既報の通り、再来年の箱根駅伝は第100回を迎え、関東の大学しか参加出来なかった予選会を全国各地の大学からも参加可能としました。私は第100回記念だから、その年だけの特別措置であろう?と思っていたのですが、そうでもないような雰囲気もあるようです。
箱根駅伝の全国化で得をするのは? 中堅以下の大学は“利権”のために猛反対(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
青山学院大学の原監督は、早くから「箱根駅伝全国化」を唱えていましたし、瀬古利彦日本陸連副会長も恒久的な予選会全国化に賛意を示しています。
シード校や常連校は然程影響は無いかも知れませんが、いつもギリギリで出場して居る下位校はたまったものではありません。放映する日本テレビ側からすると、関西やその他の地方でももっと視聴率が稼げるとすれば、にんやりでありましょう!
私は基本的には反対の立場です。他の地域の学連は箱根に負けないような大会を作る事にもっと積極的になって欲しい。一応名目上は駅伝日本一を決めると言う「全日本大学駅伝」とそれを放送する「TV朝日」系列も面白くないんじゃないかな?
いずれにしても、
⓵箱根出場校の総数が現行を超えない
⓶地域枠などを設けず(例えば関西枠3とか東海枠2とか東北枠1とか…)あくまでも予選会をおこない、その上位校が本戦出場を果たす現行の通りとする。
のなら、しぶしぶながら認めても良いとは思います。
昔、箱根駅伝の本戦出場校は「15」校でした。シード権は9位までで、我が東洋大学は柏原竜二登場までは度々シード権を逃し、予選会からスタートして、たまに本戦出場を逃す時もありました。
いつのまにか出場校が20校に増え、「関東学連選抜」などと言う無意味(敢えて言う!)なチームも出て来ました。持論としては元の「15」校に戻して欲しいと思っています。駅伝新興校が強い外国人留学生を1人チームに加えるだけで、予選を突破するような大会は自らその価値を下げるものです。15校に戻して、それで東洋大学が本戦出場出来なくなっても、文句は言わないよ!
101回以降の予選会を大注目しております。