コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

久しぶりの富士探索

2019-07-18 21:33:19 | 登山



しばらく奥久慈、房総方面へ行っていたので、今日は久しぶりに富士山周辺を探索です。
標高が低い植林帯からスタートしてブナ、カエデの森~シラビソの森へと
標高を上げていき、花を探しながら登山も兼ねて天候が良ければ森林限界周辺
まで行こうと思います。

今年は梅雨寒で花も遅れていそうなので、訪れる時期を1週間ほど遅らせてきましたが
歩きはじめると、サンショウバラの残り花に出会ったり、ヒメシャラの花が咲いていたり・・・・
予想していたよりも随分と花が遅れているような気がしてきました。












杉の植林帯は薄暗く、花も少なめです。
ヤマアジサイ、キヌタソウ・・・・オニシバリの赤い果実が目立ちます。
























植林帯からブナ、カエデなどの落葉樹の森へ来ました。
薄暗い森から明るい緑に囲まれた森になると思っていましたが、霧が立ち込めてきて
時折暗くなると霧雨が落ちてくる生憎の天候になってしまいました。













ときどき苔や羊歯に覆われた樹に出会うと、双眼鏡を取り出してゆっくり眺めていきます。
きっと何処かに、フジチドリやヒナチドリが居るのでは・・・・と思い
出会いを楽しみに、樹々を見上げながら登って行きます。

探し求める花もだんだんとレア度が高くなってきたので、簡単に出会うことはなくなってきました。
それでも探し歩いていれば何時かは出会う事があるのではないかと思い根気よく歩こうと思います。
霧に覆われているので空気はヒンヤリです。やはりこの時期は涼しい富士山を歩くのがいいですね。

この樹は羊歯に覆われていますので、可能性ありますね。
立ち止まって下から順番に眺めていきます。上の方にはフガクズズムシソウが点々といる感じです。














今が丁度見頃な感じです





















何度も見ている花ですが、やはり出会うと嬉しいです。
この後も見上げる樹には時々いました。

色が薄い株です。



















目線の近くに小さな株を見つけました。





















その後もフガクズズムシソウには出会います。何とかピンクの色を探しますが
見つかりませんね、ここは良い雰囲気ですので、もしかしたらと期待しましたが
だんだんと霧が濃くなってきて高い樹の上が見づらくなってきました。





















何気なく眺めていますが
初めてフガクズズムシソウに出会った時、
すごく嬉しかったことを思い出しました。私にはスタンダードになり始めた花ですが、
こうしてまた見ると、古木に着生している花景色はやはり良いです。

この花が見頃ということは、ここの標高で探すのは少し早かったかもしれません。
来週以降で梅雨明けしたら良さそうな気がしてきました・・・・本当に梅雨が
明けるのかわかりませんが・・・・・
下の方は晴れていそうですが、標高を上げていくと雲の中へと入っていくのか
ますます霧が濃くなり、樹の上を探し歩くには不向きな天候になってきました。
今回は午前中で切り上げて、午後は好きなベニシュスランを見に丹沢へ行こうと思います。


・・・・・・つづく






コメント (2)
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