遠州古代史考 南北軸神社の方向が西へぶれるわけ
ずっと浜松の神社探訪をしてきました。
大きく言って、神社は神社側から鳥居の方向では、南向きと東向きの2種類に分けられます。
中には例外で西向きもありますが、大枠ではこの二方向です。
東向き、つまり太陽の日の出方向なのだけど、東南あるいは東南東にぶれている場合が多数例、あります。
これは太陽が冬至の時期の日の出方向であり、太陽の復活を願う太陽信仰だと思われます。
ところが、南北方向なのに、つまり天神信仰なのに、神社から鳥居の方向が右へ(西へ)ぶれている神社が数例、ありました。
南北方向は季節では変わりようがないのに、太陽の位置は関係有りません。
ようやく思いついたのは、長く、東から東南にぶれた神社に慣れてきた住民が、
新しい南北方向の天神信仰を受け入れたとき、新しい神社の方向をどうするか、です。
つまり、これまで東西から右に(南に)ぶれた神社を作ってきたのだから、
南北方向の神社をつくるとにも、長年の習慣で、右へ(西へ)ぶれた神社を建設するのではないかという仮説です。
仮説に過ぎませんが、引き続き神社探訪をしながら考えていきたいと思います。
ずっと浜松の神社探訪をしてきました。
大きく言って、神社は神社側から鳥居の方向では、南向きと東向きの2種類に分けられます。
中には例外で西向きもありますが、大枠ではこの二方向です。
東向き、つまり太陽の日の出方向なのだけど、東南あるいは東南東にぶれている場合が多数例、あります。
これは太陽が冬至の時期の日の出方向であり、太陽の復活を願う太陽信仰だと思われます。
ところが、南北方向なのに、つまり天神信仰なのに、神社から鳥居の方向が右へ(西へ)ぶれている神社が数例、ありました。
南北方向は季節では変わりようがないのに、太陽の位置は関係有りません。
ようやく思いついたのは、長く、東から東南にぶれた神社に慣れてきた住民が、
新しい南北方向の天神信仰を受け入れたとき、新しい神社の方向をどうするか、です。
つまり、これまで東西から右に(南に)ぶれた神社を作ってきたのだから、
南北方向の神社をつくるとにも、長年の習慣で、右へ(西へ)ぶれた神社を建設するのではないかという仮説です。
仮説に過ぎませんが、引き続き神社探訪をしながら考えていきたいと思います。