脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

自殺の原因第一位 健康問題

2022年03月16日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
本日の朝日新聞によると、
2021年の自殺者の全体数は前年より74人少ない2万1007人だという。
2年ぶりに減少したという。

自殺の動機や原因の第1位は、「健康問題」で9860人で前年より335人減少

2位が「経済、生活問題」で3376人で前年より160人増えたそう。

脳脊髄液減少症が見逃されたり、なかなか治療に至れないと、
本人は死ぬほどつらいのに、医師にも家族にも気のせい扱いされたり、
精神的ストレスのせいにされたり、

仕事や家事ができなくなって、
怠け者扱いされたり、
病名がわからないと福祉の支援もうけられないから、
本当に自殺を考えてもおかしくないと思います。

私が、あんなに長い年月脳脊髄液減少症を見逃されて、医師にも家族にも苦しさをわかってもらえないのに、ここまで生き残れたのは、

単なる幸運の連続、偶然です。

私は毎年の自殺者の中に、
髄液漏れで治療に至れていない人、
治療にたどりついても、症状に耐えかねたり、周囲の無理解で自殺してしまう患者さんもいると思っています。




 
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シェルショック (砲弾ショック)戦争と脳脊髄液漏出症 

2022年03月16日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
毎日、ウクライナの爆弾の悲惨な映像がテレビで流れて見ているのが辛いです。

shell shock(砲弾ショック)


シェルショックという言葉をご存知ですか?

砲弾ショック、戦争神経症とも言われていて、
戦場にいた兵士に起こる、ストレス障害と言われています。

しかし、
私は精神的ストレスだけではないと思っています。

爆弾で直接目に見える怪我がなくても、
爆弾の爆風という衝撃が、人体に当たれば、脳脊髄液漏れが起こる可能性があると私は思うからです。

shell shock(シェルショック)という言葉が生まれたのは、第一次大戦時だというから、
MRIもCTも病院にない時代です。

ましてや、平成に入ってからの脳脊髄液漏出症の概念など、
第一次大戦時はない時代の、
その頃の医師が考えた名前なのでしょう。

当時の医師は、爆風の衝撃で、体内に脳脊髄液が漏れ出して、さまざまな心身の症状を起こすなど、
想像もしなかったでしょう。

血も出ていないし、外傷もないのに、さまざまなわけのわからない症状を訴える患者に対して、
自らを納得させるために、
兵士の精神的なものにするしかなかったのかもしれません。

でも、

戦場では、爆撃による、人体への目には見えない衝撃だけではなく、

爆弾による怪我や、
暴力や拷問など、直接的な人体への衝撃も加わるでしょう。

戦争で、脳脊髄液減少症患者は大量に作られてしまっていたと私は推測しています。

今も、今回の戦争でウクライナでは、目には見えない怪我を負って苦しんでいる人たちがいると私は危惧しています。

脳脊髄液漏出症という怪我を負った人は、
目に見える怪我を負った人と違い、
適切な医療は受けられない可能性が高いと思います。

この記事から一部引用させていただきますと
多くの兵士が負傷しました。だが、こういった死傷と別に、めだった負傷が無いにも関わらず、多くの兵士が塹壕から盲目、聴覚障害者、無言、または麻痺状態、精神異常で戻ってきました。当時の医者はこの理由が全く分かりませんでした。その後、100万人の戦死者を出した1916年の第一次大戦の最大の会戦「ソンムの戦い」では1.6万人もの兵士が同様の症状を訴えます。』

と書いてあります。
この記事を書いた人は、まさか私のような髄液漏れ視点で当時の兵士の症状の原因を考える人がいるとは想像もしないでしょう。

体に交通事故での強い衝撃を受けた私は、
言葉が出ない、
声が出ない、
精神状態がおかしくなる、
出たり消えたりする半身麻痺、
聴覚の異常、
視覚の異常を実際に体験しています。

当時、シェルショックと言われ、のちに戦争のストレスによるPTSDだとされた、目に見える外傷のない兵士の異常は、
繰り返し爆風という衝撃波を、体に受けた人体の、
髄液漏れのサインだったのではないでしょうか?

砲弾が原因→PTSD
とされたみたいですが、

実はPTSD→髄液漏れ→砲弾が原因
って事もありうるのに。

意外にも、大昔の当時の医師の、
「砲弾が原因」が真相に近いかもしれません。

兵士の原因不明の心身の不調、シェルショックの原因は
すべてPTSD(心的外傷後ストレス障害)ではないと私は思います。
絶対に砲弾や暴力や拷問や怪我した時の衝撃による、
髄液漏れの可能性も隠されていると私は思います。

誰もそんな視点で検証していないだけです。

そもそも、
交通事故やスポーツ事故、暴力などで
髄液漏れを発症した人がいる事が明らかになっているのですから、

戦争の爆弾の衝撃で髄液漏れを発症した人が全くいないとは、
私は、考えられません。

第一大戦中とは違い、今は医学が進歩し、MRIも CTもRI検査もできるのですから、
あとは、医師の知識の問題だと思います。

戦争と脳脊髄液漏出症は無関係ではない事に、
この機会に多くの医師に気づいてほしいと思います。



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○○という誤診

2022年03月16日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
原因不明の症状に、やっと病名がついた!
この先生を信じてついていこう!
とホッとしている、そこのあなた。

もし、そう診断したその医師のその病名が、間違っていたとしたら?

そんな事考えもしない?

いえ、あるんです。
信じた医師がまたまた診断が違っていたという事が。

その医師の診断は、ある意味間違ってはいないけれど、症状の改善につながる、病の本質につけられた病名ではないということがあります。

つまり、
真相の原因で人体に起こっている
さまざまな症状について、
それぞれの医師が、あてはまる病名をつけているという可能性もあると思うのです。

本当は真相は別にあるのに、その本質の病で起こるさまざまな症状に、医師が思い思いの病名をつける。

本質の病のひとつの症状に過ぎない症状につけられた名前、

それがその医師のつけた診断名かもしれないのです。

たとえば、
ガンという原因があって、
気持ちが沈んだ人に「うつ病」

ガンで、頭痛が慢性的にある人に、「筋緊張性頭痛」

胃ではない他のところにできたガンで食欲不振になった人に、
機能性ディスペプシアとか、食欲不振症とか病名をつけるようなものだと私は思います。

でも、ガンは医師も患者も世の中の誰もが見落とすと深刻な病だと、知っているし、

ガンが原因でさまざまな不調が出る事も皆想像できるから、それらの症状の大元はガンだと理解できる。

でも、この「ガン」を「脳脊髄液減少症」とか「脳脊髄液漏出症」という言葉に置き換えたら、たちまち人はわからなくなるのです。

脳脊髄液減少症で心身に起こる症状のすべてを知っている人は患者と、
そういう患者を数多く診ている医師だけだから。

多くの医師は自分の専門分野にあてはまる症状だけを抜き出して、それに病名をつけ、自分と患者の両方を納得させてしまう。

患者は、今まで原因不明、気のせいと、医師にまともに相手にされてこなかったから、
自分の症状に名前をつけてくれた事に感動し、その医師を崇拝してしまい、他の原因の可能性を探ろうとしなくなり、その医師の信者のようになってしまう。

あなたのその病名
疑った事ありますか?

あなたをそう診断した医師は、
まずは脳脊髄液漏出症かも?と疑った事ありますか?

あなたを診断した医師は脳脊髄液減少症の専門医を軽蔑したり非難したりしていませんか?

もし、脳脊髄液減少症のことをうさんくさく思って批判的な医師なら、
その医師のその診断は間違っているかもしれません。

脳脊髄液漏出症で起こるさまざまな症状には、
パニック障害、
うつ、
適応障害、

機能性ディスペプシア
更年期障害
ED

患者が訴える原因不明の痛みや倦怠感に医師が好んでつける病名、

起立性調節障害
慢性上咽頭炎など、

その医師の興味関心の範囲から見た
その角度からだけで、さまざまな病名がつきかねないのです。


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