気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

母と娘のスペイン旅行その5 バルセロナへ

2024-10-15 16:13:40 | 海外旅行
 スペイン旅行記再開です。

 帰ってから、最後の夏合宿あり、足の薬指骨折で医者がよいあり、それで遠出できないので映画、美術館めぐりといろいろ忙しくしていました。
 自分で気分を盛り上げないとね。
骨折なんかに負けられない!幸い痛みも減り、順調に回復中。

6日目 9月15日 グラナダからバルセロナに移動

 6時半起床。7時30分ごろから明るくなり始める。
ホテルで朝食
しぼりたてジュースが美味しい。
昨日寒すぎてゆっくり食べられなかったので何もかもおいしい。

 その後はまだ観光客のいないアルハンブラ宮殿敷地内を散策。
優雅な時間を過ごした。
 タクシーで空港にいく。(タクシー代50ユーロ)

空港からは空港バスでカタロニア広場へ。
スーツケースを引っ張り8分ほど。旧市街の目抜き通りランブラス通りそばのホテルへ。

 ミロがデザインした石畳。この脇の道を200メートルほど入った所にある、
ホテル・サント・アグスティに4泊する。
22年前、ランブラス通りはスリ、カッパライの名所のように言われており、
怪しげな目つきの人も多かった。
個人旅行が初めてだった私たちは、危険回避、ここは通り過ぎるだけの場所だった。
 今は大丈夫なのかしら?との心配は杞憂に終わり、警官もおり、たくさんの観光客があふれていた。

ホテルは元僧院を改修。16時ごろ到着。

20畳以上の広さで快適。
(チェックアウトの時分かったが、この部屋は特別室扱いだった。道理で延泊料金が高かった!ひとり1泊27000円、二人で2泊延泊では?考えない!考えない!アメニティなど特にサービスなし。朝食なし、浴槽なしのシャワーのみ。今バルセロナのホテルは高額なのかも。)

でもいい感じ。棟続きの隣は教会。

さて荷物を置いて散策へ。
ガウディがデザインしたガス灯のあるレイアール広場。彼の最初の建造物。

ランブラス通りの突端まで歩くと海。(22年前の旅行のブログへ)

コロンブスの塔。

前回は塔に上り、海辺のテラスでお茶したが、今回は歩くのみ。行くところがあるので♬。
 この辺から咳が出始め、ボーッとしてきて体が重くなった。
しまった!!昨日のアルハンブラホテルのディナーで風邪をひいたらしい。
ホテル近くの「コルドベス」でフラメンコ鑑賞。
踊り手3人。歌手2人、ギター2人。踊り手も歌手もすごい迫力。

 ドリンクのサングリアが美味しくて、娘の分まで手を付けてしまった。
どうも微熱が出ていたみたい。
 風邪で旅行を楽しめないと悔しいので、その日は葛根湯と地肌に貼るホッカイロで体を温めて寝た。回復できるのか??

コメント (4)
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最後の夏合宿

2024-10-10 11:00:37 | 展覧会
 母と娘のスペイン旅行はひとまず休憩。

 今月3日から5日までのラッシーママさんの伊東のお宅で最後の夏合宿がありました。

 夏合宿は毎年夏にラッシーママさんが伊東のお宅に招待して下さり、にぎやかに過ごします。
ラッシー家のご都合で今年が最後になるそうで、これは絶対参加しなくては!!

 実は帰ってきたら私のパソコンが新しくなっており、 ポツポツと 不慣れに入力しています。
何回もうっかり消してしまいショックの連続。

3日  
 熱海駅でビオラさん、lilyさん、nao♪さんと待ち合わせ、「磯丸」でお寿司のランチ。
ここはいつも行列なのですが、時間が早かったのですんなり入れました。

 お腹が満足したところで、伊東駅へ。
熱海駅のホームにはいつもと違う赤い電車。「きんめだい号」という展望電車です。
窓に面する特等席に座り、ウキウキ♪。さい先いいわね~。


キンメダイ尽くし。

 伊東駅にはラッシーパパさんが出迎えてくださいました。
あら、ポツポツ雨が・・・・・この後ずっと雨にたたられるとはこの時は考えもしませんでした。
 
ラッシーさんのお宅「まりも荘」ではラッシーさんが前日からいろいろ準備してくださってました。

乾杯♪♪
 ラッシーパパさんがカメラマン。
でもスマホとの相性が悪くてなかなか撮れない。
何人目かのスマホで撮れた貴重な一枚。
もう可笑しくて可笑しくて、乙女のように笑い転げてしまいました。
パパさん、乙女たちを前に少しドキドキしたのかな?

 この後は飲んでお喋りして・・・・
何を話したか思い出せないけれど、こんな時間がとても楽しい。

 lilyさんが、最後だからと今までのアルバムを持ってきてくれ、思い出話に花が咲きました。
 このコラージュの一年前が最初の夏合宿。
コロナで2回お休みしたのですが2009年から始まり14年続いてました。
長い時を一緒に過ごしたのね。もうブログ友達というより仲の良いお仲間。
ラッシーママさんには感謝してもしきれないわ。
ページをめくるたび若~いという声が上がり、盛り上がる。

 私は14回参加。皆勤です。
最初のころは退院後2年半たっていたけれど、全く体力がなく、皆さんにご迷惑かけてしまいました。
 パパさんによく言われます。あの頃はすぐに横になっていたねって。
その頃を思い出すと本当に丈夫になりました。そしてお世話になりました。

 この日はお喋りに全精力を使い果たしたのか早目の11時に就寝。

4日 朝から土砂降りの雨。
 ゆっくり朝食を食べ、またお喋り。
午後になってから「伊東園熱川ホテル」に移動。
その前に雨が止んだので記念の一枚。
「まりも荘」前で最後の記念写真。
良い思い出ばかりの伊東のお宅とのお別れ。少し感傷的になりますね。

ラッシーママさんの運転でホテルへ。
広々とした気持ち良いロビー。

部屋から伊豆大島が見える



お食事もおいしくいただき、

食事のあとは1時間のカラオケ。私は声が出ないので歌えないけどパパさん、気持ちよさそうに歌ってました。nao♪さんもとてもきれいな声です。

それにしてもカラオケルームの広いこと!リサイタルが開けそう。
ダンサー付きでも大丈夫。

その後はまた飽きずにアルバム見たりお喋り。

5日 きれいな朝焼けが見られたけれど、やはり雨。

 ラッシーママさんご夫婦は用事があるのでここでお別れですが、
私たち4人はラッシーママさんおすすめの「アニマルキングダム」に行ってみることにしました。
今後伊豆の動物園に行く機会は絶対にないでしょう。
 雨が心配ですが本降りにならないよう祈るのみ。

ラッシーさんがキングダムまで送ってくれました。
雨が降ってましたが、動物と触れ合うことができる動物園ということで思った以上の面白さ!!

なんといっても一番かわいかったのがモフモフの9月10日に生まれたという
白ヒョウの赤ちゃん。名前は公募中。お目目が青い。
抱っこと餌やり体験の抽選には外れましたが、10時半から30分だけガラス窓から見られるので並びました。

写真をどうぞ
インコと一緒

カピパラと一緒

左側のヌーは日本に1匹しかいない。

あとはビオラさんに習ったコラージュで


 ラッシーママさんラッシーパパさん、たくさんの思い出を作ってくださってありがとうございます。今まで本当にお世話になりました。
ほとんど知らなかった伊豆に詳しくなりました。

 また新年会やほかの機会にお会いしましょう。
そしていつまでも皆で刺激しあい、若々しく元気でいられたらと思っています。


コメント (8)
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母と娘のスペイン旅行 その4 アルハンブラ宮殿とホテル

2024-10-02 22:53:14 | 海外旅行
5日目 9月14日 アルハンブラ宮殿へ。

 この日はアルハンブラ宮殿敷地内にあるホテルの泊まる予定。
ちょっと贅沢♬
朝タクシーでホテル「パラドール・デ・グラナダ」へ

ホテル入り口付近

荷物を預け見学へ

室内 このホテルは僧院を改修した建物。厚い壁にルーバーの戸

この小さな噴水の後ろが私達の部屋。気分が揚がります♬

最初に出会った建物

建物のガラス窓に緑が写る。

アルハンブラ宮殿の見どころは大きく分けて3つ。

一つはこの写真のアルカサバ
(9世紀モーロ人が築いた最も古い建物。軍事要塞)

2つ目はヘラネリフェ
(14世紀に建設されたナスル朝の夏の別荘、水の宮殿とも呼ばれる)

3つめがナスル宮殿
(まさにアラビアンナイトの世界、アルハンブラ宮殿の心臓部)

まずはアルカサバへ・・・・何の装飾もなく武骨

さすがに要塞だけあって、階段を登ると旧市街が良く見える。

この鐘は何に使われたのでしょう。

次に歩いたのはバルタル庭園・・・糸杉の遊歩道に沿って歩くとヘラネリフェの入口に至る。
ため息が出るほど美しい。


糸杉の遊歩道に沿ってベンチが並ぶ。しばし休憩。
アルバイシンを見下ろす展望台がある。

 たぶんツァーで来られた、杖を突いた老婦人が一人で歩いていた。
時々スマホをかざしながら景色を楽しんでいた。
お邪魔かなと思ったけれど、声をかけ、景色と一緒の写真を撮ってあげたらとても喜んで下さった。ちょっといい事をした気分。


ヘラネリフェ。太陽の丘の上にある。昔ここにはいくつもの庭園があったが、」唯一残されたのが最も美しいヘラネリフェだった。
奥に見えるのが貴婦人の塔。



この水の宮殿はネバダ山脈の雪解け水を利用した噴水や水路が至る所に設けられている。

階段脇の水路



小さな噴水

ホテル付近に戻りランチ。
持参した生ハムのサンドイッチとコーヒー。


さていよいよアルハンブラ宮殿の心臓部、ナスル宮殿へ。(1時で予約済み)

ここは写真で
最初に入るのがメスアール宮。行政と四方が行われていた、ナスル宮殿の最も古い部分。

最もアルハンブラらしい色使いのタイル。

コマレス宮、青い池が有名。


ライオンの中庭。このライオン、表情がとぼけている。
少し稚拙だと思ったら、昔の建物から移設したらしくて、納得!!

少し疲れたのでホテルに戻りティータイム。
ヘラネリフェを見ることが出来る絶景の場所。

しぼりたてジュース。

何のお菓子か忘れてしまった。

アルハンブラ宮殿は写真やテレビでよく見るので、行かなくともよいと思っていたが、やはり実物を見るのとでは迫力が違う。
庭園の緑や水の配置が素晴らしく、更に背後に見える景観までも計算して作られた繊細な庭園や、贅沢の限りを尽くして作られた宮殿。
どれもこれも豪華さに目を見張るばかりだった。


ホテル内散策

中庭(今は天井がある)

中庭を囲む2階の回廊。

夕飯は8時半からだそう。おなかすいてるのにな~~
8時半になったので食堂に行くとナント昼間のテラス席に案内された。
注文を取りに来るまで30分待たされ、更に4皿注文したけれど出てくるまでそれぞれ30分かかり、夜風にすっかり凍えてしまった。

前菜   サーモンのテリーヌ

イベリコブタの〇〇ソース和え

子羊チーズのペンネ?


アルハンブラビール。このホテルで泊まるのでビール解禁(私はすぐに酔っぱらってしまうので旅行中は外で飲まないようにしている)

写真は忘れたがナッツのサラダ
どれも美味しかったのだが、正直寒すぎて最後は歯の音が合わなくなった。
デザートとコーヒーはパス。
とにかく風呂で温まり就寝。

9月15日



今回の旅で唯一のホテルで朝食。
前日食べた気がしなかったので美味しかった。

さていよいよバルセロナへ。
この後タクシーでグラナダの飛行場に向かいます。

母と娘のスペイン旅行、少しお休みします。
次回は来週になります。


















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母と娘のスペイン旅行 その3 グラナダ1日目

2024-10-01 18:04:01 | 海外旅行
4日目 9月13日 マドリッドからグラナダへ

 7時25分アトーチャ駅発の電車に乗るので 5時30分の起床。
外は真っ暗。7時前には着きたいのでホテルからタクシー。
フロントの男性が見送ってくれた。

構内も暗くまるで夜汽車。

8時半、やっと日の出。

スペイン新幹線AVE、約3時間半の移動でグラナダ駅へ。

 駅で交通カード10回券を買う。
駅前の路面電車に乗ったら、いつの間にか地下鉄になっていた。
ホテル到着後30分、ホテルを出て旧市街へ20分ほど歩く。目的はカテドラル。

 途中公園があり、三々五々、市民がベンチで休んでいた。木陰が涼しそう。
ここで一休みしたかったが、ベンチは大人気で空くとすぐに誰かが座ってしまう。
 この公園からカテドラルまでは商店街が続く。

商品豊富な八百屋さんあり、


 お洒落なお菓子屋さんや、レストランが並ぶ。
ここはナッツに黒砂糖をまぶしたお菓子の専門店。
店頭で加工している。ひまわりの種の黒砂糖まぶしを買い(4ユーロ)食べたが少し甘くて香ばしくて、カリカリしていて美味しい。 もっと買えばよかった!!

大聖堂前の広場。ここは街の名所。15世紀、イサベル女王がグラナダをイスラム教徒から奪還後、モスク跡に16世紀から18世紀にかけ建設された。


内部は立派な造り。ステンドグラスと黄金に飾られた主祭壇が有名(上手く撮写真が撮れなかった)

お腹空いた~~~。カテドラル前の道路を渡り、レストランがひしめく道へ。

 イスやテーブルを並べたテラス席のお洒落な店が多いが、
殆どがピザやパスタの店。
 違うわねーと小道に入り行列している店があったのでとりあえず並んでみた。スマホの自動翻訳機能を使いメニューを見たが、複雑でよくわからない。
それに高そう。前に並んでいた一人旅らしき若者が席に案内されたが、戻ってきて他の店に行ってしまった。

 私達もこの店はやめた。
隣のバルのお姉さん席があるか聞いたらokといわれた。
中に入ると立錐の余地なく、壁際のスタンド席に座る。
いろいろ説明してくれたがよくわからず。
とりあえず飲み物と軽い料理を頼む。
ハンバーガーと、ポテトサラダとカニのオープンサンド。
温かいものは温かく、とても美味しい。
会計の時にビックリ!!全部で7ユーロ(1120円)ですって!!
エッ!!飲み物代だけなの?お姉さんに本当にこれだけ?と聞いたらそうだと言う。隣の店の一皿22ユーロとは偉い違いね。

 後で調べたらグラナダのバルでは飲み物を頼むと一皿料理が無料なんですって!!そしてバルをハシゴするのが習慣なんですって。
 初めて聞く習慣です。

お腹も落ち着いたのでカテドラルの隣にある王室礼拝堂に入った。
ここはグラナダをイスラム教徒から脱会したイサベル女王の墓所。
中央に大理石の石棺(夫、娘夫婦の4つの石棺)がある。(写真不可。)
王室礼拝堂入口

 バスに乗りアルバイシン地区の高台サン・ニコラス展望台へ。
ここから見る山脈を背にしたアルハンブラ宮殿が有名


広場を通り


美しい屋敷群を通り、



眼下に古い街を見下ろしながらテクテク坂を下る。

 坂を下るとアラブ風の店が並ぶ商店街に出た。
扱っている商品がほぼモロッコの商店街で見たものと同じ。

疲れたわね~。お茶にしましょ。



ミントティーとモロッコでも食べた甘~いお菓子を頼む。
ミントティーが体に沁みる。この日は気温31度、暑かった。

 この後はまたカテドラル周辺に戻り、夕飯を食べる事にした。

娘はどの国に行っても自分が納得したレストランでないと入らない。
 ピザ、パスタも美味しいらしいので入ろうとしたが、どうもローカルな味でないと納得できない様子。

 ではまたバルで食べようということになり、老舗バルに入った。
 私達はほとんど飲まないのでジュースを注文。 
店にとってはロクな客ではないのでしょう。ずっと放っておかれた。
いよいよ料理を注文しようとしたら、8時過ぎでないと料理は無いとの事。
エエ~ッ!!まだ7時半。待てない!!店を変えようとしたらおつまみが出てきた。

オリーブ沢山と、サラミソーセージ。(この時間にもかかわらず、サービス皿が出て驚いた。)
結構おなか一杯になってしまったのでホテルに帰り、持ってきたものを食べてサラッと夕食にした。
 明日は豪華な夕食の予定。

 石の舗道が面白かった。




白黒の玉石で模様をつけているのは珍しい。鳥、花模様、幾何学模様、唐草模様、
何でもある。

この日は18000歩。 だいぶ疲れたけれど明日も忙しい!!
早めに寝なくちゃ!!






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母と娘のスペイン旅行その2 マドリッド2日目

2024-09-28 19:19:44 | 海外旅行
 帰国してからちょうど1週間、その間に大谷の50ホームラン50盗塁、更に記録更新中、ドジャースのリーグ優勝。能登半島の大雨による大災害。熊本もそうでしたが、地震で痛めつけられた後に大雨、災害はなぜ同じ場所に続く例が多いのでしょうか?
やっと気持ちを立て直した頃にまた大災害、お気の毒で仕方ありません。

 そして昨日は首相に石破氏が決定、どんな政治が行われるのでしょうか?
 そして「虎に翼」も終了。主人公に同調したり、描かれる社会現象に一喜一憂したり良質なドラマでした。

 たった1週間でいろいろありました。

🌼🌼🌼🌼🌼 本題に戻り

3日目 9月12日 マドリッド2日目
 
 前日の街歩き、地図で見るとかなり歩いていた。(20000歩)
東京の地獄の酷暑で外歩きがままならず、筋力が落ちていたようで、かなり疲れた。
夜、疲れ果てた頭でコロナ前のような旅はもう無理なのかと思ったが、
一夜明けると少し元気になっていて一安心。

 近所のパン屋でパンを買い朝食。9時過ぎに出発。
地下鉄でセント・ドミンゴへ。10時半予約のプラド美術館へに着く。(下線のクリックでプラド美術館の説明)

プラド美術館の前にある前回泊まったホテル。 ウェスティン・パラセ。(クリックで22年前の旅行を書いたブログへ)
5つ星ホテルで、ロビーが豪華なステンドグラスの円天井だった。
オフシーズンで、旅行会社の好意だったけれど、このクラスのホテルにはもう2度と泊まれないでしょう。

美術館の入口は、22年前と違い、建物の側面に変更になっていた。


予約者は新館の入口へ。30分ほど待ち入場。

 プラド美術館になんと5時間もいてしまった。(今は作品の写真不可)

 昔の様にゴヤやヴェラスケス、グレコやムリーリョ、ルーベンスなど超有名な絵画だけ見るつもりだったけれど、娘が全部見ると言う。
娘にとっては思い出深い美術館なのだろう。
それまで絵画には興味の無かった娘が、ここで初めて超有名な世界の絵画に出会い、目が開かれたようだ。
「最初に出会った美術館がプラドで良かった」と言っていた。
その後世界の名画を見るにつけ、プラドで見た作品との関連を思い出し、絵画への理解を深めていたようだ。
前回の感想もコチラへ。(下線クリック)

娘が気にしていた「裸婦のマハ」と「着衣のマハ」が 揃っており、2枚並べてて見るのは感動的だった。(どちらかを世界の美術展に貸し出すことが多い作品)
 前回じっくりと見ているが、やはり本物を現地で見る感動は2回目と言えども贅沢の極みだった。

それにつけても足はガタガタ、つかれた~~~。 
スイスイ歩いている娘を見ると、若い人との体力差を感じた。

(プラド美術館は日本で予約、大人15ユーロ、65歳以上7.5ユーロ)

今は使われていないプラド美術館の正面玄関。

前の道が遊歩道になっていて気持ちよく散策。



地下鉄に乗る。

 予定では世界遺産に指定されたレティーロ公園や、ティッセン・ボルネミッサ美術館に行くはずだったが 、時間が無くなってしまった。

でもここは行ってみたい。旧市街のプエタ・デ・ソルに行く



1894年創業のチョコテリア「サン・ヒネス」


 チュロスとチョコラーテの専門店。
暖かいチョコに浸して食べるチュロスにずっと憧れていた。
揚げたてのチュロス6本、油っぽくなくて、チョコレートもそれほど甘く無く美味しい。満足~~。
名店なのにお値段が安くてびっくり。チョコとチュロスのセットで7ユーロ。
娘はコーヒー。

マヨール広場(17世紀に完成。ここで王家の儀式、闘牛、種々の祭り、時には処刑などがおこなわれた。)

ここを通り抜け、またサン・ミゲル市場へ。

市場と言う名前がついているけれど、フードコートみたいにいろいろな料理が並ぶ。




私達が食べたのはカニのマヨネーズパンとパエリア(パン5.5ユーロ、紙皿のパエリア15ユーロは少しお高い)2つとも、とても美味しかった。(1ユーロ160円)



 またマヨール広場へ。 下の写真、王家の紋章の下のバルコニーは王家の観覧所だった。

こんな古い水道があった。

ソフィア王妃芸術センターへ。スペイン現代アートの美術館。
5時からは無料なので並んだ。







22年前、美術館を歩いていると唐突にゲルニカの部屋に出た驚きは、今も忘れられない。人もおらず娘と二人で作品の前でずっとたたずんでいた。
けれど今はオーバーツーリズムの影響で人がギッシリ。全体の写真も撮れない。

 余りにもゲルニカの印象が強くて、他にどんな作品があったのか全く覚えていなかったが 、そうそう、こんな作品がありましたね。
ミロ 

ダリ 前回フィゲラスのダリ美術館に行った。

ダリ。海を見つめる女性の静かな雰囲気が好きでこの絵ハガキを前回買い、
額に入れて自宅に飾っていた。

ピカソ「泣く女」

ダリ

ルネ・マグリット フィンランドでマグリットの美術館に行った事がある。
 学生時代この方の展覧会に行きファンになった。

窓から明日朝利用するアトーチャ駅が見えた。

 スペインの日の入りは遅く、午後8時でもまだ明るい。
なのでつい夜更かししてしまい、ホテルに帰るのはいつも9時過ぎ。
早く寝なくては!!
明日はマドリッドを立ちます。

 ところで訪れた事のある都市の中で一番治安の悪かったマドリッド。
22年前は母と娘の東洋からの旅行者という事で侮られ、何度も怪しげな人達に付け回された。
 今は警官も多く、薄汚れた服装に鋭い目つきの人達が減り、安心して観光できるようになった。
 驚くべき変化!!





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母と娘のスペイン旅行 マドリッド1日目

2024-09-27 01:10:23 | 海外旅行
22年ぶりのスペイン。

 前回はブーンと機械音の響く工事現場のサグラダファミリア教会だった。
内部は全く未完成。なので完成したらまた行きたいと思った。

 当時の完成予定は2020年頃、それが2022年になり、コロナでの工事停滞となり2026年完成と延期されてしまった。
 完成したら混雑必須、私も喜寿になり、もう動けないかもしれない。
行くなら今でしょ!(古い!)
 ガウディの世界遺産7つの内まだ4つしか見ていないのですべて見たいと言う野望もある。

1日目・9月11日 22時30分 カタール航空で成田を出発
 ドーハにて乗り換え、飛行時間約19時間、乗り換え時間約4時間
 ため息の出る長さです。

2日目・9月12日 マドリッド1日目
 空港バスを利用しようか考えたが、ここは体力を考え市内までタクシーを利用。

 タクシー乗り場をさがしていたら長い長い列にぶつかった。
前の方まで行って係員に聞いてみるとやはりタクシー待ちの列。
娘と二人「エエ~ッ」と叫んだら、何を思ったかロープを外して列の前の方に
割り込ませてくれた。本当にいいのかとウロウロしていたら、前から3番目に誘導してくれた。ずっと列に並んでいた方達ごめんなさい。

おかげで早くホテルまで行で行くことが出来た。市内まで一律33ユーロ。
スペインのタクシーは使いやすいし安全。この後何回も利用した。

ホテル・ロスコンデス

こざっぱりとした部屋

30分後に外出。
王宮へ向かう



近くの公園でレトロなメリーゴーランドに遭遇。馬が立派。一瞬乗って見ようかと思ったけれど1人15ユーロ(2400円)で3分ほど。止めました。


公園の向かい側に王宮。脇の入口から長蛇の列。
 前に並んだスタイルの良いマルタに住む日本人のお姉さんが、木曜日は5時以降王宮は無料と教えてくれた。65歳以上は5時以降は無料と知っていたが本日は娘も無料?ビックリ。大盤振る舞いですね。5時まであと20分、勿論並んだ。

王宮は1764年にフランスのヴェルサイユ宮殿をまねて作られた。
2700室以上の部屋があり、ヨーロッパ最大の宮殿だそうだ。
 
 娘に「ここの前を歩いて宮殿に入った記憶があるけど中は全く覚えてないのよ」と言うと娘も「私も」という。きっと疲れていたのだろうと言う話になったが、一歩入って気が付いた。私達王宮に入っていない!!
一度入れば絶対に忘れられない、豪華できらびやかな内装だった!!

写真をどうぞ

正面入り口








豪華で繊細なシャンデリア


食堂

廊下

喫煙室


王座

王冠

向かい側にあるアルムデナ大聖堂に入ってみた。

内部

 スペイン王宮の豪華さに圧倒された後は街歩き。
旧市庁舎や
こんな飲食街を歩き

サン・ミゲル市場へ。

ちょっと覗いてみましょう。

美味しそうなものばかり並んでいる。おなかが空いてきた。

でもこの日の夕飯は決めた場所が。

それは地下鉄ソル駅近くの「ムセオ・デ・ハモン」
22年前のホテル滞在時はいつもソル駅を利用していた。
その時偶然見つけたハムの名店。ヨーロッパ一古いそうで何度もこの前を通った!!

 当時は天井から生ハムの塊が何百本も吊り下げられており壮観だった。
一番前でハムを見ていたら、「買わないならどいて」とおばさんに怒られてしまった。
2階はレストランになっていて、行列に並んで食べた記憶がある。
思い出の場所に行ってみたい!!
1階がバルになっているのは知っていたのでここで夕飯を食べてみたい。


店の一部がバルになっているのではなく、1階全部がバルになっていた。
昔の店と違い過ぎるな~。
2階のレストランは量が多すぎるのでバルで食べようと思っていたが、椅子が高すぎて転げ落ちそうなのでテイクアウトにした。


地下鉄で最寄り駅まで戻り、行きに見つけておいたスーパーでお買い物。

この日の夕食
ムセオデハモンで買った生ハム入りパン(6.9ユーロ)、野菜入りパン(1.8ユーロ)サラダ、お味噌汁 美味しいハムパンだった。

今回の旅行では予算の関係で初めてホテルの朝食は無しにした。
それで日本からスープなどを持って行った。
異国で味噌汁とパンはとても良い組み合わせだった。

飛行機の疲れがありぐっすり寝た。




  
   

 
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スペインから帰宅しました!!

2024-09-21 19:16:55 | 海外旅行
昨日の夜帰宅。22年ぶりのスペインでした。

バルセロナ郊外、モンセラート。

バルセロナ チュロスの名店にて。


バルセロナ ピカソや19世紀末の芸術家たちが通った「クワトロガッツ」

 22年ぶりのスペインは治安が格段に良くなっていて驚きました。
外に建つ警官の数も多く、薄暗かった地下鉄構内は見違えるほど明るくなっていました。

10泊11の旅。
機内泊
マドリッド 2泊
グラナダ  2泊
バルセロナ 4泊
機内泊


 写真の見返しもまだ。これから徐々にブログアップしますね。

 今日はザッと片付けをして、一番気になってたテレビ
「新宿野戦病院」の最終回を見ました。
新宿にある、赤ひげ先生たちが活躍する野戦病院的な病院の話が、
コロナにヒントを得た「ルミナ」と闘う本物の野戦病院の話になっていて、
感動し、涙を流しっぱなしでした。
 見栄も体裁も築き上げた立場も捨てて闘う医師や病院関係者の姿に
直前までの日本を思い出しました。
ヨーコ先生カッコいい!! 
 時差ボケでボーッツとなっていた頭がスッキリしました。
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8月の舞台その2 劇団☆新感線 「バサラオ」

2024-09-09 18:23:16 | 芝居

 このメークきつめの二人、誰だと思いますか?



関心ある方は、文字を読まなくたって、生田斗真と中村倫也と即答でしょう。

行ってきました8月15日

娘と2人、時には夫も加えて、事前申し込みに次から次と申し込んだけれど全て抽選が外れてしまった!!

 当代人気者二人の出演。ここまで当選しなかったのは珍しい。

 最後の手段はチケット発売日に「せ~の!」で買うしかない。
明治座のチケット発売日にパソコンの前に陣取り、やっと買えました。

ああ~大変だった!!

8月15日 劇団☆新感線「バサラオ」 明治座にて




しばらく待ったけれど、幟はずっと裏返し。


出演 生田斗真、中村倫也、りょう、古田新太、西野七瀬、粟根まこと 他

 幕府と朝廷、権力争いに揺れる戦乱の世。幕府密偵をやめ、逃亡していたカイリ(中村倫也)は狂い桜の下で女たちを従え、バサラの宴に興じるヒュウガ(生田斗真)に出くわす。
 幕府に同じ敵がいる事を知り、二人は手を結ぶが、ヒュウガの真の目的は美貌を武器に天下を取る事だった・・・・・。(紹介文より)

 舞台一面ピンクの花咲く巨大な狂い桜のセットが美しくも大迫力。
その下で繰り広げられる宴。
そして舞台中央上からスーッと一本のワイヤーで降りてくるヒュウガ(生田斗真)
 ドキッとして目が離せない!!

 この世のものとは思えない派手な美貌に豪華な衣装。
そして恵まれた身体能力の限りを尽くした立ち廻り。

 生田斗真の舞台は新感線で5回見ているが、中でも今回は特に動きが大きく、引込む時に歌舞伎の六法(ろっぽうを取り入れた場面もあり、驚いた。
六方は手足の動きを強調して力強さと荒々しさを強調する。
 これを美しく堂々と演じるには相当な力技が必要。

イヤハヤ、生田斗真の美しさと舞台映えする演技と立ち廻りに酔う世界でした。
 中村倫也も生田斗真より線が細いが、二人のコンビは絶妙。
りょうの舞台姿も大好き。
時間があればもう一度見に行きたい舞台でした。


 明日から11日間旅行に行きます。
しばらくブログはお休みの為コメント欄は閉じます。
またの再会を楽しみにしております!!





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読書 「忘れえぬ子どもたち」「憧れのまほうつかい」ほか

2024-08-31 01:16:54 | 読書
 台風10号は各地、特に九州に甚大な被害をもたらしながら、ノロノロと、勿体つけながら進んでいます。

 明日の午後には熱帯低気圧に変わるそうですが、これからも雨の被害が続き、油断がならないそうです。
 
 今回は詳しい予想のおかげで、新幹線も飛行機も事前に運行中止。交通の混乱は最小限に抑えられている様子。
 台風の規模や進行が予想できる事は、心構えが出来て良い事なのですが、
雨の音を聞きながら息をひそめ、ジッと被害の様子をテレビで見ているのは
無力感が募り、落ち着きません。
 自然の脅威はますます巨大化し、いったいどうなっていくのでしょう。

 この不穏な天気と嫌な気分がいつまで続くのか、酷暑の方がまし…なんて思ってしまいます。
 これ以上の被害が出ない事を祈ります。

🌂 🌂 🌂

お芝居の事を書こうと思いましたが、気分が乗らず、ごく最近読んで、記憶に残った本の事を少し。


年上の友人からハガキを頂き、その中で紹介されていた本。

 市の図書館に無かったので、近隣の市から取り寄せて貰った。
すぐに返却してしまったので詳しくは書けないのですが、
教師と子供たちの温かな交流がいつまでも心に残る本だった。

 国内のハンセン病療養所では最大規模の熊本県・菊池恵楓園内に設置されていた小中学校の分校で、病気の小学生たちと9年間過ごしたある女教師の回想。
退職後10年経ち、この本を書いた。(1997年初版)

 作者の藤本フサコさんは夫を亡くしたため、生活のため教師の仕事に戻った。
紹介されたのがハンセン病療養所にあった小学校。
 まず、驚いたのが、ハンセン病療養所に子供がいた事!
病気の子供もいれば、諸事情で療養所で暮さなければならなかった子供達がいた。
 療養所と言う特殊な制約のある中でも、この本を読む限り、この療養所の子供たちは手厚く大事に育てられていた。
 教師は校舎に入る時は白衣を着て、出る時は必ず消毒をする規則があった。また、子供たちは自由に外に出る事は出来ないという不自由な環境。
 多い時で小学校には4,5人の子供達がいた。

 社会から隔離された特殊な環境の中であっても
幸せであれ、楽しくあれ、という藤本さんの熱意が伝わる。
教室の日々の記録なのだが、子供を見る目の優しさと純真な子供達との交流で、読後も温かい気持ちが残り、読者も幸せな気持ちになる。
 教育って、一人一人の個性にじっくり向き合う事から始まるのだなと改めて思った。

 最後に成長した子供達に会う場面があるが、あの子がこんなに成長してと、読者としても嬉しかった。

良い本を教えて頂いて感謝です。


遠藤周作の本はブログ仲間のtonaさん紹介の本。
狐狸庵先生大活躍。笑って笑って、ジメジメを吹き飛ばした。

さくらももこ「憧れのまほうつかい」は先日清里の「えほんミュージアム」で展示していた、ル・カインと言う絵本作家の関係者を、さくらももこがイギリスまで訪ねて行った話。

 さくらももこは高校2年の時「おどる12人のおひめさま」と言う絵本に出会い、美しい世界に夢中になった。
 いずれは弟子になりたいと思っていたが、頭を冷やし漫画家への道を選んだ。でもいつか会えるチャンスがあるかもしれないと望みは捨てずにいたが、
ル・カインは47歳で亡くなってしまった!!

 さくらももこのエッセイはベストセラーになった「もものかんづめ」以外は読んでいなかったが、たくさん本を出しているのですね。
彼女の好奇心のおもむくままに、憧れの作家の関係者に会いに行くとか、
宝石が好きになって、宝石商と一緒に採掘現場まで行ってしまうとか、(ほかの本)
自由に動き、興味を深堀りしてしまう姿勢がいいなぁと思った。
 「ちびまるこちゃん」以外の彼女の世界が魅力的。
若くして亡くなったのが残念です。

浴衣からこんな上下を作りました。

娘が着ると言うのであげたら、首回りがパカパカゆるい。
直すのに時間がかかってしまいましたが、着てくれるのは嬉しい♬

 大森の銭湯に行った時、娘が湯上りにこの上下を着始めたら、そばにいたおばあちゃんの目が急に輝きだした。
 「浴衣から作ったの?いいわね~~。私もこんな浴衣持っているのよ」
と大喜びしていた。良い事をした気分♬

コメント (6)
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千畳敷カールへ

2024-08-23 01:01:04 | 旅行
 今年は小さな旅を楽しんでます。

 夏に行きたいと思うのは信州しか思い浮かばず、
1泊2日で千畳敷カールに行ってきました。

8月18日
松本駅に10時過ぎに到着。

ここでは久し振りに行きたい所がある。それは松本市美術館!!
何回も来ているけれど、必ず幸せな気分になれる大好きな場所。




これです!!コレコレ! パワーアップできますね。
自分が チューリップのみなぎる生命を受け取っている気がします。


写真の撮れる内部展示はここだけ。

人が水玉に同化してますね。
草間彌生は松本市に生まれた。小さい頃から水玉の幻影が見えていたらしい。
この美術館には無いけれど、子供の頃に描いた母の肖像の顔にも水玉が描かれているのを見たことがある。

 繊細な神経と闘いながらも95歳の今でもどん欲に新作に取り組む姿勢は
すごいなぁの一言。



ゴジラ-1.0の映画監督・山崎貴のオブジェもあった。おもしろ~い。

松本駅でおそばを食べ、岡谷に出てから飯田線で駒ヶ根駅へ。
翌日の朝が早いので、駅前のスーパーで朝食を用意してバスに乗り込む。

駒が池で降車。


立派な建物で、農具や生活用具など展示している。
もとは駒ケ根市役所だったそうだ。
随分辺鄙な所に公共の建物があるのが不思議だった。
昔はこの辺は栄えていたのかな?

 駒ケ根郷土館を見学してから、本日の宿・駒ケ根高原すずらん颯へ。
宗太郎温泉郷といって、お肌つるつるになるお湯だった。

 夕食は撮り忘れたけれど、種類の多い一般的な宿の食事だった。
岩魚が美味しかった。

8月19日 
 6時10分の朝一番のバスに乗る予定が、なんと満員で乗れなかった。
同じく置いてけぼりになってしまった男性二人と我が夫婦の4人でタクシーを依頼し、駒ケ根ロープウェイ駅に向かった。

ロープウェイ駅を降りると思わず声が出た。
木製テラスから、一面に臨む山!!山!! 別世界。

右に見える山が宝剣岳。




ロープウェイ駅の反対側は雲海。 富士山が見えます。さてどれでしょう?


一周40分のコースをゆっくり1時間以上かけて歩きます。

健脚の方達は右手の上の方に登りますが、私達は安全第一♬
もう老人の山歩きなんです。



5、6歳の子たちも沢山遊びに来ていた。
本格的装備の山奥の方へ行く道もあるが、ここは気楽に山歩きが楽しめる場所だ。

1周歩くころに霧が出てきた。

  







よく見ると一面に可愛い高山植物が見つかる。
名前をスマホで調べたけれどすぐに忘れてしまって・・・・駄目ね。

9時ごろに下りのロープウェイに乗った。
臨時だったのだが、乗ったのは私達夫婦のみ。

千畳敷駅は日本で一番高いロープウェイ駅だそうです。

霧が上がってきた。

千畳敷カールは夏は午前中が青空が見えるそうだが、
昼近くなると曇る事が多いらしい。

 私達はいちばん景色の良い時間を歩いた。

美しい景色に身を置き、夢見心地だった。忘れられないわ~。
次回はロープウェイ駅にあるホテル千畳敷に泊り、
朝日と夕日と、満天の星を見てみたいと思った。
















コメント (10)
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