」「内6階に続く螺旋階段にて女性の首吊り自殺有り」と書き込みがあります。おそらく、この情報に尾ひれがついて、建て増し建築ゆえの螺旋階段の特殊な構造や、洋酒セットなど「SMの館」風の独特の部屋の造りも影響して、ネットの心霊話になったと思われます。
私はそんな心霊話は一切信じません。住民が不慮の死を遂げたのが事故物件なら、もはや事故物件でない住居を探す方が困難です。家族の誰かが自宅で必ず亡くなっています。過去には戦争による空襲被害もありました。空襲の被害者もいわれなき戦争の犠牲者であり、今も国からは満足な補償もありません。その怨念が今もそこら中を漂っているはずです。なのに何故、ことさら特定の事故物件だけを忌み嫌うのか?
事故物件で真に問われるべきは、老人の孤独死を招くような住環境や福祉の貧困、格差社会の矛盾です。事故物件を特定空き家の問題に置き換えたら、それが良く分かります。心霊ネタで興味本位に語れるような、そんな生半可な問題ではないのです。
それに、そんな凄い心霊パワーがあるなら、個人的な恨みつらみを晴らすのに使うだけでなく、何故、国家の為に役立たせようと政治家は考えないのか?心霊パワーをエネルギー源に活用すれば脱原発なんて簡単に達成出来ます。今、国会では政治資金収支報告書の記載金額を巡って揉めていますが、それも「こっくりさん」で占ってもらったら済む話ですw。
人が大勢亡くなったのが心霊スポットだと言うなら、平将門の首塚だけでなく、靖国神社や原爆慰霊碑も心霊スポットでなければおかしいじゃないですか。でも、そんな事を言うと、みな「不謹慎だ」とか言ってお茶を濁そうとする。そうやって、時の権力の都合で、「慰霊碑」と「心霊スポット」、「英霊」と「悪霊」を適当に使い分けているだけじゃないか。このホテルの6階の3部屋も、そこが心霊スポットじゃないから塞がっているのでしょう。だから、私はそんな物は一切信じません。
2024年1月2日、羽田空港でJAL機と海上保安庁機が衝突し、海上保安庁機の乗務員5名が死亡した事故は国内外に大きな衝撃を与えました。この事故では、JALの乗客・乗員は全員が炎上する機体からの脱出に成功しましたが、その背景として、旅客機のドア数と同じ人数の客室乗務員(CA)が配置されていたことが指摘されています。旅客機のどのドアを脱出に使用できるかを判断する際、1つのドアに1人の乗務員がついていれば、当該乗務員は自分が担当するドアの使用可否のみを判断すれば良いからです。
しかし、日本の現在の法制度では、ドア数以上の乗務員を客室内に配置することは運航上の絶対条件とはされていません。そのため、実際にはドア数に満たない客室乗務員数で運航されている航空便も多く見られるのが現状です。もしそのような状況の旅客機で同じような事故が起きた場合、今回のような“奇跡”はあり得ません。
これに加え、日本では客室乗務員は国家資格とはされておらず、一般の接客業従事者と法制度上は同じ扱いです。諸外国では客室乗務員を航空安全従事者に位置付け、国家資格の取得を就業条件としている国も多く見られます。この意味でも日本の航空行政は大きく立ち後れています。
この請願署名は、こうした現状を抜本的に改め、客室乗務員を航空従事者に位置付けること、全ての脱出扉に乗務員の配置を義務づけることを国に求めています。安全問題研究会でも、請願の趣旨は大いに理解できるとともに、正当なものであるため、協力することとしました。2024年1月2日の再来を避けるため、1人でも多くの方の署名をお願いします。
・署名用紙ダウンロード
・第1次集約 2024年8月31日
・連絡先 ジャパンキャビンクルーユニオン jcuhonbu2018@gmail.com
・送付先 〒144-0043 東京都大田区羽田5丁目11-4 フェニックスビル 航空連気付 ジャパンキャビンクルーユニオン
なお、上記の他、安全問題研究会(注:ブログ仲間のサイト)宛てに連絡いただいてもかまいません。
5月5日に京都・伏見の藤森神社で行われた駈馬神事を観て来た。軍馬を祀った事から競馬に所縁のある神社の伝統行事だ。この駈け馬の技は逆立ちと言い、武将が馬上で逆立ちして敵を嘲りながら駈け抜けた故事に因む。見事な技に感無量。NHKマイルCの的中は叶わなかったが、それ以上に得る物があった pic.twitter.com/w4T1hTS8NC
— プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) May 6, 2024
昨日5月5日に京都市伏見区の藤森(ふじのもり)神社で駈馬(かけうま)神事が行われました。駈馬神事というのは流鏑馬(やぶさめ)の流れを引く伝統行事です。地元の若者が神社の指導の下に馬に跨り参道を駆け抜けます。京都市の無形民俗文化財に指定され、神楽神輿(かぐらみこし)や時代行列と共に端午の節句の年中行事として行われて来ました。