毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
本日は3月20日~3月26日の薬膳的食生活です。
この頃は、二十四節気の春分。
七十二候では初候、雀始巣(雀始めて巣くう)や
次候、桜始開(桜始めて開く) です。
春の陽気に誘われて、すずめが巣を作り始めたり、
その年初めて桜の花が咲く頃です。
福岡では今月22日に桜の開花宣言がありました。
暦は正直だーと実感しました。
春分は昼と夜の長さがほぼ同じになることから、
薬膳では、私たちの体も(自然界と同じように)
ほぼ陰と陽のバランスが取れる状態としています。
がしかし、これからは陽(気)が頂点になる夏至に
向かうので、段々と気血の動きが活発になります。
しっかりとケアしていきたいものです。
菜の花。身近な解毒食材です。同時に気血の流れを
整えるのでこの時期には、とにかく食べて!と
師事する先生曰く。耳タコ!
白和えに挑戦してみました(笑)。
ほうれん草と山いも。ごま酢で食べました。
ほうれん草は血のめぐりをよくします。
山いもは「脾」「肺」「腎」の機能を高めます。
ごま酢の酢は、春の五味。酸味で「肝」に働きかけました。
健脾といって「脾」の機能が正常に活動するよう鍛える
効能があります。じゃがいもは代表的な食材です。
ひとくちポテトが届くと、効能まさに!と実感します。
粉ふき芋にして鶏肉と炒めました。
同じく健胃のブロッコリー。
臓にすると「肺」「脾」「胃」「心」「肝」「腎」を
養うほぼ完全栄養食品の卵と食べました。
アスパラガス。体の熱をとって口の渇きを和らげたり、
降圧 むくみ 免疫力を高めたり。疲労回復や美肌にも。
チキンロールの芯に使いました。
器にうるおい効果の水菜を敷いて。水菜は薬効を失わず
シャキシャキとした食感です。
ソースは(鶏肉の)蒸し汁と粒マスタード。
鶏肉とからし(マスタード)の食べ合わせは食欲アップです。
からしが鶏肉の消化を促して、辛味が食欲を高めます。
落ち込むオットへ愛情一皿!
セロリ、新たまねぎ、トマトを合わせてサラダに。
頭に昇った気を降ろすセロリ。
健胃に加え、気や血をめぐらす玉ねぎ。
「肝」の働きを助け解毒作用を高めるトマト。
ま さ に春の不調をケアするものばかり!
春の不調によいサラダ。味つけした挽き肉がいい仕事で。
たまらず、ライ麦パンにのせてしまいました(笑)。
大根。消化によいので胃腸の調子を整えることに
食べるのですが、意外なところでは降気の作用もあります。
春は体の気が首から上に気が昇りっ放しになりやすいので
(気を)下げたい時には是非。このところ、頭がぼーっと
するので、ジャストなタイミングで届いて感謝!
ブリ大根にしました。
ブリは「肝」「脾」「腎」によい温性の魚。
気や血を補ったり、健脾の効能があります。
活じめの魚を多く扱うスーパーがあるので直行でした(笑)。
今週もおごちそうさまでした!
iBox(宅配野菜)
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