3日目 ブリュッセル市内巡り
この日は土砂降りの雨。
雨なら屋根のある所を見ればよいわねと、ブリュッセル市内を巡る事にした。
でも美術館や、お店はどこも10時から始まる。
私達のホテルは駅の近くで旧市街のど真ん中。どこに行くにも数分で着いてしまう。
ホテルで10時まで待つのは時間がもったいないわ。
10時までどこを観光すればよいのかしら・・・・・・2人でガイドブックとにらめっこ。頭をひねるわね~
朝食をゆっくり食べて・・・・・・ ☆ 私達の泊まったibisホテルはヨーロッパのホテルチェーンの一つ。
朝食はパンが7、8種類、チーズ、ハムも、種類が多く結構おいしい。
チェコでも泊まったことがある。
8時半出発
濡れながら
目指すはセントミッシェル大聖堂・・・・
13世紀から16世紀にかけて作られたゴシック建築の教会です。
すっかり秋の風景 雨を楽しみながら・・・・・5分で着いてしまった
荘厳な内部。 カール5世とその家族に捧げられたステンドグラスが有名だそうだ。
雨の日の朝、こんな寒い所にいるのは私達二人と、日本人の女の子二人連れのみ。
彼女達も 朝行く所が無くてやって来たのでしょう。
あまりにも寒いので、ホテルに帰り、厚い真冬のダウンコートの下にユニクロのライトフリースを着た。
日本の真冬より寒い。
一休みしてから、またグランパレへ
おーっ 華やか 毎日朝、花市が開かれている。
ここの一画の市庁舎の観光案内所で、 美術館と公共交通乗り放題のブラッセルズカードの一日券を買った。
このカードが使えない美術館も多いのだけれど、交通切符を買うのは非常に面倒なので、赤字覚悟で便利さを優先。
市庁舎中庭。
この日は英語ガイドツアーがあったが、行きたい所が多かったので申し込まなかった。
でもこの内部、惹かれます。
次回があるかどうかわからないけど、またベルギーに来たら、絶対に見学するわ。
いつも夜行くガレリアを通って・・・・ 昼間はお茶も飲めるのね
10分歩いて、ベルギー漫画センターへ。
ここはベルギーの漫画の歴史を紹介する所。 よく知らなかったけれど、ベルギーの漫画は有名なのだそうだ。
私は建物の方に興味津々
アールヌーボーの建築家、ヴィクトル・オルタが1906年に設計した、元デパート。 1970年?まで営業していたらしい。
勿論、大幅に改装されているが、曲線や植物文様のアールヌーボーの特徴が随所に見る事ができる。
デパート時代、正面の大階段だった。 当時の華やかさが想像できます。
綺麗ですね~。 ドキドキしてしまうわ。
改装前の写真 紅の豚と一緒。 このアニメ大好き
路面電車に乗って
ルネ・マグリット美術館へ。
世界随一のマグリットコレクションという触れ込みで楽しみにしていた。
意外と大作が少なかったが、印象的な作品がいくつかあった。
画面下では魚が、上に行くにしたがっていつの間にやら鳥になるという、だまし絵的な絵が日本では有名だが、
そんなスタイルになるまでの表現の変遷を見る事ができた。
(ちなみに、魚と鳥の絵はここにはありません)
マグリット美術館のある一画は、王宮や美術館、教会が集まる美しい広場になっている。
↑はセントジャック教会
現代的な色の椅子が見事に似合っているのが不思議。
教会から側から見た広場
王立美術館
非常に楽しみにしていたのだが、案内人も少なく、順路や内部の説明のチラシも見つからず、よくわからなくて
この古典部分しか見ていない。
見逃した有名な作品があるのに、あとから気づいて、悔しかった~~
また次回行く事にしましょう。 次回があればですが・・・・
お腹が空いて、地下のレストランで食事。
娘も私も18ユーロのチキンのワンプレートを頼んだが、調理場で、鳥一羽を二つに切っているのを見て いや~な予感が
ジャーン
グレービーソース?がかかっていてとても美味しいけれど、1/4しか食べられなかった。
娘は頑張って2/3
勿論パンは無理
ヨーロッパでは油断している ととんでもない量の食事が出てくる。
いつもは気を付けてメニューを選ぶのだが、この時は疲れていて、何も考えずに頼んでしまった
傘をさした人たちの行列は何でしょう?
この建物、世界遺産です。
漫画センターも設計した、アールヌーボーの巨匠オルタの自宅。
オルタ美術館として公開している。
土砂降りの雨の中、40分ほど待った。 中は写真不可。
ブリュッセルで最も行きたかった所です 雨なんてへっちゃらよ
後程カタログの写真入れますね。
玄関ドア
この後、近くを散策し、オルタ設計の他の家の外観を見てきた。
時間や、曜日により、内部見学もできるようだったので、これも次回に。・・・・こられるかなぁ
雨が止み、路面電車でホテルへ。
夕食は、有名だけど気楽なお店・シェ・レオンへ
今はムール貝の季節です
一番小さいムール貝のセット。 二人でムール貝一つと、大盛りのサラダ。
隣のご夫婦は一人で一つのお鍋の貝を食べ、更に追加注文していた。
パッ、パッ、と食べてる。早い早い
こうやってつまみます。
この後、娘に付き合って、チョコレート屋めぐり。
美味しいものいっぱいのベルギーです。