旅ブログなかなか進みませんね~
7日の日は夢路さんに誘われて、富士山すそ野ぐるり一周ウォーク第3回に参加しました。
感動的な紅葉に巡り合い、雨だという事も忘れてウキウキと楽しんできました。
20000歩以上歩いたのに全く疲れナシ
夢路さんお誘い有難うございました
この日の様子は夢路さんのブログで、美しい写真と、上手な文章を堪能なさってね。
私はベルギーを頑張ります。
4日目 アントワープへの日帰り旅行
娘に 「ブリュッセルをもっと見たいから、アントワープ行くのやめる?」 と軽く聞いたら、
「ベルギーに来て、アントワープに行かないなんて考えられない」 と怒られた。
そう、あの「フランダースの犬」 の聖地はアントワープ。
娘達は、小さい頃、あの動画に感動した世代なのです
朝8時31分発の電車に乗り約45分でアントワープに到着。
アントワープは北海にそそぐスヘルデ川岸にあり、15世紀にはヨーロッパ屈指の貿易港になったそうだ。
財力に恵まれた時代の 華麗な雰囲気が漂う都市である。
アントワープ中央駅
高い天井の鉄とガラスのドーム。 19世紀から20世紀の初めに建設された。
昔のヨーロッパ映画に出てくるような趣ある駅だが、2006年改装、近代的に改装されている。
今まで見たヨーロッパのどの駅よりも豪華絢爛で、圧倒されてしまった
駅舎に莫大な費用をかけていますが、
この都市の昔の財力の豊富さは、底知れないですね~
↑の写真の時計の下にある市の紋章。 ベルギー語ではアントワーペン。
わかるかしら?
巨大なドームの中は何層にも分かれ、それぞれの階にホームがあり、電車が停車できる。
一番上の階にも電車が停車している。
↑の写真のエスカレーターを上がると、駅全体が見渡せて壮観~
目指すはノートルダム大聖堂。
トラム(路面電車)で近くまで行く。
大聖堂正面
ん?? 黒い箱は????
近寄ってみると……石碑
日本人のための 「フランダースの犬」 の石碑。
この寺院は、ネロとパトラッシュが最期を迎えた大聖堂
(文章・・・・・フランダースの犬 この物語は・・・・・永遠に語り継がれる・・・・寒いし雨で読めないわ!!)
この教会は14世紀に着工、169年もかけ完成された、この地方最大のゴシック建築。
両脇に、赤い垂れ幕を下げ、その前に数多くの絵画が飾られている。
この教会にはルーベンスの四大傑作と言われる
「キリスト磔刑図」 「キリスト降架」 「キリスト復活」 「聖母被昇天」 がある。 (「キリストの復活」 は修復中)
正面に飾られているのが 「聖母被昇天」 絵はピントがずれてしまったけど、優雅で高貴な雰囲気が伝わるかしら?
祭壇向かって左側・・・・・「キリスト磔刑図」
大きい絵です。大迫力!!他の作者の絵がかすんでしまう。
祭壇向かって右側・・・・・・・「キリスト降架」 ネロが最後に見たのはこの絵。
クリスマスの凍てつく夜、たどり着いた教会で、いつもは閉じているカーテンが開き この絵を見る事ができた。
夢がかない、満足そうに永遠の眠りについたネロとパトラッシュ。
「フランダースの犬」が書かれた時代、左側の「キリスト磔刑図」はこの教会にはなかったそうだ。
この場所です
日本人向けにとても詳しい説明が、「キリスト降架」の絵の前の台に置いてある。
説明によると、1980年代、なぜか急に日本人の観光客が増え、皆、ネロとパトラッシュの事を聞くのだが、誰もその物語を知らない。
そのため埋もれていた 「フランダースの犬」の物語がベルギーで急に注目されるようになったそうだ。
日本語の案内を作り、教会の前に石碑を建てた。
日本人向けのサービスが豊富な教会です。
この教会、日本人の観光客がとても多い。というか、観光客は日本人だけだった。
この時も団体が2組、個人が数組いた。
日本人は この物語が大好きなのですね。
天使のお迎えが来て、ネロ達はこの円天井を美しい音楽とともに昇って行ったそうだ (娘の解説)
ちなみにアントワープの郊外に、ホーボーケンというネロ達が住んでいた村が実在する。
以前息子がホーボーケンの駅に降りた時、「お前は日本人か?」と男性に聞かれ、
「日本人だ」と答えると 「ネロとパトラッシュの銅像はあっちだ」 と何も聞かないのに教えてくれたそうだ。
日本人=フランダースの犬が定着しているらしい。
紹介していいものかどうか迷うが・・・・・・・
このステンドグラスが、売店との境にはめ込んであった。
ネロの天使像、抵抗がありますね。 裸でムキムキの体・・・・・
(文・・・パトラッシュはネロのたった一人の友達でした)
近くの広場
華麗な市庁舎。 噴水が有名。
こんな所を、おじいさんとネロとパトラッシュが手押し車をひいて歩いたのですね。
皆様、この写真の雪景色を想像してみて下さい~
想像がどんどん膨らみ・・・・・・
アッ、私もすっかり 「フランダースの犬」 の世界にはまってるわ
アントワープの街は洗練され、おしゃれな雰囲気。
脇道に入って アントワープで有名なワッフルの店デジル・デ・リールに寄った。
上の段のワッフルは外はカリッ、中はフワッ、アイスと生クリームに中身がシューッと溶けてしまうような感じ。
ブリュージュでもワッフルを食べたけど、段違いの美味しさ
下の段のワッフルはお煎餅のようにカリッとしたもの。
やっとベルギー名物の美味しいワッフルに出会い、大満足。
甘いものを食べるとホッとします。
アントワープ中央駅が見えてきた。
駅の正面エントランスホールは 「鉄の大聖堂」 とも呼ばれ、重要文化財になっているそうだ。
早目にブリュッセルに戻った。しばし娘と別行動。
雨のグランパレ。
一人でレース博物館に行ってみたが、古い繊細なレースは5点ほどしかなく、すぐ出てしまった。(ベルギーのレースは有名)
別行動の娘と小便小僧の前で待ち合わせ。
どこかの学生団20人位がこの像の前で大声で歌を歌ったり裸になったり大騒ぎ。ひんしゅくものだった。
小便小僧もこの学生団の制服を無理やり着せられていた。 あんなやつらと一緒にされ、かわいそうに
この後、二人で買い物。
娘はチョコ、私はキプリングのバッグを買った。
夕飯は昨日と同じシェ・レオンへ。
エビコロッケは、エビがたくさん入っていて美味しい。日本の味にちかいわ~。
ムール貝は昨日よりアツアツで、にんにくと香草が効いてとても美味しい。
入り口で客を席に誘導するおじさんが、「昨日も来たね」 と言って、喜んでくれた (言葉はわからないけど雰囲気で)
今夜でブリュッセルともお別れです。
5日目 フィンランドへ
翌日、午前11時40分の飛行機に乗り、フィンランドの首都ヘルシンキへ
今度のホテルは巨大。ホテルに入ってからも歩く歩く。
ワンフロアー99室もあり、私達の部屋はエレベーターから一番遠い部屋だった。
駅に近いホテルだけど、気軽に戻れないわ。 いつもはトイレや、荷物を置きに戻ったりするのだけど。
早速街を散策。 ヘルシンキ駅
ヘルシンキの店と言えばマリメッコ。 この後、いろいろな所にあるマリメッコに何回も行きます。
ドアの取っ手・・・・・子供から高齢者まで、いろいろな世代の人に使える工夫のあるドアの取っ手。なるほど
さすがにデザインの国ですね。
アカデミア書店
1969年に完成。 地上3回地下一階の建物。フィンランドの生んだ超有名な建築家、アアルトの設計。
上手く写真が写せなかったのですが、真ん中が吹き抜けで、上からの覘くと各階の書棚を見渡すことができる。
いつまでも心地よい空間で本を楽しめそうです。
カフェは、 映画 「かもめ食堂」 で、小林聡美と片桐はいりの出会った場所。 お洒落~
フィンランドはベリーが美味しい。
夕食時なのにベリーのタルト食べてしまった。
おかげで夕食は適当でしたよ。