菅自民党総裁(首相)が自民党総裁選挙に不出馬を表明しました。既に1部のメディアでは菅の不出馬の可能性もあると書かれていましたので、私は余り驚きませんでした。
総裁選出馬予定者と、今後の総裁選までのスケジュールは以下の通りです。
菅首相総裁選不出馬は予兆があった 気になる「ポスト菅」総裁選の構図と衆院選の日程は(大濱崎卓真) - 個人 - Yahoo!ニュース
選挙の当落予想の専門家によると、このまま菅義偉が首相・総裁のまま衆議院選挙に突入すると自民党は70議席くらい減りそうだとの予測があります。地元の横浜市長選挙で自身が推した候補が大敗し、ここからは私の憶測ですが、自民党の三役の交代を口にしながら、次々と断られ、(そりゃそうだわ、幹事長になって衆議院選挙に負けたら幹事長自身も責任を問われる)やっと自分には総理総裁の器ではなかったと気が付いたのでしょうね。
私たちが注意しなければならないのは、次の自民党総裁が決まるまでは、その候補者たちがどんどんメディアの露出が増え、新しい総裁が決まったら、その総裁の期待を込めた紹介が続き、その勢いで総選挙になだれ込み、自民党の負け幅を少しでも少なくすることでしょう。
自民党の負け幅を減らせる候補は、私は「石破茂」だと思います。岸田文雄
は発信力が弱いし安倍晋三の下で政調会長などを歴任し、今日の事態を招いた責任の一端があります。高市早苗は女極右です。河野太郎は親父の洋平ほどの人格者では無いし、信用できない。
但し、次の総選挙の結果如何では、自民党総裁=内閣総理大臣ではないかも知れませんよ。立憲民主党・とりわけ枝野幸男の責任は重くなります。その覚悟はあるかな?