GWはどこの観光地も景勝地も、景色だけ見るならまだしも、ホテルや売店などは休業でしょうから、一応昨年のお盆も、今年の彼岸も墓参りに行ってない親不孝者なので、故郷の墓には行く予定です。
あとは読書ですね。20年くらい前にまだ街に個人営業の「古本屋」さんが残って居た頃に、3軒くらい古本屋さんを巡り、全巻揃えたコミック「ぼっけもん」を久しぶりに読破しようと思っています。
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鹿児島県から上京し、東京の某私立大学の夜間部に通う1人の「ぼっけもん」(鹿児島で大胆な、向こう見ずな、無鉄砲な、やんちゃな などと言う意味の硬派な人物)が、同じ大学の徳島出身の女性と知り合い、やがて故郷鹿児島で昔の仲間と共にビルの開発などを手掛ける物語です。
https://shuman01.com/bokkemon-iwasigetakasi/
波乱万丈で、正義感の強い主人公失敗を重ねながら、成長して行く物語は感動的でもあります。
どうも、主人公の通う東京の私立大学が、東洋大学がモデルになっているのでは?と私は思っているのです。
主人公は鹿児島の高校では進学クラスではありませんでした。そこで大学の夜間部に入学するのですが、主人公は2部(夜間部)の国文科、彼女(後に結婚する)は2部の社会学科に在籍です。
舞台はは1970年ごろだと思うので、当時2部があり、国文科もあり社会学科もあると言うのは東洋大学しか私は思い浮かばないのです。
又主人公の生き方に影響を与える、知り合いの女性の夫(高校教師)が、度々〝坂口安吾〟の言葉を引用しています。
坂口安吾と言えば、東洋大学卒業生の中では一番知名度がある卒業生です。(2番目は植木等、3番目は柏原竜二=3名とも私の独断!)
もう書店は販売して無いと思うので、ネットなどでは購入出来るかも知れません。
大学を中退して鹿児島に帰ってからの展開は、私は最初に読んだ時は、不覚にも涙を流しました。