27日 十五夜、中秋の名月。
翌28日 スーパームーン。
しばらくぶりに月夜を眺めました。
両日、食卓で食の歳時記を楽しみました。
十五夜。
芋類の収穫期にあたることから
別名を「芋名月」といいます。
お月見の芋、といえば里芋。
稲よりも先に渡来し、かつて芋といえば、
里芋のことをさしたそうです。
ちょうど季節は、夏から一転、風に初秋や乾燥を
感じる頃。体は季節にリンクするので、私たちの
体にも乾燥注意報です。
そんな時には、体に潤いをもたらす食材、
“白い根菜類” がおすすめ。
里芋が都合よくて、独特のぬめりが粘膜を保護して
くれます。食物繊維も豊富。免疫力を高める。
体内の余分なナトリウムを排出する。カリウム。
肌荒れにもよい栄養価の高い根菜です。
お月見の里芋は “衣かつぎ” にしていただくことが
多いのですが煮っころがしにしました。
秋(の花) は菊。
器の形を菊にしてみました。
翌日はスーパームーン。
鶏肉の竜田揚げにしました。
(鶏肉に) しょうゆをからめた色を秋の色づき(紅葉) に
なぞります。竜田姫は、秋をつかさどる女神です。
器は菊なんですけど、だ円なので変化球。
カボスで満月(笑)。