コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

ヒナラン、ウチョウラン ~ 奥久慈

2019-07-04 13:19:19 | 登山



・・・・・・・・前回の続きになります。

やまそだちさんと待ち会わせて次の山へ・・・・
雨は止んで薄日も差す天気になってきました。

ここは昨年同じ時期に歩いたら、ヒナランだけでなくウチョウラン、マメヅタラン
なども多く見られました。開発や盗掘、食害などで荒れてしまった山が多い中で、
まだ昔の自然がそのまま残っている感じがします。
以前は房総の山にもこんな所がありましたが、今では食害で以前の姿は見られなくなりました。

尾根に上がると、ヒークを越えるたびに花が現れてきます。

枝に掴まりながら岩場を回り込んで眺めて見るとマメヅタランが岩場を覆っています。















近くで見られる所もあります。














ヒナランも多く自生していて、昨年は岩松の隙間から幾らでも出ていましたが
今回はそれほど多く見られませんでした。
昨年に来た時よりも1週間ほど遅く来てみたのですが、ここの自生地の花は遅れている感じがします。
それでも日当たりの良い場所では見頃でした。



























花が遅れているおかげで、昨年は見頃を過ぎていたウチョウランは綺麗に咲いています。






































もう少しで手が届きそうな場所にもいましたが、多くは岩場を見上げたり
見下ろしたりする所が多いです。

こんな岩場にはミヤマスカシユリも多く、昨年はすでに咲きはじめていましたが
今年はまだ蕾ばかりでした。













雲の隙間から薄日も差してきて岩場も乾いてきました。
風が通る見晴らしの良い場所で軽く食事をして休憩します。
花の少ない時期ですが、岩場の稜線はそれなりに花があります。
シモツケ、キリンソウ、マンネングサの仲間などが点々と咲いています。














慎重に岩場を下り、次の山へ・・・・・今回、本命の花探索へ向かいます。


・・・・・つづく




コメント (2)
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