九州は温暖な分、呼吸器を冷やすリスクが
低い、部屋の換気もしやすい。
満席4名の少人数制でやっているとはいえ
どこまで怖がるか、ということには変わり
なく、しかし一方では、学ぶ楽しみ、
月に1回のリセット日、デドックスの楽しみ、
などと実際にいただいている生徒さまからの
声があり、そこを失くしてしまうのは
どうなのか。。。
あとは現地に移動してからの判断に
しました。
キャンセルが出ても止む無し、として
一部の内容を変更して時間は短め。
デモンストレーションや実習も
お休みにしました。
ふじももキッチンのお料理は
生徒さまと3つテーマを共有しています。
そのひとつが、自己防衛策を持って
免疫弱者にならないこと。
参加していただきましたならば、
通常通り食べて笑って学んで
また笑って。衛気(免疫力) たくさん!
ということで、7日と8日に開催。
ご協力をいただき無事に終了。
ありがとうございました!
室礼は上巳。桃の節供。
桃の絵柄の花御札と雛折の前には、立ち雛の
形をした博多はじきを飾りました。
妙な疫病をはじく!
お菓子は、よもぎ入りの梅ヶ枝餅と雛あられ。
春は肝の不調に気を付ける季節。
血を作るための食品が少ない、というのも
肝の不調を呼ぶと思うので野草だとか
緑黄色野菜などで蔵血。よもぎの薬効です。
お茶は玄米茶。
緑茶は薬膳では苦味と甘味。
苦味には体内の不要物を外に出す働きが
あります。それから鎮静させる力。
玄米は甘味。元気がつきます。
疫病の報道が続き不安を感じる、デマに混乱する、
気が滅入る。。。
元気がついてイライラしなくなる・なったかも、
と感じでいただければ幸いです。
暦と五行説(木) を活用した春季養生。
仲春の家庭薬膳です。
暦は、啓蟄と春分。
陽気が上昇する候です。
陽気の上昇とともに肝が高ぶって引き起こす
不調を鎮める、祓う。
そして春分の頃でコンディションを確認。
調子が上がっていない場合は過去半年間の
暮らし方を振り返り。
ワークショップは、春のジャム。
事前に作ったものをお持ち帰りいただきました。
今年は四季ごとに、果物と漢方と共通のスパイス、
そしてお酒で作るジャムを企画しています。
1回目はベリーとシナモンと赤ワイン!
肝が弱った時には酸味(で疲労回復、パワーアップ)。
同時に脾胃を養う甘味。酸っぱいフルーツで作る
ジャムは二味配合の原則そのもの!
食前のドリンクは桃酢。
桃の節供の桃と、春の五味の酢。
たこと豆のバジルサラダ。
補血作用のたこと豆。
バジルの香りで気をめぐらせました。
お肉は鶏肉。
春は気圧の変化が大きく心身に影響を及ぼしやすい。
また、高まった気を発散する(気の) めぐりが悪く
なるとトラブルが起こりやすいと言われています。
トラブルのひとつ、上がってしまった気を下ろす
効能や作用を持つ鶏肉。骨付き肉をレモンロースト
しました。レモンは生徒さまの邸宅庭のもの!
通年企画のお味噌汁。
3月はめぐりと解毒。
具材は榎茸としめじ。浅葱は多め、がポイント。
見た目に青(緑) の春の五色ながら、補気、補肺、
降気、消食、粘膜強化、かぜ予防、などの効能や
作用を持っています。
主食は春仕様の香味ピビンパ。
五色の食品と殺菌作用を同時に。
ヨーグルトとベリーのマーブルバターケーキ。
室礼で飾った雛折(道明寺の羊羹) は直会しました。
漢方ティーはマヌカハニーとカモミールの
ブレンドティー。
ご参加ありがとうございました。
◎次回は4月4日(土)、5日(日)
二十四節気は清明と穀雨と春の土用
季節のワークショップは実習なし。
お持ち帰りのみとなります。
お食事、家庭薬膳は晩春がテーマ。
春の極まり期、春土用に入ります。
きらきらと花や緑あふれる自然に沿い
衛気を高めましょう。
とはいえ、疫病も気になるところ。
そこは柔軟対応で参ります。
追加の募集はございません。