連休の前半は仕事をして、後半3日を実家の片付けと用事を済ませるため帰郷しました。
最近は都心からの日帰り圏ではもう探して見たい花が少なくなり、晩秋から冬にかけての山歩きが
楽しく感じるようになってきました。ただここ岐阜をスタートとするなら、まだまだ探索してみたい山域も多く
特にこの時期に咲くイワチドリは、関東では自生地がなく見る事ができないので、3日間の中で何とか時間を調整して
半日だけですが探索することができるようにしました。
土地勘のある郷里ですので何ヶ所か探すポイントはありますが、半日では奥深い渓谷へと行くには厳しく
とりあえず今回は近場で、昔はいくらでも咲いていたという飛騨川の飛水峡を探索してきました。
最近は都心からの日帰り圏ではもう探して見たい花が少なくなり、晩秋から冬にかけての山歩きが
楽しく感じるようになってきました。ただここ岐阜をスタートとするなら、まだまだ探索してみたい山域も多く
特にこの時期に咲くイワチドリは、関東では自生地がなく見る事ができないので、3日間の中で何とか時間を調整して
半日だけですが探索することができるようにしました。
土地勘のある郷里ですので何ヶ所か探すポイントはありますが、半日では奥深い渓谷へと行くには厳しく
とりあえず今回は近場で、昔はいくらでも咲いていたという飛騨川の飛水峡を探索してきました。
景勝地の飛水峡といっても遊歩道がある観光地ではありません。
まず苦労したのが岩場へと下降するポイントを探すことでした。
何ヶ所かで降りてみましたが、細い階段があったのは一か所だけで
後は危ない急傾斜をヤブ漕ぎして何とか岩場へと降りることができました。
まず苦労したのが岩場へと下降するポイントを探すことでした。
何ヶ所かで降りてみましたが、細い階段があったのは一か所だけで
後は危ない急傾斜をヤブ漕ぎして何とか岩場へと降りることができました。
層状をなすチャートで構成された岩場ですが、この層の隙間に植物が入り込むのでしょうね。
初めて降り立った飛水峡ですが、すぐ上を国道が走っているとは考えられないくらい
秘境感たっぷりの雰囲気です。
周りの山から水が滝のように流れ込んでいてV字渓谷の中は湿度が高く
法面や岩の上までも苔むしていて、羊歯、苔などが多くみら沢沿いなどに自生する
植物も多く見られました。
初めて降り立った飛水峡ですが、すぐ上を国道が走っているとは考えられないくらい
秘境感たっぷりの雰囲気です。
周りの山から水が滝のように流れ込んでいてV字渓谷の中は湿度が高く
法面や岩の上までも苔むしていて、羊歯、苔などが多くみら沢沿いなどに自生する
植物も多く見られました。
これも羊歯の仲間のようです。
カタヒバ、イワヒバも着生しているのでイワチドリもいないかと目を凝らして探しながら行きます。
濡れた岩場に張り付くイワギボウシ
濡れた岩場に張り付くイワギボウシ
カタヒバとミヤマヨメナ、
これは? 葉ッパがダイモンジソウとは違いますね。
春咲きダイモンジソウなんてあったかな・・・・・・
今日の本命ではないのでスルーします。
シラユキスミレも点々と・・・・・・・
春咲きダイモンジソウなんてあったかな・・・・・・
今日の本命ではないのでスルーします。
シラユキスミレも点々と・・・・・・・
水が滴る場所にはネコノメソウ、チャルメルソウの種類が多くいました。
・・・・花は終わっています。
・・・・花は終わっています。
チャルメルソウには斑入りのような葉も多く
なかなか風情があります。
なかなか風情があります。
いい雰囲気ですがいませんね・・・・・昔はいたのでしょうが盗掘されつくされたのでしょうか。
岩場の淵や対岸の岩壁の何処かに、きっとまだ生き残っている株がいると思うので双眼鏡を取り出して探してみます。
しかし河原という感じの場所ではなく、アルプスのキレットを歩く感覚です。
ザイル、ピッケル、チェーンスパイク・・・・持ってきて正解でした。
一段下の岩場へ降りるのもザイルがないとリスク大です。
岩場の淵や対岸の岩壁の何処かに、きっとまだ生き残っている株がいると思うので双眼鏡を取り出して探してみます。
しかし河原という感じの場所ではなく、アルプスのキレットを歩く感覚です。
ザイル、ピッケル、チェーンスパイク・・・・持ってきて正解でした。
一段下の岩場へ降りるのもザイルがないとリスク大です。
凄い景色が続きます!
間近にこの景色を見られただけでも来たかいがありました。
チャートのうねるような地層が凄い・・・・・
間近にこの景色を見られただけでも来たかいがありました。
チャートのうねるような地層が凄い・・・・・
岩壁の隙間、足元などにはヒメウツギ、岩ツツジが多く
岩ツツジは飛水峡の名花で、蕾も多く付けているので、もうすぐ岩場を朱色に飾る景色が見られそうです。
岩ツツジは飛水峡の名花で、蕾も多く付けているので、もうすぐ岩場を朱色に飾る景色が見られそうです。
所々、岩の隙間に見られるタチツボスミレはケイリュウタチツボスミレではないかと思います。
ギリギリの淵まで何とか行ってみて
慎重に腰を下ろして双眼鏡で対岸の岩場を探して見ることにします。
慎重に腰を下ろして双眼鏡で対岸の岩場を探して見ることにします。
チャートの岩壁のタテに入った隙間にはイワツツジや羊歯などの植物が着生しています。
ピンクの花ならすぐに目につくと思うので、水の滴る日陰の岩場を中心に眺めていくと
点々と咲いているのが見えてきました。
ピンクの花ならすぐに目につくと思うので、水の滴る日陰の岩場を中心に眺めていくと
点々と咲いているのが見えてきました。
もっと望遠の効くカメラで撮影しようとザックを探したら
なぜかマクロレンズの付いたミラーレスが出てきた。(--;
しょうがないのでコンデジのデジタルズームで撮影してみます。
なぜかマクロレンズの付いたミラーレスが出てきた。(--;
しょうがないのでコンデジのデジタルズームで撮影してみます。
間違いなくイワチドリです!
やはり、こんな険しい岩場には生き残っていてくれました。
ここなら盗掘は不可能に近いので、今後も咲いてくれると思います。
ウチョウランと同じような環境ですが、更に濡れた岩場を好むようです。
私のいる足元の下の岩壁にも咲いているかもしれません。
もう少し大きな株がないかと探してみましたが見つかりませんでした。
今回が初めての探索でしたので、少しでも見つけられて良かったと思います。
きっとこれから奥深い渓谷などを探索しながら歩けば
何時か目線の近くに咲く花にも出会うことがあるだろうと思っています。
今までの経験からして、探し続けるうちに以外な穴場に出会うことがあるかもしれないです。
次は何所を探して見ようかと、地図を眺めながら想像している今が一番楽しい時期でもあります。
やはり、こんな険しい岩場には生き残っていてくれました。
ここなら盗掘は不可能に近いので、今後も咲いてくれると思います。
ウチョウランと同じような環境ですが、更に濡れた岩場を好むようです。
私のいる足元の下の岩壁にも咲いているかもしれません。
もう少し大きな株がないかと探してみましたが見つかりませんでした。
今回が初めての探索でしたので、少しでも見つけられて良かったと思います。
きっとこれから奥深い渓谷などを探索しながら歩けば
何時か目線の近くに咲く花にも出会うことがあるだろうと思っています。
今までの経験からして、探し続けるうちに以外な穴場に出会うことがあるかもしれないです。
次は何所を探して見ようかと、地図を眺めながら想像している今が一番楽しい時期でもあります。
近くを通ることはありますが飛水峡の核心部へ足を踏み入れたことが無かったので楽しく読ませていただきました。機会をつくって潜入してみたいと思います。
管理人さんがよく行かれる南信の渓谷などは興味深々です。
飛水峡、案外地元の人もあまり入らないようです。自転車なら何処でも止められ、降りられそうなポイントもあると思います。
気をつけて行って見てください。