コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

夏のような秋の房総散策

2016-10-19 18:55:15 | 登山


秋晴れの澄んだ天気でしたら丹沢か奥多摩の縦走を考えていましたが
明け方まで雨が残り、日中は夏日になる予報へと変わってきました。
それなら、まだ秋の花が残る富士周辺でも・・・・と思いましたが
この時期に歩いていない房総へと予定を変更しました。

・・・・途中で、ちょっと行先を間違ったかな・・・と後悔もしましたが
汗をかきかき2ヵ所ほど歩いてきました。









ついさっきまで小雨が降っていた感じの森です。

今日の行先、選択ミスかなと思った一つ目は湿度100%の森、車を降りた時は
感じませんでしたが歩いていると直ぐに汗だくになりました。
それともう一つは、この時期の照葉の森は花か少ないこと。
やはり、秋は高原散策がよろしいかと・・・・・

もう来てしまってからではしょうがないです。
少ないですが見た花を少しだけ紹介します。












これはキヨスミギクかな・・・・

花が全くないわけではなく、キッコウハグマが所々咲き
コウヤボウキも適当に咲いています。









オケラも咲くのですね・・・・想定外の花でした。



少ないのですがリンドウやセンブリも見られます。
花はまだこれからという感じですね。










スハマソウの葉も見られるようになってきました。











ジミ系の花が多い中、ホトトギスは丁度見頃で法面から垂れ下がる風景が
良い感じです。






















林の奥を覗いてみると、エビネの葉を見つけました。
台風で落ちて来た枝や土石で随分と痛めつけられた株が多くありました。










稜線の視界が開けた場所で一休み。










青空も見えて天気も回復してきました。
雲をみると何となく秋だな~という感じですが、今日は暑いです。
前回の富士山は肌寒いくらいで良かったけれど、また夏に逆戻りです。
仕事の疲れもあってか、もう何だか少しバテ気味になり一山越えた所で
多少は涼しそうな沢沿いへ・・・・ 


途中で周辺の樹がマメヅタに覆われている場所に出会いました。











久しぶりに双眼鏡を出して見渡してみますが、どうもマメヅタばかりのようです。




湿り気のある苔が美しい法面を見ながら歩いていると
ベニシュスランがいました。










目線を落として周辺をよく見てみると、点々と群落が見つかりました。







ダイモンジソウも多く見ますが花はまだこれからのようです。




このあたりはナツエビネの株も多く
花茎は伸びた形跡がありますが、花は咲いたのかな・・・・・


今年は花を見ることができませんでした。










沢沿いも蒸し暑いです・・・・・ やっぱり丹沢の稜線の方が風が涼しくて
気持ち良かったのでは ・・・・・
などと考えていたら気分的にも疲れてきてしまったので、そろそろ引き上げることにします。

もう夏のような暑さは今日が最後だろうと思ったのは3週間前。
今年はラニーニャ現象で寒い冬という予報ですが、どうもまだ信じられません。




10月18日












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