ネットでは真田昌幸の死を悼む「昌幸ロス」現象もあるようですね。
https://www.google.co.jp/search?q=%E7%9C%9F%E7%94%B0%E6%98%8C%E5%B9%B8%E3%83%AD%E3%82%B9&ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=ja&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gws_rd=ssl#hl=ja&q=%E7%9C%9F%E7%94%B0%E6%98%8C%E5%B9%B8
確かにここまでは真田昌幸 (草刈正雄)、 室賀正武 (西村雅彦)、豊臣秀吉 (小日向文代)、などがドラマを盛り立てて居ました。
これまでの真田昌幸役は、丹波哲郎などに代表される権謀術数を用い、策士として描かれる事が多かったように思います。
今回の草刈正雄もそう言う点は勿論あったのですが、ややエキセントリックなところが強調されていて、それと大軍勢を相手にした時の見事な策略のギャップが視聴者に支持されたと私は思っています。
「昌幸ロス」はそれで良いとして、それが俳優としての草刈正雄の再評価・高評価にも繋がっていると言う報道もありましたが、それには私は疑問符が付きますね????。
まず彼は非常に滑舌が悪い、繁信役の堺雅人や三成役の山本耕史と比べると、その差は歴然です。私はここまで1回も欠かさず視聴していますが、何を言っているのか解らない場面が再三ありました。
彼は元来演技派俳優では無く、あの年代としては当時珍しかった 「ハーフ」 で最初はモデルです。
これまでもTV・映画で草刈正雄の代表作と言っても、私は即座に答えられないのです。
強いて挙げれば「真田幸村」を演じた約30年前の「真田太平記」でしょうか?
この時の主人公は幸村の兄、真田信幸 (後に改名して信之) =演じたのは渡瀬恒彦。
今回、草刈の演技が注目を集めたのは、三谷幸喜の脚本とディレクターに依るところが大きいのではないでしょうかね。
決して草刈正雄を貶しているのではありません。この役が俳優草刈正雄の代表作になるのは間違いないでしょう