第9回 観梅展(かんばいてん/日本習字の条幅作品展) に
応募する作品を19日、無事に投函しました。
(〆切は今月20日の消印有効)。
今回は孔子廟堂碑(唐・虞世南) にトライしました。
これは穏やかで美しくて内に強さを秘めたような楷書。
紙に向かうわたしは無駄に力が入ってしまうタイプなので、
ゆったりとか、自然にそっととか、柔らかく伸びやかにとか、
運筆の速度はゆるやかにとか、そういった表現をするのに
苦労が要りました。癖もたくさんあるし、思い込みで
書いてしまうことも、しょっちゅうなので。
出来なさ過ぎてもうがっかり(笑)。
ですが、作品づくりには、現在持てるものは全て出し切る、
と決めているので、そこは誠実。
2016年9月時点のわたし、の一枚を投函出来たと思います。
それでも提出の1点を選ぶ際には、もう少しここを
こうすればよかったとか、いくつもいくつも出てきました。
けれど完璧はないし、キリもないので、指摘された点や
気づいた点は次への宿題としました。
無いものねだりをせず、持てる力を発揮した という
感じです。
提出作品は
「尚お 泗水をして却流せしむるも、波瀾は息まず。
魯堂の餘響、・・・」を臨書しました。
孔子の死は、泗水の流れが逆流したように衝撃的なことで
あったが、さざ波はたちつづけた(孔子の教えの影響は
つづいた) と続くところです。
意味(訳) が、ちょうど亡父と重なりました。
ですので表装は実家の紋、桔梗をイメージするような紫系
を指定。マイホームが完成したら、月命日に飾ろーっと。
投函したら充実感と開放感しかない!
郵便局でグウとお腹が鳴ってしまいました(笑)。
牛肉は空腹&体力回復にもってこい。
(投函を目指していた三連休の間) 姿を消す、気配を消す
ことに努めてくれたオットと熟成肉を食べることに
しました。部位はハラミとTボーン。
めちゃくちゃ美味しかった!
作品づくりの間には、書のお稽古場(通称F道場) へも
行きました。お稽古の前は地元グルメで気を充実させて、
と(笑)。前回は海鮮丼に興奮。今回は石焼きオムライスに
アチチ。たっぷりの焼き野菜が秋してました!
F道場へ差し入れたハンバーガー。美味しいパテが
あるもので。お夜食に食べていただきました。
家ではパンや果物を食べていました。
休憩もそこそこに書くので、手軽なのが好き。
秋のジャムシリーズ(自家製) は糖分補給にもってこい
でした。左からいちじく、和栗、マスカット。