今年も恒例によりふぅちゃんと有田陶器市へ。 上有田駅と有田駅の間、往復約8kmを歩きながら、探しながらの お買い物です。まずは往路の約4kmから…
スタートはいつも艸窯(そうがま)から
ここはふうちゃんから教えてもらった窯元。 いつもは12ヵ月の花をモチーフにした小皿や豆皿を買うのだけれど、 今年は冒険して傘型小鉢、バラのモチーフを買いました。
次は 深川製磁
結婚のお祝いにいただいたり、ふぅちゃんのコレクションを 見せてもらってからファンになった深川ブルー。 今年は湯のみにしました。
次は 香蘭社
大好きな「野ぶどう」シリーズのうちの五寸皿です。 深川製磁でも香蘭社でも、つい手にとってしまうのは 真っ白な白磁に染付、ぶどうの文様です
次は DESIGN-MORI
今年はコレを買うために行きました(笑) 1956~78年に白山陶器デザイン室に勤務していた 故 森正洋氏が提案された平形めし茶わんです。
まずは“白地にリボンの模様” を探しました。 ズラリと並んでいる展示品の中にはなかったので在庫を 見てもらうことに。社長さん自ら未開封のダンボールを ゴソゴソして下さり 「あ、それです!それです!」とゲット 出来ましたちなみに、社長さんにはネジ、ショップの 女の子にはラケット、ふぅちゃんにはリボンにも、ネジにも ラケットにも見えなかったそうです(笑)
次にオット用にと選んでみたのは“白地に紺の線模様”。 「そのタイプなら、淡黄色地に線模様でタイガースもあり ますよ」と社長さん(笑) 「うちは大のトラファンなので、 そちらの方がピッタリです」とここでもまた笑い。 器を使うたびに思い出すシーンになりました。 しかしながら、ベースの色も模様も多種多彩。 伺ったところ模様は340、50種類あるのだそうです。
次に向う途中、何気に飾られてたカゴに釘付け
ギャラリー有田着。
ギャラリーを兼ねたカフェレストラン。 ちょうど往復の折り返し、中間地点になるような位置に あるので、ランチはいつもここで。 (手前が展示スペース、奥が食事スペース)
たっぷりのすりごまと濃厚なしょうゆベースのタレで 食べる有田名物のごま豆腐( ごどうふ)です。 プルルンとした食感と、のどごしが美味しくて、 これをいただくと「有田に来てるぅ~」と実感します。 今年もごどうふをメインに小鉢数種、ご飯、お吸い物が ついた“ごどうふ定食”を注文。
食事スペースの周囲をぐるりと囲むように約2000客の 有田焼のコーヒーカップ&ソーサーがディスプレイされ ています。嬉しいことに食後のコーヒーは、この中から 好きなカップを選んで飲むことが出来ます。 どれにしようかなぁ~とあれこれ見渡して、コレだと思う 1客を決めるのもまた楽しい時間です。 今年もデザイン・模様重視のふぅちゃんと、容量重視 マグカップ級の大きさを選んだ私でした(笑)
そぞろ歩きとなった復路も約4km。 午後からは隣の波佐見町、波佐見焼へ移動です。
白山陶器
本社ショールームは入場制限があってた為かなりの 待ち時間になりそう。ならばと、近くの第二会場に 向うことにしました。購入したのは七寸皿となます皿です。 七寸皿の白は少しマット。 なます皿の方には花びらが デザインされています。
同じ会場内に出店していた古伊万里の蓋物です。 何度も手にとって値段とにらめっこ。自ら販売をしていた 社長さんが「負けてくれる」というので「しめたっ!」と、 思いました(笑) はじめての古伊万里です。 チェストの上に飾りアクセサリー入れにする予定です。
あ~幸せ
かつては安さに舞い上がってしまい、雑多な器を あれこれと買って帰り、いざ料理を盛り付けてみると ガッカリ…だとか、飽きてしまってバザー行き… なんてことがよくありました(笑) 今ではそういうことの あれこれが、手に入れる前、一目見た途端にピンと くるようになりました。毎年となりで目を光らせてくれる ふぅちゃんに感謝そして、ポンと食事代を持たせて くれたり、道中のおやつに準備するクーラーボックスの 中身を充実させてくれるオットに感謝
我が家の器たちは…暮らしを楽しくしてくれる大切なアイテムです 29th Apr.