毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
今回は果物も届きました。
9月20日~9月25日の薬膳的食生活です。
二十四節気ではちょうど「秋分」の頃。
暑さ寒さも彼岸まで。
だんだん涼しくなります。
薬膳では、季節の変化とともに体も変わって
いくと捉え、体と食べ物との関係を考えます。
いつ、体のどこの機能が活性化する(低下する)ので、
こういうものを食べるようにするとよいですよ~と
季節に必要な食べものが分かるようになっています。
ベースは陰陽五行説。
少しご紹介をすると “秋” は「金」のエネルギーが
強くなる(高まる)とき。
「乾燥」が強い気候で「肺臓」に対応します。
肺臓の機能が低下すると呼吸器系統がやられやすく
なります。あるいは、不調のときは「大腸」の働きが
弱まり、鼻や皮(肌)や毛に症状が出やすく、「辛いもの」
が欲しくなる。。。と、このように読み解きます。
また、“秋” の五感は「味」なので、味覚が敏感になるとき
でもあります。食べものがより一層おいしく感じられます。
夏から一転、乾燥してくる “秋” に食べたいのは
体に潤いをもたらす梨、れんこん、大根、里芋、
百合根など「白い」果物や根菜類です。
体を温めるものを摂り、冬に向けて体にエネルギーを
蓄えておきます。
で~、届いた野菜でごはんづくりです。
潤いを戻せたら~
日中は汗をかくので熱を冷ませたら~
目減りする気と血を戻せたら~と思って作りました。
面倒なようですが旬野菜や旬魚は不思議とだいたい
適います。
柿。これは熱冷ましと潤い。ヘタや種は漢方です。
潤うので乾いた咳、のどの乾き、大腸を潤せば便秘にも
有効です。わたし用は、むいたら+レモン。抗酸化作用
を発揮して好きなワードのひとつ “老化防止” です(笑)。
ピーマン、黄パプリカ。これは「肝」に働いて気をめぐら
せるのでリフレッシュ効果。肌トラブルにも。
「肝」は血がたっぷりの環境が好き。血を補うひじきと
炒めました。肉は黒豚ミンチ。豚肉とパプリカの食べ
合わせは美肌づくり(赤パプリカがベスト)。
見た目的には色を落としてみました。
水菜。これは熱をとる作用と、主に肌を潤す効果。
小松菜。これは主に腸を潤す効果。
合わせて即席漬けにしました。
即席漬けは、丼メニューの添えものに。
豚肩ロース肉のステーキ丼です。
薬膳では、豚は肉よりも内臓の効能が高いとされているの
ですが、肉にも部位ごとにさまざまな効能があるので
わが家では肉の方で十分。体を潤す作用です。
インカのめざめ(じゃがいも)、玉ねぎ、人参が届きました。
オットのひとりごはんにカレーでいいか!と思ったら
シチューと言われました。秋は潤いが欲しいので牛乳を
使います。肉は鶏もも肉。お弁当の余りです(笑)。
黒きくらげ。薬膳では血液に栄養を与える食材です。
もちろん美肌にも。生の黒きくらげを天ぷらで!
天ぷらはその他に生タラと四角豆。
タラは気と血を補います。
四角豆は沖縄野菜で別名うりずん豆です。
大分教室のお土産にいただきました。
切り口が面白~い。四角いから四角豆で、さやごと
揚げます。ほのかな苦味が美味!
食レポが、今回から薬膳的食生活に昇格(笑)。
お料理教室を主宰する憧れの先生から届いた便りに
書いてありました。先生、ありがとうございまーす♪
おごちそうさまでした。
iBox(宅配野菜)
http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24