二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

久原本家 茅乃舎の収穫祭

2017-10-29 16:06:03 | 旬をゴチになる

昨日28日は旧重陽の節供(旧暦九月九日)。
陰陽でいう、陽数(奇数) が重なる大変喜ばしい
お祝の日。

そんな佳き日に久原本家、福岡県内5店舗の茅乃舎
さんの合同イベントにお招きいただきました。

 

 

会場には菊尽くし、秋の実り豊穣、月見十三夜の室礼。
室礼とは、季節の節目に飾りや調度を場にふさわしく
整え、言葉を盛り、心を盛ることをいいます。

心を尽くしてしつらえる。
何年学んでも先生の盛り方は本当に新鮮。

 

 

受付でいただいた水引のワイングラスマーカー。
おひとつおひとつ、各店舗のスタッフさんの
手づくりだそうです。
水引の色は、5店舗にちなんで5色!
室礼の先生の演出だ、と思いました。ツボ(笑)。

 

 

泡で乾杯のあとはお料理。
ビュッフェ形式で前菜からデザートまで
美味しくいただきました。

だし、調味料、ソースなどは全部茅乃舎商品と
おっしゃっていましたが、疑ってしまうほど
家庭で使うのとは違う。この違いは何でしょー(笑)。

 

 

あ!
(パンフレット等で) 一方的に存じ上げている
レストランの料理長さんだ!

 

 

くうてん椒房庵からは料理長さんの栗ごはん!
(と玉子焼き2種)。月見十三夜の別名は「栗の節供」。
その直会かな。秋の実りですね~。白だし入り。感激!

 

 

茅乃舎流、有機栽培珈琲。
こちらも一方的に存じ上げている焙煎技師の方が
淹れてくれました。

 

 

デザートはバームクーヘンとぶどうのコンポート。
調味料や他県店舗限定の和菓子を詰め合わせた
お土産まで頂戴しました。

外は旧暦九月の秋の長雨。
暦の上では寒露を過ぎているので、涼しい
というよりは冷たい雨。

けれどそんなことは何のその!
あたたかーい、心尽くしのもてなしを受けました。
さすが、茅乃舎さん。良縁に感謝!

 


お開きのあと、向かった先は博多リバレイン店!
担当者さんにお礼が言いたくって。
そして、サプライズ!
随分とご無沙汰をしていた博多美女と再会♪
良縁過ぎてマジ驚く(笑)。

 

 


紅玉りんご仕事

2017-10-29 15:19:20 | 旬をゴチになる

「べにだま、入っとおよ~」と果物屋のおばちゃん。
果物屋さんは紅玉(りんご) のことを “べにだま” と
言います。
越した当初は、所変われば何とやらで、へーと
思いましたがもう慣れました(笑)。

早速、築地で買った市場かごを愛(自転) 車のかごに
セットしてと♪
この市場かご、偶然にも自転車のかごと(測ったように)
ぴったり!便利に使っています。

 

 

紅玉を皮ごと煮たピュレ。
果肉だけを煮たジャム。
タタンのように(果肉を) 煮たジャム。
今年の紅玉りんご仕事です。

 

 

 


黄色と緑の柑橘ぽん酢

2017-10-23 08:57:33 | 旬をゴチになる

庭木の果樹。
緑のかぼすが黄色くなる頃、ゆずとレモンが始まります。
ゆずやレモンは始まったばかりなので、まだ緑色。
青ゆずや青レモンと呼ばれます。

黄色いカボスと緑のゆずと緑のレモン。
知り合いがお土産に持たせてくれました。

帰福して初もの初もの~縁起もの~♪ と、しばらく
キッチンに飾ったのち、ぽん酢を仕込みました。

自家製のぽん酢。
今季は、薬味を入れたものと、いれていないもの2種。
薬味ぽん酢はすでに美味しかったので、こちらも
上出来の予感(笑)。

 

 

 


ふじももキッチン '17 10月終了

2017-10-19 12:36:52 | 薬膳教室

10月のレッスンが無事に終了しました。
ご参加をいただきましてありがとうございました。

実家の生垣の金木犀が満開!
ぷ~んと漂って、ああ10月の香り。

 

 

今月のお茶とお菓子。

(暦の上での) 秋の間、秋の養生食材の絶対! と
いうことで、白きくらげ(の氷砂糖煮) を召し上がって
いただきました。

白きくらげは植物性コラーゲン。
秋に弱りがちな肺を潤して働きを助けてくれます。

8月立秋は、キャラメル味。9月仲秋は、いちじく味。
10月晩秋は、有りの実(梨) の金木犀風味とカボス。
金木犀、中国では桂花。お茶は、決明子入りの黒烏龍茶。

 

 

トリックオアトリート!
チョコレートでーす(笑)。

 

 

ワークショップは「お月見」。

日本のお月見は、旧暦 葉月十五夜と長月十三夜。
ふたつの月を観るのが月見で、一方しか見ないのは
“片見月” と言って、不吉なこととされていました。

今年は十五夜が10月4日。十三夜が11月1日です。

用意した道具は、うさぎ(切り絵)、月の神が宿る依代
のススキ、月見団子、金色の紙。

 

 

どのクラスも素敵に出来ました。
お持ち帰りいただいて、季節をお飾って下さいね!

 

 

 

お食事、五季食楽(ごき しょくらく)。
五季食楽とは、ふじももキッチンでご紹介をしている、
家庭で作れる薬膳ごはんをいいます(日曜クラスのみ実習)。

陽五行説を活かした体調管理を目指していて、
季節の変化と気候、体の調子に合わせて食材を選び、
はたらきと効能をいただきます。


 

10月は晩秋。「秋の日は釣瓶落とし」というように
たちまち日が暮れてしまいます。
夏から一転した自然の変化に、身体や心が振り回されない
よう “身体も衣替えの季節” がテーマ。

それから、10月は秋の土用の月(土用入りは20日)。
土用期間の約18日間は、最もその季節の特徴が出るので、
秋本来の特徴と、土用の特徴を併用しました。

具体的には(乾燥してくるので) 身体に潤いをもたらす、
粘膜によいなどの食材を。土用の間は、気の調整。
冬に向けては、解毒も意識。
風邪やインフルエンザ対策として殺菌も!

秋の土用が明ければ立冬。
暦と五行説を活用して、冬支度をはじめます。

 

 

お肉料理は豚肉のポットロースト。
豚肉の疲労回復ビタミン・潤す作用。
にんにくの強力な殺菌作用と解毒。
タイムの強力な抗菌作用、胃腸の調子を整える効果を利用。

ソースはカボス(果汁) を使った薬膳風。
薬味や大根の消化を助ける働きを足しています。

つけ合わせのさつまいもは胃腸を丈夫にし、また
粘膜にも良く。青菜で解毒。

 

 

ホームパーティーシーズンに入るのでアミューズなど。
旬の魚料理は秋さばのリエット。
さばは胃を元気にします。ポイントは、さばの下煮にも、
仕上げにも玉葱かな。玉葱には解毒や殺菌作用があるので。

蓮根とオリーブのピンチョスは、潤す作用と解毒作用。

それから、お月見の行事食ということで、満月に
見立てたのガレット。じゃがいもは胃腸を丈夫にして
元気を補う食材。チーズを加えて腸を潤します。

 

 

汁もの。具材は、常備菜(4種のきのこの酒炒り) と、
お月見なので衣かつぎ(小さな里芋) 。
行事と旬と、季節に摂りたい薬効が自然と揃う、
そのような椀になりました。
紅葉が始まりつつあるので、もみじ少々(笑)。

 

 

また、10月はだるま忌(達磨大師の忌日) でもあります
ので器にだるまの文様を選んでみました。
御飯は新米。土鍋炊き御飯です(かまどさん)。

 

 

デザートは、金木犀風味のミルクゼリー。
ソースはぶどう(の皮) のジュレ。ぶどうは、皮と実と種
(の油) とそれぞれに働きや効能が異なります。

 

 

《予告》2017年 11月の ふじももキッチン

◎ ワークショップ 「ヤンニョムづくり」


◎ 五季食楽(ご家庭で作れる薬膳ごはん)

 11月、初冬。
 紅葉の季節が来て、色づいた葉が舞い散ったら
 冬が静かに始まります。 

 冬は「ふゆる」・「ふえる」季節。
 「ふえる」は “生命を内側に宿して保っている”
 という意味の古語だそうです。

 寒さが厳しくなって夜も長い冬。備えましょう!

 

◎開催は10(金)、11日(土)、12日(日)。
 場所:大分県大分市。
 いずれも満席を頂戴しています。

 
 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 


篠栗四国(ささぐりしこく)

2017-10-09 10:27:05 | 九州・大分をDrive

結婚記念日の8日。
2005年からお預かりをしていた子宝祈願を済ませた
お人形(メルちゃんの男の子を預かりました) をお返しに
行きました。

場所は福岡県篠栗(sasaguri) 町 桐の木谷の子安観音堂。
曲がりくねった山道を2キロ。駐車場に着いて、次に、
ぜーはーと階段を登りました(数えてみればよかった・笑)。

ロウソクとお線香をつけ、ご住職の読経に手を合わせました。
お経が終わるとご住職が「大切にしていただきました、
見守ってくれますよ」と声をかけてくれました。

このあとお預かりをしていたお人形は、ものすごい数の
人形がある中へ戻っていきました。

何しろ、干支がひと回りするほどわが家に居てくれた
お人形。家族が増えたお礼参り、とはならなかったけれど、
無事に(福岡に暮らす間に) お返しが出来て良かったー。

 

 

篠栗町は「篠栗四国」や「篠栗八十八カ所」と言う
お遍路さんの町。

一番札所の南蔵院(高野山真言宗、別格本山) に
寄りました。

暮らすマンションのオーナーさんが教えてくれた 
“住職が宝くじで当てた1億3000万で仏像を建てた” と
いうお寺です。

 

駐車場からスタートして、とりあえずこっち。
うわっ!

 

 

お遍路さんのお経が聞こえてきました。

 

 

涅槃像、大きさがすごいのか、1億3000万当てたことが
すごいのか(笑)。


 

お釈迦様の前に日牌塔があったので、両方の父の
命日を探しました。

あ!お釈迦様の指に五色の紐があります。
尋ねると、お釈迦様が悟りを開いたときに現れた光
の色なのだそうです。お釈迦さまにも五行説(笑)。

義父は1月18日。

 

 

わたしの父は1月11日。

 

 

御本堂に移動して参拝、御朱印をいただきました。
お大師さま(弘法大師 空海) はもちろん、鯖大師さま、
お地蔵さま、知らない仏様がたくさんいて、まるで
仏様のテーマパークみたいでした(笑)。

私たち夫婦は酉年。酉年の守護神、不動明王。
おーきくて、ド迫力!

 

 

かわいい空海さん発見!

福岡博多は、空海が唐から帰国した際に滞在したところ。
日本で最初に創建したお寺(東長寺、真言密教が東に長く
伝わるようにと祈願。福岡大仏も有名。桜もきれい) も
あります。

わたしは書をライフワークにしているので、三筆の
空海さんにあやかり、訪ねては上達をお願いする
のも大好きです(笑)。

 

 

御朱印。
これは~? 「釈迦如来です」。
御達筆過ぎて、念のため(笑)。
押さえ紙が時刻表(の再利用)!珍しい(笑)。

 

 

 


宗像大社 辺津宮

2017-10-06 10:32:17 | 九州・大分をDrive

再び関門橋を渡り戻ってきました。
時刻は17時前。宗像大社に参りました。

宗像大社は秋季大祭「みあれ祭」が終わった翌日
でした。

みあれ祭は、祭神の宗像三女神のうち、沖の島(沖津宮)
と大島(中津宮) にいらっしゃる二女神を本土(辺津宮) に
迎える神事。

日が暮れる前の、少しひんやりとした空気感と、
祭りが終わったあとの独特の鎮まり感がなんとも
合っていて、静かでした。

 

 

御本殿に屋根が出来ていたので、ちょっとびっくり。
参拝をしたあと、三女神が降臨したとされる場所へ。
何というか、とても静かな木立に囲まれました。

 

 

お祭りの翌日ですが、くじは引けました。
くじ引きが嬉しいのはオット。
彼はおみくじを含め大好きです。
けれど、ハズレか!みたいなものばかりを引く名人。
これが捨てるに捨てられなくて困るのです(笑)。

それで結果は22等賞ぐらい。
室礼のお道具に使えそうな箕(みの、実に通じる) 飾りを
いただきました。

御朱印をいただいて帰りました。


 

 

 


角島大橋と福徳稲荷神社

2017-10-06 09:25:08 | 九州・大分をDrive

秋晴れの休日!
関門橋を渡りました。
行き先は、山口県下関市。角島大橋!

 

 

角島大橋は下関市の離島、角島に架かる橋。
両サイドに海の景色!を十分に満喫できる
長さでした(1780m)。

 

 

お名前に福と徳。
なんともご利益をいただけそうな神社がありました。
福徳稲荷神社。

 

 

昇段参拝をして振り返ると、この景色!
すでにご利益をいただいたよう(笑)。

 

 

千本鳥居の参道。

 

 

御朱印をいただきました。
御紋が珍しいので伺ったところ、月と太陽だそうです。

 

 

川棚温泉で瓦そばを食べました。
お店はたかせ。本館、南本館、東本館とあったのですが、
築100年以上の本館に入れました。

 

 

ちょうど厨房が見える席。
ガス火でガンガンがんがん、日本瓦を熱しています(驚)。
それでまた重そうな瓦!
楽しみ倍増で待っていました。

わっ!熱そう。
茶そば、錦糸卵、牛肉、海苔、レモン、もみじおろし
とのっています。つゆにつけて食べました。
不思議と、ちょうどいい熱さ。
ところどころ、カリッとした茶そばにあたって
美味しかった!うなめし(ひつまぶし) とセットで。

 

お土産に家庭用がありました。
ホットプレートで代用可。なるほどね!

 

 

 


栗の甘露煮

2017-10-05 16:18:39 | おうち歳時記

利平栗を使って失敗をした(栗の)甘露煮。
ほとんど割れてしまっては、年末のおせち料理、
栗きんとんに使うので数がまるで足りませーん。

気を取り直して、近所のJA直売所で地元産の
いわゆるフツーの栗、を買いました。

 

 

 

ほっ。
これで数は十分に足りるでしょう(笑)。