出雲駅伝のエントリーメンバーが東洋大学のHPでも正式に発表されました。
<登録メンバー発表>第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走 | Toyo University
実際に走るのは6名ですが、登録は10名です。注目すべきは10名の内半数の5名が「総合情報学部」在籍と言う事です。
昔は陸上部は殆どが経済学在籍でした。練習拠点の川越から経済学部のある白山キャンパスまでは電車で1時間半も掛る事から、有力高校生ランナーが敬遠していると言う話もありました。(真偽の程は分かりません)今は川越キャンパスに理工学部の他に総合情報学部が出来て、総合情報学部には文系型の入試や文系型のカリキュラムが設置されている事から、陸上部や硬式野球部には「総合情報学部」在籍選手が増えて来ました。
残念ながら陸上専門誌の選手名鑑には、選手の所属学部の記載が無く、誰がどの学部に在籍しているかは、今回の様に大学HP上でしか知り得ません。陸上部には独自のHPが無く、卒業生の善意で運営している「輝け鉄紺!」も選手名鑑や出身校・ベストタイムなどは分かるものの所属学部までは解らないままです。
硬式野球部はHPで学部が判ります。
従来から、東洋大学の指定強化部はほぼ全員同じ学部に入学させる方針を取って来ました。例えば
硬式野球部:経営学部(スポーツ推薦入試合格者以外は法学部の場合あり)
男子陸上部:経済学部
女子陸上部:食環境科学部
男子サッカー部:国際学部
女子サッカー部:食環境科学部
相撲部:法学部
スケート部(アイスホッケー・スピード・フィギャア):社会学部
レスリング部:社会学部
水泳部:バラバラ
(当然、全員ではなく例外はどの運動部にもあります)
通学に時間が掛かれば、練習にはある程度支障をきたすのは当然ですが、川越に練習拠点がある運動部は、これからも総合情報学部に入学する選手が多くなるのではと思っています。
最近では中学・高校の保健体育の教員免許が取得できる、ライフデザイン学部・健康スポーツ学科入学の選手も増えて来ました。東洋大学で保健体育の教員免許が取得出来る学科がある事は余り知られていないように思います。ライフデザイン学部は朝霞市から北区・赤羽台に移転しますので、これから運動部の学生も健康スポーツ学科の学生が増えるかも知れません。相撲部や陸上部にも少数ですが、健康スポーツ学科の学生がいますしね。数年後には学部に昇格するらしいです。