二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

ふじももキッチン '17 8月終了

2017-08-22 10:26:58 | 薬膳教室

8月のレッスンが無事に終了しました。
ご参加をいただきましてありがとうございました。


食べて支援!
先の九州北部豪雨のあと、営業を再開した福岡県
朝倉市の野菜を使わせていただきました。

 

 

今月のワークショップは(9月の) 行事先行「重陽の節供」。
重陽の節供は、別名を「菊の節供」。
これにちなみ菊の被綿(または着綿と書きます) を作りました。

節供の前日(や前日の晩) に菊花に綿をかぶせておき、
当日の朝(菊花の香りや夜露の含まれた) 綿で顔(や体) を
ふくと、若さを保つことが出来るという言い伝えがあります。

旧暦9月9日。
九は “苦” に通じるので忌まれる反面、陰陽思想では最高の
陽数なので、最もおめでたい日としています。

菊の被綿。お持ち帰りいただき、行事をお飾り下さいね!

 

 

お茶とお茶菓子からレッスン開始♪
今月7日が立秋で、暦の上では秋に入っています。
残暑対策と、秋口からの乾燥対策を柱にしました。

お茶は韃靼そば茶。
気温の高い日(30度以上) は血の濃度が濃くなりやすい
と言われるので、濃度を下げたり、めぐりをよくします。
それに良いのが蕎麦。
なかでも韃靼蕎麦は効能が一番高いと言われています。

お茶菓子は白きくらげ。
白きくらげは植物性コラーゲンが豊富!
夏に傷めた血管や肌をいやしたり、潤肺してくれます。

白きくらげは、秋の間(立冬の前日まで) のレッスン
のたび、しっかりとお食べいただいて潤肺してもらおうと
思っています。まずはキャラメル味!
蓮の実とクコの実を飾りました。

 

 

8月の五季食楽(ごき しょくらく)。
五季食楽とは、ふじももキッチンでご紹介をしている
家庭で作れる薬膳ごはんを言っています。

陰陽五行説を活かした体調管理を目指していて、
季節の
変化と気候、体の調子に合わせて
食材を選び、はたらきと
効能をい
ただきます。


今月はカレー。
(ふじももキッチンは) 1年目なのでグリーンカレーと
サフランライスです。どちらもはじめて食べる、という
生徒さまが9割!ドキドキしましたが、皆さま美味しく
召し上がっていただいて嬉しかったです。

 

 

具材のメインは豚肉とイカ。
豚肉は疲労回復ビタミンと元気をつけるたんぱく質、薬膳
としての効能から滋陰、補気、補血。

イカはタウリンと、薬膳としての効能から血を補って
(肝の働きを助けることで)
疲労回復アップ。

合わせてミンチ状にし、小丸にしました。

野菜は長いも、茄子、エリンギ、赤パプリカ。
滋養強壮、体を冷やす、補気、血のめぐり改善など。

 


大分県はサフラン栽培が盛ん。
県内の一大産地に暮らす伯母が「教室で使ってね」と
プレゼントしてくれました。

サフランは、血の熱を冷まして血のめぐりを改善するので
婦人の血の道の薬” とも呼ばれます。
滋養を
与えたり、安眠効果や、精神を安定させる効果も。



瓜系野菜をライタにしました。
材料のひとつに冬瓜を使っています。冬瓜は湿気出しと
余熱除きに向きます。また、
捨てるところがありません。
皮、種、ワタは捨ててしまいがちですが、合わせて水
から煮ると冬瓜の薬効たっぷりなだし(ブイヨンスープ
のようなもの) としても使えます。

ライタに使う実はそのだしで煮ました。
余っただしはグリーンカレーにも利用しています。



8月の行事食として御精進揚げをご紹介しました。
多分、生徒様もお盆には作ったであろう、と
思いましたのでフリッターで(笑)。
具材はオクラと苦瓜。
オクラの疲労回復と滋養強壮、苦瓜の夏バテを
解消するはたらきを利用。


盛る器を見て「蓮の花ですか?」と質問がありました。
大当り!(笑)。器は文様もさることながら形そのものが花
(の形) もあります。見た目で説明がつきますし、食卓にも
物語が広がります。



食前のドリンクやデザートは季節のフルーツを使うことに
しています(心がけています)。
家庭薬膳でもフルーツの役割は大きく、五臓を助ける
といわれるからです。

ビタミン類を補給したり、体の熱を冷ましたり、調子を
整えたり、(水分が豊富なので) 潤す効果が多いのも特徴です。

8月は消化不良や夏バテ、熱中症予防に効果的なパイナップル。

食前のドリンクはパイナップル酢。

デザートは
秋の五色「白」をイメージ。
パイナップルを混ぜたレアチーズケーキを作りました

こちらは
李(すもも) のソースをかけて完成です。

デザートに添える漢方ハーブティーは金桜子(ローズヒップ) と
蓮の葉
をブレンドしました。

ローズヒップは別名「ビタミンの爆弾」。
加熱しても壊れにく、体内に吸収されやすいビタミンです。

蓮の葉は、楊貴妃愛飲のダイエット茶。
体内の毒素を排出したり、血液をきれいにしたり、
血行促進の役目。

 

 

《予告》2017年 9月の ふじももキッチン

 

◎ ワークショップ 「月見」



◎ 五季食楽(ご家庭で作れる薬膳ごはん)

 9月、初秋から仲秋。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる秋の彼岸月。

 二十四節気では秋分です。
 秋分は昼と夜の時間がほぼ同じなので、私たちの身体も
 陰陽のバランスが取れやすいと言われます。

 猛暑も終わりゆき、秋めいてきます。
 健やかにまいりましょう!

 

◎ 9月の開催は8(金)、9日(土)、10日(日)。
  場所:大分県大分市。
  いずれも満席を頂戴しています。

 

 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。




浄土宗 大施餓鬼会

2017-08-22 09:39:46 | おうち歳時記

送り盆が過ぎた18日。
実家の菩提寺の大施餓鬼会、おせがきえ 
に参加しました。

大施餓鬼会の、餓えるとか、鬼とかの文字。
何度見ても怖い(笑)。

11時からおつとめ。
塔婆回向がありますので、わたしは9時半くらいには
お寺に参り、塔婆を書かせていただいています。
御戒名、俗名、ご先祖代々の霊など、お預かりをする
ご供養のかたち。書き手3名で一霊一霊に心を込めて
書かせていただきました。

 

おつとめの後は、お斎(おとき)。
賄い方当番が作ってくださる、とーーーっても
美味しい御精進料理!

それから、古くから使われ続ける漆器類。
 “おつぼ” や “おひら” などと呼んで面白ーい。

配膳に戸惑いながら、お配りしたり、よそったり。
ごま豆腐はやない、味噌はフンドーキン。
ふるさと大分の香りいっぱいでした。
南無阿弥陀仏、南無ぅ。

 

 

 


大魚神社の海中鳥居

2017-08-15 14:58:24 | 九州・大分をDrive

島原市をあとに、多良(Tara) 町へ。
島原市と多良町間は諫早湾干拓堤防道路を走ります。
諫早湾を歩道橋の上から!

 

 

多良町を通過中、鳥居が見えました。
何だあれ。行ってみると海中鳥居(干潮) でした!

 

 

下りてみよう♪
鳥居の先はもちろん海、有明海が広がっている
のですが、それとは別の、何か違う世界が広がって
いるような素敵な景色でした。
満潮時も素敵だろうな~。

 

 

幻想的な景色を一変するのは潮の強烈臭。
炎天下にはきっつーーー。一面の牡蠣の貝殻を
ざっくざく歩いて車に戻りました(笑)。

 

 

道の駅たらで海苔の佃煮と、黒きくらげのさつま揚げを
買いました。

 

 

翌日の朝ごはんになりました。

 

 

 


島原てんげ(手ぬぐい)

2017-08-15 13:55:01 | 九州・大分をDrive

具雑煮を食べた姫松屋さんの売店で売られていた手ぬぐい。
島原の方言ではてんげ、と言うそうです。
パンフレットをいただいてお店を訪ねてみました。

 

 

手ぬぐいで作っているのぼり。
好きな感じがぷんぷんしました(笑)。

 

 

オットは端午、わたしは桃の柄を選びました。
旅の記念に名前も入れてもらいました。
到着は月末の予定。
島原にお気に入りが増えました。

 

 

かつての映像。
下ってくる火砕流がとても怖かった普賢岳。
写真の一番高い山ですが、現在は(火砕流が下った)
斜面のところどころに緑が生えていました。
目の当たりにすると、火砕流が下った幅の大きさに
映像とはまた違う怖さを感じます。
くしくも山の日の連休。
雄大な美しさ、その一方にある自然の怖さも
忘れまい、と思いました。

 

 

 


具雑煮

2017-08-15 13:32:20 | 九州・大分をDrive

オットは餅食い(笑)。
訪れた島原の郷土料理に「具雑煮がある」と教えてもらい
ました。はじめに出てきたお店が姫松屋さん。

 

 

具雑煮のはじまりは、島原の乱。
天草四郎が餅を兵糧として蓄えさせ、山や海からいろいろな
材料を集めて雑煮を作って栄養にしたそうです。
土鍋、れんげ、おしぼり、割りばしに姫松屋愛(笑)。

 

 

蓋オープン♪
手前が並みで、奥が大盛り。
並みでさえ、食べても食べても出てくる餅と具材。
かまぼこ、穴子、鶏肉、ごぼう、れんこん、卵焼き、
椎茸、凍豆腐、三つ葉。。。
澄まし仕立てのだしが美味しくて、ごぼうの香りも
効いていました。お腹いっぱい!

 

 

看板に爆笑。
お互いを指さしてしまいました(爆)。

 

 

 


島原かんざらし

2017-08-15 12:11:39 | 九州・大分をDrive

家の中に水槽があって、そこにお団子みたいなものを
冷やしていて、お客さんが来ると、そこからおばあさんが
ひょいと器に入れて手渡す。。。

小学生の頃にテレビで見て、不思議な造りの家だな、
不思議な名前の食べものだなと思っていました。

この夏休み、不思議の解決に行きました(笑)。

島原市へはマイカーで。長崎市へ列車旅をする際、車窓から
見ていた有明海添いの町に興味があったからです。

途中、スイカの形をしたバス停がありました。
フルーツの産地でしょうか、いちごやみかんなども
ありました。

 

 

島原城。白壁がきれいなお城でした。
お堀に蓮の花が咲いていました。お盆ですね。

 

 

!!

 

 

駐車場からワクワク。

 

 

わお!この道を直進(笑)。

 

 

着きました。
え!お店横の湧水は地元の方の洗い場。
え!扇風機を洗ったり、洗濯物を洗ったり。
弾んでいる島原方言はちょっと難しかった(笑)。

 

 

座敷席からの眺め。
ふるさと大分は温泉で洗うので似たようなものか(笑)。
湧水、冷たくて気持ち良かった―。

 

 

かんざらし。

 

 

か かわいい!
白玉は直径1cmぐらい。
それを甘~いシロップで食べました。
密の濃さはお冷やの氷で加減をします。
こっ興奮のあまり、お冷やをぶちまけてしまいました(爆)。

 

 

そう! そう! そう! おばあさん!

 

 

家の中の水槽たち(笑)。
お冷や、ところてん、(白玉の)蜜、ラムネが冷えてる冷えてる。
何とも言えない感動でした。

 

 

 


薬膳スイーツ 緑豆アイスパフェ

2017-08-07 16:42:56 | 家パン・家お菓子

隣り駅に住む薬膳の先輩におめでたい事がありました。
つ つ ついに! おめでとうございます!!

さっそく緑豆アイスパフェで前祝い(笑)。
これは今6月にふじももキッチンでご紹介をした
スイーツ。6月とは季節も変わっているので、
一部の内容(はたらき、効能) 変更でお出ししました。
強化したのは、熱取りと解毒(笑)。

緑豆ラブな先輩のお口にも合って良かったです。

 

 

百道浜(だったのか)、大濠公園、そして春日市。
自宅のベランダから3会場の花火を観賞。
よく観えました。

 

 

 


呼子台場で釣り

2017-08-01 08:38:38 | 近郊の釣り場

梅干しが完成したので次は釣り。
今年も呼子台場で釣ってきました。
日の出。

 

 

快晴。

 

 

釣果。
小さいものから割と大きいものまでサイズ色々のさば44匹、
豆あじ 22匹、飛び魚の子どもか!みたいなの3匹。

 

 

(日の出から) 釣る、魚の下処理をする、片付ける。
今年も異常に汗だく(笑)。
呼子台場が好きなのは、そばに温泉があるからです。

 

 

温泉の隣りは大漁鮮華(魚や野菜の直売所)。
うにごはんと、いかの天ぷらを選びました。

 

 

デザートは河太郎呼子店のいかすみソフト。
あれ、暑さで舌(味覚)が低下してる?
いかすみとは見た目だけのよう。
とても美味しいバニラのソフトクリームでした。

 

 

呼子からの帰り道。
唐津にある、みのり農場の直営店に立ち寄ります。
放し飼い(で育てられた) 卵、ケージ飼いの卵、
お惣菜や鶏の炊き込み御飯、卵スイーツがあります。

やった!
ロールケーキの端(両端分で1パック2切入り) が残って
いました。卵の弾力なのか、スポンジ部分がとっても贅沢。

帰宅してまずおやつ。
みのり農場のロールケーキ。
言っても端ですが、ものすごく贅沢で大満足です。


 

 

さばを天日干しに。
一度開くのでアニサキス退治にも!

 

 

豆あじはだしを加えた南蛮漬けに。
夏の土用期間らしく、赤と黄色で。