雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 11月15日(月) プレイエルピアノでショパンのコンサートでした

2010年11月16日 05時48分46秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 11月15日(月) プレイエルピアノでショパンのコンサートでした

 楽器博物館のプレイエルピアノ(ショパン当時の古楽器)を使って、アクトシティ音楽工房ホールで、ショパン・コンサートでした。

 N子さんは家に帰るとまにあわないので、バイクで職場からアクトへ。
 ぼくは電車で5時30分過ぎに着いたら、ちょうどN子さんが博物館の玄関に入るところでした。
 
 列に並ばずに、博物館の2階のロビーで椅子に座って、おにぎりを食べながら、友達が来るのを待ちました。
 友達が来たので、いっしょに並びましたが、いつになく長い列でした。

 レクチャーコンサートのレクチャがおもしろかったです。
 つまり、今のピアノは昔の弦楽器としてのピアノとはまったく違う、名称は「フォルテ」にすべき打楽器で、オケと対抗できる強力な楽器になったのです。
 
 第1部の小柄な女性ピアニストの小倉喜久子さんのピアノ演奏とチェロとピアノの共演も、第2部のピアノ五重奏的な「ピアノ協奏曲第2番」も、すごくよかったです。

 第1部をいっしょに聴いた2人に「どれがよかった?」と聴いたら、やっぱりノクターン第20番でした。ぼくもそうですね。

 第1部の最後の「チェロとピアノのための《序奏と華麗なポロネーズ》もうよかったです。チェロも歌っていたし、ピアノのメロデイも最高でした。

 第2部のピアコン第2番は、ピアノ・ヴァイオリン(2人)・ヴィオラ・チェロ・コントラバスです。
 これも、オケ版の渾然たる聞こえ方と違って、一人一人の楽器が明確に聞こえて、うわあ、こういうの、いいなあと感じました。

 終わった後、3人で食事をしながら話をしましたが、すごくよかったけど、ただ一つ、聴衆の床が平面なので、演奏者の指先や表情が、前の人の頭で見えないんですね。
 生の演奏会の魅力が半減ですよね。
 ちゃんとした、客席の傾斜のある、音楽専門ホールをみんなでつくりませんか?

 それと印象的なのは、古楽器の微妙な調整です。
 楽器博物館の館長さんかな、あいさつでお話ししてくれましたが、照明の熱でさえ、音が少しづつ変わってしまうんだそうです。
 現代の金属一体成形のピアノとは違うのだそうです。

 もう一つ、艦長さんが強調していたのは、フランス(かな?)から浜松へ、この楽器が来て、浜松の気候になれて、今が、一番良い音かもしれないということでした。

 楽器博物館は開館15周年だそうです。
 「東京の音楽ファンがうらやむ」古楽器の演奏を生で聴けて、幸せでした。
 
 楽器博物館のみなさま、演奏者のみなさま、ありがとうございました。


 
 

 

 

 

雨宮智彦 本と映像の森 目次 2010年 1~100

2010年11月16日 05時29分24秒 | 本と映像の森
雨宮智彦 本と映像の森 目次 2010年 1~100

 こういう風に目次にしてみると、みごとに、何の脈絡もない「雑学者」というか「乱読」というか…。
 むかし「蘭学」の本を読んでいたら、友達から「君は蘭学者というより乱学者だろ」とメモで指摘されました。
 
 尊敬する松岡正剛さんに習って「本と映像の森1000」をめざしますね。

 N子さま、軍資金をよろしくおねがいします。
 え、「図書館で借りなさい」って?
 自分の読みたい本と図書館の蔵書は、たまに一致するけど、一致しないことが多いです。

 やっぱり実際に、本屋さんを回って、ぼくに読まれたがっている本をみつけると、買ってあげたいですから。
 そうなんです。ぼくが買いたいんじゃなくて、その本が「雨宮さん、ボクを買って」と誘っているんです。
 というより、ボクが買ってあげないと、その本は、売れずに返品されて裁断される「死刑」になりますから、可愛そうでしょ?
 

1/13 1   宮城谷昌光さん著『古城の風景1』新潮文庫
1/13 2  小松左京原作・一色登希彦『日本沈没 1』小学館
1/30 3  清川あさみ絵『銀河鉄道の夜』リトルモア
2/1  4  鎌田東二『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』
2/16 5 テレビ金沢『笑って死ねる病院』ワニブックス
2/19 6 山田芳裕マンガ『へうげもの2』講談社、モーニング
2/20 7 山田芳裕さんマンガ『度胸星1』小学館文庫
2/23 8  田代博さん『今日はなんの日、富士山の日』
2/25 9  鎌田浩毅さん『富士山噴火』ブルーバックス
2/25 10 日野原重明さん『生きかた上手』ユーリーグ
3/7  11 柿田睦夫ほか『宗教のないお葬式』
3/8  12 羽仁五郎さん著「人間の死について」
3/11 13 A・C・クラークさん『2010年宇宙の旅』
3/15 14 小松左京・一色登希彦『日本沈没 2』
3/16 15 日本気象協会『季節と暮らす365日』
3/17 16 養老孟司・宮崎駿『虫眼とアニ眼』
3/19 17 高畑勲『「ホルス」の映像表現』
3/20 18 『日本書紀』のテキスト、文庫本
3/24 19 変わり種でネット「青空文庫」を紹介します
3/24 20 クリストファー『トリポッド 1襲来』早川文庫
3/24 21 水上勉『ブンナよ木からおりてこい』新潮文庫
3/28 22 CD 竹田恵子「宮沢賢治 星めぐりの歌」
3/30 23 柳田邦男『「人生の答」の出し方』新潮文庫
3/31 24 山之内重美『黒い瞳から百万本のバラまで』
4/1  25 山之内重美さんCD「青いプラトーク」17曲
4/3  26 川端裕人さん著『算数宇宙の冒険』
4/7  27 クラークさん他映画『2001年宇宙の旅』
4/8  28 谷川俊太郎さん著『生きる』角川SSC
4/13 29 奥野正男さん著『鉄の古代史3』白水社
4/17 30 マンガ版「風の谷のナウシカ 上」徳間書店
4/24 31 安冨歩・本條『ハラスメントは連鎖する』
4/28 32 松岡正剛さん著『神仏たちの秘密』春秋社
4/30 33 一色まことさん著『ピアノの森1』講談社
5/1  34 『宇宙連詩』メディアパル
5/4  35 新井満『楽しみは 橘曙覧独楽吟の世界』
5/4  36 こうの史代さん『さんさん録 1&2』双葉社
5/8  37 中村啓信さん訳注『古事記』角川ソフィア文庫
5/15 38 中山七里さん『さよならドビュッシー』宝島社
5/17 39 カン吉云さん著『倭の正体』三五館
5/17 40 古田武彦さん『失われた九州王朝』ミネルヴァ
5/19 41 清水眞砂子さん『本の虫ではないのだけれど』
5/21 42 仲道郁代さん『ショパン 鍵盤のミステリー』
5/26 43 一色登希彦『日本沈没3 D計画』小学館
5/26 43 一色登希彦『日本沈没3 D計画』の2
5/31 44 ル=グウィンさん『ゲド戦記1 影との戦い』
6/3  45  ル=グウィンさん『ゲド戦記』と『ナウシカ』
6/5  46 マイケル・クライトン『ジュラシックパーク㊦』
6/6  47 小枩美彦さん『脳死・臓器移植の本当の話』
6/8  48 宮崎吾朗さんアニメ『ゲド戦記』
6/12 49 尾木直樹さん著『「よい子」が人を殺す』
6/15 50 アニメ「のだめカンタービレ1」を観た衝撃
6/22 51 小松左京さん『闇の中の子供』新潮文庫
6/24 52 松岡正剛さん『白川静 漢字の世界観』
6/26 53 ル=グウイン「ダークローズとダイヤモンド」
6/28 54 原恵一さんアニメ映画「河童のクゥと夏休み」
6/28 55 ゆうきまさみさん『鉄腕バーディー 1』
7/2  56 眞淳平『人類が生まれるための12の偶然』
7/6  57 萩尾望都さん『百億の昼と千億の夜②』
7/8  58 白土三平さん『真田剣流 壱・弐』小学館文庫
7/8  59 萩尾望都さん『3月ウサギが集団で』小学館
7/12 60 雁屋哲・花咲アキラ『美味しんぼ 豆腐』
7/13 61 宮沢賢治さんの詩「春と修羅」
7/19 62 萩尾望都さん『11人いる!』小学館文庫
7/23 63 ル=グウィン『ゲド戦記3さいはての島へ』
7/26 64 旭爪あかねさん著『稲の旋律』
8/1  65 シェッツィング『深海のYRRイール 上』
8/5  66 原田実さん『幻想の古代王朝』批評社
8/7  67 高沢皓司さん『宿命』新潮文庫
8/8  68 安彦良和さん『機動戦士ガンダム 1』
8/10 69 安彦良和さん『機動戦士ガンダム 2~9』
8/11 70 吉本哲郎さん著『地元学をはじめよう』
8/16 71 梅原猛さん『葬られた王朝』新潮社
8/20 72 山口智子さん『名も知らぬ遠き島より』筑摩
8/28 73 北森鴻さん『緋友禅~旗師冬狐堂~』文春
8/28 74 古田武彦さん『盗まれた神話』ミネルヴァ書房
9/1  75 一色登希彦さん『日本沈没 4』小学館
9/4  76 村上龍さん『無趣味のすすめ』幻冬舎
9/9  77 金子一也『チャイコフスキー・コンクール神話の終焉』早稲田出版
9/10 78 手塚治虫さん『メトロポリス』角川文庫
9/11 79 小松左京さん『宇宙漂流』ポプラ文庫
9/14 80 米田憲司さん『御巣鷹の謎を追う』宝島社
9/15 81 青山透子さん『天空の星たちへ』マガジンランド
9/17 82 『めぞん一刻』の管理人・音無響子さん
9/18 83 木野玉枝さん『久留米木に小さな学校が…』
9/22 84 1千円で星空がわかる『天文年鑑』
9/24 85 9月27日からNHK教育「4日で資本論」
9/24 86 ル=グウィン『ゲド戦記6アースシーの風』
9/29 87 水谷慶一さん『知られざる古代』NHK
10/1 88 F・ホイルさん「10月1日では遅すぎる」
10/4 89 室伏志畔『白村江の戦いと大東亜戦争』
10/4 90 浜松文芸館さん『風紋のアンソロジー』
10/9 91 うえやまとちさん著『クッキングパパの週末レシピ201』
10/11 92 永井豪さん『デビルマン 1』講談社漫画文庫
10/18 93 安部公房さん「第四間氷期」(『全集9巻』所載)
10/23 94 連載コミック『宇宙兄弟』より「死ぬまで生きるんだ」
10/27 95 浜松文芸館編集『浜松市民文芸 55号』浜松市発行
10/30 96 小松左京さん『継ぐのは誰か?』ハヤカワ文庫JA
11/6  97 日渡早紀さん『ぼくの地球を守って 1』<花とゆめコミックス>、白泉社
11/6  98 日渡早紀さん『ぼくの地球を守って 1』の2
11/9  99 吉野裕子さん『蛇 ー日本の蛇信仰ー』講談社学術文庫
11/11 100 一色まことさん連載「ピアノの森」で雨宮修平、よみがえる