東洋大学は、1887年(明治20年)に哲学者・教育学者である井上円了氏によって創立され、今年で創立135年を迎えます。大学は100年を4つに区分し、創立100・125・150年などを盛大に祝う風習があるようで、135周年はそれほど目立ったイベントは無いようですが、それでも大学側は少しは動きがあるようです。
東洋大学創立135周年特別企画 東洋大学発祥之地麟祥院と井上円了を知る ~坐禅を通して自己発見・自分磨きをしよう~ | Toyo University
shorthistory2021.ashx (toyo.ac.jp)(ショートヒストリー東洋大学=ショートと言ってもかなりの長文です。)
創立以来、今日まで決して順風満帆で来られた訳ではありません。「哲学館事件」を始め大学存亡の危機もあったようです。私の在学時代も荒れていました。狭く不味い学食、生協もありませんでした。朝霞校舎もまだ無く、普段はそうでもありませんでしたが、試験期間の人口密度はかなり高かったですね。学内ではいわゆる過激派学生による暴力事件、学長を引っ張り出しての「大衆団交」機動隊学内導入など、結構荒んだ学生生活でした。3年生時と4年生時の期末試験はロックアウトで試験がなく、学生は教員から与えられた課題をレポート提出しました。試験が無くなったお陰で卒業できた学生もかなり居たのではないでしょうか?(私も危なかったです!)
少子化が叫ばれて久しく、今でも私立大学の定員割れは相当数あると聞きます。あと10数年経つと経営が苦しくなる大学がもっと増えるでしょう!東洋大学もそうならないように不断の努力が必要ですね!