秋もだいぶ深まってきましたね。
実りの秋ですが、農産物が毎週のように来る台風の影響を受けない事を願います。
さて今月は和のおもてなしレシピをご紹介いたします。
秋をイメージした飾りが華やかな「彩りおこわ」
お客様を招いたパーティーの最後に小さいサイズのおこわはきっと喜ばれることでしょう。
ここでは基本の白蒸しおこわ、お寿司で応用範囲の広い、
煮穴子、錦糸卵、酢れんこんの基本の作り方もご紹介いたします。
少しのアガベシロップが入る事で、おこわのツヤがよくなり、
煮穴子、錦糸卵、酢れんこんはお砂糖の変わりにアガベシロップを使えば、
上品で深みのある仕上がりになります。
仕上げたおこわを再度温め、ほんわか温かいおこわで、
秋の夜長をほっこりお過ごしください。
●白蒸しおこわ
<材料> 10個分
もち米・・・2カップ
A・・・水330ml・昆布5㎝・塩小さじ2/3・酒小さじ4、アガベシロップ小さじ1
<作り方>
1.もち米はよく研ぎ、1時間以上吸水した後ザルにあげておく。
2.Aを鍋に入れ強火にかけ、沸騰したら1を入れ混ぜる。
3.もち米が水分を吸収したら蒸気の上がった蒸し器で、中火のまま8分~蒸す。
PINT・・・・もち米が水分を完全に吸収するまで、木べらで混ぜる
●煮穴子
<材料>
穴子開いたもの・・・2尾、塩 適量
A・・・だし 200ml、酒 50ml、みりん、アガベシロップ 各大さじ2、粉山椒
B・・・醤油小さじ2、アガベシロップ小さじ1
<作り方>
1.穴子は皮面に塩をすり込み、ぬめりを包丁の背でこそぎ、水で洗い流す。
2~3回繰り返すと臭みが取れる。
2.霜降りをする。酒の入った水を沸かし、1を入れ表面が白くなったら冷水に取る。
水から引き上げペーパーで水気を拭く。
3.Aの材料を鍋にいれ強火にかけ、沸騰したら2を入れて中火で5分~煮る。
4.Bを入れ中火でさらに5分、煮汁をかけながら煮る。
●錦糸卵
<材料>
卵 2個
A・・・アガベシロップ 小さじ1/2、塩 少々、酒小さじ1/2、水溶き片栗粉小さじ1
<作り方>
1.ボウルに卵を割りほぐしてから、Aの材料を入れ良く溶きほぐしザルで漉す。
2.フライパンをよく熱し、油を薄く敷き、1を入れ薄く全体に広げ表面が固まってきたら蓋をして、火からおろし、
濡れ布巾で鍋底を冷やしながら1分おき、鍋から取り出す。繰り返し同じように焼く。
3.2を重ね千切りする。
●酢れんこん
材料
蓮根 適量
A・・・昆布だし大さじ2、酢小さじ2、アガベシロップ小さじ2、 塩少々
<作り方>
1.Aの材料をあわせておく。
2.蓮根は皮をむき薄切りにして、酢水につけアクを除く。
3.鍋に湯を沸かし、塩を入れて、2をさっとゆでる。
4.3を1に漬け込む
●おこわの成形
<材料>
飾り用・・・・人参(もみじ)、絹さや、しめじ(すべてさっと塩ゆでしておく)、木の芽
三つ葉、白ごま・・・・適量
<作り方>
1.白蒸しおこわ半分の量に三つ葉とごまを混ぜる。型にラップを敷き、錦糸卵、1/5の量のおこわを詰めて抜き、上面に人参、絹さや、しめじ、酢れんこんを飾る。
2.型にラップを敷き、穴子、錦糸卵を敷き、残り半量のうちの、1/5量の白蒸しおこわを詰めて抜き、上面に木の芽を飾る。
そして煮穴子が余ったら、わさびを添えておつまみの1品としてもいいですね♪
<レシピ提供:柳瀬真澄>
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