立春から雨水、啓蟄、春分…と六つの節気が続く春の3ヵ月。
昨日は “冬から春の微妙な時” の養生とレシピを習いました。
立春を過ぎたと言えども・・・や、東風吹けば…の候。
冬の終りから春のはじめの薬膳です。
ウェルカムティーは「ブッシュカンとサンザシ ティー」。
は? 何だそれ。ブツを見て納得!! 仏手柑。
輸入柑橘類かと思ったら、福岡県産ですって(驚)。
皮を剥いてスライスしたものをティーポットに入れてました。
柑橘特有の苦味が好みでした♪
この時期に食べるとよい食材を習いながら、ときめいたのは
「起陽草」 の文字!! これで “にら” と読むそうです。
陽気が起つ暖かい春の風に生長する草(笑)。
古代の中国人は粋ですね~。
この時期の過ごし方(養生法) のあとは食養生、調理実習です♪
まだ寒かったりして体がこわばる(血が滞る) ので血行改善。
腎の助け、肝の働き、肝気を巡らせる、脾胃を養う献立です。
わたしはスイーツ担当!! 白いお餅 “ファジョン” です。
先生のひと技!! 血の巡りをよくする食材をトッピングしています。
フライパンで両面焼き
先生お手製のリンゴ煮を添えて盛り付け♪
きび砂糖とクコエキスでいただきます♪
胃にやさしい、生姜で温まりましょうの一品。
ごぼうを豚肉で巻いて みぞれ煮しています。
ほうれん草、しいたけ、ひじき、豆腐、ゴマ…
ザ・食べると良いものばかり の白和え(笑)。
にんじん、じゃがいも、ゆで卵のサラダ。
和え衣が白みそなのが “みそ” です。
まだまだ雪が降ったり、雨が降ったりして身体に「湿」 を取り
入れるのにどうしてわざわざ主食でお粥、水分ちっくなの?
と 思うのですが、お粥(お米) の “ねっとりさ” が絡まって
体内の余分な湿を出すそうですね。
箸休めの薬膳漬物「醤ローボー」 まで血流改善の効果!!
スープは金柑!! 風味最高!!! 皮を千切りにして使っています。
“起陽草=にら” はここで登場。
「身の回りの食材をメインに働きであるとか、効能であるとかを
教えていただけるので毎日の食卓に活用出来ています」…
差し入れた雛おこしでピーチク パーチク(笑)。
お茶も “朝鮮人参茶” に変わりました(笑)。
そして最後。読み聞かせのサプライズがありました。
お仲間のお一人は読み聞かせ歴十年のベテランさん。
柴田トヨさんの くじけないで と星野富弘さんの詩画集。
一度は読んだ本も聞かせていただくとではまったく違います!!
良いこと知って、美味しいお料理食べて、ピーチク パーチク。
さらに読み聞かせで心の栄養までいただけました。
腹七分じゃなくてもいいのでしょうか(爆)。
血行改善メニューだけに大変 “結構” なお教室でした~(笑)。
Feb 26.