11月23日 池袋芸術劇場にて「ねじまき鳥クロニクル」
村上春樹原作、演出・振付・美術・脚本などは外国の方2人。
脚本・作詞は藤田貴大、音楽は大友良英。 2020年初演
出演 成河(ソンハ)、渡辺大知、門脇麦、大貫勇輔、吹越満、銀粉蝶
今回再演ですが、初演は見てないので非常に楽しみにしていた。
が、成河の女性蔑視の気持ち悪い発言があり、期待感がそがれてしまったのが残念。
それでも門脇麦ちゃんを見る楽しみがあり、そして娘に成河の人格と演技は別と言われ
気持を立て直し、劇場に向かった。
(成河は鎌倉殿の13人に頼朝の兄弟慈円を演じていた。)
東京芸術劇場ロビー
芝居、コンテンポラリーダンス、音楽が融合し、既成のジャンルを超える空間が立ち現れた。
小説と演劇が融合し「ねじまき鳥クロニエル」という新しい芸術がここに生まれた。躍動する村上ワールドがここに。
案内チラシより
ストーリーはほぼ原作通りに進む。
原作を読んでいない方、忘れた方は置いてきぼりとなるが、
難しいことは言わずにその場その場の舞台の新鮮さを楽しむことも出来る。
それでも村上ワールドの摩訶不思議な世界を充分に堪能できる。
妻を取り戻すための闘いを挑む主人公トオルは渡辺大知と成河の二人一役で演る。
壁を通り抜け、もう一つの世界に迷い込んだトオルが成河。
あ~~ここまで書いて感想をどう書いてよいのかわからなくなった。
とにかく見て良かった舞台で、村上ワールドを堪能できました。
門脇麦ちゃんは舞台向きの女優さん。
肉体的にもガッシリしているし、よく通る声が素晴らしい。
純粋無垢にも小悪魔的にも取れる演技で、存在感が圧倒的。
銀粉蝶も吹越満も抽象的な場面が続く中で
経験に裏付けられたリアルな演技が、芝居を引き締めていた。
さて舞台の終了がなんと3時。いつもよりずっと早い。時間がある♪
娘と「これからどうしよう?」
池袋に一番近い二の酉に行く事に決定。
雑司が谷に向かう。
JR大塚駅から都電荒川線(さくらトラム)に乗り換え、雑司が谷へ。
昔から都内散策が大好きなのだが、雑司が谷は未知の世界。
まずは鬼子母神へ
樹齢700年の大銀杏。
昔からあるっ境内の中の駄菓子屋。ここでススキで作られたフクロウミミズクが売られていた。
重要文化財の鬼子母神堂。安産と育児の神様鬼子母神を祀っている。
この後鬼子母神近くの 大鳥神社二の酉へ
下町のお酉さまは威勢が良く賑やか。次々と手締めの音が響く。
また都電に乗り高田の馬場「魚金」でお魚。
「まだ6時前ネ」という事で新宿花園神社二の酉へ向かったが、
コチラは人出が多すぎ、鳥居の前で入場を諦めた。
最後は
久しぶりに高野フルーツパーラーでワッフルや、プリンアラモードなど。
終わり良ければすべて良し!!最高!!
充実の一日でした。。
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