毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
本日は12月12日~12月18日の薬膳的食生活です。
この頃の暦、二十四節気は「大雪/たいせつ」。
二十四節気を3区分した七十二候では「熊蟄穴/
くま あなに こもる」あたりです。
これは、熊が冬眠のために穴に入る時期のこと。
薬膳では私たちの五臓も眠りに入る頃(閉臓する) と
考え、春にスッキリと五臓が目覚めてくれるよう、
心身にエネルギーを貯めることをしていきます。
今季初!博多のお雑煮に欠かせない、縁起物のカツオ菜
(勝男菜と書きます) が届きました。お正月が近い!
同封の白菜、長ねぎと一緒に鍋の具材にしました。
油揚げの巾着の中身は玉子とお餅です。
にしても今週は福岡も冷えました。
暖冬の予報でしたのに、どこが!
肩をすぼめて歩いたせいか右に肩こりを感じます~。
肩こりの原因は血(のめぐり) のトラブル。
サバのトマト煮込みを作りました。
気をめぐらすことで血もめぐるので、まずは気を
めぐらすことから。ベランダに出てタイムを用意!
香りのものは気をめぐらせます。
続いてサバ。血のめぐりをよくする役目。
ソースは玉ねぎとトマトです。
トマトは血に関係する五臓「肝」によくて、玉ねぎは
気や血をめぐらせたり、疲労回復を改善してくれます。
翌日も厳しく冷え込み、またまた肩こりを感じたので、
引き続き血(のめぐり) のトラブルを解消するメニュー。
黒酢と玉ねぎを摂ることにしました。黒酢は血をきれいして
血の流れをよくする役目。玉ねぎは気や血をめぐらせます。
冬に関係する五色は「黒」ですので、わたしは冬になると
“黒酢” を使います。
釣って冷凍していた豆アジがあることを思い出したので
食事直前で南蛮漬けに変更。温かい南蛮漬けも美味(笑)。
家庭薬膳と湿布で3日目の朝には痛みが減りました。
キャベツは1玉届きました。はじめにロールキャベツ。
鶏・豚ミックスのひき肉を使いました。鶏肉で気と血を
補って、豚肉で体を潤すためです。どちらのお肉にも
冬に関係する五臓「腎」を養う役目もあります。
しめじの肌荒れ効果にも期待!
残りのキャベツは豚肉と蒸し物に。一緒に届いたにんじんを
添えました。ドレッシングは白すりごまと酢で作りました。
効能的には骨粗しょう症予防、骨を強くするドレッシングです。
長崎産のじゃがいもは蒸して粒マスタードサラダに。
じゃがいもは胃腸を丈夫にしてくれる食材。
からしは生薬(ハクガイシ)。
痰を取り、咳を抑える薬効があるそうです。
白石れんこんとニンニクのスープ。
乾燥する冬に潤いの役目のれんこんと、体を温めて
五臓の働きをよくするニンニクの組み合わせです。
暦によるとこの時期は(熊が冬眠に入るように) 私たちの
五臓も眠りに入る(閉臓する) 頃なので、ニンニクを摂る
ことで補いたいですよね。卵は潤いと元気づけ!
暖房や更年期のイライラによるのぼせ対策になる蕪は
お味噌汁に使いました。蕪は整腸作用もあるので便秘解消
にも使えます。蕪の薬膳的なお味噌汁なら油揚げとの
組み合わせ!一緒に煮て通便効果、腸を潤します。
オットのお弁当、作り納めは昨日でした。
「美味しく食べてくれてありがとう」
「1年間お弁当ありがとう。来年もよろしくです」
とのことでした。
宅配野菜はお弁当にも大活躍!
おごちそうさまでした♪
iBox(宅配野菜)
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