二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

榎社(えのきしゃ)

2019-08-26 13:08:13 | 九州・大分をDrive

「令和」の典拠となった梅花の歌。
その序文を書いた大伴旅人の約200年後、
大宰府に赴任したのが菅原道真。

その菅原道真が暮らしていたという榎社に行きました。
静まり返っていて太宰府天満宮とはまた違う雰囲気でした。

賑わうのは太宰府天満宮の秋の大祭!
太宰府天満宮から榎社に向けてお神輿が出るそうです。

 

 


「令和」ゆかりの地 坂本八幡宮

2019-08-26 11:56:37 | 九州・大分をDrive

令(うる) わしく、和やかに。
令和ゆかりの地、坂本八幡宮。
実際に行くと、桜見物に行く政庁跡のそば。
万葉の歌碑めぐりをした場所でもありました。

 

 

山や田んぼに囲まれた場所。

 

 

境内の歌碑。
作者は大伴旅人です。
大伴旅人という人は大宰府赴任後まもなく奥さまを
亡くされているそうですね。
萩の花が咲きはじめる初秋、求婚をするため甲高い
声で鳴く牡鹿に、奥さまを思う自分の心を重ねずには
いられない、と詠んでいます。せ切なーい!

 

 

実は2度目の参拝。
1度目は社務所に休日があるとは知らなかったので
御朱印をいただけませんでした。
2度目は無事にいただけました(笑)。

 

 

社務所が開いていると雰囲気がまるで違います。
令和と書かれた額を持って記念撮影が出来たり、
御本殿では越天楽がBGMで流れていました。
わが家は神前結婚式でしたので、結婚式の
音楽だ!と懐かしかったです(笑)。






ふじももキッチン '19 8月終了

2019-08-07 15:48:21 | 薬膳教室

8月の教室が無事に終わりました。

室礼はお盆。
蓮の葉の上に、きゅうりの馬と、なすの牛。
故人と生きている者のつながりを表す
蔓ものは、小玉すいかの予定でしたが飾る
ときにはすでにカットされて冷蔵庫ぉぉぉ。
急きょキウイとなりました(笑)。

 

 

供養を込めて般若心経を写経しました。
紋切りの “ まるに むかい とんぼ ” を合わせました。
お盆の頃に群れるとんぼは、精霊とんぼ・盆とんぼ
と言って、先祖の霊が帰った姿と見るそうです。
すでに飛んでいました。

 

 

お茶を一服。

 

 

ワークショップは、家庭薬膳におけるスパイスの役割。
少量で料理を引き立てて薬のように体に効くという
ことで、これからの時期ですと夏バテの原因となる
胃腸の冷えを改善します。



8月の暦は立秋と処暑。
立秋。
季節としては秋になります。
とはいえ、実際には厳しい暑さと湿度。
体温よりも気温が高い日、猛暑日が続きます。
暑邪と湿邪の対策を大切にしています。

 

処暑。
季節としては暑さが峠を越して暑さが収まり
少しずつ風が涼しくなる頃。
秋への準備として(肺の支配を受ける) 呼吸器や
大腸の働きが低下しないようにケアします。
また、暑さに疲れた胃腸は回復のベストタイミング!
秋の五味「辛」にも通じる食品で胃腸の調子を整える、
腸内環境を守ることをします。

この「辛」には香辛料スパイスや薬味が多く
防腐・防カビ・殺菌・消毒、(体を温めて) 消化促進、
食欲増進、胃腸の働きを助ける働きがあります。
動物性たんぱく質の腸内腐敗を防ぐ役割もあることから
腸内環境を整える、としています。




お食事。
8月は恒例のカレー。
ワークショップによりカレーの世界がグンと広がれば
いいなあと、スパイスカレープレートです。

カレーは2つ。
欧風カレーから、牛すじと夏野菜のカレー。
インドカレーから、ケールと自家製カッテージチーズ
のカレー。

香り米はバスマティライス。
薬膳のごはんは緑豆ごはん。
ナンを焼くのは暑くてトルティーヤ(市販品) に変更。

サラダは薬膳風ナッツサラダ。
薬膳のナッツと言えば定番は松の実。
栄養価の高さと潤肺、補血、皮膚の潤い、毛髪の
潤沢などの効能が魅力です。
スパイスと塩にレモンをしぼった味つけです。

 

 

見た目にかわいい卵のファルシ。
南天の葉で飾りました。
猛暑という難が転じて福となりますように(笑)。
土用の卵で作りました。


 

 

それが、たまたま見つけたケール!
ほうれん草カレーの要領で作ってみました。
すんごい食物繊維の量に驚きましたが、
さすがスーパーフードに選定されただけある!
自家製のカッテージチーズとやんわり絡み
美味しく出来ました。

 

 

マンゴーとココナツのレアチーズケーキ。
夏の暑さ対策のひとつに熱を溜めない・こもらせない・
出す、があります。熱を逃す最終手段は排尿なので
利水や利湿の効能を使います。
マンゴーやココナツはこの効能を持つフルーツ。
ブルーベリーを飾り、ハスカップのジャムを添えて
お出ししました。
仕上げも本来はミントの葉なのでしょうが、
またもや南天です(笑)。

 

 

漢方ティーは、なつめと桑葉と洛神花(ハイビスカス)。
ハイビスカスを加えたのは欲しかった薬効のほか
漢字名も決め手となりました。
お盆迎えのほおずきの別名は洛神!
これって同じ漢字ですよね。

 

 

お土産に、生徒様の邸宅で収穫したカボスを
いただきました。キャーキャー。嬉しい初もの!





 

今月もご参加下さいましてありがとうございました。

◎次回は9月7日(土)、8日(日)

 暦は白露と秋分。

 ワークショップは「紋切り遊び」
 9月の年中行事、重陽の節供にちなむ
 紋切りを2つ作ります。

 食事(五季食楽) は秋の支度。
 秋の五臓の肺は潤いを好み、弱い、華奢。
 免疫とも深く関係すると言われています。

 秋のお彼岸(秋分) の頃からは気温が下がって
 空気が
乾燥する、そうするといよいよ肺が
 弱りやすくなるので、その前から肺をケア!
 秋の不調を祓いましょう。

 
 場所:大分県大分市。


 募集状況:両日満席をいただいています。

 

 


臼杵石仏 蓮料理

2019-08-07 14:34:24 | 九州・大分をDrive

大分県臼杵市の国宝「臼杵石仏」。

 

 

臼杵石仏の蓮畑に蓮の花が咲くころ、地元では
蓮のお料理がいただけます。

 

 

場所は郷膳 うさ味(うさみ)。 
蓮の茎、葉、花、実、根を使ったお料理。
内容は毎年違います。使用の器は臼杵焼。

 

 

コース料理のみ。
三種の蓮茶(茎、葉、花) からスタート。

 

 

お盆を前にきれいなお料理いただきました。
ありがたーい。
臼杵石仏を守護するお寺があります。
満月(まんがつ) 寺。御朱印をいただきました。

 

 

二体の仁王像に違和感。
は鼻がない!
その昔、仁王像の鼻を削って飲むと疫病に効く
いわれがあったそうです。

 

 

鼻は完全に削られて気の毒ぅと、もう一体に
目をやると今度は頭から草が生えてた(笑)。

 

 


'19 梅の土用干し

2019-08-07 13:09:46 | おうち歳時記

梅雨明けが7月24日。
それからというもの、天気予報に晴れの
マークだけが並ぶ快晴の3日間を待ちました。

けれど、どの日もどの日も晴れマークと
曇りマークとが一緒。曇るのかあ。。。

とろとろ待っていたら秋(立秋) になるので
29日、30日、31日で、赤じそは
8月1日まで干しました。


29日、初日朝。
カーッと照りつける太陽とは程遠く。
にわか雨が降る、と天気予報で知ったのは
せっせと東側に並べたあと(笑)。

 

 

30日、2日目朝。
カーッと照りつける太陽。

 

 

正午ごろ天気雨、のあとは一気に気温・湿度が上がって
ようやく梅の土用干しっぽくなりました。

 

 

31日、3日目。

 

 

猛暑日を記録しただけあって強い日差し。
一気に水分が抜けました。
皮も柔らかくて上出来!

 

 

保存容器に入れて完成!
残った赤梅酢は瓶に入れました。

 

 

赤じそだけはもう一日。4日目、8月1日です。

 

 

夕方にはカリカリに乾きました。
ゆかり完成!
令和元年の梅仕事、終わりました。